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(祝!)DREAM THEATER 『LOUD PARK』でのヘッドライナー出演決定!『IMAGES & WORDS』再考
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 ついにDREAM THEATERが今年のLOUD PARKの主役を務めることになった。

loud park 14


 今年も2日間で開催されるLOUD PARKだが、DREAM THEATERは2日目の主役を務めることになる。

 しかも、10月20日 ZEPP東京10月22日 大阪国際会議場メインホールでの単独公演も決定している。




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  ↓
チケットぴあ

 そのDREAM THEATERだが、このバンドとの最初の出会いは1992年にさかのぼる。

このバンドは、89年にデビューした。

dream theater 89 
  DREAM THEATER 89

 この年は、SKID ROW、BLUE MURDER、MR.BIG、EXTREME、DANGER DANGER、WARRANTといった、大ヒットを記録し、今でも活躍しているバンドが一気にデビューした年であった。

 その年に、DREAM THEATERはデビューし、 BURRN!』誌の新人部門の人気投票でランクインするのである。

 しかし、それほどの人気をこの時点で博していたとは思えない。

 来日公演もなされなかったこともあるし。

 メンバーのほとんどが、マサチューセッツ州バークリー音楽院の出というだけあって、その演奏のレベルは高い。

 しかし、デビュー作ということもあり、レコーディング慣れしていないこともあり荒削りな感は否めなかったし、それほどのインパクトのある曲はなかったのである。

 しかし、次の作品からはその内容が一変する。

 それが92年発表のIMAGES & WORDSである。

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 演奏のレベルが格段にアップし、耳にいつまでも残るメロディやテクニックがいたるところで満載されていて、プログレバンドという肩書からして1曲1曲が長いにもかかわらず、いつの間にかその世界に引き込まれてしまい、いつの間にか曲が終わりをむかえる…そんな曲ばかりなのである。

 プログレと聞くと、誰しもあまり好感は持てない。

 なぜなら、どの曲も長くて、時に退屈になってしまうからだ。 

 しかし、このアルバムに関しては、そんなところが全くないのだ!

 これは嬉しい衝撃である。

 このアルバムを買ってきて、プレイヤーに入れたところ、52分以上の表示が出てきたのである。

「8曲しかないのに52分?」

 と私は驚いたのだ。 

 しかし、このアルバムを聴くたびにその世界に引き込まれてしまい、いつの間にかそんな長いアルバムであることすら忘れてしまっていたのである。

●”Pull Me Under
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=mipc-JxrhRk

 スタジオ録画に毛の生えたような感じであるが、まあ低予算しかなかったのだろうから仕方ない(笑)。

 しかし、このビデオから醸し出される雰囲気がなんともデスメタルと誤解を与えそうな雰囲気を出している。

 異様な感じのキャラが登場しているし、新加入のヴォーカリストのジェイムズラブリエNAPALM DEATHのシャツを着ているし。 

 この曲は、アルバムの最初を飾る曲だが、変哲もない印象になりそうである。

 その通り変哲もない作りである。

dt92.jpg


 皆がプログレバンドを目指さないのはいろいろ理由があるだろう。

 受け入れられにくい…これが最大の理由かもしれないが、隠れた理由としては、7分以上もの長きにわたる曲を構想できない、そんな千遍万化する曲を演奏しきるのが難しい、ということがあると思う。

その通り、7分以上もの長い曲を構想し、演奏を完走するのは並大抵の事ではない。

 アルバム1枚だけならまだしも、それを永遠に続けていくことなど万人には無理な話しである。

 だが、DREAM THEATERや他の少ないプログレバンドはそれを永遠に維持している…驚異的なことである。


●”Take The Time
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=C5sg8heGdyk

 このビデオを見ると非常に懐かしい思い出に浸ってしまう。

 このビデオも収録した93年来日公演の模様も収めたホームビデオが発売され、非常な興味をもって鑑賞したのである。

 メンバーの誰もが、「カッコいいお兄さんたち」と思ったが、今、 LOUD PARKの参加バンドのプロフィールの写真を見ると、いかにもオジサンといった感じが出ているので…失礼(笑)!

dream theater 14
    ↑
最近のDREAM THEATER 


 程よい時間でめまぐるしく変わる曲展開に一切ミスを犯さずに演奏をこなしていくメンバーの腕には完全に脱帽である。

 そんな完璧さだけでは人気を博すことは出来ない、魅力あるフレーズやリフなどのメロディがなければ。

 ドラミングの腕もさることながら、ギター、キーボードの創り出すトリッキーなフレーズのメロには完全に脱帽である。

 あんなにめまぐるしく曲が展開しているのに一切乱れずに演奏をこなしているのみならず、そういったフレーズを考え出しプレイしていくから凄い!

 ギターのジョンペトルーシとキーボードのケヴィンムーアに敬意を表したい。

 尚、断っておきたいが、このクリップも先の”Pull Me Under”も短縮されているバージョンである。

 こういったクリップは、テレビで流し易いように、要所要所をカットするのである。

 プログレバンドのような1曲が長いバンドである場合はなおさらそういうことをされやすい。

 フルで聴きたいかたは、アルバムを買って聴くことをお勧めしたい。

●”Another Day
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=LYtiDCXLAcQ

another day
  ↑
この曲のシングルジャケット 


 何も言いたくなくなるほどの曲である。 

 トランペットの澄んだメロディが、余韻を惹くが、それよりもなによりも印象に残るのは、このアルバムから新加入したヴォーカリストのジェイムズラブリエの上手い歌だろう。

labrie.jpg
   ジェイムズラブリエ


 それまで無名のバンドで活動していたが、DREAM THEATERがマイクドミニシが脱退し、その後釜を募集していたところ、ジェイムズが送ったデモテープにメンバーの目が留まり、実際にメンバーの前で歌い、その歌唱力が買われてこのバンドに加入ということになったらしい。

 しかし、これほどの歌の上手い人を私は知らない。

 こんなに上手ければ、当然メンバーも即決しただろうし、そのことも理解できる。

 他のメンバーの演奏の上手さに抗うには、相当なレベルのヴォーカリストでなくては務まらない。

 しかるに、このジェイムズこそはこのバンドにふさわしい…いや、そんなこと考えている暇などないくらいに、ただただその上手さには心奪われるばかりである。

あまりの上手さに、ため息が出たほどである。

こんな経験は、このジェイムズをおいてほかにない。

 それくらい究極のバラードである。

 彼のヴォーカルのメンターも素晴らしいが、ジェイムズは自分で勉強して、のどを良くし、維持するために必要なことを毎日実践しているのだ。

 非常に瞠目に値するシンガーだ。

●”Surrounded
  ↓



http://www.youtube.com/watch?v=CYdGxCjs5Ms


そして、同じ くあまりの素晴らしい歌唱のためにため息がこぼれてしまうのが、この曲である。 

 朝もやの湧き上がる息吹の澄み切ったメロディ…こんな表現でいいのかわかりかねるが、こんなピアノのメロディを出せるキーボードの演奏者であるケヴィンムーアの上手さも見逃せない…というか、誰もが耳をそばだてざるを得ない腕である。

 なにかそれまでに違うことをしていたら、この演奏を聴くために手を止めたくなるような素晴らしい澄み切ったメロディ、そんな感じがするのである。

siataa.jpg 


 曲が漸次展開する、あるいは急展開して聴き手の心を喚起する。 

 こういう手法はプログレッシヴバンドでなくとも、普通のバンドでもたまに使うことがある。 

 しかし、ことDREAM THEATERの場合、爽快感をともなって曲が展開される。 

 こういうことが出来るプログレバンドは他に知らない。 

 曲の終わりは、またもジェイムズの心底癒させるボーカルで幕を閉じる。

 それにケヴィンの澄み切ったメロが折り重なり、至上の瞬間を味わしてくれる。

kevin.jpg
  ケヴィンムーア

 こんなことが出来るバンドは私は他に知らない。 

 ハードロックと言うとどうしてもハードさが始めに強調されやすく、心癒されるメロはあまりないのが通常であるし、そういったモノをこのジャンルの音楽に求めるのはお門違いの印象を与えそうだがそんなことはなく、キーボードのメロを聴いていると思わずウットリになってしまうパターンはある。

そんなメロは、心が綺麗でなくては出せないのは当然である。

 そんな癒しのメロが出せるキーボーディストとして、私は 

 WINGERポールテイラーHIMバートン、そしてこのDREAM THEATERケヴィンムーアを挙げたい!

 以下の曲も、ジェイムズケヴィン両者の魅力をこの上なく堪能できるバラードである。


●”Wait For Sleep
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=lcrJXJnKuos


 しかし、素晴らしい曲ばかりを収録したプログレのアルバムである。 

 このアルバムを歓待をもって受け入れたのがほかならぬ日本のキッズである。

 このような長い曲ばかりを集めたプログレのアルバムは賛否というか否のほうが多く、ホンのきまった人たちにしか受け入れられないのが通常であるが、日本のファンは非常な歓待をもって受け入れた。

 事の発端は、このアルバムが発表される際に、 BURRN!』の評点で95点を獲得した。

 しかしこの雑誌で95点がつこうが、実際に良くなければ闇に葬られて終わりである。

 しかし、実際に良く、いや良すぎたアルバムだったために、話題が湧き上がりついに次年の人気投票で、 

 ジェイムズラブリエケヴィンムーアが、それぞれヴォーカリスト部門、キーボーディスト部門でチャンピオンになり、アルバムも堂々のチャンピオンになった。

89年は有力な新人がたくさんデビューした年だったが、このバンドはその新人部門でランクインしただけだった。

 しかし、92年に堂々のこの活躍。

 全くと言っていいほどの下馬評にもはいっていなかったバンドがいきなりダークホース的な浮上の仕方をして、私も注目しないわけはなかった。

theater93.jpg


そんなにいいバンドなのか?

そう思い、このアルバムを買って聴いた。

その良さは、先に書いた通りである。 

 それからは、あまりの良さにDREAM THEATERのことで頭がいっぱいになり、このバンドの全貌が知りたくなり、バックナンバーを探してこのバンドが出ている記事をひたすら読みまくったのである。

それほどの衝撃だったのである。

こんな行動に駆り立ててくれるアルバムはそうそうあるものではない。

 非常に稀有なパターンである。

ジェイムズとケヴィンとアルバムがチャンピオンになったことで、話題が集まり、アルバムも急激に売れだし、92年に一度来日公演を行っているにもかかわらず、93年にも急遽来日公演が決まったのである。

その両年の日程は以下である。

(92年 来日公演日程)
11月17日 川崎クラブチッタ
11月18日 渋谷公会堂
11月19日 大阪IMPホール

(93年 来日公演日程)
8月23日 東京厚生年金会館ホール
8月25日 中野サンプラザホール
8月26日 中野サンプラザホール
8月28日 大阪フェスティバルホール

tshatudream.jpg


当時のコンサートで売られていたバンドのTシャツ


 この活躍により、プログレッシヴなミュージックを決まった人にしかウケないというイメージを一掃させ、もっと大衆的な音楽である、というイメージを多くのファンにもたせるきっかけになったのではないだろうか?

 このDREAM THEATERの活躍によって、次の年の93年には、史上稀にみるプログレバンドブームが到来した。

と同時に、史上まれにみる北欧メタルブームが到来した。

 フィンランド、チェコ、ノルウェー、デンマーク、スウェーデンといった日常語を英語としない国のバンドが英語で歌うバンドがそれこそ何十も数えきれないほど多く輩出された。

 これまでと違うモノが欲しくなるという人々の需要が頂点に達したのだろうか、変わったモノがほしくなっていたのだと思う。

 しかし、プログレッシヴバンドブーム、北欧メタルブームからともにいいバンド、いつまでもファンでいたいバンドは残念ながら5指に満たなかったのが現状である。

いや、プログレに関してはDREAM THEATERだけであろう。

 唯一このバンドだけが残ったのだといっていいだろうと思う。 

 やはり、長い曲でしかも曲が変わる曲を作り、その演奏をこなすのは単なるプレイヤーではできた相談ではなかったのだろう、と今になっては言うしかないだろう。

 他の追随者がいなかったのである。

 この93年を顧みて、そんなことを分析してしまったのである。

このアルバムには他に、 ”Metropolis Part 1””Learinig To Live”といった超大作やトリッキーなギターが印象的な”Under Glass Moon”などが収録されている。

”Metropolis Part 1”の続編は99年発表のMETROPOLIS PART 2』アルバムになる。

metropolis 2
『METROPOLIS PART 2』


Metropolis Part 2”という曲があるのではなく、このアルバム自体がその続編のコンセプトになっているのである。

こんな活躍を見せたDREAM THEATERの最高級のアルバムは以下!


●国内盤
  ↓



イメージズ・アンド・ワーズ


●輸入盤
  ↓



Images & Words

彼らのベストアルバムがコチラ!
    ↓



グレイテスト・ヒット+21ソングス


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