HR/HM温故知故
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デフレパードとホワイトスネイク

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df ws 

 2008年、遂にDEF LEPPARDWHITESNAKEという夢のコラボツアーが実現した!

 共に英国が誇るスーパーバンドである。そして、共に80年代に世界中においてアルバムがミリオンセールを記録したバンドである!

 それから20年が経ったこの年に、この2大バンドの共演が実現したが、当時のようなミリオンセールをあげることはできていないが、それは私自身もバンド自身も気にしていないであろう。

 アルバム発表の回数を重ねれば、当然需要は少なくなり、需要逓減の法則が働くことになるのだ。

 逓減したことによって、彼らが残した偉業は色褪せることはないし、逆に時間の経過とともに、また昔のアルバムを聴くごとに彼らの偉業の素晴らしさが浮き彫りになっていく感じがするのは、決して私だけではないはずである。 

ファイル0041


  実はこの両者、1980年のイギリスのREADING FESTIVALにおいて共演していたのである。

 当時はWHITESNAKEヘッドライナーDEF LEPPARDSLADEの後の出演であるセカンドビルの扱いであった。

ws 80 1980.jpg slade.jpg

 当時のWHITESNAKEは名曲“Fool For Your Loving”を含むREADY AN’ WILLING (下図)が全英で6位をマークするヒット作になり、

 かたやDEF LEPPARDON THROUGH THE NIGHT (下図)でデビューしたばかりの新人であったが、このアルバムは全英15位と健闘したのである。

 しかも、デビューで由緒あるフェスにセカンドビルをつとめたのだから、彼らの業績は讃えるべきものであろう!

ready an willing on through the night

 アメリカでの売り上げの分岐点となったWHITESNAKEWHITESNAKEDEF LEPPARDPYROMANIAこそ全米で1000万枚を売り、同数であったが,

pyromania.jpg 白蛇の紋章

 次のSLIP OF THE TONGUE300万枚 『HYSTERIA1300万枚、また次のRESTLESS HEARTはアメリカでは発売されず、一方ADRENALIZE300万枚と大きく差をつけられてしまった観のあるWHITESNAKEであったが、

 最新の来日公演においては、2002年にはDEF LEPPARDは東京では1600人収容渋谷公会堂で3日間しかできなかったが、2006年WHITESNAKE6700人収容東京国際フォーラムで敢行したところを見て、

 「日本ではWHITESNAKEの人気のほうが根強く、ヘッドライナーになるんではないだろうか?」

 とおもっていたがそうではなかったようだ。

hysteria.jpg スリップオブ

 やはり、来日公演においても需要逓減の法則が働いていたようで、アルバム発表ごとに来日公演をしていれば、観客のほうにも「前行ったから今度はパスしよう!」という気になってしまうものなのである。

 決して人気が下がったわけではなかったのである。

 
BON JOVIのように来日公演が決定すれば、必ず東京ドームという例は例外なのである。

good to be bad

 そのことを、観客として足を運んだ私は実感したものである。

 この時、WHITESNAKEが発表したニューアルバムBAD TO BE GOOD (左上図)は全米でどのくらい行ったかは調べても出てこないが、WHITESNAKEのファンサイトでは「全世界で710000枚」を売ったそうである。

 今の時世で710000枚は決して悪くない!

ハードロックが全盛であった80年代の後半に発表すれば、200万枚は売れていただろう!

そう思わせるくらい出来の良いアルバムである。

ws 2008 


まずはこの曲から始まった!



 
このYouTube を見ると、コンサート時の興奮がよみがえり、思わず嬉しくなる! 

 しかし、観客は30代半ばから40代後半くらいまでが大半であった。

 そういった客は、今会社や育児に忙しく、ニューアルバムを買って聴いてきたことは想像に難しい。 

 良いミドルテンポの曲で私自身好きだが、最初に持ってくる曲に相応しいかは疑問である。

 場内が暗転したとたんに興奮が最高潮に達したが、曲の経過とともに興奮が薄れていったのを覚えている。

”Bad Boys””Slip Of The Tongue””Burn”といったスピーディなものをもってくるべきだったと思う。 

 2004年デヴィッドカヴァーデールの前のバンドであるDEEP PURPLE在籍時の
”Burn”をいきなりもってきてファンを驚かせたが、今回も”Ain’t Gonna Cry No More””The Deeper The Love”といった最近15年以上やってないない昔の名曲を持ってきて嬉しさひとしおであった!

 ニューアルバムであるBAD TO BE GOODからは、白蛇健在なりをアピールしなきゃとばかり4曲が演奏され、先ほどの“Best Years”は勿論、クリップにもなった”Lay Down Your Love”も、 ”Can You Hear The Wind Blows”も出来も反応も充分であったが、 ”A Fool In Love”はやめた方がよかったと思う。

 この曲や、嫌いではないが未だ好きになれない”Ain’t No Love In The Heart Of The City”がはじまった時には座りだす人も多くいた。

 しかし、次の”Give Me All Your Love”からは事態が急変する!

 観客もこれは歌わずにいられないとばかりに立ちあがり、拳をふりあげて合唱する。

 そして次の”Here I Go Again”では場内が最高潮の気分に発展し、これまで以上の合唱の声が高まり手拍子を振りかざす!



 次の最終曲(と観客もわかっているのだろう。

 この曲以外の終わり方はこの20年以来全然なかったのだから。

 ”Still Of The Night”においては、あのMTVでこのクリップをみて青春時代を過ごしてきた人たちばかりであろう、あの頃の興奮を思い切りぶつけていこうと決心したのか、興奮をみずからおさえきれないといった観を呈した人をもの凄いたくさん見た。 

 あの時代をもう一度!

そんな感情が高まった瞬間であった!


WHITESNAKE
set list 10,23.2008
Best Years
Fool For Your Loving
Can You Hear The Wind Blow
Love Ain’t No Stranger
Lay Down Your Love
The Deeper The Love
Is This Love
Guitar Solo
A Fool In Love
Ain’t Gonna Cry No More
Ain’t No Love In The Heart Of The City
Give Me All Your Love
Here I Go Again
Still Of The Nght


sparkle lounge

 次のDEF LEPPARDが始まった瞬間、前回の2002年のコンサートにおいては、需要逓減の法則が働いていただけのことだったんだと思ったのである。

 彼らのニューアルバムSONGS FROM SPARKLE LOUNGE (左上図)は全米で5位、全英で10位にまで上昇した!

 WHITESNAKEのニューアルバムが何位までいったか確かめようもないが、この数字にいってないことだけは確かであろう。しかし、全米や全英のみならずこの日本でもDEF LEPPARDの人気の高さを垣間見た気がした。

 初めの1曲目は”Rocket”であったが、この曲の反応からしてあまりにも高い。

 これは言わずと知れたHYSTERIAからのヒットシングルであることからして反応がすこぶる良い!

 曲の密度が濃い!

 
観客全員が声を高らかにして合唱する。



hysteria.jpg
 HYSTERIAの凄さを侮るなかれ!

 このアルバムはもの凄い売れたアルバムであることは間違いないが、その詳細について語られることが少ない。

 このアルバムは全米だけで1300万枚を売り上げているのである!

 DEF LEPPRADのこれまでのスタジオアルバムの全米での売り上げ総数は2700万枚であり、BON JOVIのそれは2950万枚と250万枚の差で負けているが、こと最高の売り上げを誇った下図のSLIPPERY WHEN WET1200万枚HYSTERIAは、うわまわっているのである!

 その枚数、実に1300万枚である!

 しかも6つのシングルカットがなされたアルバムである。

 6つもシングルカットできたアルバムは、音楽業界全体を見回してもそんなあるものではない。

 私の知る限り、このHYSTERIAだけである。

 そのことにもっと注目すべきではないだろうか?

ワイルドインザ

 その次の”Animal”も同様HYSTERIAからの選曲であるが、サビの前のところで、ジョ―エリオットが手拍子をパンパンッと打つと、観客もそれを真似するように手拍子を打つ!

 
曲の良さや内容の濃さに加え、こういったライヴでのアーティストと観客が一体になれる瞬間こそがコンサートの醍醐味ではないだろうか?

 このコンサートにおいてHYSTERIAからは6曲が演奏され、 PYROMANIAからは3曲、 ADRENALIZEDからは2曲と、DEF LEPPARD史上売れた3大アルバムからは計11曲と、これだけでもベストライヴ、グレイテストヒッツライヴと呼ぶに値するライヴである。

 先のWHITESNAKEにおいては観客が座ってしまう場面があったが、私の周りを見た限り、DEF LEPPARDの時に座る人は1人もいなかった。

 みんな緊張を途切れることなく、合唱をし、拳をふりあげていた。



 そして、アンコールの後、 『ADRENALIZEDからのキャッチーで気分が高揚してしまう”Let’s Get Rocked”でこのジョイントコンサートは終了した。

DEF LEPPARD set list
Rocket
C’mon C’mon
Animal
Nine Lives
Make Love Like A Man
Love Bites
Rock On
Two Step Behind
Brigin’ On A Heartbreak
Switch 625
Hysteria
Armageddon It
Photograph
Pour Some Sugar On Me
Rock Of Ages

Bad Actress
Let’s Get Rocked


dl 2008 思えば、DEF LEPPARDWHITESNAKEのように、テクニカルなギターテクニックで聴き手を魅了してきたバンドではない。

 むしろ、キャッチーで親しみやすいメロやサビのある曲で人気を獲得してきたバンドである。

 そういった点からいえば、DEF LEPPARDはテクニックにおいては1枚劣っているといえるであろう。

 しかし、バンドを好きになるかどうかは、最後は曲の良さであることは間違いない。

 
そういった良い曲を量産してきたからこそ、DEF LEPPARDは今日の地位を獲得してきたといっても良いだろう。

 これまでの彼らの偉業をを垣間見れば、これからも永遠にその良さは語り継がれるだろう!

 この日本公演の後、この2バンドは、本国イギリスに戻り、ド二ントンにおけるMONSTERS OF ROCK改め、  DOWNLOAD FESTIVALにおいて共演した。

 勿論、ヘッドライナーはDEF LEPPARDである。


 意外にも、DEF LEPPARDがド二ントンにおいてヘッドライナーをつとめるのは、これが最初だった。

download.jpg 

 ただ、このコンサートにおいて思ったのは、この2バンドを見に来たファンは

WHITESNAKEDEF LEPPARDのコラボ」

 ということで80年代のあのヒット時代のノスタルジーを求めてきた、ということではないだろうか。 

 であるからこそ、2バンドともニューアルバムからのチューンの反応はイマイチだったのではないだろうか?

 DEF LEPPARDのはまさしくヒットチューンばかりでグレイテストヒッツライヴのような観を呈していたが、WHITESNAKEのはそうではなかった。

 そうなれば、80年代後半当時のヒットアルバムからの曲を多数やってもらえれば、もっと反応は良かったのではないかと悔やまれる!

 あんな良いSLIP OF THE TONGUEからは1曲、しかもアコースティックバージョンでしかやっていないのは悔やまれるばかりである。

 また、思ったのは、

 WHITESNAKE”Fool For Your Loving””Is This Love””Here I Go Again””Still Of The Night”または、DEF LEPPARD”Animal””Amageddon It””Make Love Like A Man””Rock Of Ages”といった名曲のときには、会場の全員が手を振り上げ共に合唱していた!

 勿論,これらの曲を熟知しているからこそ出来るのは当たり前である。 

 しかし、私が足を運んだ東京の日本武道館は収容人数14000人である。それを2日敢行されたので28000人がきたことになる。

 しかしWHITESNAKEの前回の東京の来日公演は6700人収容の東京国際フォーラム であった。

 一方、DEF LEPPARDの前回は東京で1600人収容の渋谷公会堂3日しかしてない。計4800人である。 

 何故この人たちは前回の来日公演で足を運ばなかったんだ、ファンなのに…という疑問が起こる。

 やはり、需要逓減の法則が働いてるんだ、と思わずにいられない。 

 前回見たから今回はいいやという消費者の気持ち汲んだうえでの公演の決定だったのであろう。

 だがこのジョイントツアーの盛況ぶりを見て、決してファンをやめたわけではないんだな、ということが分かった。 

 ならばコンサート業界は

 「前回見たから今回はいいや」という消費者をコンサートに向かわせる気にさせる興業をこなすことが、これからの課題になってくるのであろう。

 その1つがジョイントツアーであることがわかった。

motori-.jpg ratt.jpg

 ならばコンサート業界の人に提言したい。

 このDEF LEPPARDWHITESNAKEの次には、

 MOTLEY CRUERATTのジョイントツアーを敢行してくれ!と。 

 RATT85年に、2回目の公演にもかかわらず日本国内で17か所での公演を実現するというとんでもない偉業を成し遂げ、次の来日公演では日本武道館2デイズを達成した。

 次の89年の来日公演でも、2日間の東京ドームでのBON JOVIの前座をつとめた後にもかかわらず、武道館での公演を実現させた。

 かたやMOTLEY CRUEも、RATTと並びL.Aメタルの代表バンドとして80年代の中ごろから全米でのアルバムチャートを席巻し87年発表のGIRLS、GIRLS、GIRLSの時にも、続くDR,FEELGOODの時にも日本武道館での3デイズを達成している。

 このアルバム時以来、これらのアルバム以上の売り上げを達成出来てはいないが、今回のデフレパ等の例にもあるように、需要逓減の法則が働いているだけのことである。

 いまだに世界および日本での彼らの人気ぶりは凄まじい!

 このように、はじめは同格だったMOTLEY CRUEに時とともに水をあけられたRATTであるが、はじめの頃の人気は凄まじかったのである。

 ときともに水をあけられたのは、その音楽性にある。

 彼らの音楽性は「L.Aメタル」という枠内を出るものでなかった。

 
しかし、MOTLEY CRUEはそこから出て、自ら新しい要素をふんだんに取り入れてバラードあり、メロウありの新しい音楽を開拓したとともに、新しいファンを獲得出来たのである。

 
だが、RATTはそのシンガーの狭い声域ゆえにそれが不可能であった。

 
それが彼らが、MOTLEY CRUEのように、ビッグになれなかった理由である。

 しかし、MOTLEY CRUEのファンは初めの頃はRATTを買って聴いていたはずである!

 
同じような音楽性からスタートしたし、同じ年代からスタートした存在であったからだ、しかし、毎回同じような曲風に飽きてアルバムを買うのをためらってきたのではないだろうか?

 であるならば、MOTLEYのファンに潜在的なRATTのファンは数え切れないほどいるはずである。

 
であるならば、この2大バンドのジョイントツアーを敢行すれば、また再び武道館でのコンサートは全然可能であるといえる。

 勿論ヘッドライナーはMOTLEYだが。

 MOTLEYのファンは久しぶりにRATTの曲を聴きたいな、観たいなと思うはずである。

 このジョイントツアーが敢行されれば、MOTLEYのファンとともに”Round & Round”は勿論、 “You’re In Love””Lay It Down””Wanted Man””Dance””I Want A Woman””Slip Of The Lip”といった名曲の大合唱が見られるのではないだろうか?
 
 このジョイントツアーによって、89年以来一度も踏んでいない日本武道館RATTに再び踏ましてあげたいと思うのは私だけであろうか…いや、そんなことはない!







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9月25日26日 さいたまスーパーアリーナでの公演も決まったMETALLICAの公演も決定!
メタリカ 

10月16日17日 KORNOZZYがそれぞれヘッドライナーに決定したLOUD PARK

16日HALFORD、STONE SOUR、ACCEPT、RATTなど
17日MOTORHEAD、AVENGED 7FOLD、ANGRAなどが参戦決定!
その他の、参加バンドは以下を見てチェック!

loud park



11月30日 12月1日 東京ドーム公演が決まったBON JOVI!
BON JOVI


チケットはこちらからどうぞ!

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