HR/HM温故知故
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㈷PRETTY MAIDS『LOUD PARK』参戦!アルバム『PANDEMONIUM』を垣間見る!
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pandemonium


PRETTY MAIDSLOUD PARKに参戦する。

昨年にも単独公演をおこない、素晴らしいライヴを魅せてくれたこのバンドであるが、この参戦を前にして、新しいアルバムを出してからの来日ではなく、単にイベント参戦というかたちで来日公演をおこなう。

大抵、新しいアルバムを出してからこういうイベントに参戦するのが普通であるが、こういうパターンははこのバンドでは珍しい。

その新しいパターンとして、そして彼らの20年以上のファンとして彼らのステージを観に行こうと思う。

LOUD PARKのチケットはコチラからどうぞ!
  ↓
チケットぴあ


彼らの最新アルバムは、 MOTHERLANDであるが、今回紹介しておきたいのは、その前のアルバムであるPANDEMONIUMである。

このアルバムは予習用にという意味でなくても、相当に素晴らしいので是非とも聴いておきたいアイテムであると思うからである。

以下順次紹介していきたい。



●“Pandemonium”
  ↓


https://www.youtube.com/watch?v=wtlV87cG084


こういうドラマティックなSEから始まって、ヘヴィなリフで曲展開されるともう私らのような80年代のヘヴィメタルファンには堪らない印象となって、アルバムを聴いた後にも、聴きたい気が何回となく起こって虜になるのである。

こういうへヴィネスを維持してくれているのは非常にありがたいことなのである。

ヘヴィメタルバンドでさえも、ハードロック化というか、へヴィネスを失ってしまう例もあるし、ハードロックバンドは年齢を重ねると、そういうものを忘れてしまう例が少なからずあるので失望してしまうのである。

しかし、ことPRETTY MAIDSにあってはそういうところが全くないので嬉しい限りである。

そのことを強調する識者がいないのは、何とも残念至極である。

prettyyanen


だから私はこういう場で書いている。

しかし、ことはへヴィネスだけでなく、メロディに良いものがなくてはいくらへヴィネスを維持しても意味がないのである。

リフにおいても、ギターソロにおいても、そういう品位はいたるところで散見されるのである。

非常にPRETTY MAIDSは素晴らしいバンドである。

この曲につなぐ次の曲である“I.N.V.U”もこのバンド特有のリフがさく裂している。

このバンドのアイデンティティが維持されているのである。

暗めの曲風から一挙にヘヴィなリフで曲展開がなされ、そのメロを聴いているだけですぐに魂が燃えるのである。

このバンドのシンガーであるロニーアトキンスのあまりに男らしい声にも虜になってしまうのである。

それもこのバンドのアイデンティティであることに間違いはない。


●“Little Drops Of Heaven”
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=CcJJvRenq5w


この曲でもわかるように、ただへヴィネスを維持しているわけでも、良質なメロディを有してるだけでもないのである。

清涼なメロで曲展開されても、そのメロを損なうことなくへヴィネスを維持しているのである。

それが曲の初めから最後まで続いていれるから凄い!

これはかなり難しいことではないのか?

いろんなバンドの曲を聴いてきた私であるが、このような芸当をこなせているミュージシャンはそうあるものではないのだ。

ハードロックであろうがヘヴィメタルであろうが、信条はヘヴィさがなくてはいけないはずである。

それを維持しながら如何に聴き手を惹きつけるか、これは努力だけでは出来上がるものではないのである。

pm14


そんな魅力を維持しているにもかかわらず、昨今のこのバンドに対するマスコミの対応はきついものがある。

完全とは言わないまでも、スルーされている観がある。

まあ完璧なマスコミ対応など無理なのは百も承知であるが…。

このアルバム収録の“One World One Truth”にしても、“Breathless”にしてもそのような魅力がある。

良質なメロは年齢を重ねるほどにできなくなる傾向があるが、ことこのバンドに関しては一切ないのである。

“Final Day Of Innosence”にしても傑作アルバム収録でかつ、ベストアルバムにも収録されている“Love Game”に通じる癒しのメロと雰囲気があるのである。

こういった魅力があるからこそ、ハードロックというものは「うるさい」というイメージが先に立ってしまうにもかかわらず、それを補ってあまりある魅力として聴き手の脳に残り、虜になってしまうものであると思う。

私は、ハードロックには最初そういうイメージが付きまとっていたが、そういう魅力を有するバンドが多くいたからこそ、今でもこうやってファンになっているのである。


●“It Comes At Night
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=F3CuYQPErlk


80年代にハードロックに虜になった人たちには堪らないリフで始まり、それが最後まで続いている。

曲展開がありきたりではなく、奇想天外に展開されるのでついつい聴き入ってしまうのである。


それもただ奇想天外ではだめである。

魅惑的なメロディはもちろん、確固としたヴォーカルと楽器の演奏力がなくてはただの奇想天外な曲で終わってしまうのは言うまでもない。

“Cielo Drive”は速い曲だが、そんな魅力を有した曲である。

ほんのちょっとした隠し味程度にこのバンドの作る曲には、メランコリックな場面が出てくる。

完全なメランコリックな曲は好きではないが、そのくらいの按配なら申し分はないと思う。


●“Old Enough To Know
   ↓



https://www.youtube.com/watch?v=0IpjYO8D4rw


スピーディ、ミドル、そしてバラードと、いろんな曲風に彩られたアルバムはいつまでも愛聴盤になりやすいのは古今東西共通の事実である。

このアルバムは、そんな魅力を充分に有している。

このバラードもまたいい曲である。

このバンドは、SIN-DECADEアルバム収録のカバーバラード“Please Don't Leave Me”BURRN!』誌チャンピオンになった。

しかしそのなった理由もいい原曲というだけでなく、カバーしたバンドのメンバーの声、そして楽器、アレンジしたメロがどれも良好ではなくてはそんなことは不可能である。

やはりあの曲がチャンピオンになったのは、特にヴォーカルが良かったからだとしか私には思えない。

このロニーアトキンスのあまりにマンリーな声の素晴らしさには、初めて聴いた時から今でも感動を覚えるのである。

いろんな場面で曲をいい色、時に最高の彩りを与えるのである。

このバラード調の曲でも同様である。

prettyboy


しかし、こんないい曲を量産してきたこのバンドであるが、世界的な成功を収めたとはいいがたい。

このアルバム発表後に、スイスでおこなわれたライヴのDVDIt Comes Alive (Maid In Switzerland)が発売されたが、その会場の狭さには驚いた。

このバンドもアメリカ進出を狙っていたのはわかるが、それはアメリカではウケなくとも他の国ではそこそこウケているのではないかと思っていたのである。

しかし音楽的な魅力というものは、そういうものだけではないはずである。

そういう面だけをクローズアップさせて虚心坦懐ならないでいるのはフェアであるとは思わない。

フェアな心で、というかそんなことを考えなくとも、このバンドは非常に大きな魅力を有しているのが、このページを読んで、曲を観ただけでわかるはずである。

そのことを読んだ人にはわかってほしいものである。

そしてきたるLOUD PARKにおいてその魅力を堪能してもらいたいものである。

その際に、良い材料になるのがこのアルバムであると思っている。


このアルバムはコチラからどうぞ!
  ↓



PANDEMONIUM

国内盤


パンデモニアム


●このアルバム発表後に出されたスイスでのライヴDVDはこれ!
  ↓


It Comes Alive (Maid In Switzerland) - 2CD+DVD digipak (NTSC : Region Code 0)

国内盤


イット・カムズ・アライヴ~メイド・イン・スイス(DVD付)


★その他、PRETTY MAIDSについての記事は以下!
   ↓
SIN-DECADE


JUMP THE GUN


OFF-SIDE


FUTURE WORLD

  HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム








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●コンサートチケットはこちらからどうぞ!

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●おススメのラーメン店『荒海』

http://www.araumi.net/






【邦楽コーナー】

WANDSの創始者の上杉昇さん(ヴォーカル)と柴崎浩さん(ギター)の2人は、これまでのWANDSの音楽性には満足できず、当時西洋でメインになっていた音楽であるグランジという暗い音をメインにしたロックをやりたくて、脱退し、アルニコというバンドを結成しました。

残ったメンバーである木村真也さん(キーボード)は、和久二郎(ヴォーカル)と杉本一生(ギター)の2人を入れてWANDS再始動しました。

そこで97年に出されたシングルがこれです!

メンバーが変わると、どうしてもそれまでのバンドの音楽性と比較して、違うとどうしても現在のほうをこき下ろしてしまいがちです。

かくいう私もそうでした。

これはWANDSじゃない!

上杉さんと柴崎さんを戻してまたWANDSをやって!

これが、当初の私の思いでした。

しかし、もう2人はもどってこない、2人は違う音楽をやりたくてこのバンドを去ったのだから… そう自分を諭して、幾度かこのニューバンドの音楽を聴いてみました。

するとどうでしょう?

初めに見えていなかった、この新メンバーの良さが見えてくるようになりました。

確かに、上杉氏のような特徴は見えないけれども、それは違う人間だからであって、違う人間に違う人間の良さを求めるのは筋違いだ!

そう開き直り、聞く回数を増やしていったら、このニューバンドの良さがわかるようになりました。

しかし、メインのメンバーが違うのだから、このバンド名でなく、違うバンド名にすればいいのに…と思わざるを得なかったです。

しかし世間一般の人たちは、私なんかより遥かに柔軟性がありますね!(笑)

この新シングルは、オリコンチャートで4位を記録しました。

幸先のいいスタートでしたね。

新しいWANDSのファンには希望の持てるスタートでしたね。

●このWANDSの最初のシングルはコチラ!
  ↓



錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう/トライ・アゲイン


このシングル収録のニューWANDSアルバムはコチラ!
  ↓


AWAKE



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ROYAL HUNTの最高傑作『PARADOX』の完全再現を垣間見る!
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ROYAL HUNTが今年のLOUD PARKに参戦します。

loupar




SLAYER
がヘッドライナーを務める初日にですが、今回は4年前に実現した彼らの来日公演についてのリポートをしたいと思います。



LOUD PARKのチケットはコチラからどうぞ!

  ↓

チケットぴあ



4年前に、ROYAL HUNTがふたたび名盤PARADOXの完全再現をするために、日本にやってきました!



royalhunt.jpg




これまで、ハードロックやへヴィメタルのいろんなアーティストが、アルバム1枚の完全再現をライヴをしてきました。



例を挙げれば、


DIO

IRON MAIDEN

METALLICA

RATT

JUDAS PRIEST

SLAYER

MEGADETH

などです。



思えば、忘れていましたがこれらアーティストよりも断然早く「アルバム1枚完全再現」を体現したのはほかならぬROYAL HUNTでした。



それは97年に日本でも再現されました。



4年前のBURRN!』誌において、何とバンドを脱退させられた当時のシンガーのDCクーパーが戻り、あの完全再現をもう一度する、

という記事を読んで思いだし、「すっかり忘れていた!」と思ったものです。



その日本公演の模様をおさめたVHSも販売されましたが、当然のことながら今は廃盤です。



closng the chapter




「アルバム1枚完全再現」

…こういった試みは、そのアルバムが1枚を通して一貫するコンセプトをもったコンセプトアルバム、あるいはコンセプトアルバムに近いものであればあるほど、完全再現がライヴにてなされると、観客にとっては嬉しいものです!



その通り、ROYAL HUNTが当時発表したPARADOXはそういったコンセプトモノでした。



昔の物語や神話をモチーフにしたものがそういったコンセプトアルバムには多いですね。




ことROYAL HUNTもそういったものに近かったです。

当時のセットリストは以下でした



The Awakening 

River Of Pain

Tearing Down The World

Message To God

Long Way Home

Time Will Tell

Silent Scream
I
t’s Over
(ここまでがアルバムPARADOXになります!)

Last Good-bye

1348

Stranded
Free
Jam
Time

Wasted Time





まずはこのアルバム最初を飾るこの曲から観ていただきたいです!



●”River Of Pain”

 





https://youtu.be/3RtdqUCXlDY



日本やアメリカと違い、ROYAL HUNTの故国であるデンマークを含むヨーロッパはそれまでに築いてきた歴史的建造物をそのままとっておこうという思想が人々の心の中に、根付いています。



histrical.jpg



であるからして、街の至る所にそういった建造物がいつまでも残っている。



それを決してすぐに壊そうとはしない。



逆に日本やアメリカは歴史的建造物をある程度経ったら壊して新しいものに作り変えようとして、歴史あるたたずまいはほとんどなく、ビルやマンションが林立する都会のイメージが首都圏では当たり前です。



反対にヨーロッパでは首都圏であろうとなかろうとこういった建造物は健在に残っています。



そういった環境の違いか、自分の国の歴史的な文化をモチーフにした歌詞を主題にしたヨーロッパのバンドは数多くいます。



このアルバムにおいても、そういった風景を彷彿とさせる場面は無数に出てきます。

kyoukaistend




それまでの歴史を破壊することによって進んできたアメリカや日本と、歴史を残すことによって進んできたヨーロッパと、明らかなギャップが存在するのは否めないでしょう!



ヨーロッパのバンドはアメリカでの成功を夢見て進出を図るも、成功できたバンドは一握りです。



ROYAL HUNTアメリカに進出を図るも成功したとは言い難いです。



それは、ヨーロッパとアメリカ、双方の人々の心の中の思想に1つの原因があるように感じます。



彼らのアルバムは新約聖書の言葉をモチーフにしています。



ru-tel.jpg



ただ彼らが生れ育ったキリスト世界について、ただそれを賞賛するでもなく、素描するわけでもなく、その奥に隠されている事実の追求を描写された世界を探り、その意味づけを考える…優れた作家や作曲家は怠らないです。



ことこのバンドのメインソングライターであるアンドレも例外ではありません。




●”Message To God

  ↓






http://www.youtube.com/watch?v=TE23i02RhBU&feature=related




あまりアメリカでは成功はできなかったROYAL HUNTではありますが、それは音楽的価値とは関係ありません。


しかし、日本においては、94年の初公演以来、着実にファンを獲得していった感じがします。



日本の中級ホールにおいて全国を周り、その模様をおさめたライヴCD、ライヴビデオまで発売され、日本のみ発売のミニCDを発売などまで制作されましたから日本では確固とした人気を博したといってもいいでしょう。


デンマーク出身のバンドで1番日本で成功したバンドといって良いのかもしれません。

その次がPRETTY MAIDSなのかなという気がします。



しかし、この曲でもそうですが、シンガーのDCクーパーの声の素晴らしさには息を巻きます。

dccoop.jpg

   DCクーパー



彼は、ソプラノ歌手もしていたようで、その実力は彼の事を知らない人でも、聴けば一発で「上手い!」と唸らせる力があります。

何せ、ロブハルフォード脱退後のJUDAS PRIESTのシンガー募集時に数千名から4人の最終選考にまで残ったのですから。

結局シンガーはティムオーウェンズになってしまいましたが…


owens.jpg
ティムオーウェンズ





●“Time Will Tell

  ↓






http://www.youtube.com/watch?v=Pygu5bTXPXM




このバンドのリーダーであるアンドレアンダーセンがこのバンドでの作詞作曲のリーダーです。

andre

アンドレアンダーセン


そこから創りだされる音はやはり、アメリカでメインストリームになっているアーティストとの音や世界観とまるで違うのがこれまでのビデオでわかると思います。


これらの祖国であるデンマークでは福音ルーテル教会というキリスト教に国民の95%が加入しているということですが、そういう教会の建造物や思想や教義に生まれた時から触れてきた彼らの心の中からは、どうしてもそういったものを詞のモチーフにしようという気が生まれるのも無理はない、いや当然だとすら思います。




●”Closing The Chapter

  ↓






http://www.youtube.com/watch?v=9ifteVYy2jo&feature=related




アンドレが創りだすフレーズや音は<ネオクラシカル>と表現される。

おそらくこれほどの見事なネオクラシカルな音を紡ぎだせるアーティストは、イングヴェイマルムスティーンの他にいないでしょう。

ungve
イングヴェイマルムスティーン


コンセプトアルバムということになれば、そこに参加するミュージシャンは一流でなければ無理でしょう。

何故なら一瞬の気の緩みも許されない緊張感を必要とされるからです。

DEEP PURPLEのようにインプロビゼーションやジャムで作曲するようなバンドでは話は別ですが…


このバンドは=アンドレアンダーセンのバンドという色彩が強いので彼の感性や存在感のみが注目されがちですが、ドラマーやベーシスト、ギタリストの腕に関しては、全然目が行くことは少ないですが、間違いなくこのバンドのメンバーは一流のミュージシャンであるに違いはないでしょう!

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勿論このアルバムに参加しているDCのヴォーカルもです。


曲の初めから、オーケストラティックな音が紡ぎだされ、曲が展開し、DCクーパーのハイトーンでしかも、奥ゆき深い声が重なり、それを後押しするようにギターとドラムの見事な畳みかけが続くと、どうにも表現するよしもない感動が襲ってきます。

非常に奥が深い深い作品であることに違いはないです。

それほどの傑作の「アルバム一枚完全再現ツアー」であったにもかかわらず、私は97年当時ライヴに足を運ばなかった。

何故か…当時の人生に失望しきっていたからであるが、今思えば馬鹿なことをしたと後悔しています。


であるからして今回こそは、必ず足を運ぼうと思っています。



ROYAL HUNT 11’ 来日公演日程>

(4月23日)東京品川プリンス ステラボール 

(4月24日)名古屋ボトムライン 

(4月26日)大阪心斎橋クラブクアトロ



●このアルバム完全再現のライヴをおさめたライヴCDがコチ!

 ↓






パラドックス・ライヴ~クロージング・ザ・チャプター



アルバムPARADOXはコチラ

 ↓







パラドックス



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