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『イングヴェイが初めてチャンピオンになった時のアルバム!』
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 このアルバムはイングヴェイマルムスティーン『BURRN!』誌人気投票のギタリスト部門において初のチャンピオンになった時のアルバムである! 

 『BURRN!』84年に創刊されて、その時にイングヴェイはすでにALCATRAZZを脱退し最高の出来のアルバムを出してはいたが、チャンピオンになることはなかった。

 この前作の88年ODDYSEYアルバムは良い出来であったし、日本での来日公演も初の武道館公演を実現させるなど、ここ日本でも受け入れられ様も良かったが、この年は奇しくもチャンピオンの座はDOKKENジョージリンチに奪われている。

george lynch
ジョージリンチ

 しかし90年度のこのアルバムは、そのODDYSEYを上回る出来で、ギタープレイも冴えわたっている!

 前作ODDYSEYは、イングヴェイが交通事故に遭い、あわや一歩違えば命を落としたかもしれないほどの悲惨な事故であったが、奇跡的に無事だったというエピソードがある。その事故後にレコーディングされたものであるからして、少しばかり雑なプレイがあったのは否めない。

  しかし、 ”Heaven Tonight””Rising Force””Dreaming””Dejavu”など今でも語られるほどの名曲が満載の名アルバムであることに間違いはない。

 このアルバムECLIPSE制作時においては、それまでのバックメンバーを総入れ替えし心機一転させ、イングヴェイ本人も事故もなく最高のコンディションの下で作曲しレコーディングしたアルバムである。 

 メンバーもオーケストラ出身の人間や元スタジオミュージシャンなども集めたようで、演奏力も並大抵ではない。

 演奏力において非常なランクアップがなされたといえるだろう。

 もはやSTEELERALCATRAZZの頃やソロに転向してからの初期の頃のような荒削りさは全くなく、どう聴いても批判のしようのないアルバムである!

 まずファーストシングルになった曲は以下の“Making Love”である!


●“Making Love”  
     


https://youtu.be/lgZkC-wrRxM






 ●“Bedroom Eyes”
     ↓




 イングヴェイアームのじらしから始まるこの曲は、一発で虜になる。 

 奇想天外で、予測不可能な展開にそうならざるを得ない。 

 彼がギターを始めたきっかけは、ギタリスト兼シンガーであるジミーヘンドリックスが麻薬の摂取で死亡してしまい、その追悼番組を見たのが始まりだという。 

 それから、ギターの虜になり、当時小学生であったイングヴェイが学校をさぼり、ギターの練習をしまくったのが、彼のギターを始めたきっかけだったという。


 その日々が現在のイングヴェイの土台になっているのである(しかし、よく母親がそれを許したなと思う。ウチだったらそんなこと言って学校をさぼったら絶対に叱られて殴られていたと思うが…笑)。 

 そのジミーの影響をもろに感じる、というかジミーそのものの曲である。曲名は忘れたが、この曲そっくりのマテリアルがあるので、ファンのかたは調べてみるのも良いだろう。

 この幅広い音楽性の曲を聴いて、リスナーは喜ぶだろう。

非常に無駄のない気持ちのいい曲である。



●“Save Our Love” 
     ↓



https://youtu.be/LjtZ8sw_RtU


 この“Save Our Love”で初めに思うのは、(人によって違うだろうが)どうにも批判しようのないアコースティックギターの美旋律とSEの秀逸さ、それにこのアルバムから参加したヴォーカリスト、ヨランエドマンのエモーショナルな深みのある声ではなかろうか?
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                       ヨランエドマン

 このヨランは、イングヴェイの同出身国のEUROPEを当時脱退してソロアルバムを出していたジョンノーラムのバンドで歌っていたシンガーである。 

 そのソロアルバムであるTOTAL CONTROL(下図)におけるシンガーとしての資質を見抜いて急遽イングヴェイのバンドに加入してもらったのであるが、その才能は本物であったとしか言いようがない。

total control 

 イントロのアコースティックの音色は、寂しげで、そしてどこか哀しげで、そこにヨランの深く感情的な声が折り重なるとどうにも感動せざるを得なくなり、そして勇気が湧いてきて全身が癒されるのである。 

 へヴィメタルやハードロックは、ただうるさい音楽、というイメージしかもっていなかった人間に、このバラードを聴かせたら、その意見をとっさに取り下げ、このアーティストのファンになってしまったことを思いだす。 

 しかし、どうしてイングヴェイはバラードの名曲をたくさん併せ持つのであろうか? 

 このアルバムの前作でジョーリンターナー(vo)が参加したODDYSEYにおいては、 “Dreaming”という感動的なバラードがあり、

 『ECLIPSE』の次のFIRE & ICEにおいては”I’m My Own Enemy”という名バラードがあり、

その次には”Prisoner Of Your Love”そのまた次のアルバムには”Like An Angel”という感動的なバラードがあるのである。

イングヴェイは、アルバム1枚あるいは2枚ごとにシンガーを替えるのが普通であるが、交替させても、そのたびごとに名バラードを創作してくれるからファンにとっては嬉しい限りである! 

 彼が、速弾きだけのプレイヤ―だなどというのは、偏見以外なにものでもない。

 これだけのバラードを作り、これだけのエモーショナルなソロを弾けるアーティストがどれだけいるだろうか?


●“Eclipse”
     ↓





 このアルバムが発表された年度の『BURRN!』誌の人気投票の曲部門において、このアルバム収録の曲として“Motherless Child”4位にランクインした。

 上記の“Making Love” “Bedroom Eyes” “Save Our Love”もランクインしていないのに…面白い現象である。 

 イングヴェイ自身もこの曲は気に入っていたが、キーが高くてヨランエドマンがライヴにおいて歌えず、仕方なくライヴでは削除せざるを得なかった。

 のちのライヴでなされたかどうかYouTubeで探すもなし…その名曲はどういうものか、体感したい人はCDを買って聴いてもらうほかはない。

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 インストはイングヴェイはアルバム一枚に必ず1曲は収録するのが鉄則になっている。このアルバムでも例外ではない。
キーが高いためという理由で、ライヴで演奏されなかったのは何も“Motherless Child”だけでなく、このインストナンバーである“Eclipse”もである。 

 幻想的で、魅惑的で、かつ清涼感のあるインストナンバーである。

 こういう特徴のあるインストはこれまでのアルバムにはなかったし、ファンならライヴで体感したいものであるが、それはかなわなかった…至極残念である。

 このアルバムの前作であるODDYSEYは、ジョーリンターナーとの共演というふれこみが話題になり、しかも佳曲の揃ったアルバムであったせいもあり、東京公演ではイングヴェイ初の日本武道館公演が実現したが、このアルバムではジョーが抜けたためかわからないが、それは実現せず、東京では3300人収容NHKホールで2回という結果になった。

 しかし、話題性では劣るがバックのメンバーの演奏力の高さ、とくに新ヴォーカリストのヨランエドマンの歌唱力には敬服するし、もちろん他のメンバーの技術力の高さにはただただ参るしかない。 

 これほどの完成度の高く、佳曲の揃っているイングヴェイのアルバムはなかなかない。

彼のキャリア中、間違いなくベスト3に入るアルバムである! 

 そんなアルバムであると思ってもらえれば良いと私は思う。

YNGWIE MALMSTEEN 90‘ 来日公演日程)
6月14日 福岡サンパレス
6月16日 瀬戸市文化センター
6月18日 広島メルパルクホール
6月20日 大阪厚生年金会館ホール
6月25日 横浜文化体育館
6月26日 仙台市文化創造センター
6月27日 東京NHKホール
6月28日 東京NHKホール

(当時の主なセットリスト)

1. Liar
2. Bedroom Eyes※
3. Demon Driver※
4. Making Love※
5. Déjà vu
6. You Don’t Remember,I’ll Never Forget
7. Judas※
8. Icarus’ Dream SuiteOpus,4~Far Beyond The Sun
9. Dreaming
10. Queen In Love
11. Key Solo
12. Crystal Ball
13. Trilogy Suite Op 5~Krakatau~Guitar Solo~Blues~Guitar Solo
14. Save Our Love※
15. Heaven Tonight
(encore)
1. Black Star
2. Spanish Castle Magic~Purple Haze
※= ECLIPSEからの選曲

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  ↓

(収録曲)
1. Making Love
2. Bedroom Eyes
3. Save Our Love
4. Motherless Child
5. Devil In Disguise
6. Judas
7. What Do You Want
8. Demon Driver
9. Faultline
10. See You In Hell (Don't Be Late)
11. Eclipse

輸入盤


Eclipse

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