HR/HM温故知故
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ボンジョヴィとメタリカ
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rio bon 08 
 METALLICABON JOVI、ともに来月と11月に来日公演が決まった大物アーティストである。

 この2バンドが、あるロックフェスティバルで出演した。 

 それは、2008年ポルトガルのリスボンにおいておこなわれたROCK IN RIOにおいてである。

 リオといえば、ブラジルであるが、なぜかこの年はポルトガルにおいておこなわれたのである。

そして、今年はスペインにおいておこなわれたのである。(『ROCK IN RIO』なのに、何故スペインなのか…詳細は割愛したい)


rio meta 08 
 勿論、METALLICABON JOVIが同じ日に同時出演するはずもない。

 そういうことをしたら、同じ日に観客が集まり、主催者側が儲からなくなってしまうからである。

 METALLICA6月6日にヘッドライナーで出演し、BON JOVI5月31日に同じくヘッドライナーで出演した。

 違う日の6月6日には、LINKIN PARKがヘッドライナーで出演した。 

 では、この2大アーティストが、同じ日に同時出演したことがあったのだろうか?

 答えは、「あった」のである!

 時は87年、イギリスの殿堂「キャッスルド二ントン」において、BON JOVIMONSTRS OF ROCKにおいてヘッドライナーをつとめた時である!

ドニントン 
 この年のMONSTRS OF ROCK (左図)の出演アーティストはCINDERELLA、ANTHRAX、WASP、METALLICA、DIO、BON JOVIの順であった。

 今このアーティストの出演を見ても思わず涎が出そうな豪華な顔ぶれである。

 タイムマシーンがないならば、せめてこのステージの公演を全部おさめたオフィシャルDVDを出してくれ―と叫びたくなるほどの豪華さである!

 BON JOVI はこの前年においてリリースした、 SLIPPERY WHEN WET(下図)がアメリカのチャートで8週連続で1位を獲得し、アメリカだけで800万枚、全世界では1300万枚の超ミリオンセールを記録した後のことである(現在アメリカだけで1200万枚、全世界では2800万枚を売り上げている)。

 デビュー後たった3年で、イギリスの殿堂キャッスルド二ントンにおいて75000人の観衆の前でヘッドライナーをつとめるとは、並大抵の記録ではない!


 20世紀のロック史上永遠に語り継がれる記録である!


SLIPPERY WHEN WET』収録の最大ヒットの”Livin’On A Prayer”がこれ!
   ↓



ワイルドインザ 
 かたやMETALLICABON JOVIよりも1年早くデビューしたにもかかわらずデビュー作もセカンドアルバムも全米チャートの100位にも入らず、3枚目のMASTER OF PUPPETS (下図)がようやく全米チャートの29位をマークし、ゴールドディスクを獲得したばかりの中堅へヴィメタルバンドにしか過ぎなかったのである。




master of puppets 
 この時の観衆はBON JOVIを目当てに来ていたのである。

 BON JOVIの魅力はキャッチーなメロディをもち、歌詞も、当時の聴き手(主に若者)の現実生活に密着し、感情移入しやすいものであって、しかも感動せざるを得ないバラードもある、というところである。

 その観衆が、METALLICAのような

 「殺戮の荒野を闇雲に駆け抜けて奴らを皆殺しにするようにしつけられた あるべき犠牲者 倒れる時まで 俺は奉仕者

 戦線に戻れ!私が命令した時に言われたように行動せよ
 戦線に戻れ!…」

 という詞などに共鳴して聴いていたとは想像が難しい。

 おそらくBON JOVIのファンはMETALLICAの演奏中に、

 「METALLICA帰れー!METALLICAさがれー!」

などいう罵声を浴びせたファンが大勢いたことは想像に難くない。

 勿論、ANTHRAXWASPの時も同様にであるが…

めた 86

 こういった へヴィメタルバンドは、所詮ハードロックバンドにはかなわない、という言葉が通念とまでにもなった頃があった。

 88年BON JOVIはついに東京ドームにおいて公演が決まった。

 それから以降、20年以上が経つが、いまだにBON JOVIは来日公演の際、東京ドーム2デイズを維持し続けている。

 
この記録は並大抵ではない!

 かたやMETALLICAのほうはどうか?

 実際は、BON JOVI は時とともに立場を逆転されたのである。

 91年発表のMETALLICA (下図)というこれまた超モンスターアルバムを世に送り出し、

 全米チャート初登場ナンバーワンを獲得し、このアルバムは全米だけで1500万枚のセールスを挙げるまでになった。

 
このアルバム発表直後の大晦日に、東京ドームにてFINAL COUNTDOWNのフェスにヘッドライナーとして、登場した!

ブラックアルバム 
 しかし、この場で書いていいものかどうか迷ったが、そういうニッチな情報を公開する場であると思ったので、暴露するが、このフェスに私も足を運んだが、METALLICAが登場した時にさえも、観客はアリーナは全部埋まっていたものの、1階席は7割しか埋まってなく、2階席には観客が一人も入っていなかったのである!

 このことから見て、

BON JOVIMETALLICAはアメリカと日本では人気のギャップがあるな

ということがわかったのである。 






METALLICA収録の代表曲がこれ!
  ↓



 BON JOVIは今でこそ単独で東京ドームを2日間、満パンにできるが、METALLICAは前座に3バンドつけても東京ドームを1日満パンに出来ないのである。 

 勿論、今回の来日公演日程を見ればわかるように、37000人を収容するさいたまスーパーアリーナ2デイズを敢行することから見て、57000人を収容する東京ドームを1日満パンにすることは充分可能であろうが、2デイズは難しいだろう。

 こういった、BON JOVIの国内での人気ぶりをみたら、さぞアメリカにおいてもBON JOVIのほうが人気において優っていると思われがちであるが、実際はギャップが存在する! 


ROCK IN RIOでのBON JOVIのライヴ!
   ↓


 87年でこそ大きく足元をすくわれたMETALLICAであるが、

 91年からは快進撃を続け、出すスタジオアルバムはすべて初登場ナンバーワンを獲得し、その成功に便乗するかたちでそれまでのアルバムも売れ出し、結果的にこれまでに発表したアルバムの全米での総売り上げは実に4800万枚である!

 一方、BON JOVIは90年代半ばからのグランジオルタナ、あるいはドゥームメタル、へヴィロックの異常な盛り上がりの影響を受けて、ハードロックバンドとして苦戦を強いられ、 SLIPPERY WHEN WET以降、全米ナンバーワンアルバムは3枚輩出したが、この年のような爆発的なセールはのぞめず、これまでの全米でのアルバム総売り上げは2950万枚である!

 この数を見て凄いと思うが、実質的にはMETALLICAには1000万枚以上の差をつけられているのである。

 
しかし、それを日本のどこの雑誌も取り上げないのは、BON JOVIの人気ぶりが、METALLICAのそれを上回っているからである。

 
日本国内ではちょっと考えられない事象である。

 もとより、こういった差は何故起きてしまったのであろうか?

 いろいろあるだろう。流行の時代的背景もあるだろうし、音楽の性質の違いはあるだろう。 

bonn.jpg


 METALLICAの始めの音楽であるスラッシュメタル、あるいはへヴィメタルという種類のものは、非常に音楽に融通がきく性格を持っているのである。

 
いろいろな要素を取り入れることが出来るし、そうすることによって本来の音楽が壊されることはないのである。

 しかし、BON JOVIを代表するハードロックという音楽は、非常に音楽において融通が利きにくく、いろんな音楽的な要素を取り込むのが難しく、取り入れることによってやもすると、本来の音楽の良さが壊される危険性をはらんだ非常に融通の難しい性質をもっているのである。 

 
そのため、ハードロック勢は90年代半ばから今に至るまで、非常な苦戦をしいられ、80年代のような大きなセールをあげれずにいるのである。

 もとより、グランジオルタナやドゥームメタル、へヴィロックといった、へヴィで暗め、しかも気だるい観のある音楽はMETALLICAMETALLICAが引き起こしたのである。

 
これも誰も取り上げないが、

このアルバムの特徴である、ミドルテンポでへヴィなリフが売り物のこのアルバムが全米はおろか、全世界でヒットを記録したことにより、 

 どのバンドもこのバンドの追随を目指し、へヴィでミドル、ダークな路線を踏んで行ったのである。  

 90年代の半ばに、METALLICAの追随をめざした数多くのバンドはいまに至るも、メタルシーンで活躍をしている。 


ROCK IN RIO
でのMETALLICAのライヴ!
   ↓


 このような音楽シーンのなかで、 ハードロックというブームも、へヴィメタルというブームも今は存在しない。 

 このジャンルを冠するバンドで今も活躍しているバンドは数多あるが、ブームといわれるほどのシーンは存在しないのは確かであろう。

 しかし、 METALICAにしろ、 BON JOVI にしろ孤高の存在である! 

  この2つのバンドがそれぞれアルバムを発表すれば必ずナンバーワンになるか、あるいはそれに準ずる上位にまでアルバムチャートを上昇する。

 コンサートを敢行すれば必ずスタジアム級の会場のチケットがアッという間に売り切れてしまう。 


 しかも、80年代や90年代初頭においては、ハードロックやへヴィメタルというブームに支えられての彼らの偉業が達成できたのである。しかし、前にも書いたように、そういうブームはとっくに去っている。

 それなのこういう偉業を達成し、それを維持し続けている。

 
こういう存在を孤高といわなくて何と言おうか?

 しかし、BON JOVIは自分が87年MONSTRS OF ROCKのヘッドライナーをつとめた時に、自分の2つ先に出演した中堅バンドが、まさかこんな凄い存在にまで成り上がり、全世界に先駆けるブームを起こし、自分のセールスをも凌駕し、孤高の存在になるとは夢にも思っていなかったに違いない。

 
先のことは本当に予断が許さないモノである。

 ※その偉大な孤高のバンドが今年にこれから来日公演をおこなう。
足跡を今一度振り返るために絶好の2アイテムを以下に紹介したい。 
  ↓
   

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メタリカの『マスターオブパペッツ』を振り返る!
master of puppets 

 来日公演を来月に控えたMATALLICAだが、その過去の名作を振り返ってみようと思う。

 今回は、86年発表のMASTER OF PUPPETSである。

今から4年前、私はMETALLICAがヘッドライナーをつとめる日のSUMMER SONICの会場である千葉マリンスタジアムにいた。

summersonic.jpg  その会場の外ではバンドの86年発表のMASTER OF PUPPETSのジャケットの絵が書いてあるTシャツがたくさんあった。

 当然「何故、今頃このジャケットのTシャツ売ってるの?」という疑問が湧くが、彼らのステージを観て、それは氷解することになる。このアルバム完全再現がライブ中に告知されたのである。

 このアルバムを完全再現されたわけについて、ヴォーカリストであるジェイムズヘットフィールドはこう語る、

TRIVIUMBULLET FOR MY VALENTINE達による、あのアルバムにインスパイアされた。他のバンドたちによる自分たちの曲を聴いているうちに俺たちの尻に火がついた。それに、ベストオブのセットリストではなく、なにか違うことをやろうと、思ったんだ」

ということである。

metallica 88

 このアルバムが発表された86年、このアルバムは全米チャート29位にまで上昇し、スラッシュメタルバンドとしては、異例のゴールドディスク(50万枚)を獲得するのである。

 その後発表された、 『…AND JUSTICE FOR ALLの急激な売れ行きから便乗してこのアルバムは売れ続け、1990年に私が見聞した雑誌で見たところ、このアルバムは200万枚の売り上げを達成した。

 その後の、METALLICA91年ブラックアルバム、そしてROAD』『RELOAD』『ST.ANGERと連続して全米初登場ナンバーワンを獲得して、それに伴いバンドの名も米国民に市民権を獲得するまでに至り、最終的にこのアルバムは今、600万枚の売り上げを達成した!

 これを成り上がりといわずして何と言おうか?

 確かに、WHITESNAKEWHITESNAKE (下図)が全米で800万枚を売り上げ、その前作SLIDE IT INが50万枚の売り上げだったものを、便乗して100万枚になったいう事実はあるが、いかんせん規模が違う。
白蛇の紋章

 それまでうれてなかったバンドが、大ヒットアルバムが出て、それ以前のアルバムが便乗して売れたという現象はあるが、所詮50万枚か100万枚がいいところである。





METALLICAのようにいきなり400万枚も上乗せして売れるなんていうパターンはほとんどない!

 これが発表された86年には、日本の『BURRN!』誌の人気投票で、

 MATALLICAグループ部門でチャンピオンになり、このアルバムもアルバム部門でチャンピオン曲の部門でも“Bettery”がチャンピオンになるのである!

 こういう面で、日本のリスナーが、売りあげや名声にとらわれずに、良いものは良いと判断できる卓越した耳を持っているということに嬉しさがこみあげてくる。

 この年は、BON JOVI全世界で1300万枚のヒットを出したあのSLIPPERY WHEN WET (下図)を出した同じ年でもある。

 そのBON JOVIをおさえてのチャンピオンであるからして、非常に意義深いアルバムではないだろうか?
ワイルドインザ

 このアルバムは佳曲に溢れている!

 初めて聴いた時の印象がこうである。

 始めてこのバンドのアルバムを買ったのは、 『…AND JUSTICE FOR ALLだったが、このアルバムはへヴィメタルの曲としては、音が薄いし曲のテンポが縦横無尽に変化し、先が読めない、プログレッシヴというのだろうが、良いアルバムではあるが、何回も聴きたいとは思わなかった。

 しかも、アルバムがレコードでは2枚組だし、トータルで70分以上もあるし。

 しかし、このMASTER OF PUPPETSはまず、 

 音の重さからして重量感が凄い!

 スピードも速い!

 疾走感もある!サビも憶えやすい!

 ドラマティックで興奮する!

 曲の収録順も完璧!

 
という良いことだらけのアルバムで、METALLICAのことを知らない人には真っ先に教えたくなるアルバムである。

 
特にしょっぱなの”Battery”が凄い!

「Rock Am Ring2006」“Battery”


 この86年当時、スラッシュやへヴィメタルなどというものは、市民権を得ていなくて、このアルバムを出した当時は、METALLICAはビデオクリップすら作れなかった。

 彼らが初めてクリップを作るのは、次のアルバムの“One”からである。

 91年METALLICA』(ブラックアルバム)によってようやく大成功を収め、現在の地位を築くきっかけになるのだが、それまでの彼らの経緯は決して楽のものではなかった。

 戦争、核兵器、政府の大衆操作、薬物こういったものを主題にした曲というものは今でこそ、たくさん語るバンドがたくさんいて「市民権」を得てはいるが、当時はほとんどいなかった。

 
BLACK SABBATHオジーや、ディオが歌えばまだしも、まだ22歳か23歳くらいだった兄ちゃんたちであったMETALLICAのメンバーが歌っても、市民権を得るのは難しかった。

 しかし、彼らは妥協はしなかった。

 自らがやってきたことを信念をもって語り続けたことで、世間に自らの思いを訴えたのである!

その姿勢を妥協なく崩すことなくデビューから約10年貫いてきた結果が、91年METALLICA (下図)によって結実することになる。

ブラックアルバム

 当時の彼らよりも私の方が10歳以上も年齢が上だが、妥協なくその道に徹することの重要さを教えられてなんだか情けない気になってしまうのである。


マスターオブパペッツ


 私が初めて彼らのコンサートを見たのは91年の大晦日である。その時は彼らは、THUNDER、TESLA、EUROPEといったハードロックバンドを前座にして、 『FINAL COUNTDOWNイヴェントのトリを務めた。

サンダー tasla.jpg europe.jpg

 そして2006年サマーソニックにて見た時は

 AVENNGED SEVENFOLD,
ZEBRAHEAD,
STONE SOUR,
DEFTONES

 
といった へヴィメタルは勿論、ミクスチャー、オルタナといった様々なジャンルのバンドを擁したフェスのトリを務めるまでになったのは驚嘆した、というのが正直なところである。

 それに当時のMETALLICAのファンの中心の世代は30代が中心であった。

 しかし、会場には20代の数え切れないほどにたくさんいて、開演前には始まるのはまだかと興奮していた。

 「様々なジャンルを超えて、ファンの世代を超えて、メタルのフェスのトリを務めれるのは、この広い地球で、このMETALLICAとオジーオズボーン擁するBLACK SABBATHくらいのものではないだろうか?」

 などと評論家みたいなことを思いながら、このコンサートを見ていたのは私くらいのものだろうか(苦笑)

あべんジド シマウマ頭 stone sour deftones.jpg

 とにかくHR/HM史上大変意義あるとともに、スピードあり、へヴィさ満点、佳曲揃いのこのMASTER OF PUPPETSの完全再現をライヴでみれて私は非常に幸福であった!

 この試みは、毎年ドイツのニュルンベルグで開催されるROCK AM RINGで彼らがトリを務めた同じ年にもおこなわれた。

 その模様が以下である。

jmuzu.jpg

METALLICA set list Nürburgring,Germany 3rd Jun,2006

Ecstasy Of Gold
Creeping Death
Fuel
Wherever I May Roam
For Whom The Bell Tolls
Fade To Black
Battery
Master Of Puppets
The Things That Should Not Be
Welcome Home
Disposable Heroes
Leper Messiah
Orion
Damage,Inc
Sad But True
Nothig Else Matters
One
Enter Sandman
Last Caress
Seek And Destroy

puppets.jpg

ディスポ―ザブルヒーロー



Disposable Heroes
の対訳である

死体が戦場を埋めるのが見える
これが飢えた英雄たちの最期
兵士の役をやる者は誰もいない
偽る者も誰もいない
殺戮の野を闇雲に駆け抜けて
奴らを皆殺しにするようにしつけられた
あるべき犠牲者
倒れる時まで 俺は奉仕者

粘土で作られた少年兵
今では抜け殻
21歳 一人息子
だが彼はよく仕えてくれた
救いのためはなく 殺人のために教育された
我々の言うとおりにしろ
ここでおしまい 死を迎えよ
彼は今のお前のもの さあ連れていけ

戦線に戻れ
私が命じた時に その通りに行動せよ
戦線に戻れ
私が死ねと命じた時には その通りにせよ
戦線に戻れ
お前は臆病者
お前は従僕
お前は盲目

 Disposable Heroesとは“使い捨てヒーロー“と訳す!

 軍隊によって殺人用機械にされ、死に、朽ち、使い捨てにされ、忘れられていく若い兵士たちについて歌った曲である。

 METALLICAは、こういったモノをモチーフにした小説や映画、テレビなどが多数あるにもかかわらず、人々が戦争や武力闘争についての無意味さ、悲劇などについて学ぼうとせず、無知や偏見によって愛国心にかられて同じような間違いを犯すことに警告を発しているのだ!

jei.jpg

 ここで真っ先に思い浮かぶのがアメリカの世界政治である。

 89年に、ベルリンの壁が崩壊し、91年に冷戦が終結したとき、世界中の人々はこの動きを大いに歓迎した。

 しかし、アメリカにしてみれば、大きな敵を失うことを意味した。一種の空白状態が生まれたわけだ。

 外敵中毒にかかっているアメリカにしてみれば、この空白状態は望ましいことではない。

 その空白を埋めるために、つくり出されたのが「ならず者国家」というファンタジーである。

 イランやイラク、北朝鮮を「ならず者国家」と決めつけアメリカ市民の生活を脅かしかねない存在として、極めて高水準の軍事支出を正当化したのである。

 しかし、ここに問題がある。実際に名指しされた国々は、凶暴で、予測のつかない行動をするのだろうか。答えはNOである。

 リストの載っている国で、世界に脅威となる国など一つもないのである。

 しかも、アフガン戦争の名目で「フセインが9・11に加担している」という間違った印象を喧伝していたが、フセインが加担していた証拠はないのである。

 それなのに、アメリカはアフガンに攻撃を仕掛けた。

 世界の覇権国家なのにこのような愚行…いや、覇権国家だからこそ必ず陥る愚行と言ったら良いのだろうか。

 
こういった間違った政策について、アメリカの国民は大勢の人が気付き始め、キチンと自分の目と頭で判断するようになったのだろうか、またはなりつつあるのだろうか、日本に住んでいる私には判断のつきようがないが、こういった詞をモチーフにしたMETALLICAが今、絶大な支持を受けているのを見れば、その良い傾向は見てとれるのではないだろうか。

ダメージインク


 METALLICA

 人のいうことを鵜呑みにせず、自分の頭で考え、自分の頭で決断を下せ!

とリスナーにメッセージを発しているのだ。

 20年以上もたっているのにもかかわらず、そのメッセージが今も色褪せることなく、いや時間が経過すればするほど、その内容が強烈に迫ってくる、そんな内容をひめたアルバムである。

 しかし、その内容がいくら良くとも、

 曲が良く、歌も上手く、演奏も上手くなければリスナーの心にその内容を感動させることは出来ない!

 しかし、このMASTER OF PUPPETSは その3つを兼ね備えているから、心配は御無用である!安心して聴いていただきたい。

 このということをしたためて、このリポートを終わりにしたい!

●HMが誇る名盤は、以下!
  ↓
master of puppets
 

  メタル・マスター

  Master of Puppets






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9月25日26日 さいたまスーパーアリーナでの公演も決まったMETALLICAの公演も決定!
メタリカ 

11月30日 12月1日 東京ドーム公演が決まったBON JOVI!
BON JOVI

●コンサートチケットはこちらからどうぞ!

チケットぴあ

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ルーグラム最後のアルバム


mr moonlight 

 94年、ついにFOREIGNERの、ル―グラムが戻ったメンバーでのアルバムが完成する!

  87年のINSIDE INFORMATION以来、実に7年振りである。この前年にオリジナルメンバーのルーが戻り全米ツアーが敢行されてからのアルバムである。

 一時メンバーが離れていて、それからいきなりアルバムを作るとなると制作途中で確執が起こり作られずにまた離散、などというパターンがあるが、今回はツアーを敢行してからのアルバム制作ということで、何とか上手く制作できた感じのようだ。

  このアルバムでは、オリジナルメンバーでは、ミックジョーンズとル―グラムしかいない。

 そもそもこの二人が別れてしまったのは、
 


『INSIDE INFORMATION』以降のミックのポップ化路線にルーが反対したからだ。

 そのことからか、94年のこのアルバムMR.MOONLIGHTはポップ化は極力抑えられている感じだ。しかもかなり出来がいい!思わず聴き耳をそばだててしまいたくなるAORの色が強い。



forina-

 清涼感たっぷりのアコースティックギターが印象的な”White Lie”からこのアルバムは始まる。
聴いてるだけで脳内もきれいにされる感じである。朝の通勤時に聴くと、気分は高揚する感じがする。

●”White Lie”
  ↓



 次の“Rain”もまた良い曲である。テンポは緩いが、清涼感に加え安煽感がある。

●“Rain”
   ↓



そして、寂寥感かありながら希望が見えてくるバラードである”Keep Hoping”もこのアルバムからのシングルになる。



 寂寥感がありながら希望が見えてくる…これは一瞬矛盾するような感情だが、年齢を重ねてくるに従って味わう感情である。こういった場面がいわゆるヴェテランのバンド、という感じがする。

  このアルバムでは、テクニカルなへヴィメタルバンドのような派手なことはやっていないが、その他、このバンドのメンバーが紡ぎだす音、ヴォーカルの声、コーラスの味、各楽器のメロディの絡みあい、これらはすべてヴェテランでなければ出せない微妙な味をもっているのである。

その味がまたたまらない!いわばAOR的なハードロックといった感じであろうか?

 先のアルバムでは、ポップ化していたが、今回ではAOR的である。ポップ、AORどちらでも良いアルバムが作れる、さすがヴェテランバンドという気がする。

その力を最大限に昇華させたバラードが次の”Until The End Of Time”である。高音で歌いあげる場面には、思わず心打たれる。



 こういった佳曲が揃ったアルバムであるにもかかわらず、これまでのFOEIGNERの歴史からいってル―の再加入のアルバムにもかかわらずこのアルバムは全米136位止まりで終わってしまう。

 そして、このアルバム発表から3年後(何故3年後なのかわからないが)の97年FOREIGNERの来日公演が決定されるが、急遽ル―の病気により、キャンセルされてしまう。

 
そして、 MR.MOONLIGHT発表から一切アルバムは作られず、2003年にル―は再び脱退してしまうのである。

 そして、今はミックジョーンズ、ケリ―ハンセン、ジェイソンボーナム、ジェフピルソンジェフヤコブス、トムジンベルというラインナップでFOREIGNERは活動している。要するにオリジナルメンバーはミック1人である。 ふぉりなー


 これはもうFOREIGNERとは言えない。このメンバーで昨年CAN’T SLOW DOWNというアルバムが発表された。

 このことについてどう思うだろうか。私はINSIDE INFORMATIONを聴いて以来、彼らの大ファンになった。そして調べていくうちにこのバンドはもの凄い偉業を達成してきたバンドだということを知って驚愕したものである。 

 77年のデビュー以来、実に6作連続でアルバムを全米チャートの10以内に送り込むのである。

 そんな偉業を達成してしまえば、この後どういった経緯を辿ろうがその偉業は確実に大きく語り継がれることは間違いない。

 だが、問題なのはその後の辿り方ではないだろうか?

 オリジナルメンバーが1人だけで、あとは全部違うメンバー、これでは歴史の断絶としか言いようがない。

今後どんなに良いアルバムを作りヒットを出してもである。どんな良いように語られ、良い印象を残すことができるのだろうか?非常に疑問である。

 何も今のメンバーが役不足などと言っているのではない。そのことは強調して断わっておきたい。

 

●上記5つの曲を収めた名アルバムが以下である!

 ↓

Mr Moonlight

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