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伝説(legend)のバンドCOVERDALE/PAGEを懐古しよう!
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90年の秋に今も思い出すほどの素晴らしいライヴをおこなったWHITESNAKEは日本公演を最後に活動を休止させた。

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 WHITESNAKE 90

 その後は、長い休暇を取るとデヴィッドカヴァーデールは宣告したのだ。

 そしてその後、まさしくレジェンドと呼ぶにふさわしい出来事が起きたのである。

 そう、あの伝説のバンドであるLED ZEPPELINのギタリストであるジミーペイジデヴィッドカヴァーデールとのコラボバンドが実現したのである!

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 92年にそのバンド名は当初LEGENDという名だとされたが、その後、正式にCOVERDALE/PAGEという名に決まったようである。

 ハードロックのファンならば、どうしても知らなくてはならないのが、LED ZEPPELINという名であろう。

 私も10代でこのバンドを知ったが、その音楽については全然知らなかったのである。

 友人の家で、その音楽を聴いたがそれほど興味のでるものではなかったという記憶がある。

その10代の頃は、ギンギンの速弾きのギタリストが山ほどいて、そのいずれにも私は陶酔していたのである。 その速弾きギタリストの代表格はイングヴェイマルムスティーンであろう。

 その彼は、当時日本武道館でコンサートを敢行するほどの人気ぶりであった。

 『BURRN!』の姉妹雑誌であるMETALLIONにおいても彼の特集が組まれていたほどであった。

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そこのインタビューで彼は以下のようなコメントをしていたのである。

当時出たジミーペイジのソロアルバムを聴いたかというインタビューアの質問に対して、

 「少しね。いつも同じことやってばかりだ。カスだね。こんなふうに(と弾いてみせる)同じことを何万回も繰り返してる。あんなの聴くと耳が腐るぜ。キミは好きなの?やめとけよ(笑)

この言葉で、私のジミーに対するイメージは固まってしまった。

もちろん、マイナスのイメージである。

 イングヴェイは、第一線で活躍していたミュージシャンであった。

 しかし、ジミーの代表バンドであるLED ZEPPELINは解散してしまっていた昔のバンドである。

 しかもイングヴェイは、20代でしかもそのテクが半端ない!

であれば、イングヴェイの言のほうを重んじてしまうのは必然であろう。

 しかし、その後、ハードロックのいろんな事象を見ていくにつれて、そのマイナスのイメージが心の中でほどけていくのがわかった。

 周知のように、95年に元LED ZEPPELINロバートプラントと一緒に、ジミーペイジPAGE/PLANTを結成し、来日公演をおこなう。

 その時の観客動員数は東京だけでも15000人キャパの会場を7日間埋めたのでる。

 かたやイングヴェイは、のちの歴史を見ても日本武道館(=14000人)1日するのがやっとである。

 ファンの数だけでも、数倍以上の開きがあるのである。

 やはり、LED ZEPPELINという伝説のバンドの一員というだけでやはりファンは多いのである。

 私が大ファンであるWHITESNAKEのヴォーカリストであるデヴィッドカヴァーデールが、結成したバンドということで当然COVERDALE/PAGEのアルバムも購入し、聴いてみた。

 イングヴェイの言っていた「同じことの繰り返し」というのは感じなかったが、初めに思うのはやはり上手くないことである(笑)。

 ピッキングも間違って弾いているのに、そのままレコーディングしてしまっているのである。

 それに、ギンギンの速弾きなども全然ないのである。

 やはり、80年代のハードロックにのめりこんだ人には物足りないプレイであるのは明瞭である。

 しかし、PAGE/PLANTでは、あの観客動員数である。

大人になるにつれ、やはり物事がよく分かってくるものである。

 そう、

「上手い=ファンの多さには直結しない」

ということである。

 60年代から、世界中でポップやロックは多くの人の心を捉えて離さなかった。

 AC/DCアンガスヤングが言っていた「ロックは20世紀が産み落とした人類最高の遺産である」という言葉に私も賛成である。

 その空前のブームの中で、LED ZEPPELINは世界中で何千万枚ものレコードやCDを売った。

 その成功の要因は、やはり「身近さ」が最大の要因ではないかと思えてならない。

このバンドが書く詞にしろ、いでたちにしろやはりそんな身近さがあるのである。

それがあるからこそ、鑑賞する側は夢や希望を持てる。

そして、ファンになる…そんな気がするのである。

 言葉は悪いが、ジミーのような人でもプロになれるんだ。」という気になればやはり、希望は持てるのではないかと思う。

先にも書いたようにギンギンの速弾きがあるわけでもなく、レコーディングでは間違えて弾いているのにそのまま収録してしまっている。

そういう素人っぽいところがあると、親近感が醸成されるのは自然である。

 逆に、イングヴェイのように、素人ががんばってもなかなか到達できないような完璧な速弾きをしてしまっては、 「俺にはどう頑張ってもこの域には到達できない」というように、疎遠さが出てもおかしくはない。

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 これは、ジミーイングヴェイのどちらの方法論がいいかという比較論ではない。

 各人、自分の信じる道を行けばいいだけの話しである。

 しかし、95年PAGE/PLANTの来日公演が告知されたときの、その会場の規模の大きさと日数の多さにはビックリしたものである。

「解散したバンドのメンバー2人のバンドなのにこんなにファンがいるの?」

 「文句を言っていたイングヴェイの規模よりも断然多いじゃん!」

 LED ZEPPELINというバンドの底力を知らされたのである。

 ではここで紹介するCOVERDALE/PAGEのアルバムについて紹介しよう。

 死ぬほど好きになったWHITESNAKEのヴォーカリストが結成したバンドであるからして、たとえ私がその人の音楽についてあまり知らない人と組んだバンドとしても聴かないわけにはいかなかったのである。

 ●”Pride & Joy”
  ↓
 

 https://youtu.be/5K1imlqZiOw

 しかしいい時代になったものである。

 こういったクリップは、当時はMTVに加入している家庭しか観れなかったのである。

 しかも、その家庭でも、いつでもアクセスすれば観れるというわけではなかった。

 テレビ番組と同じように、どのバンドのどの曲が放映されるなどということはあらかじめ知ることなどできなかったのである。

 自分がものすごい好きなバンドの、好きな曲が放映されたらラッキーだったが、そうでなかった場合は諦めるほかなかった。

 この”Pride & Joy”は某MTVでカヴァーデールとペイジのインタビューとともに放映され、その映像をダビングしたVHSがたった20分足らずであるにもかかわらず3000円で売られていたのである。

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 今思うとよくそんなものに大金出したな、と思うが私は躊躇することなくその映像を買った(笑)。

 しかし、今やインターネット付きのパソコンなどどの家庭にでもある。

 いつでもアクセスすれば観れる、しかも当時VHSしかない時代のよりも何倍も綺麗な映像で!(笑)

良い時代になったものである。

 LED ZEPPELINの音楽は、トラッド、メローなバラード調をはじめ、民族音楽的要素、ファンク、サイケデリック等を取り入れた音楽であるといわれる。

 1つの枠に収まらない音楽を体現しているといえる。

 この曲にもそんな融合性の音楽が感じれる。

 カヴァーデールも作曲に携わったことからしてWHITESNAKEの要素も感じれる。

 重いリフが連発されてから曲が急展開される手法はカヴァーデールの得意とするところだし、この曲からもそんなところが感じれる。

ファンキーなアコースティックが全体的に覆っていながらヘヴィさはちょうどいい。

 若いころは当然のようにできていたのに、歳をとるとミュージシャンはなぜか、細かいフレーズをいれて曲に味を出すことが出来なくなる。

 しかし、当時49歳だったジミーペイジはそういうところに抜かりがなく、非常にいい曲に彩っているのは見事である!

 ●”Shake My Tree
  ↓
 
 https://youtu.be/zOmCvt5dnpw

 この曲は、アルバムの最初を飾る曲であるが、非常にペイジ色が強い。

 アコースティックの音色などWHITESNAKEにはなかったし、まさにペイジしか考えれないフレーズだろう。

 激しいドラムから曲展開が急になるという曲風はカヴァーデールの得意とするところだが、この曲でも生かされている。

そういった特異性はミュージシャンにとって強みになるが、ただ特異であるといっても聴き手を感動できなければ何の意味もない。

 そのフレーズは、人を感動させる力がある。

 初めてこの曲を聴いてから20年以上が経っているが、いまだに印象に残っている。

人を感動させる品位は充分にある!

 ちなみに、この曲は95年にペイジがロバートプラントと一緒に結成したPAGE/PLANTのライヴにおいてもなされていた。


 ●” Take Me For A Little While
    ↓
 

 https://youtu.be/PtfM2CozoAo

 この曲を初めて聴いた時に、「誤って弾いているにもかかわらず訂正しないでレコーディングしてるじゃん!」と思ったのである(笑)

 はじめのフレーズを聴いていたらそれがわかるはずである。

  しかも、終始同じフレーズを弾いたまま終わっている(笑)…もっと発想を豊かにした方が…などと思ったものである。

  だが、それらを差し引いてもこの曲はいい曲である。

 全体的なラクシャリーな雰囲気に、エモーショナルな幽玄さ…思わず曲の雰囲気に酔ってしまう。

 その幽玄さが、当時41歳カヴァーデールにセクシーさを与えている。

 緩から急に変化する束の間の静寂の間に、とてつもない憩の場を与えているのである。


 これもまた感動的な曲である。

takemefor
 

ちなみにだが、このクリップにおいて元THUNDERマークルックハーストがベースで出演している。

 しかし、マークはこのバンドが日本にきたときにベーシストとしてきてはいない。

 カヴァーデール曰く「彼は実力不足だった」ということらしい。

 ペイジ曰く「彼をクリップに出したのは残念賞として出した」ということらしい。

 BURRN!』誌の報告では、COVERDALE/PAGEのオーディションに参加したからマークはTHUNDERを首になった、と書いてあったが、THUNDERのインタビューでは、「音楽性の違いで辞めてもらった」という。

 どちらが本当かはわからない…。

 ●”Take A Look At Yourself
   ↓


 https://youtu.be/fEagGo51VeI

 この曲もまた癒しの曲である。

 WHITESNAKEのような緩急あるメロディの幅はないが、壮大な気宇が感じれるし、曲に合ったギターメロを作りだすジミーの創造力もなかなかのものである。

 このアルバムは全体的にペイジ色が強い。

 にもかかわらず、私のようなWHITESNAKEファンをも唸らせれことが出来る名作に仕上がっている。

 ということは、LED ZEPPELINペイジのファンには充分に満足さすことが出来ることは間違いない。

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 その他、WHITESNAKEをちょっと雑にしたようなヘヴィチューンの “Waiting On You””Feeling Hot”

オーケストラティックで壮大なリフが陶酔感を与える”Over Now”“Don’t Leave Me This Way”

幻惑的なアコースティックギターで始まり、WHITESNAKEのヒットチューンのようなオーラを漂わせながら速い曲展開になる”Whisper A Prayer For A Dying”など、佳曲が多い。

 しかし、ジミーは技巧派とはいいがたく、80年代後半のWHITESNAKEのようなテクニックは一切ない。

 テクニカル=売れるという図式は成り立たないのである。

DEF LEPPARDも英米でかなり売ったバンドであるが、そんなテクニカルなものはほとんどないのである。

しかし、WHITESNAKEよりも断然売れている。

 LED ZEPPELINも同様である。

 80年代のギンギンのテクニックまるだしのハードロックから入ったファンにはかなりもの足りないだろうが、やはりそういったテクなど全くなくとも売れているのである。

 そう考えると面白い。

以下、COVEDALE/PAGE93年の来日公演日程を見ていただこう。

12月14日 日本武道館
12月15日 日本武道館
12月17日 代々木オリンピックプール
12月18日 代々木オリンピックプール
12月20日 大阪城ホール
12月22日 愛知県体育館

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日本武道館代々木オリンピックプールのキャパはほとんど一緒である。

 WHITESNAKEの最盛期は88年の時である。

 その時は、代々木オリンピックプール3日間満員にしたのである。

 それが最高である。

 しかしこのCOVERDALE/PAGEの時は実に4日間もしている。

 これはひとえにジミーのファンが多いからにほかならない。

 更にPAGE/PLANTの時は日本武道館6日間満員にしている。

これほどまでにジミーロバートのファンは多いか? と言わざるを得ない。

 一番最初にイングヴェイがジミーをコケにしたことを引用したが、無理やりかき集めたってイングヴェイ日本武道館6日間も動員できないだろう。

イングヴェイのテクのほうがジミーのそれを完全に上まっているのに…。

 それがまた音楽の面白いところである。

テクが上=人気の高さという比例式にはならないのである。

 しかし、日本で来日公演をおこなったままこのバンドは解散。

ペイジはLED ZEPPELINの盟友のロバートプラントと一緒にPAGE/PLANT結成に動きだし、デヴィッドはWHITESNAKE再結成に動いた。

 このCOVERDALE/PAGEのライヴの模様がMTVで放映されたにもかかわらず、それがオフィシャル映像化されることもなくこんにちにいたっている。

そして、その映像を収めたプロショットのブートレッグも探すも、無しなのは誠にもって不思議と言うほかない。

 デヴィッドがあのZEPPLINの名曲”Kashmir””Black Dog””Rock N’ Rol”を歌うのは誠に興味深くて触手が動いてたまらないのは私だけではないはずである。

 しかしアルバムCDは今も新品で入手可能だから驚異と言うほかない。

このアルバムは全米で5位まで上昇しプラチナムを獲得することになる!


このCOVERDALE/PAGEの唯一のアルバムはコチラ!

 輸入盤

Coverdale/Page



国内盤
 
カヴァーデイル・ペイジ


シングルはコチラ
   ↓
 ア・リトル・ホワイル

TAKE A LOOK AT YOURSELF

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 COVERDALE/PAGEの曲も収めたWHITESNAKEのベストアルバムはコチラ!
  ↓
 
Whitesnake 30th Anniversary Collection



Definitive Collection



 
Silver Anniversary Collection by EMI Europe Generic 【並行輸入品】   HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム

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NIGHT RANGERの迷盤『MAN IN MOTION』を検証する!
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みなさん、こんにちは。

よろしくお願いいたします。

いまや多くの人が悩んでいる薄毛。

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なぜこのように悩む人が多いのかを研究しますと、シャンプーに含まれる成分に育毛を阻害するものが含まれていることが判明しています。

戦後の現代世界では、石油化学製品が大手をふるっています。sad


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その石油化学製品の中には、非常に洗浄力の高いものもあります。

それが私たちが住む建物や、使う工業製品(車や機械)の洗浄力を高めるのに貢献したことは間違いありません。


しかしそういったモノを洗浄する成分を私たちの身体や髪を洗浄するモノに入っていたとしたらどうでしょうか?

身体や髪にいいはずはありません。 bearing


乗用車や床の洗浄に使われている薬品と同じ成分の入ったものがシャンプーやボディソープにはいっていたらどうでしょうか?

洗浄力が高すぎて、皮膚の表面の潤いを保つことができなくなりますし、頭髪の育毛や発毛にいいはずはありません。 catface



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洗髪が育毛にいいことは間違いないですが、そんなシャンプーを使って毎日毎日洗髪していたら、育毛を目指していたのに、逆に抜け毛が多くなってしまう、という悪循環になってしまうのです。shock

そのことを心に留めておいてほしいものです。

そのことの反省から生まれたのが以下に挙げる育毛用のシャンプーになります。

以下、売り上げの高いものをピックアップしましたので、どうぞ見ていってくださいませ。


●U-MA シャンプー
  ↓
ウーマシャンプー


●Growth Project
  ↓
無添加シャンプー



●アルガンK2シャンプー 
 ↓



●Velfaモイストクレンジングシャンプー
 ↓




●プロピアがお届けするプログノシリーズ(シャンプー)
  ↓






このバンドを初めて知ったのはこのビデオをみてからである。

●“I Did It For Love
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=KFIgogC7L9A

もう27年まえになるが、小林克也が司会を務める『ベストヒットUSA』で放映されていたのをみてからである。

当時の私は、BON JOVIに夢中であったので、BON JOVIをみるためにこの番組をみていたが、他のバンド紹介としてこのバンドのこの曲が放映されていたのである。

jovibon

…しかしドラマーが歌を歌っている。なんかCCB(80年代半ばに活躍した日本のバンド)みたいだな…これが当初の感想である。

bbc

それが強い印象になって、こういうバンドがあるんだ、と思い、いつか機会があったら聴いてみたいな、と思っていたのである。

そして、中古レコード屋において、「ハードロック」のコーナーでいろいろ物見をしていたが、その時に某バンドのレコードがあって、そこには「ケリ-ケイギー(vo,dr)」と書いてある帯があって、私は「あの時やっていたのはこのバンドじゃないかしら?」と思ったのである。

当然であろう。

ドラマーがヴォーカリストを兼ねる例などほぼないからである。

しかし、当時は中古盤レコードでも1000円以上はしていたのである。

お小遣いのなかった私は、買えなかったが、このバンドいつか買おう、と思っていた。

ドラマーがヴォーカルをつとめるパターンはまずない、だからこのバンドに違いない、と思っていたのである。
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そして何か月かして、今は全くないであろうレコードレンタル屋でこのバンドのレコードを見つけたのである。

中古盤よりも、レコードレンタルをやめるということで廉価で排出されていたから速攻で買った。

そして、聴いたのである。

しかし、単にドラマーがヴォーカルを務めるバンドという奇抜さだけでなく、曲自体もいいと思ったからこそ買うことにこぎつけたのである。

聴いたら、やはり良かった。

私が「ベストヒットUSA」で聴いた曲ではなかったが、その時買ったSEVEN WISHESBIG LIFEはどちらもよかった。

とくにBIG LIFEは素晴らしいの一言につきた。

そこから繰り出されるアメリカンな雰囲気に壮大な世界観、スリリングさに圧倒されまくったのである。

その素晴らしさに、一気に私は虜になったのである。

自分の家にレコードプレイヤーはあったが、自分の部屋にはラジカセしかなかったので、レコードプレイヤーからカセットにダビングして、部屋で何百回も聴きまくったのである。

今思うと、「よくこんな音が悪いのに我慢してたな」と感心するが(笑)、とにかくNIGHT RANGERの音に接するだけで幸せを感じていたのである。

night ranger

そのBIG LIFEのすばらしさや、SEVEN WISHESについて書いたページはこのページの一番下を読んでいただきたい。

その素晴らしさにいかれた私は、当然ながら『いつか全部このバンドのアルバムは全部集めるぞ!』と決意することになる。
それが叶ったのは1年後である。

お小遣いが少ししかなかった私は、お金を貯めてようやく買うことができたのである。

1年後にMAN IN MOTIONを新品のCDで買って聴いて、初めてわかったのである。

あの「ベストヒットUSA」でしていたのは“I DId It For Love”であったことを。

このアルバム『MAN IN MOTION』の前作のBIG LIFE問題作であった。

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BIG LIFE

「摩天楼はバラ色に」という映画に、サントラとして“Secret Of My Success”を提供することが決まり、その作風と似たような曲に意図的にしてしまったがために、必然的にキーボード音が多くなり、それまでのNIGHT RANGERの持ち味であるギターの活躍の場が少なくなった、ということでファン離れをおこしてしまった、こんな批評が多くあったのだという。

しかし、そうだろうか?

私が聴くに、このBIG LIFEこそがこのバンド最高の出来であり、作曲力、演奏力がともに最高に昇華されたものであると思えてならないのである。

日本武道館2デイズを達成した時のSEVEN WISHESは作曲力、演奏力がともにまだ発展途上の時のモノであり、改善の余地は大いにあった。

しかし、ことBIG LIFEに関しては、こうしたらいいんじゃなか?と言うように思える箇所が全然ないのである。

そんな出来のアルバムがなぜ酷評されなくてはならないのか?と不思議である。

キーボードの音は確かに増えている。

しかし、同時にギターの活躍も充分になされている。

しかし前作や前々作のような成功を収めることはできなかったからといってできの悪い作品とは到底言えない。

この現象をもってバンドの成長が止まっただの、後退した作品ということはできない。

バンドの成長とは、作曲能力の向上、メンバーの演奏力の向上をもって測るのが妥当であろう。

決して、売れた枚数だけをもってして測るべきではないだろう。

カルスワンダグアルドリッチのバンドであったBAD MOON RISINGはデビュー作で素晴らしいアルバムを作ったが、次作の頃からカルの好みの音楽性ががらりと変わってしまい、当時に流行っていたどんよりダークなグランジの音楽性を取り入れ、それがBAD MOON RISINGの特長を大幅に消すような音楽に様変わりしてしまったのである。
KAL,DOUG
BAD MOON RISING

そのことについて、カルは、

「どうして”Full Moon Fever”みたいな曲を書かないんだ?っていわれるけど、時間は流れ、俺たちも変わってるんだからね。アーティストとして成長しなければ死んでしまう。」

と言っていた。

彼らは成長しているんだ、ということであるが、私から言わせれば成長などしていない。

演奏力は向上しているかもしれないが、作曲能力は後退しているのは明白である。

音楽性の変化は別にどうでもいいと思う。

ただし、その変化によって人を魅了することができるものに変わったのならばである。

BAD MOON RISINGの音楽性の変化が人を魅了するものに変わったのならば歓迎するだろう、その変化も。

しかしその変化はひとを魅了するものになっていなかったのである。

だから成長ではなく後退である。

そのバロメーターは、やはりアルバムの売り上げ枚数であろう。

多くの人を魅了したから売れた、多くの人を魅了できなかったから売れず、このような結論は妥当であろうが、しかしそれが妥当でない場合も多くある。

それほどのファンでなかった人が、既存の音楽性からちょっと逸脱してしまったからと言って貶す。

それを鵜呑みにしてしまった人が、聴かずに買わない。

このようなことは大いにある。

BIG LIFEは、その例であると私は思う。

しかし違う例で、その作品が売れないで終わってしまう場合も当然ある。

その例で、インターネットのレビューに書き込まれているのをみると、そんなに売れていなかったアルバム、過去最低(と私が思われる)のアルバムでも、「これこそは最高の出来だ!」などと書かれている。

だから、バンドのミュージシャンとして成長したかどうかというのは、人の評価によって変わってくるのであって、この意見こそが妥当、と断定できる性質ではないのだ。

だから、大事なのは「自分にとってどう感じるかを基準にして音楽を判定すればいい」ということである。

私は、先にBAD MOON RISINGの音楽性の変化をもって、「ミュージシャンとして成長ではなく後退」と書いたが、人によっては成長とみる人もいて全然しかるべしと思っている。

自由に評価はしてもいいと思う。

forlove


しかし、BIG LIFEが酷評されたことによって、やはりNIGHT RANGERは岐路に立たされていたのである。

やはり、BIG LIFE路線は捨てざるを得なかったのである。

キーボードも大幅に削ってある。

のっけからギンギンのギター音がこだましている。

まずアルバム最初の曲はこれである。


●“Man In Motion
 ↓



https://www.youtube.com/watch?v=8spWWOmtbIM


演奏力は確かに向上している。

まさにベテランにしか出せない味をこのアルバム全体ではムンムンと感じることができる。

しかし、作曲能力に関してはどうなのだろうか?

BIG LIFEにおいて、このバンドの持てる実力を出し尽くした観があるので、それ以上の向上はかなり難しいだろう。

だからと言って、後退しているわけでは決してない。

かなり上手いミュージシャンバンドの域に達している。

ギルス


やはり耳をそばだてざるを得ないのは、ツインリードギターであろう。

それをこのバンドはデビュー当初から売り物にしてきた。

ツインリードギター…こんな言葉が今流行るかどうか疑問であるが、当時はかなりの人間を魅了してきたのである。

スーパーギタリストがハードロック界には大勢排出されたのである。

上手いギタリストを擁するバンドは多くある。

しかし2人の異なった特徴を有するギタリストを2人も擁したバンドはこのNIGHT RANGERしかない、そう思って差し支えないだろう。

しかし、97年に一度再結成され、このバンドのギタリストであるブラッドギルスジェフワトソンは2人とも復活したが、3枚目の復活作を作る段階でジェフが脱退してしまい、そのツインリードギターはもう見ることはできない…至極残念であるとしか言いようがない。


●“Don't Start Thinking
      ↓



https://www.youtube.com/watch?v=TxnyNgfRtCE


この曲の出だしからしてもうベテランバンドの威風が堂々と感じれる。

奥ゆかしい夜の包容する様なふくよかな音に心奪われる。

大幅にキーボードの音は削られているが、きちんと出どころはある。

ツインリードギターを標榜するバンドであるが、必要以上に目立とうという意志が2人にないのがいい。

自己主張というのは楽曲を活かせるかどうか、これこそが至言であると思う。

弾くときには弾き,引くべき時には引く、その緩急のほどが凄くいいのだこのバンドは!

それによって名曲に仕立て上げられている曲であるといえるだろう。


●“Halfway To The Sun
     ↓



https://www.youtube.com/watch?v=-Pn6nYKCIdM

ツインリードギターを標榜するバンドであるが、手法は2人とも違う。

ブラッドギルスは、アームを駆使した奏法で、そのアーム使用時の甲高い音を聴けば、ブラッドだとすぐにわかるのが特徴である。
ジェフは、両方の手を使ってピアノのように弾くので、オーソドックスに弾いていたのではできない音のカラミが聴けるので、これまた彼とすぐにわかるのが特徴である。

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  ジェフワトソン

確かにこんな特徴的なギタリストを2人もいるバンドは珍しい。

この曲の最初は,ジェフの2ハンドピッキングのフレーズから始まっている。

しかし、こなれた曲である。

中間部分の曲展開などは、非常にドラマティックで壮大な気宇をさえ感じる。

初期のこのバンドにはなかった手法である。


●“Kiss Me Where It Hurts
   ↓



https://www.youtube.com/watch?v=NN_oVionxQM


この曲こそが初期のファンの食指を満たす曲であると言えようか?

スピーディだし、躍動感が堪らない。

とくにブラッドのアームを駆使した破天荒なフレーズも一度聴いたら忘れらない。

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 ブラッドギルス

でる時には出て、引くべき時には引く、緩急のある曲作りも見事ですらある。

このバンドのファンになった人は、やはり“Don't Tell Me You Love Me”“Rock In America”こそがこのバンドのアンセムだと思っているのだろうか?

しかし、このバンドの魅力は、それだけではないと思う。

このバンドの魅力は、そういったスピーディな曲もあり、ミドルあり、そしてバラードありといった総合性にあると思う。

このアルバムには、スピーディな曲はこの“Kiss Me Where It Hurts”“Woman In Love”くらいしかないが、それでもいい曲である。

バラエティに曲風は富んでいて、“Reason To Be”や“Love Shot Me Down”のような癒しの清涼感たっぷりのアコースティックギターで始まりながら、急激な変化によって曲風が変わる緩急溢れるものもあれば、“Restless Kind”“I Did It For Love”のようなケリーをフューチャーした男らしさ抜群のバラードもある。

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ケリーケイギー

確かに、 “Here She Comes Again”“Right On You”は並の出来だが、全体的には佳曲に溢れている!

このアルバムには、先の“I Did It For Love”にしろ、“Don't Start Thinking”にしろこの2つのバラードは、収録される予定はなかったのである。

これまで“Sister Christian”全米5位のヒットに味をしめて、レコード会社がこのバンドをバラードでヒットを狙わせるバンドにしようとしたのであるが、その意向にバンド側は不満だったからである。

しかし、レコード会社にデモテープを持参したら、バラードが入っていないということを言われ急遽作られたのである。
そしたら、その2曲が両方ともシングルになったのである。

しかし、思ったように売れはせず、“I Did It For Love”全米75位どまりで終わってしまった。

“Don't Start Thinking”にいたってはチャートインすらせずに終わった。(というかネットで調べるも出てこないのである。もしかしたらもっとヒットしていたかもしれないが…)

そしてアルバムは81位と、不本意な結果に終わってしまった。

BIG LIFEゴールドディスクにまでいったが、このアルバムはそこまで届かずに終わった。

SEVEN WISHES全米10位と比べてなんたることか…!

と私は好きなバンドについてはついついセンセーショナルに嘆いてしまう(笑)。

SEVEN WISHESよりもこのアルバムのほうが断然、演奏力や楽曲の質でまさるのに!

88年の来日公演は『SEVEN WISHES』の時のように武道館公演はなく、以下のとおりである。

11月14日 中野サンプラザ
11月15日 中野サンプラザ
11月16日 大阪厚生年金会館ホール
11月19日 渋谷公会堂

このNIGHT RANGERの不況において、レコード会社はすっかりこのバンドのレコードを作る気を失くし、バンド側が「ならレコード会社を移籍する!」と言ったら、レコード会社側は「契約はまだ残っている。移籍するなら賠償金を払え!」と言われ、なすすべもなくバンドは解散を決意する。

89年の夏に、NIGHT RANGERのベストアルバム!」『ミュージックライフ』誌の巻頭に出ていたので、「もうベストアルバム出すの!まだ5枚しかアルバム出していないのに?」といぶかしげに思った。

それから何日して、友人がNIGHT RANGERが解散したってよ!」と教えてくれた。

それで謎が解けた。

しかし、その時出されたベストアルバムGREATEST HITSMAN IN MOTIONからは、“Restless Kind”1曲が選曲されたのみである。

night rangers greatest hits
GREATEST HITS

その“Restless Kind”にしろ、このアルバムの代表曲である“I Did It For Love”にしろライヴではプレイされていない。

それのみか、このアルバム収録の曲は、97年の再結成以来、今まで全くプレイされていないのである。

いい曲が多数収められているのに…と嘆かざるを得ない。

やはり、BIG LIFEアルバムがそんなに売れなかったという失敗から、次のアルバムはどうしても売らなくてはいけない。

また、自分らはバラードバンドではない、ということをアピールしたくなったときに、レコード会社からそれを拒絶されてしまい、それでそんなに売れなかったというようにバンド内の嫌な思い出があるから、やはり演奏したくないのかもしれない。

そういう事実をみると、このバンドをあまり知らない人は、「いい曲が入ってないからか?」と勘繰られてしまうのが私にとっては残念なのである。

いい曲は多数入っている。

このアルバム発表後の来日公演を収めたライヴCDLIVE IN JAPAN も素晴らしい。

japaninmotion
LIVE IN JAPAN

83年の来日公演を収めたJAPAN TOURも所有しているが、その倍の出来を誇る出来である。

88年のセットリストは以下である。

Touch Of Madness
When You Close Your Eyes
Man In Motion
Don't Start Thinking
Let Him Run
Goodbye
Reason To Be
Four In The Morning
Sister Christian
Don't Tell Me You Love Me
Halfway To The Sun
Rock In America

(『LIVE IN JAPAN 』より)

JAPAN TOUR』はDVD化されているが、LIVE IN JAPAN はDVD化されていない。

実に残念である。

その『LIVE IN JAPAN』の映像モノである『JAPAN IN MOTION』はブートレッグ屋に行って探せばある。

その映像をDVD-Rにコピーしたモノである。

私はそれを某ブートレッグ屋で見た!(笑)

当時のこのバンドの良さを垣間見るにはうってつけの映像であるが、映像でなくともCDはいまだ入手可能である。

興味のある方は覗いてみてほしい!

以下からどうぞ。


輸入盤



Man in Motion

国内盤



マン・イン・モーション


emini

MAN IN MOTIONリリース直後の来日公演のライヴアルバムはこれ!
    ↓


Live in Japan

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『ブラッドギルスの魅力に迫る』

BIG LIFE

SEVEN WISHES




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【邦楽コーナー】

MANISH第5弾シングルがこれです。


歌われている歌詞を聞いていると、清楚な感じのシチュエーションが目に浮かびますね。


そういった風景にいながら過ごすのが美鈴さん(シンガー)は好きなのでしょうね!


それほど直截的な歌詞ではありませんが、聴いていることによってさわやかな気分にさせてくれるというメリットがありますから、好きな曲ではあります。


ライヴではちょっとした中継ぎ的な曲になったでしょうね。


彼女たちのライヴに入ったことはありませんが、ライヴではそんな感じだったのではないかと思います。


このシングルは、オリコン18位にまで上昇しました。




眠らない街に流されて



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