HR/HM温故知故
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ヴィヴィアンキャンベル、WS脱退後のバンドRIVERDOGS
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riverdogs.jpg 
RIVERDOGS…このバンドはヴィヴィアンキャンベルWHITESNAKE脱退後、結成したバンドである。 

 WHITESNAKEを脱退した理由は、他のメンバーとあまり上手く関係を築くことが出来なかった. 

 殊にエイドリアンヴァンデンバーグとの折り合いが上手くいかなかったようである。

 しかも、ワールドツアー終了後に新たなアルバム制作にあたり、デヴィッドカヴァーデールが新曲を作ってくるように、宿題を出したにもかかわらず、ヴィヴィアンキャンベルが持ってきた曲はWHITESNAKEの音楽性とは似ても似つかない代物だったようで、再度バンドに合う曲を作ってくるように宿題を出したにもかかわらず、再度持ってきたものも、バンドには合わないものだったらしく、バンドのメンバーと上手くやっていけない性格と音楽性の違いのせいで、彼はクビになったのである。

 しかし、彼を私が最初に見たのはWHITESNAKE”Still Of The Night”のクリップを見たときである。

 この曲のあまりに素晴らしいギター音に私は思わず、

 「なんて凄いギタリストを入れたんだ!」

と感動したものであるが、実際はジョンサイクスがレコーディングしたのであり、その曲に合わせて、ヴィヴィアンはクリップでは弾いているマネをしているだけであるというのをあとで知って私はがっくりしたのを覚えている。

コピー ~ GetAttachment[1]   しかし、2003年WHITESNAKEに加入したダグアルドリッチによってようやく再現されたので、  興味 味ある方はライヴDVDの『イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト [DVD]
』を見てほしい。

 しかし、ヴィヴァンWHITESNAKE脱退後に結成したRIVERDOGS87年以降の WHITESNAKEのようにへヴィ志向ではなかったので、それほどのテクニックは必要ではなかった。


 でもこのアルバムにおいて、ヴィヴィアンは実に良い仕事をしている。

 
彼にこんなテクニックがあったのかと驚いたものである。このアルバムが発売されたちょうど20年前である。

riverdogs.jpg  このアルバムは全体的に、ブルージーである。

 87年以降WHITESNAKEのようなへヴィさや激しさはない。

 そういった面は希薄だが、いいアルバムであることに間違いはない。 

 アコースティックで始まる曲にヴォーカルの渋くマンリーな声が癒しの空間をもたらしてくれる。

 どの曲においてもどの楽器の存在感は浮き彫りになっている。


 シンプルがベストというこのバンドの信条の通り、アルバム全体がそのコンセプトで貫かれている。

 FOREIGNERPAUL ROGERSのファンはきっと気に入るだろう。


●"Toy Soldier"
    ↓



 注目すべきはヴィヴィアンのプレイである。


小手先のテクニック特に、ピッキングの正確さには驚いた!

③”Big House”や④”Holy War”⑧”Rain,Rain”
の幻惑的魅惑的なプレイは必聴である!

 どうしてこんなプレイがWHITESNAKEで出来なかったの?と悔やんでならない。


●”Big House”
   ↓



 これは、シンガーのロブの最近のライヴ映像であるが、もちろんこのアルバム収録の曲である。

 このアルバムが発表された頃はそうでもなかったが、いま聴くとかなり時代を感じる。 

 アルバム全体が、こういったハットにアコースティックギターをかきならしながら歌う趣旨のものである場合がよくある。

 ちょうどその頃、イギリスにおいてブリティッシュロックの復権が叫ばれていて、その先鋒を切るという重役を担うバンドとして、イギリスのTHUNDERQUIREBOYSが壇上に挙げられていた

サンダー クワイアボーイズ
                       THUNDER                                                QUIREBOYS

 または、ちょうど時を同じくしてアメリカのJAGGED EDGEなどもその例に入れられようか…

 または、ちょうどこの頃に既にデビューしてアルバムも数枚出していたGREAT WHITEなどもそうであろう。 

 しみじみとした感慨にふけるのは、私にとって快感である。

 癒される雰囲気をこのRIVERDOGSももっている。

感動的な曲である。




びびあん  要するに、ヴィヴィアンには87年88年WHITESNAKEでの仕事よりも、このバンドではいい仕事をしているのである。

 実に良い仕事をしていた。

 
それは強調しておきたい。

 何事も、適材適所のバンドでやる方がいいのだ!
 
 しかしRIVERDOGSのデビューアルバム発表後、少しのツアー後、ヴィヴィアンは脱退してしまう。

 
脱退理由は、「レコード会社がきちんと自分らをサポートしてくれなかった」ということを雑誌で話していた。

 しかし、本当のところはわからない。
 
 ヴィヴィアン脱退後、バンドは新しいギタリストを加入させて1枚のスタジオアルバムと、1枚のライヴアルバムをリリースしているが、今の近況は全くわからない。

 2004年になぜかこのバンドのオリジナルメンバーが集って、一度だけギグをしたことが記録として残っているだけである。


●”I Believe”
  ↓



 このライヴ映像は、2004年ヴィヴィアンが参加した時のライヴである。

 もちろんRIVERDOGSRIVERDOGS収録の曲である。

脱退してもそのバンドによばれるとは…ヴィヴィアンは意外にモテルんだなあ、ということがわかる! 

 DEF LEPPARDに加入した時のバンドのメンバーの意見をきいても、 ヴィヴィアンは最高に良い奴だ!」というコメントがなされていたのを思いだす。

dl 2008 


 87年WHITESNAKEのようなへヴィさはないけれども、南部ブルーズを根幹としたロックに影響されたロブラモスらしい曲であることがよくわかる。


●“Water From The Moon”
  ↓
http://www.youtube.com/watch?v=SirBGd7uhGU&feature=fvsr 

 この曲も、このアルバム中の私の好きな曲の1つである。 

 エナジーが漲っているし、80年代の中盤に良く表にでたフレーズやテイストが満載であり、なによりもロブの通りがよく渋めのある声がなんとも男らしい!

 ブルーズにとことんのめっていったアーティストにとっては、音楽を作るにあたっては、このくらいのへヴィさが限界なのかもしれない。

 今のラウドへヴィの時代においては、この手のへヴィさのレベルでは大衆に受けづらいのは明白である。


 ブルーズアーティストから、全米はおろか全世界的なヒットをとばしたバンドのような劇的なチェンジが必要であるのは私の言を待つまでもないだろうと思う。 

 この音楽性やロブの声をそういった売り上げ的な面で成功できるかどうかは、本人の考えの枠組みを良い意味で壊せるかどうかにあると私は思うのだがどうだろうか?

これらの曲に興味関心のある人間は、このRIVERDOGSも買って聴くべきであろう!
  ↓
  HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム




DREAM THEATER,NICKELBACK,ORIANTHI,MICHAEL MONROE、SLASHの参戦が決定した今年のサマーソニック(8/7,8/8)
dream theter nickelback.jpg orianthi.jpg  monroe.jpg slash.jpg

               summersonic.jpg


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トニーマーティン時代のブラックサバス

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コージー& トニー 
 今月号のBURRN!の新作レビューでL.A GUNSのライヴアルバムが出ていたのを見た。

 その時、思わず読んでしまった。

 過去に、彼らのバンドのコンサートに行ったことがあるし、レビューが良かったら買うつもりでいたからだ。

 しかし、レビューを読むと、何とヴォーカリストは、フィリップルイスでなく、ジジーパール時のものであるという…なら買うのはやめようと思った。 

 彼らの熱烈なファンでなくとも、L.A GUNSといえばフィリップルイスがヴォーカリストとして歌っていなくては、邪道であり買う気が起きないだろう。と、自然におもってしまう。

 そこでふと思った。 

 BLACK SABBATHもヴォーカリストはオジーオズボーンでなくては、BLACK SABBATHとは思わない人たちの心境

もまさにこんな感情なのだろうと。

 ロックという土台で考えれば、ヴォーカリストの交代というのは、あまり受け入れやすいものではない,ベーシストやドラマーの交代に比べて。

それは、バンドの顔はやはりヴォーカリストであるからだ。  

 BLACK SABBATHをデビュー時からリアルタイムで観てきたファンにとって、オジーの脱退劇は相当なショックであったに違いない。

  しかし、次のロニージェイムズディオの加入は、今になっては、かなりの成功をバンドにもたらしたので、美談で終わったが、彼の加入当初は、やはりファンは心にストレスを抱えていたに違いない。

オジーでなくてはもうBLACK SABBATHではない !

…こう考えているファンも無数にいるだろう。
伯父ー
時間が経ち、ロニーの加入を受け入れることが出来た。

 しかし、そのロニーまでも脱退したとなれば、もうBLACK SABBATHのファンは次のヴォーカリストがどんなに立派な人であろうと、受け入れなかったに違いない。

 次に加入した元DEEP PURPLEイアンギランとなっては、もうセールス的に伸び悩みが始まった。

 
次のグレンヒューズ、そのまた次のレイギラン、また次のトニーマーティンに至っては、もう

 BLACK SABBATH であってBLACK SABBATHでない

 そう考えた大勢のファンがいたって何の不思議もない。

 事実この頃のアルバムはセールス的に全然ダメだ。

 アルバムの内容はいい物が多いが。


 私が、初めてBLACK SABBATHというバンドを知ったのは、90年トニーマーティンがヴォーカリストの時である。

初めて見た印象は、【老舗のバンドだな!】という感じであった。

メンバー4人中2人は髭を生やしているし、あとの2人はコージーパウエル二―ルマーレイという元WHITESNAKE組がいる。

 年期の入ったバンドであることは一発でわかった。

 しかし、多数のロック雑誌でこのバンドを勉強していくうちに、このバンドにはかつて元DEEP PURPLEイアンギラングレンヒューズがかつて在籍し、そのまた前には当時みずからのバンドを率いて現役だったロニーディオが、そしてオジーオズボーンまでもが在籍していたことを知り、さらに驚いたのを憶えている。

ronni 

 そんな90年のリアルタイムのBLACK SABBATHの音は、興味深々で聴いたものである。 HEADLESS CROSSアルバム(右図)である。headless cross

 ヴォーカルのトニーマーティンのあまりに甲高く突き抜けるような強靭な声、
それにミドルテンポに最高にマッチするコージーの驚異的なドラミング、
そして何よりも聴き手を圧倒させるアイオミのギターリフ、 

 これらに見事にノックダウンされてしまったのである!

 このバンド凄すぎる!

 
それがこのバンドに対する第一印象である。

 このアルバムには、そう思わせる曲が何曲も入っている。

このように、
 
 トニーマーティン時のBLACK SABBATHをリアルタイムでみて感動した。

 オジー
ロニーのバンドをリアルタイムで見ていない。 

 この二つの理由で、私はオジー在籍時のBLACK SABBATHも、トニーマーティン時のBLACK SABBATHも、同じBLACK SABBATHとして同一視できるのである。  

 イアン、グレン、そしてトニーマーティン時のBLACK SABBATHを、オジー時から見てきたファンが、同じBLACK SABBATHとして、同一視できない理由は、先のL.A GUNSフィリップ時をリアルタイムで見てきた私が、ジジー時のをL.A GUNSとして認められないのと同じこととして理解できる。

 何故ジジー時を認めれないのか、それはデビュー時をリアルタイムで見てきたからにほかならない。

 フィリップは歌が上手く、ジジーはそうでないからではない。

 フィリップはどちらかというと、上手くない部類に入れられるシンガーである(苦笑)

 それと同じように、オジーが上手くて、トニーが下手という理由ではない!

 上手さでいえば、トニーのほうが断然に歌唱力では上だ!それは断言してもいい。

 だが、オジー在籍時からリアルタイムで観てきたファンにとっては、トニー時のをやはりBLACK SABBATHとして受け入れがたいのだろう。

 だから、同じBLACK SABBATHという名でも、オジーがヴォーカリストの時は、1万人、2万人、あるいは7万人の観衆の前で出来るのに、トニーがヴォーカルの時は2千人、3千人、多くても1万人の観衆の前でしかできなかったのだろう。 

 それと、オジーとトニーとではその人物のカリスマ性の違いも否定できない。 

  オジーはそのキャラクターがやはり大衆から受けやすい。

 パフォーマンス、たとえばステージ上で跳んだり跳ねたり、煽ったりと、観る者にとってこんなに楽しくさせるものはない。 

 しかし、

 トニーは真面目実直、その性格がステージにも表れ、決して悪くはないが、コンサートでエンターテイメントを求めに来ている観衆の要求に応えるようではない。 

 だが、単にアルバムの出来のみで考えるならば、トニーBLACK SABBATHで参加した5枚のアルバムは決してオジーとひけはとらない! 

オリジナルサバス

 私が特に人に勧めたいのは、HEADLESS CROSSTYRである。

 二つのアルバムに共通する点は、

 聴いていて一発でわかるアイオミのギターリフあるいはアルペジオの音色に導かれて曲が始まり、そこにバックのSEが重なりなんともいえないハーモニーを醸し出し、そこにトニーの甲高い声が奥行き深さを増させる、そして曲の進行とともにその世界に思わず引き込まれる!

その歌詞は、北欧神話をモチーフにしたコンセプト的な色彩がある。

 全体的に、速い曲はあるが、ミドルテンポの曲が多い。しかし聴き手を飽きさせない。

headless cross tyr.jpg


 この二つのアルバムにもう一つ共通する点は、コージーパウエル(右図)が参加していることである。

コージーのドラミングの特徴は、そのデカさにある
といえるだろう。コージー

重さ重量感にあるとすれば、このミドルテンポが多い二つのアルバムはうってつけの舞台だともいえる。 

 『TYR収録の”Anno Mundi””Jerusarem””Valhara”も最高だし、 HEADLESS CROSS収録の”Rightwing””When Death Calls”も興奮する。

そして、 ”Headless Cross”を生まれて初めて聴いた時衝撃はいまだに忘れられない。

トム、シンバル、バスドラの音が悠然一体となった場面がこの曲にはあるが、その場面はまさに

 「ほとばしるエナジー炸裂!」

 
といった観で、興奮を抑え切れない。

下のクリップを観てもらえれば、私の意見に賛同してもらえると思う。




そしてTYR収録の名曲がこの曲である。



 残念ながら、この二つのアルバムは廃盤になってしまっている。 (なぜか、『FORBIDDEN』『ETERNAL IDOL』は入手可能である)

 しかし、トニーが参加したアルバムのベストソングを集めたベストアルバムがコチラである。
トニー時代のファンでもある私としては、選曲には若干の不満がある。

『TYR』収録の”Anno Mundi””Jerusarem”や”Lawmaker””Feels Good To Me”も選曲されていない。
だが、HEADLESS CROSS収録の”Headless Cross””When Death Calls””Devil And Daughter”が選曲されているから不満は和らいだが…
     ↓


The Eternal Idol
FORBIDDEN




 しかし、社会というのは皮肉なものである。

 初代ヴォーカリストであるオジーよりも歌唱力では上であるトニーマーティンの作品はどれも出来がいいのに、「6代目ヴォーカリスト」ということで、相手にもされない。

 トニーがかかわった5枚のアルバム中3枚は廃盤になってしまった。

 
オジー時のは、全部入手可能であるのみか、ほとんどがアナログでも入手できる。


 ここは

虚心坦懐になって、トニー時代のアルバムに接してみては?

 というのが、この項での私の言いたいことである。

 公平を期すために、ジジー時代のライヴアルバムをこれから聴いてみようと思う。

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