HR/HM温故知故
かつて一世を風靡したHR/HMについて、私の個人的な思いいれ、独自な見方、ニッチな情報、そして映像を提示していきます
全米プラチナムのMEGADETHの『SO FAR,SO GOOD…SO WHAT!』はこんなにいい!
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昨年のLOUD PARKにおいて、同時代に出発してともにスラッシュメタルビッグ4の1バンドとしてメタルシーンを牽引してきたSLAYERとともにヘッドライナーを務め、その実力を大いに発揮してくれたMEGADETH

そのフェスティバル参戦前に、私がこのバンドの最高傑作と位置付けるPEACE SELLS…BUT WHO’S BUYING?』の完全再現をしてくれることを願っていたがそれはかなわなかった。

そのPEACE SELLS…BUT WHO’S BUYING?』の良さについては以下のページに書いたので参照されたい!

http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-253.html


しかし、そのアルバムに次ぐ最高傑作と私が信ずるアルバムを今回は紹介したいと思う。

SO FAR,SO GOOD…SO GOOD!』である。

このアルバムは、88年に発表された。

その前年にスラッシュメタルが勢いを増す流れが出来上がっていたのを体現したのがMETALLICAでありMEGADETHであった。

METALLICAは、サードアルバムMASTER OF PUPPETSを全米で19位にまで上昇させ、イギリスドイツと両方のMONSTERS OF ROCKに参加し、いずれもサードビルを務めた。

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  METALLICA 86


そしてMEGADETHは、PEACE SELLS…BUT WHO’S BUYING?』全米76位にまで上昇させ、のちにプラチナディスクを獲得した。

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PEACE SELLS…BUT WHO’S BUYING?』

その勢いを継続させた傑作がこのSO FAR,SO GOOD…SO GOOD!』である。

この作品は88年に発表された。

MEGADETHにとって3作目であり、デビュー当時「スラッシュメタルバンド」と銘されたその音楽性を垣間見ることができる。

私はそのスラッシュという音楽性を飛び越えたり、違う音楽的な要素を取り入れたりすることは、そのバンドの良さが失われたり、楽曲の低下をおこさなかったら別にいいと思うのだ。

このバンドは後年になって、そういう試みをしたが、それがうまくいっていない場合が多々あったと感じるのだ。

だからその試みが失敗になったアルバムについては、佳曲だけをピックアップして聴くにとどめるのだ。

アルバム全部を通して聴くことはしない。

gripmegades


しかし、スラッシュの要素をふんだんに維持し、楽曲センスをさらに昇華させた傑作としてこのアルバムは評価したいのだ。

アルバム全部を通して聴く魅力にあふれているのも確かだ。

スラッシュメタルには珍しい突き抜けるような透明感のあるギター音とアコースティックギターの掛け合いで始まり,前作収録の“Wake Up Dead”のようなスリリングで刻み込むようなリフを生かしたインスト曲である“Into The Lungs Of Hell”からこのアルバムは始まり、次の“Set The World A Fire”につながる。

終末戦争の舞台をほうふつとさせるようなこの曲の雰囲気がたまらない!


●“Set The World A Fire
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=M2Iyq_YhXMM


この曲のように、短くて速いリフを刻み込む場面の多い当時のこのバンドのアティチュードは大好きだ!

その姿勢が、聴き手を興奮させるのだ。

この曲を聴いているとどうしてもライヴで体感したくなるのである。

コンサート会場にいってヘドバンをかましたり、拳を突き上げている自分や周りの人間を想像してしまう。


megadetsu


この曲でもMEGADETH特有のギターリフが活躍している。

中間でミドルテンポでも、必ず速い展開にしていくのがわかる。

その場面が、非常に気持ちよくすらもある。

それだけでなく、畳みかける高音のギターソロの音色がまた快感である。

こういう興奮する曲展開がのちのMEGADETHには足りなくなっていくのが感じれたのは私だけであろうか?



●“Anarchy In The UK
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=2lxT_KtMsfo


このアルバムを知ったころは、この曲がSEX PISTOLSのカバーだということは知らなかった。

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   SEX PISTOLS


しかし、この曲は非常に勢いのある曲であり、聴いて一発で好きになってしまう魅力のある曲ではないだろうか?

Anarchy!」と叫ぶサビがカッコいいので非常に印象に残る。

そして、 'Cause I~」と歌う箇所も本家の曲でも、MOTLEY CRUEのカバーでもキーを上げて歌われているが、MEGADETHは中音域に伸ばしている。

そのほうが、この曲には合っていると思うがどうだろうか?

そうMOTLEY CRUEもこの曲をカバーしたのである。

mokkekoily
  MOTLEY CRUE

91年発表のベストアルバムDECADE OF DECADANCEにその曲は収録されている。

聴きたい人は以下のページを覗いてもらいたいものである。

MOTLEY CRUEDECADE OF DECADANCE
http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-166.html


ギターリフのみならずドラムのリフも格段に多かったこのころのMEGADETHSEX PISTOLSの曲のパンクのアティチュードが一致していたので、違和感なく聴けたし、いや私からすれば本家以上の出来と正直に思う。

本家以上のカバーって正直ないのが普通である。

でもこのカバーは本家以上である!

次は“Mary Jane”である。

哀愁漂うミドルテンポの中に、このバンド特有のドラムリフやギターメロがふんだんに盛られている。

そう考えると、前作のPEACE SELLS…BUT WHO’S BUYING?』の延長線上にある。

前作の踏襲である。

変化がない…人間は何かしらケチをつけなくては気が済まないもので(笑)、こういう批判があったかどうかわからないが、下手に音楽性のチェンジをして、楽曲の質の低下をしてくれるくらいなら、前作の踏襲をしてくれたほうが断然にいい。

mgasi


単なる踏襲ではなく、質的な向上はこの曲でも次の“502”でも見れる。

速い曲展開になっても乱れずに、ギターソロを展開しているその腕には見張るものがある。

この曲は前作収録の“Peace Sells…But Who’s Buying?”に雰囲気や土台がそっくりだ。

次の“In My Darkest Hour”はこのアルバムはもちろんこのバンドを代表する曲である。

戦場から帰還して夕焼けを目の当たりにしている戦士のような気分になるのである。

センチメンタルでありドラマティックな気分にさせてくれる曲である。

ミドルテンポだが、デイヴムステインの咆哮やエモーションが直に伝わり、その感情に圧倒されてつい聴き入ってしまい、いつしか速いテンポに切替わり、また魂が興奮のるつぼに投げ出される。


●“Liar
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=qT8Rv6dFG5E


次の“Liar”は始まりのギターが雑だが、その雑さがまた興奮させてくれる材料になる。

それがまたスラッシュメタルの魅力でもある。

サビのLiar! Liar! Liar!というところもまた雑で素晴らしい!(笑)

閃光を放つようなメロを擁したこの曲のソロもまた聴きごたえ充分である!

deiv


次の“Hook In Mouth”MEGADETHならではの魅力である。

ヘヴィメタル風にアレンジしたお経のような歌メロで始まり、またヘヴィなリフで曲展開が速めになる。

その際の咆哮が先の“Liar”以上に感情的だ。

こういったデイヴの作曲能力と声とギターテクとパーソナリティが聴き手を鷲掴みにした楽曲が多く収められた作品であると思ってもらえればいいと思う。

8曲と収録曲は少ないが満足は充分にいけるアルバムであると思う。

このアルバム発表後DIOの北アメリカツアーの前座をつとめその人気を完全に食ったといわれる。

dionouth


そして88年の夏にはイギリスのMONSTERS OF ROCK3番目に参戦し、その雄姿を見せつけた。

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その際のMEGADETHの直前はGUNS N’ ROSESである。

GUNS N’ ROSESのデビュー後の参戦であったが、そのアルバムは、のちにアメリカだけで1800万枚も売った。

appetite


それだけでもうどこの国のフェスティバルでもヘッドライナーになれる偉業である。

もうGUNS N’ ROSESがヘッドライナー以下になることはないことは確かだ。

そんなすごいバンドが2番目で登場した時のライヴ映像はぜひとも観たいがそれは叶うことなのだろうか?

あのBON JOVIが、2番目に登場にしたSUPER ROCKの映像は私は主有しているが…。

当時のMEGADETHGUNS N’ ROSESよりもビッグだったのだ!(笑)


●このSO FAR,SO GOOD…SO GOOD!』は以下よりどうぞ!
    ↓



So Far So Good So What

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ソー・ファー・ソー・グッド...ソー・ホワット!

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彼らのベストアルバムはコレ!
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Anthology: Set the World Afire

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3大スピードメタル傑作アルバムの1つ=MEGADETHの『PEACE SELLS…BUT WHO'S BUYING』
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 今年でLOUD PARK10周年を迎えるにあたる。

 そして今年も2デイズでの開催になった。

 
その注目すべきヘッドライナーは10年前と同じくSLAYERMEGADETHに決まった。

loupar
 

私としては、あまりに当然すぎるヘッドライナーで面食らったというのが正直なところである。

もっと意外性のある方が、興味深く感じるのである。

 しかし、何はともあれMEGADETHが再びヘッドライナーに据えられたことに関してはお祝いの思いを捧げたい。

そのLOUD PARKのチケットはコチラからどうぞ!
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しかし、SLAYERMEGADETHの両者の歴史を俯瞰すると面白い。

この2者に関しては90年くらいから注目していた。

もっとも注目し始めたのは、やはりCRASH OF TITANであろう。

titan
 

これはスラッシュメタルバンドを数バンドドッキングさせてツアーする催しものであったが、ここではほとんどがMEGADETHがヘッドライナーを務めていた。

それのみか、 OZZFESTBLACK SABBATHをヘッドライナーにした98年NEW YEARS EVILにおいてもMEGADETHが順位は後であった。


newyears


 やはりそれはレコードのセールスに起因していた。

 SLAYERの出世作である86年REIGN IN BLOODから4作連続で、全米ゴールドディスクを獲得してきたが、MEGADETH86年PEACE SELLS…BUT WHO’S BUYINGから3作連続でプラチナムを獲得し、92年COUNTDOWN TO EXTINCTIONにいたってはダブルプラチナムを獲得するのである。

要するに倍以上売り上げが違うのである。

そうなれば当然出演順位もMEGADETHのほうが後になるのであろう。

 しかし、2010年以降は全く順位が逆になってしまっている。

 この年にブルガリアのソフィアでおこなわれたANTHRAX、MEGADETH、SLAYER、METALLICAという「スラッシュメタル4天王」によるギグでも、MEGADETHが先であった。

レコード枚数で劣り出したからか?

そんなことはない。

今やインターネットで、新曲もその映像もすぐにみれる時代になってしまったがために、どのバンドもゴールドディスクを獲得することが出来なくなってしまっている。

 SLAYERにしろMEGADETHも例外ではない。

 最新作も全然レコードセールを挙げていない。

 しかし、時代はSLAYERに味方した。

satugaisha
     SLAYER 

なぜそうなってしまったか?

やはり、2002年のMEGADETHの解散にあるのかもしれない。

 一時解散してしまうと、かつての人気を取り戻すことが難しくなってしまうのだ。

しかしSLAYERは活動を継続していた。

そのアティチュードの違いが、やはり地位的なものを決定する要因になってしまうのだ。

 しかし、そういった地位的なものが音楽のすべてではない。

そこは虚心坦懐にLOUD PARKに臨もうと思う。

しかし、私にとって今回のLOUD PARKMEGADETHの勇姿を見るのは初めてなのである。

 事は92年にさかのぼる。

この時、最新アルバムが全米初登場2位を記録して、ここ日本でも人気が急上昇し、東京公演は何と日本武道に決定したが、デイヴムステインの薬物乱用が原因で彼は体調の崩してしまい、公演が取りやめになってしまったのである。

megadetsu


その前作のRUST IN PEACEの出来が良かったので、そのことも手伝って来日を楽しみにしていたのに…非常に落胆にくれていたのである。

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 次の来日公演では、日本武道館公演は含まれてはおらず、以来中級ホールでの来日公演がメインになってしまい、それ以来、日本武道館で公演することなくこんにちにいたるのである。

 デイヴがきちんと健康管理をしていたら、と悔やまれて仕方ない。

 だが不思議なことであるが、私はこの92年COUNTDOWN TO EXTINCTIONを買って聴いていなかったのである。

それもつい最近まで…。

自分でも不思議であるが買わずにいた。

 いつか買おうとは思っていたが、他に欲しいCD等があると、それを優先してしまい、いつしかこのアルバムを買うことを忘れてしまっていた。

しかし最近になって、DVDの廉価化が進み、このCOUNTDOWN TO EXTINCTIONの完全再現ライヴのDVDを買って観た。

hametuheno


しかし、COUNTDOWN TO EXTINCTIONのCDを買わなくてよかった、という思いが募ってきたのである。 やはり、このCDからシングルカットされた曲はそれなりにいい出来であるが、いかんせんヘヴィさが足りないし、メロディにも惹きつける品位が少ないと思わざるを得ない。

どうしてこの作品がMEGADETH史上最も売れたものかがわからないのである。

 一番売れた、そしてここ日本でもこのアルバムが出た年のBURRN!』の人気投票でもチャンピオンになった。

でも、それだからと言って自分にももっとも気に入るモノになるかどうかは話が別なのである。

 やはり作品を選ぶときは、「自分が心底楽しめるかどうか」に力点を置くべきなのである。

しかし、その『COUNTDOWN TO EXTINCTION』に比べ、売り上げ枚数では劣っていても、自分が心から魂を揺さぶられるのがあるとすれば、これから紹介する86年作品のPEACE SELLS…BUT WHO’S BUYINGであると断言できる!

pisuseruzu
 

以下その作品について観てきたい。

 ●”Wake Up Dead
  ↓



 https://youtu.be/4kSvN1dQjxc

 この曲を聴かずして、MEGADETHを語るなと言いたくなるほどの素晴らしいスラッシュソングである。

スピード、攻撃性、狂気性すべてが包含されている。

この曲を聴くとどんな憂鬱な時でも、それが一気に解き放たれる気がする。

心躍るのである。
 

スラッシュはもちろんメタルをするバンドはこういう曲をしてほしいのである。

とくにこの刻み込みを耳にすると、快感になるのである。

 この曲がなかったらこのバンドのファンにはならなかっただろう。

 そんな名曲である。

 ●”Peace Sells…But Who’s Buying”  
   ↓


https://youtu.be/5qmCuwDYidw
 

メタルの怏々たる息吹をこのアルバム全体を聴くと感じるのである。

 90年代半ば以降のこのバンドは、何故かハードロック化してしまったアルバムがいくつか散見され、その際にはちょっと残念な気になったのである。

 しかし、ことこのアルバムに関してはヘヴィメタルバンドとしての風格を随所にみることが出来る。

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この曲も例外ではない。

スピーディに曲展開が変わると、曲風がハチャメチャになり混沌とした感じになり雑になるバンドも珍しくないが、このバンドは秩序を曲内で保っている。

 それのみか、耳を惹くメロも備えているのでどうしても何回も聴きたくなる。

 そういった魅力があるからこそ、ハードロック全盛の時代においてもこのバンドはプラチナを獲得できたのだと思う。 この曲も、このバンドのライヴでは欠かせない曲である。

 ●”Devil’s Island”
    ↓


https://youtu.be/uXZmK5o0xMM

 ヘヴィメタルバンド、スラッシュメタルバンドでありながら、秩序乱れることなく整然と曲を展開できるところがこのバンドの魅力だと思う。

 こんな速い曲でも、ハードロックファンをも虜にしてしまうメロも兼ね備えている。

 曲展開の妙も見事である。


一切ダーティな印象を聴き手に与えないのである。

 このアルバムレコードを20年以上も前に購入したが、いまだ手放す気にはなれないのである。

 ●”The Conjuring
  ↓
 

https://youtu.be/hqKdiuXWjfw 

deiv


 女性を惹きつけるルックスもこのバンドの魅力の1つであろう。

 これは92年の映像であるが、今もデイヴムステインは50を超えたにも関わらず、綺麗な金髪を維持している。
出だしのキターテクもいいし、激しく展開する時は徹底的に激しく一切妥協がない。

 こういうところが初期のこのバンドのいいところだった。

 しかし、90年代半ばからはその徹底さが中途半端になってしまったのである。

 メタルが全盛の時は何故かどのバンドもいい曲が出来る。

しかし、そのブームが去ると何故かどのバンドも、メジャーなバンドもいい曲いいアルバムが出来なくなる…実に不思議な現象である。

 演奏自体に息吹が感じれなくなるのである。

 その他、静寂な雰囲気から激しく曲展開し、幾重にも曲風が変化する”Good Morning”

ギターの掛け合いがコラージュのような色彩を醸し出すBad Omen

初期METALLICAの叙情性を取り入れたような”My Last Words”など佳曲揃いである。

この”My Last Words”は、イングヴェイマルムスティーンの伝説的となった曲である”Rising Force”のソロはこの曲のソロをパクったとしか思えないソロそのものである。

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 ”Rising Force”のほうが断然有名なので、そんなことを考える人もいないと思うが、このアルバムは、その”Rising Force”より2年前に出されているので、オリジナル性ではこちらのほうが上であろう。

 いずれも速さやヘヴィさが徹底的で一切妥協がないのである。

 それでいて良好なメロが満載されている。

 このアルバム全体をみてわかるのは、速くて快感になる曲が多いということである。

 そういうアルバムはヘヴィメタルバンドとしての強みになるし、ウケがいいことは間違いないし、そういうところが好きで私もこうやって紹介している。

スピードメタルのアルバムで傑作なものを3つ挙げろと言われれば、私はJUDAS PRIESTPAINKILLERSLAYERREIGN IN BLOODそしてこのMEGADETHPEACE SELLS…BUT WHO’S BUYINGを挙げるだろう。

 これまで、MEGADETHは『RUST IN PEACE』『COUNTDOWN TO EXTINCTION』の2つのアルバムをライヴで完全再現し、いずれもライヴDVDとしてだしているが、私はこのPEACE SELLS…BUT WHO’S BUYINGこそ、きたるLOUD PARKでしてほしいと思っているのである。

 蛇足になるが、私がこのバンドを知り始めた時は、時あたかもハードロック全盛の時代で、ヘヴィメタルバンドは、プラチナはもちろんゴールドを挙げれたバンドは皆無に等しかった。

その当時活躍していたRATTもプラチナやゴールドを獲得していたが、これまでの彼らの全世界でのアルバム総セールスは3000万枚である。


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 しかし、MEGADETHは実に4800万枚である!

mgasi
 

こういう事態も当時は、全く想定すらしていなかったことである。

 91年METALLICAMETALLICAが全世界的なヒットになり、皆の関心がハードロックからヘヴィメタルに切り替わったからである。

 その恩恵をMEGADETHも、受けたことになる。

 そのMETALLICAにこのバンドのリーダーであるデイヴムステインは属していたのであるが…。

 このアルバムは全米で76位にまで上昇し、見事プラチナムを獲得することになる。


 ●このアルバムはコチラから!
  ↓
 
Peace Sells But Who's Buying

joseikami



国内盤
 
ピース・セルズ...バット・フーズ・バイイング?

 彼らのベストアルバム!
 
Greatest Hits


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 ●関連記事

MEGADETHRUST IN PEACE完全再現!
 ⇒ http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-92.html  

 JUDAS PRIESTPAINKILLER
http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-250.html  

SLAYERREIGN IN BLOOD
http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-47.html


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【邦楽コーナー】

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藤重政孝さん90年代の中盤に歌手としてデビューし、90年代の終盤には音楽活動を中止し、それからは俳優になりましたね。

 それからは、目立った音楽活動をすることはなく、こうやってアニメの主題歌を歌ったりしていますね。

  もっともこれはゲームソフトのOPテーマですが…

  私としてはもっと音楽活動を頻繁にしてもらいたかったのが残念でした。



 しかし、この歌を聴いてみると、歌のうまさもさることながら、やはり歌詞からにじみ出る前向きさ、真摯さには心が毎度のことながら打たれます。

  こういった逆境に負けない主人公の歌は、やはり藤重さんのように、真摯で、前向きな人間に歌ってもらうと、感情移入が容易になり、やはり感動しますね!

  いつも人生をなあなあと生きている人間が歌ってもミスマッチになり、感動できないでしょう。

  この曲とカップリングしている2曲目の「楓」というバラード曲も相当に良い曲です!

 ~色もなく流れてく無表情な言葉 強がりの向こう岸に見えていた「サヨウナラ」 終らない夢をみてた 君がくれたぬくもりに包まれて 例えそれが嘘でもよかった 傷つくならそれでもよかった…~

  しかし、ここから藤重さんの心優しさがにじみ出ていると感じますね。

 別れてしまった女性を最大限大事にいつまでもみまもる優しさ…感動しちゃいますね。

 ここにも藤重さんの魅力の一端がみれるような気がします。

 ●藤重政孝さんの、こんな最高のカップリングのCDはコチラ!
   ↓


Shine~降りそそぐ風のように~ ユア・メモリーズオフ~Girl's Style~OP主題歌
(祝)SLAYERの『LOUD PARK』3度目のヘッドライナー参戦!!


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 ついにSLAYERがこの11月の27日に、 LOUD PARKにヘッドライナーとして参戦する。 

 LOUD PARKにヘッドライナーとして参戦するのは、06年と09年と今回で計3回目となる。

ファイル
     『LOUD PARK 06』

●その告知のホムペが以下!
  ↓
http://www.loudpark.com/12/


LOUD PARKのチケットを購入のかたは以下からどうぞ。
  ↓
チケットぴあ 



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         SLAYER

 『LOUD PARK』はもちろん、日本のフェスで3回もヘッドライナーとして参戦するのは、SLAYERが初めてである。 

 BON JOVIが『FINAL COUNTDOWN』で2回、METALLICAが『FINAL COUNTDOWN』で1回と『SUMMER SONIC』で1回という例はあり、たとえ会場規模が違えど3回もの多きにわたってヘッドライナーをつとめるのは偉業であると言えよう。

 それもひとえに、昨今のラウドブームに支えられているという面もあろう。

 その先端を走るバンドの例として、日本以外の世界中の数々のメタルフェスティバルでSLAYERはヘッドライナーやセカンドビルをつとめてきた。

 イタリアのGODS OF METALしかり、ドイツのROCK AM RINGしかり、アメリカでのUNHOLY ALLIANCEしかりである。

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 その快進撃の先端を走る先駆けになったアルバムは間違いなく94年DIVINE INTERVENTIONであろう。

 このアルバムは、前年の北欧メタルブームがようやく終わろうとしている時に発表された。

 そのブームは、非常に忌まわしい思い出として私のなかでは憶えている。

 非英語圏のバンドがいろいろデビューするが、どれも日常語を介さない言語で歌っているためにどれもがハートを感じることが出来ず、CDをかけても感動することが出来ず、むなしい時間が過ぎていったのをおぼえている。

 当然、他のバンドが良好なアルバムを出していればこんなブームは起きなかっただろうが、何故か80年代に活躍したバンドのどれもが、良いアルバムを出せていなかった時期だったのだ。 

 それゆえに、ハードロック/へヴィメタルの不況期などと言われたものであった。

 しかし、そんな不況期を吹き飛ばすかのように、このSLAYERDIVINE INTERVENTION全米チャートで初登場8位を記録することになる。

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DIVINE INTERVENTION

 この頃の彼らの偉業を伝える事実としてこの年のブラジルでおこなわれ、KISSがヘッドライナーで、その他BLACK SABBATH、SUICIDAL TENDENSIES、VIPER、ANGRAが参戦したMONSTERS OF ROCKセカンドビルに抜擢されたことがあげられよう。

フィリップ0001..
MONSTERS OF ROCK 94(brazil)』

 これで、 

 「ハードロック/へヴィメタルの不況期を脱する先駆けになる!」 

 と誰もが思ったに違いないが、その言葉の半分は間違っていた。 

 へヴィメタルの不況期を脱する先駆けになるアルバムではあったが、ハードロックにはそんな影響を及ぼしはしなかった。

 何故か?

 人はアクの強いものにハマるからだ。

 人間は、1度アクの強いものにハマると、そのアクよりも薄いものにはいかなくなる性質をもっているのだ。

スレイヤー 
 確かに、ハードロックのバンドでこの94年以降に売れたバンドはあるが、世間的に見て誰もが認めれるくらいに売れたのはAEROSMITH、BON JOVI、SCORPIONS、MOTLEY CRUEといったそれまでに1500万枚以上ものアルバムを売ってきたバンドくらいのもので、

それ以下の売り上げしかいってないバンドはそれほどの成功を収めれてはいないし現在もそうである。  
  
 

そのかわり、へヴィでラウドなバンドがこの年以降に跳梁跋扈することになる。  

 



 そんな時代の先駆けとなったのは、間違いなくMETALLICAMETALLICAアルバムにほかならない。

メタリカ 
        METALLICA

 この全世界で2000万枚を売ったアルバムが、それまでメインのストリームであったハードロックのバンドたちをわきに押しやり、いきなりへヴィでラウドなバンドの生起をたくさん促したのだ。

 それが今も変わらぬ現実である。

 そのブームが、SLAYERの現在の地位を押し上げた原因の一部を担っているのは間違いないであろう。

 それまで(91年まで)のSLAYERは、どちらかというとブームの最先端を走るバンドというイメージはなく、どちらかと言うとマイナーなイメージがあったことは否めない。

 しかし、94年以降はそんなイメージよりも、メタルの帝王という敢然たるイメージが先行している。

 91年までは、POISONRATT、GREAT WHITE、STRYPER、DOKKENといった全米だけでプラチナムやマルチプラチナムの売り上げを誇っていたバンドが今、SLAYERの代わりをこういったフェスでつとめれるであろうか?

poison 88 ratt.jpg ファイル0051
POISON                                             RATT                                                         STRYPER 


 絶対に否である! 

 これらハードロックバンドを揶揄するわけでは決してないが、それくらい時代は変化している。

 これは何も、ブームにだけに乗った成功であるなどというつもりはない。

SLAYERの努力と実力の賜物であることも間違いない。

 今回紹介するのは、このDIVINE INTERVENTIONのツアーのライヴ映像であるが、会場は赤坂ブリッツを3倍くらいにした大きさだろうか。

 これまで、いろんなフェスの大きな会場で演奏してきたSLAYERだが、これくらいの会場でするのもまた観客との親密感が芽生えて良いだろう。

●”Raining Blood~Killing Field”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=AeCrBAFk__8

 彼らの超名曲である”Raining Blood”から最新アルバムからの曲である”War Field”への繋ぎを巧みにアレンジしてある。

こういった巧みさが最新アルバムからの曲とそれまでの名曲との親密感を繋げるのである。

 見事である。

 しかし、ドタマから速い曲をもってくることも出来れば、いきなりへヴィでミドルテンポの曲でドタマをかざり観客を興奮させることも出来るのは、これまでのSLAYERのブートレッグをみて実証済みである。

 ライヴにいくことがきまっている人間には興奮が収まらない!

●”Divine Intervention”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=JOpDBR4gAss

 この映像を観てもわかるように、この頃のSLAYERには91年にあったマイナーなイメージはない。 

 やはり売れているバンドというのは、どうしてもオーラが漂っていくものなのだ。 

 このバンドの顔を見ると精悍さに加え、男前な面も出てきているのがわかる。 

 特にトムアラヤ(vo)がそうである。

ファイル0013 
              トムアラヤ 

 静かな短音のギターフレーズに大仰な畳みかけのドラミングとアラヤの中音の咆哮のアンサンブル…これは前作の『SEASONS IN THE ABBYS』からの手法である。

その方法論も今回でも見事にはまっている!

●”Witch Hour”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=w6xk8T87tSE

 このライヴ映像の見どころの1つがこの曲であろう。 

 MACHINE HEADロブフラインが共演して、このVENOMの曲をカバーしている。

ファイル0029  
 この疾走感といい、まさしくスラッシュメタルバンドそのものである。 

 初期のスラッシュメタルバンドであったことをこの曲を観て思いだしてしまった。 

 MACHINE HEADは普段のライヴでSLAYERのカバーをしているのである。 

 こういう突拍子もない奇想天外な出来ごとはライヴでしか観れない醍醐味であると言えよう。 

 
 ちなみにMETALLICAはデビュー当時VENOMの前座だったのである。

ファイル0028 


 今のVENOMにそれが可能であろうか?

そんなことはどうでもいいだろう…(笑)

●”Angel Of Death”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=D1bBGdoRgYU

 この曲は、ここ数年のSLAYERのライヴでのフィナーレを飾る曲になっている。

 スラッシュメタル四天王の1つであるMETALLICAMASTER OF PUPPETSでそのスラッシュという枠だけに収まらない音楽性を模索し範囲を広げたように、同じく四天王の1つであるSLAYERもこの曲を収めたREIGN IN BLOODでその枠を超え出たアルバムを作り、その全曲披露のライヴを収めたDVDが今も入手可能であるのは嬉しい限りである。

master of puppets REIGN IN BLOOD
MASTER OF PUPPETS』   『REIGN IN BLOOD

あれほどの名アルバムはなかなかあるものではない!

 前回出演の年のLOUD PARKでは、前日のJUDAS PRIESTBRITISH STEELを全曲披露する公約を事前にして話題になり、では次の日のヘッドライナーであるSLAYERREIGN IN BLOOD全曲披露か?などと騒がれたものだが、結局それはなされず、今回はどうなるのであろか?

ファイル0018 (1) 
      LOUD PARK 09』

 その後のツアーで、『SEASONS IN THE ABBYS』も全曲披露されたようだが…

 これほどの人気を誇るようになったバンドは、どうしても唯我独尊になりがちでどんな自由なことをしてもファンが逃げていくことはない。

 でも多くのファンの心の中には、あのアルバム全曲披露を…という気持ちがあるのは否めないだろう。

 私も心のどこかでそんな気持ちがある。

 しかし、もう20年以上も彼らのファンをしてきて、どんな曲構成であろうが文句はないな、というのが正直なところである。

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 しかし、外してほしくないのは、やはりこの曲と始めの”Raining Blood””South Of Heaven””Mandatory Suicide””Hell Awaits”であろう.

 どんなセットにしても文句はいわないが、この5曲だけは外してほしくはないのである。

 幸いにして、この5つの超名曲は今回紹介したLIVE INTRUSIONには収録されている。 

 『DIVINE INTERVENTIONは先にも書いたがヒットした。

そのヒットした後のライヴはどのバンドでも共通するが、どうしてもそのアルバムはもちろん、他のアルバムからの曲もライヴで映えるのが現実である。 

 20年以上もヒットのなかった某バンドが久々にヒットアルバムを出し、ライヴの出来も最高ということを体験したのである。

 そういうものなのである。

 人間の第六感というのは実は存在するのではないか?

 そんな気持ちにさせられたライヴDVDである。



LOUD PARKにいく人にはもちろん、彼らの凄さを体感した方はどうぞコチラから!
               ↓
intrusion.jpg 

Live Intrusion [DVD] [Import]


国内盤は以下
  ↓
ライヴ・イントゥルージョン [DVD]


そして、94年に全米チャートに初登場で8位になったアルバムはコチラ!
  ↓
divine.jpg

Divine Intervention


  HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム







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