HR/HM温故知故
かつて一世を風靡したHR/HMについて、私の個人的な思いいれ、独自な見方、ニッチな情報、そして映像を提示していきます
イングヴェイとジョーリンターナーのコラボが実現!!


メルマガ読者さん募集! 

読者登録していただければ、週1回、あなたの受信ボックスにHR/HMについてのメルマガをお届けいたします。登録、購読ともに無料です。将来的にはプレゼントコーナーやオフ会も計画中です。

ご希望のかたはこちら
まぐまぐでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<まぐまぐ
メルマでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<メルマ


GRP_0193.jpg 



 88年、ついにレジェンドが実現! 

 RAINBOWDEEP PURPLEDIOといった様式美、ブルーズといった音楽を愛好するハードロックファンはきっとそう思ったに違いない。

 しかし、この年は私がハードロックに初めて触れた年であったので、そういったいにしえのハードロックのカテゴライズの事は全くと言っていいほど知らなかったので、レジェンドも何もなかった。

 ただ、この頃は、ハードロックは全盛を極めていた時期でもあり、ここ日本でも多くのアーティストが日本武道館かそれ以上の規模の会場で来日公演をおこなっていた。

今回紹介するイングヴェイマルムスティーンの『ODYSSEY』もその絶頂期にあり、ついに武道館公演を実現させた!

 このアルバムは、これまでのアルバムとは意味合いが違い、初めて2大巨頭による共演という風采をしていたのである。

 そう、元RAINBOWジョーリンターナーヴォーカリストに擁してのアルバム作成であったのである。

ファイル0054 
         ジョーリンターナー

 これは、様式美ファンにはたまらない嬉しいコラボであったに違いない! 

 様式美、ブルーズ、クラシカルといった音楽性には、イングヴェイRAINBOWリッチーブラックモアからの影響を受けているどころか、師匠として崇めているし、その師匠からの影響をふんだんに取り入れているし、そのRAINBOWに属していたジョーリンターナーが、イングヴェイに加入となれば、ファンは注目せざるをえないだろう事は想像に難くない。

そのレジェンドが実現したのだ!

 その実現の賜物か、イングヴェイの人気が上昇気流の中にあったからかはわかりかねるが、このアルバム発表にともなう来日公演では日本武道館を含む公演が実現したのである。

ファイル0143
日本武道館

以下、88年の来日公演日程をご覧あれ!
  ↓
8月16日 名古屋市公会堂
8月17日18日 大阪フェスティバルホール
8月20日 京都会館第一ホール
8月23日 横浜文化体育館
8月25日 日本武道館!



●”Rising Force”

  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=s8xByVA5VPw

 レコードの音作りは、前作のTRILOGYと変わらないが、音楽的楽曲のレベルは格段にアップしていると感じるのは私だけではないであろう。

 この名曲”Rising Force”はこのアルバムが発表されてから20年以上も経つ今でもライヴで演奏されているのである。

それはファンにとっては感動せざるをえない嬉しい企画であろう!

 それにしても、ドラマティックな展開で、緊張感がものすごく高まり、ソロではいつも以上の凄腕ぶりを見せているのみならず、これまた凄腕キーボディストのヤンスヨハンソンとの掛け合いも鳥膚ものである。

 初めて聴いてから20年以上も経っているにもかかわらず、いまだにその感動のほどが薄れないもの凄い名曲である!



●”Heaven Tonight”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=-YoZQYP_cX4

 このアルバムからのクリップは残念ながら、この曲だけである。

 MTV全盛の頃であれば、シングルカットされなかった曲ですらもクリップが作られていたこともあったくらいであるが、ことイングヴェイに限っては、ヨーロッパや日本などの一部の国々では大きなアリーナで公演をおこなうくらいの人気を誇っていたが、ロックの聖地アメリカでは、中級ホールかクラブでしか公演ができていないのである。

 だから、クリップもこのアルバムからはこれだけである。

 しかし、この曲を聴くとたまらない気持になる! 

 目の前にあることを良き色彩に変えてしまおう、楽しもうという意向のジョーが書いた詞であるが、その詞に重ねるように、曲自体もそういった気がハッピーになる曲だし、イングヴェイ自身も、この曲をたいそう気に入っているのが、表情や動きからもわかる。



●”Déjà Vu”

  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=uljJ7tQ0jmc&feature=related

 この映像を見ると、イングヴェイはまさにギターのために生まれてきたのでは?と思うほどのパフォーマンスである。 

 ギターを弾いているというより、ギターで遊んでいる、という感じである。 

 それでいて、難しい速いフィンガリングやピッキングを難なくこなしている。 

 彼がギターを始めたきっかけは、ジミーヘンドリックスの追悼番組を観てからと言うが、そのジミーもステージアクションはそんな感じであると聞いたことがある。

jimi.jpg
  ジミーヘンドリックス

 この曲は、もちろんこのアルバム収録の“Riot In The Dungeon””Faster Than Speed Of Light” などは曲の印象が暗めであるが、疾走感がありスラッシュメタルばりの刻み込むリフが効いていて気持ちが良いし、叩きだすギターリフが特徴的でイングヴェイにしか創りだせないモノである。


●”Riot In The Dungeons”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=rVAIw--rIAM ;

 血気迫る疾走感が、この時期のイングヴェイの音楽の特徴であった。 

 この曲は、このアルバムにともなうツアーにしか演奏されなかったので、非常に残念である。

 これほどのいい曲が生で聴けなくなってしまったのであるから。

 某音楽雑誌では、イングヴェイのパフォーマンスにシンガーのジョーが迫力で劣っている、という趣旨のリポートを読んだことがあるが、このライヴ映像を観る限り、そんな色は窺えない。 

 非常に、バンドの体裁を維持できており、その息吹に思わず飲み込まれそうになる!

GRP_0192.jpg


 その他、日本の琴の音色に通じるアコースティックのメロが心の琴線にふれるバラード”Dreaming”など佳曲は多い。

●しかし、周知の通り、ジョーはこのアルバム1枚だけでイングヴェイとは袂を分かつことになる。

その後、これも周知の通り、ジョーはイアンギランが解雇された後のDEEP PURPLEのシンガーに抜擢されることになる。

ファイル0069 
      DEEP PURPLE 90

 しかし、ジョーは幸運な人間である。 

 FANDANGOという世界的には無名なシンガーだったにもかかわらず、リッチーブラックモアに見いだされてRAINBOWのシンガーになったことによりその名を世界に知らしめる結果になり、その後イングヴェイのバンドのシンガーになり、そしてまたDEEP PUPLEという世界的に有名なバンドのシンガーになり、いずれも公演はアリーナ級のホールばかりであったのだから…。

ファイル0068  
     RAINBOW

●前作は、バンド名をYNGWIE MALMSTEENとしていたにもかかわらず、このアルバムでは、YNGWIE MALMSTEEN’S RISING FORCEとした。

これは、ギタリストに雇われた、という意味合いを出さずに、バンドとしての色彩をだしたいというジョーの意向だったという。

イングヴェイとジョーのぶつかりあいの一例であろう。

ファイル00310.. 


 このコンビ結成当初から、自我のぶつかりあいが懸念されていたのである。 

 そして結果はその通りになってしまったわけである。

 この時期の名ライヴぶりを堪能できるライヴアルバムとして、 TRIAL BY FIREという名アルバムがあるが(先の”Déjà Vu”もその『TRIAL BY FIRE』からのものである)、そこでは2人のエゴのぶつかり合いの様子は全く感じれないが、このアルバムにともなうワールドツアーが終了すると、次のアルバムのための別のシンガー探しにイングヴェイは錯綜することになる。

「小切手がこなくなったから、俺は切られたのがわかった」とジョーは雑誌のインタビューで言っていた。 

 METALLIONのインタビューでイングヴェイは、「次のアルバムでも、ジョーが歌うことになると思うよ」

などと言っていたにもかかわらずにである!

 しかし、このアルバム発表から8年の月日が経ってから和解が成立したのか、イングヴェイ初のカヴァーアルバムINSPIRATIONにおいてジョーが3曲で参加することになる。

●しかし、このアルバムからは、いまだに”Rising Force””Heaven Tonight”やインストの”Krakatau”などは演奏されている。

 このアルバムの後、イングヴェイODDYSEYはあまり気にいってない、ジョーの書いた歌詞もあまり気に入ってない、と言っていたが、どうもそうでない気がする。

 まあ、人間の言動は必ずしも合理的論理的でないし、そのことについてとやかく言っても始まらないが、今もこのアルバムからは演奏されているし、今聴いても感動できる名曲が揃っていることに変わりはない。

 そういう名アルバムを出し、初の日本武道館公演が実現したにもかかわらず、 BURRN!』誌88年度の人気投票では、イングヴェイはギタリスト部門でチャンピオンになれず、チャンピオンの座は、DOKKENジョージリンチにさらわれることになる。

george lynch 
      ジョージリンチ 

 イングヴェイがチャンピオンになるのは、次のECLIPSE発表後である。

eclipse.jpg 
  ECLIPSE』 

 イングヴェイの過去のアルバムからの曲で、最近一切演奏されていないアルバムは、日本史上初海外アーティストによるオリコンチャートナンバーワンになったFIRE & ICEというのは皮肉といえば皮肉、いや意味不可解としかいいようがない。



●なにはともあれ、この名作を購入のかたは以下からどうぞ!

  ↓
GRP_0193.jpg

Odyssey



■そして、当時のラインナップの最高のライヴを垣間見れるライヴDVDがコチラ!
  ↓
トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード [DVD]

  HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム







メルマガ読者さん募集! 

読者登録していただければ、週1回、あなたの受信ボックスにHR/HMについてのメルマガをお届けいたします。登録、購読ともに無料です。将来的にはプレゼントコーナーやオフ会も計画中です。

ご希望のかたはこちら
まぐまぐでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<まぐまぐ
メルマでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<メルマ



●チケットはこちらからどうぞ!

チケットぴあ




このブログオススメの店です。

新宿レコード 良品たくさん取り揃えております!

●おススメのラーメン店『荒海』

http://www.araumi.net/


スポンサーサイト

テーマ:ブログでアフィリエイト - ジャンル:アフィリエイト