HR/HM温故知故
かつて一世を風靡したHR/HMについて、私の個人的な思いいれ、独自な見方、ニッチな情報、そして映像を提示していきます
94年にWHITESNAKE,SEPULTURA,AEROSMITHが出演した『SONORIA FESTIVAL』
sonolia.jpg

94年、この年は非常に心浮きあがった年であった。

前年は、稀に見る冷夏であり、そしてどのバンドも出すアルバムは良いモノが少なかった。

しかしこの年は、冷夏などでは全くなく、逆に非常に暑い夏となった。

のみならず、いろんなバンドが良好なアルバムを出したのだった。

その代表例が、AEROSIMITHGET A GRIPであろう。

GetAGrip

GET A GRIP

このアルバムは、このバンド最初の全米ナンバーワンアルバムとなり、その後の歴史を見ると、このバンドが快進撃を続けるきっかけになったアルバムになったのであった。

そして私事に近い意見を言わせてもらえれば、嬉しい事実があったのだ。

それは大好きなWHITESNAKEが復活したのだった!

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   WHITESNAKE


90年に今も記憶に残る素晴らしい来日公演をおこなった後に、このバンドは一時期休止状態になる。

そして、デヴィッドカヴァーデールは、93年COVERDALE/PAGEを結成し、アルバムを出す。

cp
  COVERDALE/PAGE

これが、全米5位に入る快挙になり、来日公演をおこなうが、これをもってこのバンドは解散。

そしてWHITESNAKE復活に事が運ぶのである。

この年に、WHITESNAKEのベストアルバムが発売される。
greatest


それはこのバンド結成から最新アルバムまでのベスト曲を選出されたものではなく、83年『SLIDE IT IN』からSLIP OF THE TONGUEまでの3作からのチョイスであった。

これは、非常に私にとって喜ぶべきことであった。

なぜなら、『SLIDE IT IN』からのWHITESNAKEこそが私にとっての最高のバンドであり、それ以前のものに関してはヘヴィさやゴージャスさが足りないために、それほど夢中になれないからである。

それに、87年のアルバムからのWHITESNAKEからこのバンドのファンになった人のほうが、それ以前のバンドからのファンよりも絶対数では多いのは明白であろう。


この年には、よろこぶべきことにBON JOVIの初のベストアルバムである 『CROSS ROAD』も発売された。

クロスロード
『CROSS ROAD』

このアルバムは、日本を含む7か国で1位を獲得し、本国アメリカでは8位に入った。

そして今までに全世界で2000万枚以上のセールをあげているのである。

そして、それのみならず、SLAYERDEVINE INTERVENTIONを発表し、これが全米初登場8位を記録するのである。

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DEVINE INTERVENTION

こういった事実をもって、「ハードロック、ヘヴィメタルの復活だ!」と誰しも思ったに違いない。

しかし、事実はそうではなかった。

後の歴史をみればわかるように、ハードロックは長い不況に突入し、ヘヴィメタルが全盛の時代に突入したのだった。

91年MEATALLICAが発表したMETALLICA全世界で2000万枚以上のセールをあげ、このアルバムの音楽性を象徴するヘヴィでダークでけだるい音楽がメインブームとなり、そういった音楽性をどのバンドも真似るようになったのだ。

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ヘヴィメタルバンドにとっては、そういった音楽性を取り入れることによって音楽がより魅力あるものに変わったことは間違いない。

しかしハードロックバンドにとっては、そういう音楽性を取り入れることは、木に竹を接ぐようなもので、相いれることはないのだ。

あのアルバムが元で、こんにちのヘヴィメタルブーム、ラウドブームが起きたのである。

私はそう読んでいる。

90年代半ば以降は、80年代にアリーナで演っていたハードロックバンドが中級ホールに、中級ホールでしていたバンドがクラブにと規模を縮小していったのだ。

しかし、ことAEROSMITHは事情が違っていた。

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   AEROSMITH


多くのハードロックバンドが下降していく中、このバンドだけは人気を上昇し続け、コンサートの観客動員数も伸ばし続け、98年についに東京ドームでの公演が実現するのだ。

このバンドよりもBON JOVIのほうが後輩バンドにあたるが、BON JOVIのほうがいち早く出世し、88年には東京ドーム2回を実現したが、AEROSMITHはまだ日本武道館3回するだけだった。

しかし、90年代にヒットをし続けて、ついにBON JOVIと同じレベルにまでいったのだった。

BON JOVIは88年にすでにこのレベルにまでいって、それ以降はそのレベルを維持し続けてきたが,AEROSMITHは、ハードロックの大不況にに関わらず1人ヒットを続けてこのレベルにまで来たのである。

しかし、いち早く東京ドーム2デイズを実現したとはいえ、全世界でのアルバム、シングル、ビデオの総売り上げはAEROSMITHのほうが上回っている。

しかし不思議である。

何故、1人AEROSMITHだけが不況期に人気を伸ばし続けることができたのか?

当時のメインのブームの音楽的要素を取り入れたわけではないし、旧態依然とした彼らの音楽性を維持しただけである。

それなのに…不思議である。

しかし、音楽というのは、「ヒット作を出そう!」と思って出せるものではないのだ。

事で重要なのは、最大限自分の精魂を尽くしていいアルバムを作ろう、と思ってアルバムを作るだけである。

結果はどうなるかはわからない。

そうした結果、世間の多くはAEROSMITHを受け入れたのである。

1990年イギリスドニントンでおこなわれたTHUNDER,QUIREBOYS、POISON、AEROSMITH,WHITESNAKEの順でおこなわれたMONSTERS OF ROCKのリポートを『BURRN!』でタイムリーで読んだが、まさかこんなビッグなバンドにAEROSMITHがなるとは思わなかったのである。

mor 90


かたやWHITESNAKEだって、音楽をなめていたわけではないし懇切してアルバムを作ってきたことは間違いない。

しかし、それでも当時のようなヒットにはならなかったのである。

だから音楽というのは難しいのだ。

この時のアルバムGET A GRIP全米で1位になったとは先にも書いたが、快進撃は止まらず次以降のアルバムも1位、2位、5位、5位と着実にヒットを続けていったのである。

この年におこなわれたイタリアでのSONORIA FESTIVALやブラジルでおこなわれたHOLLYWOOD ROCKやイギリスでのMONSTERS OF ROCKとすべてのフェスティバルでヘッドライナーAEROSMITHを務めたのだ。

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MONSTERS OF ROCK 94』

のみならず、この年以降の世界中のフェスでAEROSMITHヘッドライナーの地位を維持し続けるのである。

セカンドビルになった87年のTEXAS JAMや90年の『MONSTERS OF ROCK』は懐かしい思い出である。

もうこの地位に戻ることはないであろう。

その前段階としての94年のイタリアでのSONORIA FESTIVALを今回は観てみようと思う。

このフェスを知ったのは2003年のことである。

私はハードロックが大好きなので、いろいろと集めていたが、90年代の半ばから不況期に突入し、この頃デビューしたバンドを聴くも全然よくなく、しかもそれまで良好なアルバムを出していたバンドでさえも、聴くに堪えないアルバムを出すことが連続して起こり、私は半ば失望しかけていたのである。

しかし、この年にWHITESNAKEが再び復活し、非常に素晴らしいライヴをおこなってくれたこともあり、私はブートレッグ屋にいってこの時のライヴモノを買って観た。

素晴らしかった。

それ以降、このバンドのこういったモノの虜になり、いろいろと過去のブートレッグも買って観るようになったのだ。

その1つとして、94年にこのSONORIA FESTIVALがおこなわれていたことがわかったのだった。

しかし、さらに探索していくに、このフェスにあのAEROSMITHも登場していたことを知ったのだった。

この時は、あのGET A GRIP全米ナンバーワンになったこともあり、当然ながらヘッドライナーだった。

しかし、驚いた。

このフェスに関しては、『BURRN!』でリポートされていなかったのだ。

AEROSMITHWHITESNAKEこの2つのワールドワイドで成功したバンドが共演したフェスとなれば、当然『BURRN!』でリポートされることになって当たり前であるともいがちであるが実際はそうではなかったのだ。

さらに探索していくと、イタリアでのGODS OF METALというフェスや、ドイツでのROCK AM RINGというフェスがあるということも、ブートレッグ屋で知ったのだった。

もしもブート屋に行かなかったら、この2つのフェスも知ることなく終わっただろう。

この2つのフェスも『BURRN!』では報道されないのだから。

そういう日本の雑誌では知ることのできない海外でのフェスを知ることは非常に面白いものである。

この『SONORIA FESTIVAL』は3日間にわたっておこなわれた。

その最初の日に、AEROSMITHWHITESNAKEは登場した。

しかし、WHITESNAKEの直前にHUEY LEWIS & THE NEWSが登場したというのは驚き、笑ってしまった。

あまりにジャンルが違うからだ。

このフェスは、イタリアのテレビで放映され、その模様を録画して日本にもってきてブートとして販売されたものであるが、HUEY LEWIS & THE NEWSのはブート屋で販売されていない。

おそらく全日とも10以上のバンドが参加したため、全部を放映できなかったのだろうと思う。

YouTubeで探してみるも、HUEY LEWIS & THE NEWSのは見当たらないのだ。

しかし、WHITESNAKEのはある。

当然ながら私はそのブートを買ったし、この年の来日公演にもいった。

イタリアで放映された曲は以下である。

Bad Boys
Slide It In
Love Ain't No Stranger
Slow An' Easy
Is This Love
Fool For Your Loving
Here I Go Again
Still Of The Night

テレビ放送ということもあり、演奏された全曲を放映されたわけではないことは確かである。

この年の来日公演では、COVERDALE/PAGE“Don't Leave Me This Way”もなされたが、このイタリアの放映ではされていない。



https://www.youtube.com/watch?v=TET9TFsWZrM


WHITESNAKE復活!」とこのバンドのファンは心躍っただろうが、今思うにやはり曲がワンパターンだな、という気がした。

Bad Boys、Slide It Inという流れは87年と変わらないし、選曲もほとんど変わらない。

2003年に復活した際にも、このセットリストとほとんど変わらなかったのである。

非常に新しい発見がない。

しかも、この年のブートを観て思うに、この時のメンバーはこのバンドの良さを引き出すようなプレイをしていないのだ。

ギター、ドラム、キーボードといずれもである。

しかし、元RATTウォーレンデマルティーニ(g)、元NELSONポールマルコヴィッチ(key)、元HEARTデニーカーマッシ(d)と一線級のバンド出身のミュージシャンがWHITESNAKEに集結したということは非常に心躍らないわけにはいかない。

このブートはフルライヴではないが、この年のフルライヴ映像についてはちがうページで紹介したので、そこを読んでいただきたい。

WHITESNAKE  LIVE  IN  RUSSIA


このツアーは、GREATEST HITS』アルバム発表に伴うツアーであったが、そのベストアルバムは、販促をほとんどおこなっていないにもかかわらず、全米で146位にまで上昇しプラチナムを獲得することになる。

しかし、WHITESNAKE 87』は、全米だけでこれまでに800万枚も売っているのに、ベストアルバムはこれだけしかいかなかったの?と疑問に思わざるを得ない。

もっと売れてもよかっただろうに…。

そのベストアルバムはコチラ!
  ↓



Greatest Hits


しかし、私が思ったのは、WHITESNAKEがセカンドビルで、AEROSMITHがヘッドライナーだろう、ということだった。

しかし、WHITESNAKEの最後の“Still Of The Night”が終わった時は、まだ夕日が見えていた。

しかし、AEROSMITHが登場した時は、周囲が真っ暗なのだ。

WHITESNAKEが終わってから2時間は少なくとも経っているのは間違いない。

セカンドビルが終わってからそんなに時間を空けるはずはない、どうしたのか?と疑問だったのである。

しかし、その後ブートを探索するに、わかったのはセカンドビルWHITESNAKEではなく、SPULTURAだったということである。

separutula.jpg


「ええ〜っ!全世界で1000万枚を売ったアルバムをもつWHITESNAKEを差し置いてSEPULTURAがセカンドビルになったの?」

と驚愕の思いにかられたのである。

しかし恐るべしSEPULTURAではないだろうか?


この年の前年に出されたアルバムCHAOS.A.D全米で32位にまで上昇し、全英でも11位になり、全米全英共にゴールドディスを獲得したのだった。

konton
CHAOS.A.D

このバンドはブラジル出身だが、ブラジル出身のバンドでは初の快挙である。

ではこのフェスのおこなわれたイタリアではセカンドビルに抜擢されたほどだからさぞ売れたんだろうと思い、調べるもウィキペディアに書いていないのである。

しかしかなりイタリアでも売れただろうと想像できる。

WHITESNAKEを差し置いてセカンドビルになったくらいなのだから。

放映された時間もWHITESNAKEのよりも長い。

この時のSEPULTURAのセットリストは以下!

Refuse/Resist
Territory
Troops Of Doom
Slave N.W
Nomad
Propaganda
Amen
Inner Self
Kaiowas
Dead Embrionic Cells
Arise

Policia



しかし、これだけの快挙をあげたのだから、この年に他のフェスにも参加した。

故国ブラジルでおこなわれた 『HOLLYWOOD ROCKの初日のヘッドライナーになり、イギリスのMONSTERS OF ROCKでもサードビルになった。

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HOLLYWOOD ROCK

この年は、AEROSMITHの年であったのと同様にSEPULTURAの年でもあったのだ。

グラインドコア的な暴力性に、疾走感で畳みかける手法はあたかもPANTERAが先駆者的な存在になっているが実際はそうではなく、このSEPULTURAなのである。

それは、このアルバムの前のARISEアルバムで実証済みだ。

そのARISEアルバムは全米で119位にしかいかなかったが、このCHAOS.A.Dでは言いなり急上昇するのである。

こういう不思議なことがおこることもハードロック、ヘヴィメタルを研究していく上で面白いことである。



https://www.youtube.com/watch?v=nRyi_U8Q3e8

 このSEPULTURAの曲もそうであるが、あのMETALLICAMETALLICAが出る直前はハードロックが全盛で、ヘヴィメタルはマイナーな印象を与えていた。

 しかしMETALLICA』アルバムの登場によって、ハードロックファンをも包み込んでしまうようなとてつもない威力を発せられたのである。

ヘヴィメタルがメジャーになるぞ!というようなである。

そんな品位をこの年のSEPALTURAも持っている。

しかし、この時の黄金メンバーは、その後いろんなトラブルに巻き込まれて、依然としたバンド形成ではいない。

それとともに、バンドの地位は低下してしまったのは否めない。

このバンド編成のままなら、と悔やまれてならない。

何はともあれ、あのWHITESNAKEの後に、演奏したという興味深い時期がこのバンドにはあった、ということを覚えておいて損はないだろう!

SEPULTURAのこの当時の最新アルバムはこれ!
  ↓



Chaos A.D.


この年はAEROSMITHの年だったことに違いはない。

この前年に出された『GET A GRIP』アルバムが全米1位についになった。

デビューから20年を経てついにナンバーワンを獲得したのだ。

earo.jpg

この実績を出せば、どの国のフェスでもヘッドライナーになるのは当然のなりゆきだろう。

このアルバムからは6枚のシングルがカットされ、アルバムも全米で700万枚も売っている。

この時期はどのハードロックバンドも苦戦を強いられ、こんなシングルカットも、できようはずがなかった。

しかし、AEROSMITHはちがっていた。

不思議と言えば非常に不思議な現象である。

この年はヘヴィダーク路線をハードロックバンドも強いられ、その結果楽曲が無残に変形していってしまったのだ。

それはたかだか300万枚くらいの売り上げ実績のバンドでは、そうせざるを得なかった。

このくらいの売り上げでは、買った人にそのバンドのCDを買った人に永遠にファンになるように忠誠を誓わせることはまず無理に近いのだ、1000万枚単位で売ってきたバンドでなければ。

しかし、AEROSMITHはこれまでの積み重ねもあるし、前作もかなり売ったので、自分たちのやりたいように音楽を踏襲するだけでよかったのだ。

それが功を奏し、大ヒットに結び付いた。

今はヘヴィでダークが流行っているから、という理由でその要素を安易にとりいれたりするとファン離れを起こすのである。

このGET A GRIPアルバムの大ヒットも、93年までのハードロックの不況を吹き飛ばす起爆装置になるかと思いきやそうではなかったのだ。

BON JOVI、AC/DC、VAN HALENそしてAEROSMITHと出せば必ず売れるバンドと、ほとんど売れないバンドという二極化の始まりだったのだ。



https://www.youtube.com/watch?v=FDZSUCYKMVk


しかし不思議である。

ことはハードロックでもヘヴィメタルでも、信条はヘヴィさがなければ魅力的には映らない。


ヘヴィさでは、どのバンドよりも少ないにも関わらずAEROSMITHは不況期にも関わらずヒットを飛ばし続けた。


この現象も七不思議の1つと言えるだろう。

(セットリスト)
Fever
Amazing
Crying
Love In An Elevator
Janie's Got A Gun
Sweet Emotion
Walk This Way


98年についにAEROSMITH東京ドームでの公演を敢行した。

これは素直に喜ばなくてはならないだろう。

そしてそれ以降も、東京ドーム公演を維持している。

そんな地位を獲得するこのバンドの先駆的作品として、このアルバムはおススメしたい!

当時の最新アルバムはこれ!
   ↓



Get a Grip


以上のブートレッグは以下のショップで手にいれられます!

AIRS



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PRETTY MAIDSの『MOTHERLAND』
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hahanokuni


このアルバムは、2013年に発表された。

非常にいいアルバムを出してきたPRETTY MAIDSであるが、デンマークのバンドというせいか、いろんなバンドが登場してきているせいかはわからないが、どうしてか90年代のような注目をされていないのが事実である。

しかし、今回紹介するアルバムも非常に優れたアルバムであることに違いはない。

以下その良さについて観ていってもらいたい。


●“Mother Of All Lies
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=OZrmVdsKoqw


相も変わらず、このバンドは良い曲を作り続けているなということが実感できる曲である。

宇宙スペースのサスペンス映画のような緊張感とスリリングさはどうだろうか?

こういうドラマティックな曲には私はとことん弱い。

曲が速く強烈に進む時の、楽器音の融合加減がまた素晴らしい!

年齢を重ねるほどに人間だれしも、こういう細かいことができなくなるものである。

こういったちょっとした細かい心配りができるかどうかで、佳作か駄作かの分かれ目になってしまうのである。

このバンドのメンバーが、そのことがわかっているのかどうかわかりかねるが、その能力をこのバンドメンバーは維持している。

kawaii!


40を超えていまも、こういう佳曲を作り続けているから驚異ですらある。

90年に初めて来日公演をおこない、それから2回は中級ホールでの公演を日本でおこなってきた。

しかし、それ以降は残念ながらクラブ規模の来日公演になってしまっていた。

それは、このバンドがいいアルバムを作れなかったという理由ではないと思う。

90年代以降はハードロックの不況期に突入して、どのバンドもアルバムが売れなくなって、消費者がそれまでにミリオン単位でアルバムを売ったバンドのアルバムを買う傾向になってしまったのである。

最近は良くないアルバムが多いから、たくさんのアルバムを売ったバンドなら信用できるだろう、という心理が働いたとしか思えない。

このバンドもそいう傾向の犠牲者になってしまったのである。

しかし、80年代ミリオン単位のアルバムを売ったバンドが必ずしも、この不況期にもいいアルバムを作ったかどうかは非常に疑問なのである、私は。

確かに、そんなに佳作と思えないアルバムをこのバンドも出したが、忌まわしい気分になるほどの代物は一切出していないと断言できる。

90年代にいくつかアルバムを出すも来日までには至らなかったパターンがあり、2001年に久しぶりに来日公演が決まったが、その時以降はクラブで1回という場合が続いている。

しかし、それでも毎回いいアルバムを出しているし、日本にも来ているので、そのことは称賛してしかるべきだろう。

prenttyup


幻想、幽玄、透明感という表現がぴったりのインストㇽメンタルの“Confession”は、ドラマティックそのもので、ファンタジックな想像の世界にいざなってくれる。

こういう曲を聴くと、音楽を聴いて良かったなと思える瞬間である。

こういう時空間を創造できるのも、このバンドならではの能力である。

緊張感が高まった時に一気にヘヴィなリフと共に堰をブッたぎって展開する瞬間はまさに鳥肌モノである。

展開される曲中に、暗と明の出隠れの妙がなんとも良い。

ただ速く展開される曲と違って、聴き手の立場にたってどういうことを作曲中にすればいいかをこのバンドメンバーは把握しているのだろうか?

この場ではこういうことをした方がいい。

ああいう場ではああいうことをしたほうがいい。

ということがはっきり分かっているとしか思えない実にわたりに船、というようにこちらの食指を完全に満たしてくれるのである。

あらを探そうとしてもあらが見えないのである。


●“Sad To See You Suffer
    ↓



https://www.youtube.com/watch?v=YH_7M8g0j_U


速くていい曲だけでなく、 “Sad To See You Suffer”のようなサンシャインよろしく、夏日の昼の太陽を彷彿とさせる爽やかな印象の曲も当然ながらある。

いかようにも曲が作れているのみならず、それを演りこなす腕と、歌いこなす声があるからこそ曲が活きるのである。

このアルバム収録の“Bullet For You”にもそんな魅力がある。

このバンドは、そのどちらも持ち合わせているのがこの曲などを聴くと良くわかる。

ゆえに癒されるのである。

こういう曲にも私は弱い。

ぞっこんになって、家を離れて自転車にのっている時や仕事をしている時もこの曲が脳裏に読みがえる。


●“Hooligan
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=iuqFZA7ckLI

時に優しく、そして激しいときは徹底して激しい…こういう緩急のある曲を作る作曲力、それをこなす演奏力を2つとも備えるには年季が必要であるのは間違いないし、能力もないとダメである。

この2つを存分に携えているいるからこそ、このような名曲が生まれるのである。

しかし、違う頁でも書いたが、どうもこのバンドに対するメディアの反応はいまいちである。

これだけの力のあるバンドはそうそうあるものではないにもかかわらずである。

prettyboi


このような強力な曲は、時にMETALLICAの90年代初頭を想起させるものがある。


ヘヴィな曲というのは、どうしても若い世代のミュージシャンに特有のものがあるのは間違いない。

しかしその世代を過ぎても、そのテンションを維持しようとすれば決して不可能ではないし、事実PRETTY MAIDSは維持しているからこそ、このような名曲を出し続けていれられるのではないか?

しかし、その内容にはビックリである。

まるで20代のミュージシャンのようなエナジーを感じるのである。

その一端を“Why So Serious”やタイトルトラックの“Motherland”にみることもできる。


ハードロックを乗り越えて、ヘヴィメタルのような観さえある。

聴いた後は完全にノックアウトである。


哀愁漂う“Infinity”DEF LEPPARD“Long、Long Way To Go”の雰囲気を踏襲している暗さがロニーの声に合っている。

同じく暗めの曲である“Wasted”も激しさをもつ展開があるので、スローな曲でも感動を呼びおこす。

激しくなる曲展開が見事に感動ものなのである。

この“Wasted”で感動的にこのアルバムを終了する。

まさに有終の美である。

このアルバムを聴いてみると、気づくのはやはりこのバンドは、非常に優れたミュージシャンの集まりであるということである。

ハードロックの登場から長い時間が経ってしまったからかどうか知らないが、このバンドのそいう面について言及されているのを見たことがないが、まさしくこのバンドは技巧派バンドであるに違いはない。

同じデンマークという出身国であるROYAL HUNTも技巧派バンドである。

このアルバム発表後に、このバンドはドイツで恒例になっているWACKEN OPEN AIRに参加する。

wacken13


しかもヘッドライナーはあのDEEP PURPLEである。

この両者は87年ドイツでのMONSTERS OF ROCKに参戦している。

mor 87

その時もDEEP PURPLEヘッドライナーであった。

この参戦がきっかけで、DEEP PURPLEロジャーグロバーと知り合い、90年のアルバムのJUMP THE GUNのプロデュースを頼んだのは周知のとおりである。

実は、この2者の『WACKEN OPEN AIR』の映像は、すでにブートレッグ屋で入手可能であった。

しかし、DEEP PURPLEの映像は今回オフィシャル映像で出る運びになった。

しかし、すでにブートで持っているDEEP PURPLEのファンは買わないだろう。

オフィシャルのは、トップメニューや音響効果選択があるだけでライヴ映像は変わらないのだから…しかし、ブートレッグ屋も罪なことをしてくれる(笑)。

その発売になったDEEP PURPLEのDVDはコチラ!
  ↓


フロム・ザ・セッティング・サン… ディープ・パープル ライヴ・イン・ヴァッケン 2013【通常盤DVD/日本語字幕付】


そして、2012年にも来日公演をおこなったにもかかわらず、2013年にもこのバンドは日本に来て公演をおこなってくれた。


pmrainiti


私が行ったO-EASTもほぼ満員であった。

その公演は、11月であったので、もっと早く来てくれれば『LOUD PARK』に参戦してくれれば、安上がりだったのに…などと考えてしまったが、『LOUD PARK』ではヘッドライナーでさえもフルライヴは出来ないので、単独公演でよかったと思う。

また良好なアルバムを出して、そして日本に来て公演をおこなってくれることを願っているのである。


この傑作アルバムの購入は以下よりどうぞ!
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マザーランド


輸入盤はこちら



Motherland

misuki


このバンドのベストアルバムはこれ!



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チケットぴあ



【邦楽コーナー】

このシングルは、BABY BLUEアルバムからの唯一のシングルです。 

しかし、何故かこの曲は評価されることがなく、しかもこれまで出たT-BOLANのベストアルバムのどれにも選抜されかったし、テレビ等に使われることもなかったですね。

しかし、良く聴いてみると、80年代初頭の歌謡曲っぽい雰囲気がありますね!

確かに、この曲は、他のシングルと一緒にすると浮いてしまいかねませんね。

それが、この曲があまり評価の対象にならない理由かも知れません。

しかし、私個人としては、カラオケでよく歌いましたし、シンガ―の森友嵐士さんの女性をみる視点や、感情について、魅力がこのシングルの歌詞に表れていると思うので、この曲は好きです!

この文を読んで、この私に同情してくれる人がいましたらチェックしてみてください! 
  ↓
 




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SYSTEM OF A DOWN,SLIPKNOT,SLAYERが参戦した『DOWNLOAD FESTIVAL 2005』
download 2005




MONSTERS OF ROCK』あらためDOWNLOAD FESTIVALは、毎年おこなわれているが、『MONSTERS OF ROCK』が初めて刊行されたときとは様相が全然違う。



当初は、数バンドで、しかも1日の開催だったのにもかかわらず、7万〜8万の観客を動員していた。



しかし、ハードロックヘヴィメタルの歴史が長くなり、こんにちのように数えきれないほどのバンドがいる昨今ではそんなことは無理である。



バンドを長く続けていれば、CDの売り上げやコンサートの動員数に陰りが出てくるのは必然である。



前に買ったアルバムがあるから…、前にこのバンドのコンサートはいったから…という理由で、CDを買わない、コンサートにいかないという気になるのは人間なら必然である。



需要逓減の法則である。



1日の開催で、1つのステージだけで、数バンドで7から8万の観客動員だった当初から、今は3日間、数か所のステージ、1日の参加バンドは数十バンドである。



そうでもしないと観客を動員できないし、CDが需要逓減の法則で売れないとなれば、違う収入がミュージシャンにはどうしても必要になる。



するとどうしてもコンサートを敢行せざるを得ないのだろう。



こういったことは分析している暇もなく、いきなりこのような装丁になっていた、というのが私の感想である。



2005年DOWNLOAD FESTIVAL3日間にわたっておこなわれ、そのうちのオジー擁するBLACK SABBATHがヘッドライナーだった日のレポートについては、以下のページで書いたのでそこをみていただきたい。



HIMDOWNLOAD FESTIVAL





今回紹介するのは、SYSTEM OF A DOWNヘッドライナーに、SLIPKNOT、SLAYERがメインステージでやった日である。



SYSTEM OF A DOWN、SLIPKNOT、SLAYER…この参加したバンドをみると、興奮が抑えられないという気にならないだろうか?



それぞれが、今やフェスでヘッドライナーを務めるほどの超大物バンドであるからだ。



このバンドで日本に来たら、東京ドーム2日間は出来るだろう。







http://www.youtube.com/watch?v=4X99krf9FT4






ただ、SYSTEM OF A DOWN関しては、聴いたことがあるし、日本での人気ぶりをみると、西欧での人気ぶりと比較すると、それほどないのが実情ではないだろうか。



このバンドのみならず、TOOL、DEFTONESといったバンドも西欧での人気ぶりを日本で感じることはできない。



deftones.jpg

DEFTONES




DEFTONESに関しては、SUMMER SONIC 06』METALLICAの直前で公演したが、やはりそれほど私とは合わないし、その他日本のキッズにはウケないのが実情のような気がしてならない。



summersonic.jpg




ヘヴィなのは良いが、まさにキンキンの金属音が曲の要所要所にちりばめられ、リフをそのままトーンで伸ばしてくれればいい曲になるものを、途絶して曲が変則的、予測不能的に曲が変化してしまい、気が熟しないままに終わってしまうのである。



しかも、快適ゾーンでない声域の不快ゾーンのシャウトを永遠に繰り返されるのでもう堪らなくなる
(笑)



こういう音楽はたまに聴くのは良いが毎日は聴きたくないのが私の正直なところである。



そんな音楽にSYSTEM OF A DOWNの音楽は類似する部分があるのではないだろうか。



SLIPKNOTSLAYERのような攻撃性はあるが、どこかメランコリックなフレーズが飛び出して、どこかパンキッシュである。



しかし、勢いが余って雑然とした感じにはならないし、掃討的な音楽であるにもかかわらず纏まりは非常に堅固である。




この年に出されたMEZMERIZEが、全米、全英はもとより、オーストラリア、カナダ、ドイツ、ニュージーランド、スイス1位になったのである。



こんな実績を掲げられては、さすがのSLIKNOTでも当時は敵わなかったのである。



快進撃が始まる2008年の前はまだこの地位でも仕方ないだろう。



(Setlist)


“Soldier Side ”

“Byob”

“Revenge”

“Science”

“Kill Rock n’ Roll ”

“Suggestions ”

“Ppsycho”

“Chop Suey! ”

“Cigaro ”

“Mr.jack ”

“Needles”

“Deer Dance ”

“Aerials”

“Bounce”

“Atwa”

“Forest”

“Lost In Hellywood ”

“Question! ”

“War! ”

“Prison Song ”

“Toxicity”

“Suite-pee”

“Sugar”





SYSTEM OF A DOWNの当時の最新アルバム







Mezmerize





しかし、総合して考えるに、私がこのフェスにいったら、メインにみたくなるのはやはりSLIPKNOTではないだろうか。

GRP_0152





今やこのバンドを前座にするバンドがいるのか?



そんな疑問すら浮かんでくる。



デビューアルバムからして衝撃的だった。



いきなりこのデビューアルバムが200万枚のセールスをあげ、その後着実にヒットアルバムを作り続け、  AIOWA全米3位全英1位、次のVol. 3: The Subliminal Verses全米2位全英5位になった。



今やROCK AM RING』『BELFEST』『ROSKILED FESTIVALはもとよりDOWNLOAD FESTIVALでもヘッドライナーである。



2009年、このバンドが最初にDOWNLOAD FESTIVALヘッドライナーをつとめた時のDVDについては以下のページに書いたので参照してもらいたい。



SLIPNOT初のDOWNLOAD FESTIVALでのヘッドライナー参戦!





ポルトガルでのROCK IN RIO 2004』METALLICAの前で演奏した映像(ブート)があるが、今は懐かしいモノである。



この2者が同じフェスで共演することはこの先あるだろうが、違う日に振り向けられるだろう。



同じ日には共演しないことは間違いない。



そんなことをすれば、その日だけに観客が集中してしまうだろうからだ。



SLIPKNOT






https://www.youtube.com/watch?v=gtpnHqAaq6Y




しかしこのバンドとの出会いは衝撃的だった。



このバンドの名は、2000年くらいから聞いていたが、他のバンドのCDもあることだし、そんなに気にもとめていなかった。



しかし、私が住む東京の渋谷の『TOWER RECORDS』でLPの半額セールがあって、そこにSLIPKNOTAIOWAがあった。


aiowa.jpg

AIOWA



2800円の半額で1400円だが、それに1000円割引きの券があったので、400円でこのLPを手に入れることができたのだ。



それで聴いたが、とてつもない衝撃を私は食らうことになる。



アルバムの最初から雷が自分のすぐ近くに落ちたような感じになったのだ。



急降下する攻撃力、攻撃性、スピード、獰猛性を備えた曲にもかかわらず、一糸乱れずに演奏を完璧にこなすその能力には脱帽したのである。



このバンドの容姿は誰もが知っている。



suberumans




怪しげなマスクに、猟奇的なコスチューム…いまや単なるエンタメバンドでは音楽業界で生き抜いていけないことは誰も承知であるが、このバンドはそのエンターテイメント性だけでなく、作曲能力や演奏力に確実な支柱をもっているのである。



しかもこのヘヴィさは何か?



確かにベテランのミュージシャンでなければ出せない味というものもあるが、逆に若い人でないと出せないヘヴィさというのもあるのは間違いないのだ。



当時30前後のミュージシャンたちだったからこそ出せたヘヴィさ攻撃力というものをこのアルバムには感じれるのである。



しかも誰にでも出せるものではない。



このバンドだからこそ出せる参入障壁がこのバンドの音楽にはあるのだ。



その詳細についてはここで言葉で言い尽くせる性質ではないのだ。



ギターやベースのディストーション等のプロデュース云々をいくら工夫してもたどり着けない性質…そんなことを思ってしまうほどの絶対的でかつ圧倒的な音楽なのだった。




次に出されたVol. 3: The Subliminal Versesも佳作であったし、『AIOWA』ほどの衝撃はなかったが、それでもいい曲はたくさんあるし、今も愛聴盤になっている。



そして次のALL HOPE IS GONEは彼らの人気を決定づけた最高のアルバムであるし、この作品が全米初登場№.1になった。



そして、ここ日本での人気も決定的になり、LOUD PARKでもヘッドライナーになった。



loud park 2009




この2005年の『DOWNLOAD FESTIVAL』はその前の段階である。



(Setlist)



“742617000027”

“(sic)”

“Eyeless”

“Eyole”

“Prosthetics”

“Liberate”

“Purity”

“Me Inside”

“Get This”

“Spit It Out”

“Wait And Bleed”

“Surfacing”




SLIPKNOTの当時の最新アルバム







The Subliminal Verses Vol.3





かたやSLAYERも負けてはいない。



スレイヤー

    SLAYER



このバンドを知ったのは1990年の事である。



中古盤でREIGN IN BLOODを買って聴いたが、これが最高の出来で攻撃力、攻撃性、スピード、獰猛性を備えたアルバムという意味では、SLIPKNOTAIOWAに勝るとも劣らない出来である。


REIGN IN BLOOD

REIGN IN BLOOD



いや,音のプロダクション技術が、AIOWAより劣っていた時代でこの出来をみせるのは驚異としか言いようがない。

もしも同じ時代に出ていたら、その出来の上を行くのは必至である。



では、そのREIGN IN BLOODAIOWAのどちらが好きか、と言われれば答えが出せない、非常に悩むのである。



それくらいのいいアルバムであるからだ。



そのREIGN IN BLOODについては以下のページに書いたので読んでいただきたい!



http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-47.html





SLAYER






https://www.youtube.com/watch?v=uUMAJ-K3_18





しかし、この2005年当時の彼らの最新アルバムであるGOD HATE US ALLにしろ、その前のDIABOLUS IN MUSICAにしろ、彼らの曲は、勢いが余って雑然とした感じに曲が拡散してしまったり、ヘヴィさに中途さを感じる場面があるのである。



そういった意味で、それほど聴かずに、昔のアルバム、特に『REIGN IN BLOOD』ばかりを聴いてしまうことになってしまっていたことは否定できない。



そういうファンも多いはずである。



そういった楽曲の出来の差で、やはりSYSTEM OF A DOWNSLIPKNOTのほうが注目されてしまっていたのではないか、私もこの場に居合わせたら、おそらくこの2者に注目度をアップさせただろうと思う。



slayer.jpg




しかし、SYSTEM OF A DOWNはデビュー当時SLAYERの全米ツアーの前座をつとめたのである。



そして、SLIPKNOTもデビューしてから2年後のイタリアでおこなわれたGODS OF METALセカンドビルをつとめた時のヘッドライナーSLAYERだったのである。



gods2000

GODS OF METAL 2000』



要するに2つのバンドとも立場が逆転したのである。



こういう事実を垣間見るのも一興ではないか?



新潟のつま恋でおこなわれた日本人アーティストによるAMUSE FESの模様をWOWOWでみたが、その際に、最後に(ヘッドライナーとして)出演したポルノグラフィティを観ている時も、このバンドが何万枚のCDを売ったとか、このバンドは最初のフェスでどの順位で出演したとかいう考えなど、観客からは微塵も感じなかった。

ただこのフェスに参加して楽しもうという気概しか感じれなかった。



ただ私は、ハードロックヘヴィメタルという音楽がとにかく好き過ぎて、いろんな知識を雑誌などで知るとそれをいつまでも覚えていたり、調べて知ったりしてしまうので、どうしてもそういった知識を動員して観てしまうのである。



だがしかし、そういった知識だけでなく、虚心坦懐に音楽を本意で楽しもうという気概はいつも忘れないでいるのは間違いない。




(Setlist)


“Mandatory Suicide”

“War ensemble”

“Bitter Piece”

“Death's Head”

“Here Comes The Pain”

“Dead Skin Mask”

“Raining Blood”

“Hell Awaits”

“Stain Of Mind”

“Chemical Warfare”

“South Of Heaven”

“Angel Of Death”



当時の最新アルバム







ゴッド・ヘイツ・アス・オール







【邦楽コーナー】



T-BOLANBABY BLUEはあまり、話題に出ませんが、私としては好きなアルバムです!


何故なら結構好きな曲が入っているからです。



以前紹介した以下のJUST ILLUSIONをはじめいい曲が入ってます!


bolanshoki
  



男性と女性は感情面がまるきり違いますから、その男性の感情だけを吐露されても女性にはわかりかねる部分があります。



それは男性の女性についても同様だと思います。



その女性が持つ感情の起伏や微妙な機微を察してくれると、女性はとっても嬉しい部分があります。

 
そういう曲として好きなのは、 「あふれ出る感情」であり、タイトルトラックのBABY BLUEでしょう。



そして、究極の感動的なバラードがLovin’ Youでしょう…



この歌詞を聴いてればわかりますが、これはシンガーの森友嵐士さんに思いを寄せていた女性の愛を最後に嵐士さんが最後にくみ取る、という設定なのが分かります。

 
せつない片思いをしたことのある人なら、男性でも女性でもこの歌詞の感情はわかります。

GRP_0033




この女性、最後にこういうハッピーエンドになれたのは、とてもうらやましいことですね。

 

片思いで終ってしまうのは非常につらいことだと、私はこの歌詞をきいて思いだします。



その辛さをわかるからこそ、この歌詞に感情移入が出来、好きになるんですね。



この感情…聴くと、慰められると、男性の投稿もありますね。



非常に感動的な歌です、“Heart Of Gold”は。




極め付きはこの名曲です!



この曲は、シングルカットされていませんが、常にこのバンドの人気の曲の1つで、ライヴではいつも演奏されていました。



メロもいいことながら、歌詞が非常に前向きですよね?

 

~夢と勇気があればそれでいい、諦めはしない。感じるまま生きていくよいつも輝き追いかけて…夢と勇気があればそれでいい…~



この曲はこのT-BOLANに多くの曲を提供してきた川島だりあさんの曲ですが、彼女はいつも自分のコンセプトを貫いていますね。



夢を貫き通し諦めない
自分らしさをやめない

このコンセプトの強力さにはいつも同情と感動しています。




それが、エモーショナルな森友嵐士さんの声と、バンドの綺麗なメロと融合されると、もう涙ものに変わります。

 arasi




自分が途中で諦めないのと、自分らしさを忘れないのも、ひとえにこういったロックの歌詞からの影響が随分とあります。



こういった外部からの触発って結構重要だと思います。



歌詞を通じて、人を啓蒙するのが音楽家の役目と思ってます。


ですから、意味のない歌詞しか書かないバンドの音楽は私にとって完全NGです!(笑)

 

こんな良い曲が入ったアルバムであると認識してもらえればいいと思います。



以上の曲を収めたこのアルバムは以下からもお求め出来ます!

  ↓


 

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グレンヒューズの最高傑作『FROM NOW ON…』を聴くべし!
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glen15


ハードロックを聴いている人にとって、聴かずにすごすことができないシンガーと言えば、このグレンヒューズもそのカテゴリーに入るだろう。

その彼が、今年の終わりに下北沢GARDENにおいて12月8日、12月9日ダグアルドリッチをギターに迎えて来日公演をおこなう。

そのチケットは以下からどうぞ!(チケットぴあ等では入手できません、笑)
  ↓
http://www2.odn.ne.jp/vinyl-japan/


しかし、この人の人生は波乱が多かった。

そして、メジャーデビューからして凄い!

グレン


1974年にあのDEEP PURPLEのベーシスト兼ヴォーカリストとして抜擢され、3枚のアルバムを制作し、その3枚のアルバムは今も入手可能であるし、それぞれスペシャル盤も制作されているから驚異だ!

その後、HUGHES/THRALLBLACK SABBATH、GARY MOORE、PHENOMENAなどに参加するも、それぞれのプロジェクトではそこそこ売れた程度で、成功らしい成功は収めていない。

セッター

その後、ドラッグにおぼれてシーンからかなり遠ざかった観も否めなかった。

私は、80年代後半から90年代の初頭はかなりハードロックにのめりこんでいた。

学校から帰って、バイトに行く、あるいはスポーツをする。

それで、帰宅後もレコードやCDをかけながら、BURRN!』誌をすみずみまで読んでいた。

それくらいのめりこんでいたのである。

そんな時代であっても、何故かグレンに関しては、興味が芽生えなかった。

今のようにインターネットなどない時代、雑誌だけが頼りだったので、グレンのアルバムに関するレビューを読むも、なかなか興味が出なかったのである。

読むのを重ねていけば、だいたい内容の良し悪しは想像できるのである。

91年にいろんなミュージシャンを集めてブルーズを基調としたアルバムを作るも、そんなに話題にならず、私もその内容を確かめるために買って聴こうという気概が持てなかったのである。

そのアルバムも2年か3年で廃盤になってしまっている。

しかし転機が訪れたのは、94年に出したアルバムである。

from now on…

その発売にあたり、そのアルバムのレビューや彼のインタビューを読むと、これまでの彼のアルバムとは違うのがかなり分かった。

「これは買ってみる価値があるんじゃないか?」

そんな感情を抱かせるに充分であったのだ。

DEEP PURPLEという肩書では私の大好きなバンドであるWHITESNAKEのシンガーであるデヴィッドカヴァーデールと一緒であるし、そうなれば聴いてみる価値はあるなと思ったのである。

デヴィッド87’
デヴィッドカヴァーデール

しかし、そのアルバム制作にあたり、集められたミュージシャンもすごかった。

当時解散状態にあったEUROPEジョンレヴィン(b),イアンホーグランド(d),ミックミカエリ(key)のほか、いろんなバンドにヘルプして回っていたトーマスラーソン(g)、エリックビオフェルト(g)などが参加し、このメンバーで日本にも来てライヴもした。

後でも書くが、その時のライヴも素晴らしかったので、そのライヴの模様を収めたライヴアルバムも発売された。

それはもとより、このアルバム自体も素晴らしいの一言に尽きたのである。

それを順次紹介していこうと思う。


●“Pickin Up The Pieces
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=MK-v9lmM_q0


のっけから勢いが充分に伝わってくる!

声の張りもとにかく素晴らしい。

ドラッグにハマっていたということが全く信じれないほどである。

バック音やSEを混交させる手法やプロデュースも申し分ない。

全体的な音作りが最高なのである。

その音全部をグレンの張りのある声が牽引していくのである。

それでいつの間にかこの音楽の虜になていることに気づくのである。

glendaze!



“Lay My Body Down”“Walkin' On The Water”はいかにもブルーズ的なスローナンバーであるが、グレンの音楽を引き立てるテイスト溢れるギターがリフでもソロでもマッチしているのでつい聴き惚れてしまう。

バックコーラスもいい!  

“The Only One”はミドルナンバーであるが、冷厳なSEで始まり、そこにグレンの何色にも変えれる声が牽引して曲が始まり、エモーショナルなところでとことんエモーショナルに歌い、その緩急の機微が素晴らしいので、一見駄曲になりそうな曲だが、グレンの幾重にも変えれる声が理由になって佳曲に仕上がるのである。

“Devil In You”もそんな感じである。


●“The Liar
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=a9gFHAA64ps


こういうキャッチーな曲が数曲収録されているのもこのアルバムの魅力である。

ツインギターの掛け合いが見事に曲を盛り立てている。

後半の掛け合いなどは、80年代にハードロックにのめりこんだ人には堪らない共感を覚えるだろう。

そんなテイストのある中間のギターソロも思わず聴き入ってしまう。

もちろん、グレンの声も素晴らしい!


●“Why don't you stay
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=CzITtgj4PVU


何とも素晴らしいバラードではないだろうか。

最初のピアノのあまりにせつないメロに、体に力が抜けて、心が折られる感触すら覚える。

あまりにエモーショナルに弾くミックミカエリはまごうことなく一流のミュージシャンである。

mic michaeli
ミックミカエリ

その素晴らしさは、これまでEUROPEについて書いたページで確認してもらいたい。

そしていくらピアノが素晴らしくとも、肝心の歌が良くなくては意味がない。

この曲もそうだが、いろんな曲を歌いこなすことができるのみならず、1つの曲で幾重にも変化させる能力があるのには感服せざるを得ない。

ハードロックという音楽であっても、こういう感動できるバラードは私のみならず多くの人にとっては必需モノである。


この素晴らしいバラードがあれば文句は誰も言えないだろう!


●“Into The Void
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=bwa9pdl8K8Y


この映画のトラックのようなドラマティックな展開はどうだ!

スピーディ、スロー、ミドル、バラードといろんなレパートリーに溢れているアルバムは佳作として注目を浴びやすいのは間違いない。

それらに、「ドラマティックな曲」というレパートリーが加われば、まさに鬼に金棒である。

グレンヒューズと聞くと、どうしてもブルーズというイメージが付きまとうし、実際の私もそうだった。

しかし、こんな聞いて3秒で聴き入ってしまうようなバリエーション溢れる曲を作れるミュージシャンであるとわかって驚いたものである。

ヒューズ


この曲を聴くと、いつも鳥肌が立ってしまうのである。

清涼なSEとグレンの声が見事にマッチしている。


そしてポップミュージックのような観を呈している“You Were Always There”“Homeland”はミドルテンポでかつキーボードが前面にでた癒しの曲である。

この曲をかけながら、陽気な日にドライヴが出来たら最高の曲である。

そんな魅力のある曲をかけるような多彩な能力がグレンにあったとは、とここでも驚いたのである。


暗めのタイトルトラックの“From Now On…”でこのアルバムは終わるが、DEEP PURPLE時代の名曲である“Burn”“You Keep On Movin'”が最後にボーナストラックに収められている。

ここまで読んでわかるように、このアルバムには欠点がないのである。

探そうと思ってもないのである。

それほど優れたアルバムである。

グレンヒューズ復活!」と呼ぶにふさわしいアルバム、そして素晴らしいライヴをおこなったことにより、日本中がグレンに沸いていた、と言っても過言ではなかったと思う。

その年におこなわれた日本でのライヴのCDも発売されたくらいであった。

Burning_Live


ライヴビデオも発売される予定であったがどうしてか発売中止になってしまった。

そのデモビデオを私は所有している…そんなこと自慢してもしょうがない(笑)。

その映像をブートとして販売されたジャケットが以下である!
  ↓
glennboot


その素晴らしさに感動し、私は一気にグレンのファンになったのである。

ヒューズ


しかし、このアルバム発表とツアー刊行後に、この時のメンバーは全て解雇されるのである。

グレン曰く、「ソウルがないからだめだった。」ということである。

そこを読んで私は、「はあ、なんで?」としか思えなかった(笑)

ギターベース、ドラム、キーボード、どれもが素晴らしいのに、何で…?

しかし、ミュージシャンの機微というか感性はやはり奥が深いし、傍らから聴いている人だけの意見ではわからないものなのである。

ことは、グレンがしているブルーズのように少ない音で人を感動させる音楽をしている人ならなおさらだろう。

今年のEUROPEがヘッドライナーをつとめたKAWASAKI ROCK CITYにおいてEUROPEのメンバーのミックイアンジョンを見ていたら、「あっ、グレンに解雇されたメンバーだ。」などと余計なことを思ってしまった(笑)。

2015tour.jpg


しかし、グレンによってそうなってしまったからといって彼らのミュージシャンとしてのレベルの高さに違いはない。

しかし、このアルバムはどうしてこうしていいアルバムである。

今も愛聴盤であるし、売ろうなどということは一切考えれない。

しかし、この音楽性を踏襲してくれればよかったのだが、グレンはそうはしなかった。

彼の持ち前のブルーズを更に突き詰めた感じのアルバムをそれから制作し販売し続けたのである。

しかし、地味なアルバムとはでやかなアルバムのどちらが注目を集めるか?

言わずもがな後者なのである。

このFROM NOW ON…』94年度BURRN!』誌の人気投票で20以内にランキングしたが、それ以降のアルバムは、泣かず飛ばずといった観があった。

FROM NOW ON…』以降のアルバムを聴いた時、KISSHOT IN THE SHADESTEELHEARTTANGLED IN REINSを聴いた時の感情を思い出した。

それぞれ前にいい作品を作ったのに、 何故、前作を踏襲しないの?」と非常に残念に思ったのである。

その感情と同じだったのである。

FROM NOW ON…』以降のアルバムを、それぞれを聴けば、それなりにいい品位を感じることができるが、佳曲が少ないのは否めない。

ブルーズ性を突き詰めるその手法はさらにエスカレートし、一番最近出たオーストラリアでのライヴDVDをみると、まるで酒場バーの延長程度の広さの会場である。

非常に観客は少ない。

しかし、そのことに対してグレンの表情に一切の気負いはない!

音楽とは、自分の心を、気宇を表現するもので、自分のしたいことをとことんまですべき、というモラルなのであろう、グレンは。

そのことに一切の私情を挟むつもりはないし、はさんだところでグレンのような頑固者には届かないだろう。

しかし、やりたいことだけをやれる…これは私が非常に羨ましいと思う人生スタイルだが、何故それが可能なのだろうか?

それは印税の力によるものなのは明らかだ。

74年DEEP PURPLEという超メジャーなバンドメンバーとして抜擢され、そこで制作したアルバムにおいてほとんどグレンは作詞作曲に関わっていたのである。

come taste the band


それのみか、在籍していた時に出したライヴアルバムやライヴDVDも多数あるし、DEEP PURPLEのベストアルバムやコンピレーションルバムのたぐいはこのバンドの大ファンでも把握しきれないほど多数ある。

それが彼の国のイギリスはもとより、世界中で売られているのである。

そうなれば、莫大な印税が毎月必ず入ってくるのは間違いない。

生活に全く困らないのだ。

だからいまどき売れそうもない音楽を制作していられるのである。

同じDEEP PURPLEのメンバーであったデヴィッドカヴァーデールWHITESNAKEを結成してから9年目で世界的な大成功を収め、12年目には祖国イギリスのキャッスルドニントンで7万5千人を集めたMONSTERS OF ROCKヘッドライナーをつとめたが、そんな成功劇にはグレンヒューズはまるで無頓着だ。

mor 90


あまりにも長い潜伏期間があったために、それほど素晴らしいアルバムを94年に出すも、それほどの観客動員数はなかった。

その年の来日公演日程は以下である。

5月21日 大阪モーダホール
5月23日 名古屋ボトムライン
5月24日 川崎クラブチッタ
5月25日 川崎クラブチッタ

かたや、WHITESNAKE9 4 年の来日公演日程は以下である。

10月4日 大阪城ホール
10月6日 新潟テルサ
10月8日 九州厚生年金会館
10月9日 広島厚生年金会館
10月10日 名古屋センチュリーホール
10月12日 仙台サンプラザ
10月13日 代々木オリンピックプール
10月14日 代々木オリンピックプール


この開きにもグレンは全然気にしていないのである。

彼の才能をもってすれば、ヒットする音楽を作れと言われれば作れるだろうが、そういうことにあまり興味のない人らしい…。

卑屈だとは思えない…やはりそれまでに得てきた情報が彼の音楽に対するスタンスを決定したのである。

そのことに文句を言っても仕方がない。

しかし、ことFROM NOW ON…』に関しては、とにかく素晴らしいアルバムである。

しかし、発売から数年で日本盤は廃盤に追い込まれてしまっている…これもまた不可思議な現象であった。

それ以外は入手可能なのに。

しかし輸入盤では新品で入手可能である。

以上のレビューを読めば私がこのアルバムを薦めたい気持ちがわかると思う。


購入したくなったかたは以下よりどうぞ!
    ↓



From Now on

この年におこなわれたライヴの模様をおさめたアルバムはコチラ!



Burning Japan Live

beautyleg


グレンが関わったアルバムについて書いたページは以下!
  ↓
DEEP PURPLE CALIFORNIA JAM 40th ANNIVERSARY


DEEP PURPLE COME TASTE THE BAND


DEEP PURPLE LIVE 75〜76』

BLACK SABBATH SEVENTH STAR』(DELUXE EDITION)

  HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム








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WINGERのサードアルバム『PULL』を比較する!
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 pull

今回は、WINGERのサードアルバムPULLについて書いてみようと思う。

 この作品は、非常に微妙な位置に立つアルバムである。

 このアルバムが出されたのは93年

グランジが席巻していた時代である。

 その影響をこのアルバムも被ることになる。

 ミュージシャンは誰しも、時代の影響を受けざるを得ない。

 BON JOVI、AEROSMITH、AC/DCといった、1枚のアルバムだけでアメリカでミリオン単位のセールを挙げれたミュージシャンでもない限り、自分の好きなようにアルバムを作って出すことのできるミュージシャンは限られている。

 ことWINGERも例外ではない。

 このPULLには、“Junkyard Dog” “Blind Revolution Mad” “No Man’s Land” “Spell I’m Under”といった前2作のアルバムにはない粗野でダークなイメージを彷彿とさせる曲名が多くある。

 曲風も、ダークな感じでヘヴィさを前面に出し、前2作のような煌びやかイメージを出しているものはない。

 このバンドはファーストとセカンドで、プラチナムを獲得できたバンドであるが、その実績だけでは、やはり自分のやりたいことだけをやってアルバムを出す、ということは許されない。

 やはり、当時流行りの音楽的要素を取り入れた音楽を作って出さなければ、レコード会社が許すはずもない。

CDというのは、そのミュージシャンの内面を表すものである。

 その内面を出す際に、自分の言いたいことややりたいことだけを出す、というのが本望ではあろうが、それだけでは許されるはずもない。

レコード会社も、ボランティアではない。

そのCDが売れて、収益が上がらなければ、会社はつぶれてしまうからだ。

 やはり、当時流行っていたもの、多くの人を惹きつけるものを取り入れなくては、収益につながらないのである。
当時のグランジの流行に覆われたバンドは多くいた。

 そのことに対して、「俺たちはミュージシャンとして進化しているんだ。80年代当時のままではいるわけはいかない。」とか「みんなが何を欲しいかわかっているんだ。その要請に応えようとしたんだ。」などと言葉を濁すパターンが多く散見された。

 直截に「今流行りの音楽的要素を入れなくてはいけないとレコード会社から言われたんだ」というミュージシャンはなかった。

 やはり、ミュージシャンシップが許さなかったのだろうか…。

 その要請にやはりWINGERも受け入れざるを得なかったのか?と思ったら実際はそうではなかったのである。

93年来日公演時のインタビューを読むとそうではなかったのがわかる。

 キップウィンガーのインタビューを読むとこう書いてある。

kippu


 「2ndは、いつリリースするかとかいったスケジュールの面でも、ボーヒルの影響がものすごくあったんだ。あの時は、今ほど俺の自由にはできなかった。彼は、こういう曲を書け、ああいう曲を書けとストレートには言わなかったけど、俺を引っ張る糸はたくさんあって、自分でコントロールできてはいなかっ
た。やっと彼に、お前とはやらない、ということができたからPULLが出来たんだよ。」

ということである。

 また、このPULLの制作に際して、「大がかりなオーケストレーションはしないでおこうと決めたんだ。」ということである。

 また、レブビーチも、以下のようにインタビューの際にいっている。

 「俺とボーとの間にあった問題点の1つは、彼がキーボードプレイヤーだという点だったんだ。…彼は自分の持っている力をバンドのサウンドのに注入しようとするプロデューサーだったんだ。」

レブが思いきりフラッシーに弾くことをボーは許さなかったのだともいう。

 それも不満の1つであったという。

ボーヒルとは、音楽プロデューサーの名である。

beau
   ボーヒル


 RATTでの仕事が有名であるが、ボーWINGERの1stと2ndのアルバムのプロデュースもした。

 その結果、両方のアルバムがプラチナに輝くことができたのである。

 しかし、ボーの管下を離れ、自由に作ったのがほかならぬこのPULLであるという。

 しかし、この2人の言葉通りにやりたいようにアルバムを作った結果どうなったか?

全米でも83位にまでしかいかなかったし、ゴールド(50万枚)にも達成せずに終わってしまったのである。

 前2作は共にプラチナ(100万枚)を獲得したのに…。

 そこで思い出されるのがボーの仕事である。

 そこでまず先に思い出すのがRATTでのプロデュースであろう。

 RATTのファーストから4枚目のアルバムにボーは関わった。

 そのいずれもが、プラチナアルバムになったし、1stは300万枚を売ったし、2ndは200万枚を売った。

 しかし、そういった実績がゆえに、ボーのしたいことができるようになって、オーバープロデュースがメンバーの目について、メンバーのやりたい部分が少なくなっていってしまっていた。

 そこで、RATTは5枚目のアルバムにボーを関わらせないで、違うプロデューサーに変えた。

 そのアルバム発売直前には、「これが俺たちのやりたいことを体現したアルバムだ!」というニュアンスの発言をしていた。

 しかし、そのアルバムDETONATORはバンド史上初のプラチナに届かないアルバムになってしまった。

detonatorat
DETONATOR』発表時のRATT


 私もこのアルバムは期待に胸を膨らませて、発売当日にCD屋にいって買って聴いたが、RATTらしさを大幅に欠くアルバムになってしまっていた。

 私が思うに、ボーはそのバンドの良さを引き出す能力が高いのである。

 オーバープロデュース云々はバンドのメンバーの意見にしか頼ることはできないが、そうであろうがなかろうが、やはりそのバンドの良さを引き出すことに成功したからこそ、RATTの4つのアルバムもWINGERの2枚のアルバムもプラチナに輝いたとしか思えない。

 RATTWINGERもボーの元を離れたことによって、それまでの成功と同程度の成功は収めれなくなった。

 しかし、このことで「やはり、ボーにプロデュースを任せるべきであった。」とかいう声もきかないし、それまでの偉業について回顧されることもなかった。

 やはり人間というのは、マイナスの点については注目しやすいが、プラスの点については注目しにくいのだ。

 これをみるとやはり、ボーの力は偉大であったと言わざるを得ない。

 ここで言わんとしたいのは、どういった加減で自分たちのしたいことをしてアルバムを作るか、ということである。

自分たちのしたいことをする、それは非常に重要なことである。

 しかし、それだけではうまくいかないのだ。

 それは、RATTWINGERの歴史を見れば明らかだろう。

 その自分のやりたいことに固執しつつも、ボーのように流行の音楽的要素を完全に把握し、そのバンドの良さを引き出す能力に長けたプロデューサーにそのプロデュースを頼むことをしなくてはいけないのは明白である。

 自分たちのやりたいことだけをする…やはりこれだけではうまくいかないのだ。

 確かにアルバムが売れた売れなかったかは、プロデューサーだけに起因するわけではない。

 その時代状況もあるし、アルバム発売枚数を重ねれば需要逓減で売れなくなる。

 しかし、ボーを離れたRATTボーを離れたWINGERのアルバムを聴くとどうしてもそのバンドの良さが出ているようには思えないのだ。

 確かにらしさはあるが、そのらしさは3割くらい減っているのである。

 私は、WINGERが1年間で、2回参加した2014年KAWASAKI ROCK CITYに両方いった。

kawasakiha


 まず最初は、1月FIREHOUSE,WINGER、Y&Tの時であったが、その際、感じたのは、WINGERの夢幻回廊を突き抜けるようなは幅の広い幽玄な音の優雅さに比べ、ヘッドライナーとして登場したY & Tの音楽はあまりにもメロディの幅が小さく、惹きつけるメロディが少ない、ということである。

 これではこのバンドの売り上げ最高記録が45万枚なのは頷ける、と思ったのである。

 そのギャップと同じものを、このPULLを聴いた時に感じたのである。

 メロの幅が小さい、惹きつけるメロが少し足りない。

 このアルバムは全11曲収録であるが、8曲目以降はそこそこいい曲だが、その幅がないためにそんな印象を与えてしまうのがもったいない。

 でも、この音こそが自分たちのやりたい音楽だったということである。

 その結果、当時ヘヴィメタル界を席巻していたグランジに似たものになったということである。

 別にグランジが流行だったから、その要素を取り入れたというわけではないようだ。

 要するに、自分たちの心からしたい音楽をめざして作ったら、その音楽が当時の流行の音楽的要素と符合した、ということであるらしい。

 そのことによってWINGERらしさが3割減、と私はみている。

 でも最低最悪のアルバムなどと酷評するつもりはない(笑)。

 80点以上の出来の、それなりにいいアルバムであると正直思う。

 そうでなければこの場では紹介はしない。

そのアルバムについて以下書いていきたいと思う。


 ●“Blind Revolution Mad
   ↓
 

 https://www.youtube.com/watch?v=Hl6TqjEOWbM


 イントロのアコースティックギターはもちろん、曲に覆う終始暗めの雰囲気は、それまでのWINGERにはなかった音楽性である。

 この暗めへの転換に、すぐに反応して「こんなのWINGERじゃない!」と片付けるのは早計である。

 キップのシャウトで曲展開されるところは鳥肌モノのカッコよさがある。

 初めが暗くても、曲のすべてが暗いわけではない。

 一聴してすぐにわかるレブのギターソロも健在である。

 キップの歌の上手さも健在だし。

 こういったところを総合すれば、非常に全然いい曲であることがわかる。

この曲は、このバンドには欠かせない曲で、1993年、2002年、2007年のツアー時のオープニング曲であった。


●“Who’s The One
  ↓
 

 https://www.youtube.com/watch?v=vcVYSmuV3y4

 この曲もまたそれまでのバンドにはなかった曲風である。

 非常に原始的というか、生々しいアコースティック音で始まる曲である。

 前までのプロデューサーであったボーヒルがキーボードプレイヤーであることからして、そういったものを拠り所に曲を作ったことがすぐにわかる曲が前作までには多かったが、このアルバムからは、アコースティックで始まる曲や、それをメインにした曲が多くある。

 それがキップウィンガーの音楽的ルーツなのであろう。

 そういう曲ばかりのソロアルバムも出しているし、アコースティックギターばかりのショーケースも多数行っている。

 このビデオを観ると、当時の流行の音楽的な雰囲気を思い出させる。

 髭を生やさして、原色のままの色彩でなく、白黒の部分を多めに出すところなどはその最たるものである。

 一通りのまま変化なく曲が始まって終わるのではなく、所々に癒しのメロが忘れることなく挿入して聴き手を離さないでいる手法は、さすがWINGERといわざるをえない。


 ●“Down Incognito
  ↓
 

 https://www.youtube.com/watch?v=HSfosnvz_mE

 これもまた、これまでのアルバムにはなかった曲風であるが、出だしはもちろん曲の終始を貫く力強いドラムやベースの音はまさしく「カッコいい」というにふさわしい形容がぴったりである。

 聴いていて鳥肌が立つこともある!

 ミドルテンポだが、荒野の大地の中でも存在する癒しの雰囲気がまた聴き手を虜にする。

 曲風がそれまでとは変わってしまって残念がるファンもあろうが、見方を変えれば、 「多くの音楽性をもったアーティスト」であるということがわかるのではないだろうか?

 他のアーティストで、それまでの音楽性からかなり変わってしまったことに対して、「なぜこんなに変えてしまったんですか?」という質問に対し、「1つ2つのアルバムでこのバンドの音楽性を決めることはできないんだ。このアルバムも、俺たちの音楽だよ!」ということを言っていたアーティストがいたが、まさにこのWINGERのアルバムもそのことが当てはまる。

 確かに、前2作ほどは売れてはいないが、中古盤屋に売ろうなどとは露程も思わない、いい出来のアルバムである。


 ●“The Lucky One
  ↓
 

 https://www.youtube.com/watch?v=aWlnBVv69vo

この曲こそは、80年代にハードロックにハマった人にはたまらない雰囲気をもった曲である。

 アメリカの雲1つない夕焼け空を彷彿とさせるそのメロは最高である。

 癒しの雰囲気のあるアコースティックギターとオーケストレーションの複合によってメロメロになってしまう。


 こういうメロを作りだす能力がキップレブにはあるのだ。

hamana


 先にレブは、ボーによって思いっきりフラッシーに弾くことができなかった、と言ったことを書いたが、「そうなの?」と不思議に思ったものである。

 “Hungry”“Seventeen”といった過去の名曲は、レブのフラッシーなギターがさく裂しているし、後者はその最たるものである。

「どこがフラッシーに弾くことを許してないの?」と疑問に思わざるを得ない。

 これが本領発揮していない、と言うならPULLには“Seventeen”以上のフラッシーなギターソロが聴けると思いきや全然そんなギターソロはきけないのである。

 彼がやりたいように弾けているというのを探してみるも、このアルバムには“In My Veins”という曲くらいしかない それだけではない。

 大がかりなオーケストレーションを使用しないというバンドの意図通りに作ったのがこのPULLであるということだが、その大がかりなオーケストレーションを使用したことによって前のアルバム収録の“Without The Night”“Miles Away”“Headed For The Heartbreak”といった名曲が生まれたのである。

wink


 “Headed For The Heartbreak”は最たるもので、アームを使ったふくよかなたっぷりと厚みのある清涼感すらあるオーケストレーションとの融合音には、思わず聴き惚れて私の体の動きが停止してしまうのである。

 これもボーの手腕によるところが大きいと言わざるを得ない。

 先に、「その自分のやりたいことに固執しつつも、そのバンドの良さを引き出す能力に長けたプロデューサーにそのプロデュースを頼むことをしなくてはいけない」と書いた。

 しかし、バンドのやりたいことを100%せず、妥協して作ったアルバムが両方ともプラチナにまでいったにもかかわらず、このアルバムはゴールドにもいかなかった。

 しかし2014年の2回にわたるにおいてWINGERはその両方に参加し、初めはWINGERを、2回目にはIN THE HEART OF THE YOUNGを完全再現した。

 バンドとしては不本意さが残るアルバムなのに完全再現をする。

 どのような気持ちなのかはミュージシャンでない私には想像が出来ない。

 やはり妥協はミュージシャンであろうがなかろうがしなくてはいけない面はある。

 それは今の私の生活でも実感することである。

 自分たちのやりたいことを体現したアルバムがこのPULLであるならば、そのPULLの完全再現をしてみるのも面白いだろう。

 しかし、KAWASAKI ROCK CITYに2回とも会場に足を運んだが、会場にはバンドのCDが販売されていたがPULLは2回とも販売されていなかった。

 廃盤になってしまっているのである…残念ながら。

 しかし2回ともPULLからの曲は演奏されていた。

 廃盤になったアルバムからの曲を演奏する、そしてそれを観客は聴く…なんとも複雑な気分であった。

 こういうことは初めてであったので。

 新品で入手可能であるならば、近くのCD屋にいくなり、そこでなかったら取り寄せをするなりで入手可能であったが、廃盤になったものなら、いろんな中古盤屋に足をはこんで探すほかなかった。

 しかし、今のようにインターネットというものが登場してからは、その中古盤を扱っているショップにアクセスして購入手続きをして配送してもらえればそれで事足りるようになった。

 非常に便利な時代になったものである。

 時間の大幅な削減ができるようになったのだ。

 しかし、それなりにいい曲が入っているこのPULLが再び新品として再発になるのかどうかはわからない。

ファンの私としてはそうなってくれることをひたすら祈るばかりであるが…。

 しかし、WINGERの最新作のBETTER DAYS COMIN’は素晴らしいアルバムである。

betterdays
BETTER DAYS COMIN'

 その良さの虜になってしまったので、このアルバムについてはいずれ紹介したいと思う。

 まずは、このPULLを紹介しておきたいと思う。


 PULLに興味のある人はコチラを!
  ↓
輸入盤
 
Pull


国内盤
 
プル

ぱりりん0001



このアルバムのメイキングシーンとクリップが収められたDVDがこれ!
  ↓
 
Then & Now: Making of Pull & Winger IV [DVD] [Import]


 (関連記事)

 ・WINGERのファーストアルバムWINGER
 http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-173.html


 ・WINGERのセカンドアルバムIN THE HEART OF THE YOUNG   http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-174.html

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【邦楽コーナー】

 この曲は、WANDSにとって転換期の曲でしょう。

 このバンド初期のヒップホップ的な音楽性でもなければ、全盛期のポップで透明感のあるメロディを全面に出した曲風でもなく、いきなり鋼鉄的なギター音とベース音を売り物にした音作りの曲を出したものだから、ファンとしては驚きました。

 曲自体は佳曲だと思います。

 しかし、嗚咽するような咆哮をする上杉昇さんの歌い声はあまり魅力的には私は感じません…。

 歌詞も退嬰的になっていますし。

しかしチャート的には成功したといっていいでしょう!

(オリコン最高位9位)にまで行きましたから。

ちょっと残念ですが、このバンドの柱である上杉昇さんとギターの柴崎浩さんが本当にやりたいのがこういった曲風であったようで、これが出された時期にこういったシングルがいくつかカットされました。
   ↓
 
WORST CRIME


このバンドの音楽性を模索していた時期だっただけに、先への道が暗中模索状態になり、バンドは空中分解していってしまいました…。

 この時期に出されたシングルのいくつかはオリジナルアルバムが作られず、シングルカットだけで、それらのシングルはベストアルバムだけに収録されています。

 そのうちの1つを以下に紹介しておきます。
  ↓
WANDS BEST HITS

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KISSの『ASYLUM』を検証する!
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asylum.jpg

 私にとってKISSはメイク時代よりも、ノーメイク時代のほうが好きだ!

 ハードロックにめざめた時に知った時のKISSはノーメイクだったということもさることながら、エンターテイメント性よりも音楽の実質性に重きを置いていた方が、私の好みであるからだ。

 このKISSのアルバムは実に13枚目であるにもかかわらず、非常にテクニカルですらある。

 思わず、聴く耳をそばだてざるを得ないのである。

 70年代に名声を築いたアーティストは、そんなに上手くないミュージシャンも散見される。

 しかし、同じ70年代にデビューしたKISSは研鑽を怠らず、当時の流行の要素も取り入れ、当時のハードロック全盛時代において、文字通り腐るほどテクニカルなミュージシャンがいたが、そんな中でも傑出したテクを持ち合わせていたからその精神には敬服する。

ankoromoti.jpg


 とくにギタリストのブルースキューリックにはそんな敬意を抱かざるを得ないのである。

 ハードロック全盛期の時代は、今ほどテクノロジーが進んでいなかったが、それでも楽器が上手くて曲がよければ、そんなにプロダクションが良くなくとも売れていた。

 しかし、今はいい曲を書き、演奏のレベルも高く最高峰のプロダクションを使っているアーティストが多くいるにもかかわらず、それほど音楽のマテリアル(CD、DVD)が売れないのは何か皮肉めいている。

 早速、以下このアルバムについて観ていこう!


●”Who Wants Be lonely
  ↓



http://youtu.be/_XMU_3o5RRs

 
 この曲は、非常に心躍る曲である。

 ミドルテンポでありながら、非常にグルーヴ感があって聴いていて思わずノらざるを得ない。

 演奏のレベルも非常に高い。

 ポールの変幻自在に歌いこなす声域の広さにも注目せざるを得ない。

 この曲のクリップを初めてみた時の感動が蘇る!

 その時、ブルースのテクニックの高さに瞠目しない人はいないだろう。

 ピアノのようにネックの上から、フィンガリングだけで音をいとも簡単に出して心地良いメロを出すのだから驚異である。

 しかも正確無比なのだから。


●”Tears Are Falling(全米51位)
  


http://youtu.be/lEwnfhuPJGs


 この曲は、このアルバムから唯一カットされたシングルである。

 このバンドを知ったのは、このバンドのメイク時代もノーメイク時代も両方網羅した初のベストアルバムであるSMASHES、THRASHES& HITSに収められていたのである。

 その他のASYLUMアルバムからの2つのクリップの曲は収められていない。

 その他のクリップ曲もいい曲と思うのだが、なぜかシングルカットされなかった。

hosinosuk.jpg


 どのビデオクリップもそうだが、ポールは表現豊かに歌うのである。

 決して顔の表情だけでなく、振り付けにも彼の人格がよく出ている。

 ギターをひたすら弾くのではなく、ちょっとでも振り付けをする瞬間があればそれに向けるのである。

 この曲のコンセプトは、WHITESNAKE”Slide It In”ほど露骨ではないが、セクシャルソングというか、色情的な曲である。

 いかにもポールらしい世界に彩られている。

 この歌詞の日本語訳を読んだときに笑い出してしまったのである。

 “お前を抱いてみた 何やら様子が変だ 他の男に抱かれていたのがわかった ”などと書いてあるのを読んで、当時中学生だった私は噴きだしてしまったのである(笑)。

 ちなみに、 ”Slide It In”「アレをアソコに入れる」という意味である(笑)。


●”King Of Mountain
  ↓



http://youtu.be/k9bt4BBkK14


 初めの出だしのドラミングもまた素晴らしい!

 そして、なによりもブルースのソロがいいと思う。

 ピッキングの正確さもさることながら、彼独自の聴いて一発でわかるフレーズも聴いていて気持ちよくなる。

mrbluz.jpg
ブルースキューリック


 それ以後、彼が参加したKISSのアルバムでは彼独自のフレーズをいくつも垣間見る事が出来る。

 このソロにおいては、ハンマリングがいくつも折り重なり、その和音がせせらぎにすら変化する。

 これは驚異と言わなくてはならない!

 もっと評価されていいギタリストであるが、当時もそして今もそんなに評価されてないのが現実である。


●”Uh!All Night
  ↓



http://youtu.be/UTcLPHUq-Vw


 出だしを聴いただけで、音、リフ、雰囲気といったものにおいてもうノーメイク時代のKISSのアイデンティティが確立されているように感じるのである。


aanaan.jpg

 KISS97年以降ずっとメイクをしたままツアーを敢行している。

 しかし、この曲を含め、この時代の曲を何かやってくれないのかなと思わざるを得ない。

 メイク時代のほうが、ノーメイク時代よりも、客のノリも客の数も断然違うのだろう。

 だからそれに味をしめては、もう後戻りはできない!

 しかし今のメイクのKISSは同じような曲ばかりして、新しい発見がないのである(苦笑)。

 その他、ジーンシモンズブルースの共作である“Any Way Slice It”“Love’s A Deadly Weapon”という2曲があるが、非常に勢いがあり、その勢いにブルースのテクが加わると、加速装置に火がつき、どうしようもなく危ない曲になり、そのスリリングさに汗が出るのである。

後者の曲は特にそうである。

kandoujiin.jpg
ジーンシモンズ

 ブルースジーンのコラボでしか見れない佳作がこの時代にはよくあったのである。

 CRAZY NIGHT』アルバムに収められている”No No No”という曲が最たる例である。

 その他、バラードはないが、ミドルテンポの”Rader For love”など佳曲は多い。

 このアルバムは13枚目のアルバムにもかかわらず全米20位にまで上昇した。

 そして100万枚を売りプラチナディスクを獲得するのである。

 100万枚とは、当時のハードロック全盛期には珍しくもなんともないが、13枚目ということを考えれば仕方ない面もある。

asaitshatu.jpg


 スタジオアルバムを13枚目であるにもかかわらず100万枚も売った、という言い方のほうが正しい。

 これほど良いアルバムにも関わらず、日本公演は実現せずじまい…次の来日は、88年まで待たなくてはならなかった。

 その88年には、私がKISS最高峰のアルバムと思っているCRAZY NIGHTの時である。

 そのCRAZY NIGHTについてのリポートは以下!
  ↓
(KISSの最高傑作とは?)



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  ↓



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lovekake.jpg
「ノーメイク時代のおすすめのアルバムです!💛」


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