HR/HM温故知故
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『LOUD PARK 10』に吾思う
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loud park 

 10月16日さいたまスーパーアリーナにておこなわれたLOUD PARK 10‘』に私はいってきた。

出演バンドは
HOLY GRAIL,ENGEL、CHTHONIC、AMON AMARTH、EDGUY、DIR EN GREY、HELLYEAR、RATT、ACCEPT、STONE SOUR、HALFORD、KORNである。

 ヘッドライナーのKORNまで観てきた。

GRP_0426.jpg


 KORNのライブはさすがヘッドライナーに抜擢されたアーティストだけあって、歓声や支持のほどはそれまでのアーティストとは全然違う。

セカンドビルまでに立っていなかったスタンドの観客も一斉に立ちあがって彼らを迎えるその姿に感動すら覚えた!

 
LOUD PARKにおいてはスタンド席でもアリーナ席も自由に行き来出来るので、その様子は明らかに見て取れた。

KORN
が登場する前にアナウンスされたところによれば、

 KORNはこれまでに全世界で7500万枚のCD、レコードを売ってきたようである!
korn.jpg

 その数にはハッキリ言って驚いた。昨今はへヴィメタル系のアーティストが○○万枚売った、というような情報をほとんど聞いていないからだ。

 私がハードロックに入れ込み始めた80年代には、毎回こういった売れ行き情報はたくさん聞いていたが。

 それは、広い意味でのメタル界を鼓舞するために、売れていなくとも何とかそのアーティストの良さを見つけようとしているのだと思ったが、実際はこんなにも売れていたアーティストがいたとは…KORNがそんなに売れていたとはハッキリいって驚異ですらあった! 

 KORNのステージングと観客の支持の具合を観れば、その数字が一層浮き彫りになる感じがした。

 このまま順調に10年間活動を続ければ、軽く1億枚は達成するであろう。

 
彼らがデビューした94年当時には、グランジブームがあって、そのブームに乗るように音楽を踏襲してきた彼らは、異端児扱いされていた。それが今やラウドへヴィで最高級の地位を手に入れている!

 邪道が王道になったのである!凄いことである!



この曲で始まった!
  ↓



 KORNジョナサンデイヴィス(vo)のコンサート最初から最後まで渾身でヘッドバンキングをし、必死になって歌うその妥協なきステージングは観る者を感動させる!

 彼のみならず、他のメンバーのプロフェッショナルな演奏力、ステージアクションにはハッキリ脱帽であった。

 
そのみっちりとこなされた演奏のリハーサルによって混然とバンドの一体感を作りだしているのが、よくわかった。 

  この素晴らしきバンドのプロフェッショナルさと、観客の支持、これがラウドへヴィの力か!と圧倒されずにはいなかった。これがへヴィラウドの底力かと驚異すら覚えた!

そこで、考えたのがハードロック勢についてである。

今回、ラウドへヴィでなく「ハードロック」のアーティストとして、EDGUYRATTが出演した。
rats.jpg 
EDGUYは早くから出演し、かなりの支持を受けていたように感じた。

 Hi, Hi, Hi, Hi, Hi,といった言いやすい出しやすいサビの部分を観衆が一緒になって歌い、アーティストと一体になれた瞬間が非常に多かった、というふうに感じたのは、私だけではないはずである。

 彼らのコンサートを拝見するのは今回が初めてだが、これほどにも彼らを支持するファンが多いとはハッキリ言って意外であった。

 そしてRATTだが、正直嬉しかったのである。

 何故なら、89年日本武道館公演以来の、日本でのアリーナ公演になるからだ。

 37000人収容のさいたまスーパーアリーナであるが、2階席は今回使われなかったので、この人数から若干少なくなるが、少なくとも2万人はいたはずである。

 その21年振りの日本でのアリーナ公演を迎えることができて、彼らも感無量といったところではないだろうか。

しかし、公演が始まってみると反応はイマイチ。

 ラウドへヴィのアーティストに比べて音の重さが足りないのは否めなかった。

 そして、しゃべりにくいサビの部分が観衆とバンドの一体感を阻害しているように見えた。
 
 HALFORDのHELL!we’re born to raise some HELL!というような言いやすさはない。

直截さが劣るのである。

 いつものことながら、彼らのコンサートに火がつくには若干時間がかかるのである。

 ようやく火がついたのは、4曲目の”Wanted Man”が演奏されてからである。

 この曲は代表的なRATTの曲でRATTのことをあまり知らなくとも知ってる人も大勢いたみたいで、ようやく一緒に歌いだす人もたくさん見かけた。

 しかし、やはりパワーや重さの不足は否めない。 

 LOUD PARKという名目だけあって、ギターや他の楽器のへヴィさを売り物にしたバンドが多く、それらのアーティストに打ち負けた印象はぬぐえなかった。

 この時、私が思ったのは、 「いつからへヴィラウドの時代が始まったのかな?」ということである。

 こういったアーティストが集まって始めたOZZFESTが96年に開始して、今年で15年目、そしてLOUD PARKが06年に日本で始まって今年で5年目である。

80年 
MONSTERS OF ROCK80年に開始してから、96年までのヘッドライナーを調べてみると、うち11がハードロックアーティストであるが、2003年に名がDOWNLOAD FESTIVALに変わってから今年まで、へヴィラウド系のアーティストが占める割合は3分の2以上である。

ハードロックアーティストが浸食されているのである。

ものの性質として、 「アクの強いものにはクセになる」のであろうか。

 そんな気がするのである。

 私も例外ではない。

 最初洋楽に入ったのは、BEATLESBILLY JOEL、U2、A-HAなどの軽いポップを聴いてからだが、当時流行っていたBON JOVIを聴き、それからRATT、NIGHT RANGER、YNGWIE、GUNSなどを聴いているうちに、いつのまにかそういったロック…ハードという言葉がつかないロックを聴く機会が日に日に減っていき、いつのまにかハードロックにのめり込んでいったのである。

 70年代はそういったポップが流行っていたが、そのへヴィさのなさに飽き足らずハードロックにのめり込んでいった人の数がミリオンの数で増え、80年代は史上空前のハードロックブームが沸き起こった。

 
そんな中で、ハードロックというものを知った私も例外なくのめり込んでいったのである。

 当時は、全米で100万枚、数100万枚という売り上げを誇るアーティストが数え切れないほどいたのである。

 数えるほどだが1000万枚以上を売り上げるバンドも珍しくはなかったのである。

 やはりアクの強いものには一度はまるとくせになるのであろうか。

 
そんな気がするのである。

モンスターズオブロック 87’ van halens monsters of rock

 しかし、80年代はハードロックの時代ではあっても、へヴィメタルの時代ではなかった。

 今でこそゆるぎない地位を獲得しているMETALLICAだが、80年代においてはまだまだであった。

 83年のファーストアルバムやセカンドアルバムは全米のチャート100位にも入らなかったし、サードアルバムではようやく50万枚を売り上げたが、BON JOVIが世界的ヒットを出した87年には、BON JOVIがヘッドライナーをつとめたMONSTERS OF ROCK 87においてはサードビルに地位に甘んじていたし、88年VAN HALEN’S MONSTERS OF ROCK において、新人でありトップバッターのKINGDOM COMEの次に出演という地位に甘んじていた。

ブラックアルバム
   ↑
ブラックアルバム

 しかし、91年METALLICAが出したMETALLICAアルバム(ブラックアルバム)によって様相は一変する!

 このアルバムは、当時一世を風靡していたハードロックのファンをも引きこんだのである!

 このアルバムを覆っている聴きやすさ、メロディの良さはへヴィメタルというものに拒絶反応を示したファンでさえも引きこむ力を柔然にもっているのである。

”Enter Sandman”
”Wherever I May Roam”
”Through The Never”
”The Unforgiven”
”Nothing Else Matters”

など聴き心地は最高に良い!

 この最高のアルバムが出来たことによって、

へヴィメタルも良いものを持っているんだ!

へヴィメタルもこんな良いのがあるんだ!

 という認識に変わったのではないだろうか。

 その良さが手伝って、このアルバムは全世界で2000万枚を売り上げるというとんでもない記録を打ち立てることになる。

 かく言う私も、このMETALLICAアルバムによってMETALLICAのファンになったクチである。

 それまで、METALLICAは好きでもなければ、嫌いでもないバンドであったのである。
metallica 88

 このMETALLICAアルバムによって、ロックの様相は一変する!

 
このアルバムを追随しようと、このアルバムの特徴である、重くてミドルテンポ、というメタルアルバムを作ろうとどのバンドも模索したために、92年ごろから空前の重~い音のメタルの時代になったのである。

 
この頃からか、80年代にマルチプラチナムを売り上げていたハードロック勢が売り上げにおいて苦戦を強いられるようになったのである。

 一体誰が予想しただろうか?

 METALLICAというそれまで全米で250万枚しか売り上げていなかった1バンドが、このようにハードロックの世界を一変させるようなアルバムを出そうとは!

 そして、そんなへヴィな音の流行の中、96年に初めてOZZFESTが開催される。

 参加したのはSLAYER、DANZIG、BIOHAZARDといったへヴィなバンドである。

 ハードロック勢は一つもない。

 METALLICAアルバムによる空前のへヴィな音楽の盛り上がれば、

 そのへヴィメタルの創始者、先駆者はだれか?という話が持ち上がるのは当然の成り行きである。

BLACK SABBATH
JUDAS PRIEST
IRON MAIDEN

こういったバンドに人の目がいった。

 
その空前のブームに支えられて、OZZY OSBOURNE96年以降、世界中のあるゆるフェスティヴァルでヘッドライナーをつとめることになる。
 
 この96年以来、OZZY OSBOURNEがセカンドビル以下になり下がった例を私は知らないし、記録も残っていない。

 そのブームに支えられたことも手伝ってオジーの前のバンドであるオリジナルBLACK SABBATHの再結成ライヴも可能になったとしか考えられない。
 
zaragoza.jpg

 ハードロックが全盛の頃は、そんな目立った活躍はOZZY OSBOURNEはしていなかった。

 確かに86年MONSTERS OF ROCKヘッドライナーをつとめたが、89年MOSCOW PEACE MUSIC FESTIVALにおいてはサードビルだったし、96年MONSTERS OF ROCKはKISSにつぐセカンドビルであった。mpmf.jpg

 しかし、へヴィサウンドが流行になってからは、ヘッドライナー以外についたことはないのである!

なぜか?

 へヴィの元祖、創始者は誰かという機運の高まりの中、その創始者であるBLACK SABBATHのオリジナルメンバーであるオジーが壇上に祀り上がられたからにほかならない!

 確かに、80年代から90年代にかけてオジーのアルバムはプラチナ以上を常に売り上げていた。

 
しかし、 METALLICAアルバムのようにいきなり全世界で2000万枚というパターンはなかった。

 へヴィな音楽の流行によって、オジーがへヴィメタルの創始者のバンドの初代ヴォーカリストとして一気に名声を高めるのである。

 
勿論オジー自身のカリスマ性もおおきいいが、こうなったのはMETALLICAアルバムによるところの方が非常に大きいのである。

オズボン
 70年代のロックに飽き足らなくて、ハードロックが発生し、そのハードさを凌駕するへヴィメタルが闊歩し、今その勢いは止まる気配が全く見えない。

 ラウドへヴィのブームからまたハードロックへの逆戻りはあり得ないだろう…なぜなら

 人間は、よりアクの強いものにハマるからだ。

 これから先、当分へヴィラウドの時代は続くだろう。
 
 某雑誌の20年前のバックナンバーを読むと、こう書いてある。

 IRON MAIDENDEF LEPPARDのような売り上げを上げていないからとて、IRON MAIDENのこれまでの偉業が否定されるわけではないのだ。

ここを読んで、隔世の感を感じるのは私だけではないはずである!

iron maiden 

 IRON MAIDENDEF LEPPARD

 今、より高い地位にいるのはIRON MAIDENの方ではないだろうか?

hysteria.jpg

 確かに、IRON MAIDENDEF LEPPARDHYSTERIA (上写真)のように全米だけで1300万枚もの売り上げをだしたアルバムはない。

 二つのバンドとも地道にアルバムを発表し続けてきたが、最近の単独来日公演の比較をすると、

IRON MAIDEN日本武道館東京国際フォーラムなのに対し、
DEF LEPPARD渋谷公会堂3日間、と負けている。

しかも、去年のイギリスのDOWNLOAD FESTIVALにおいてはDEF LEPPARDヘッドライナーをつとめたが、

IRON MAIDEN

DOWNLOAD FESTIVALのみならず、
イタリアのGODS OF METAL
オランダのDYNAMO FESTIVAL
ドイツのROCK AM RING

といずれのフェスにおいてヘッドライナーをつとめているのである。 

maide.jpg 

こういったことが今、DEF LEPPARDに可能かどうか、非常に疑問である。

 
ラウドへヴィのブームに支えられていないからだ。

dl 2008

 昨年のJUDAS PRIESTBRITISH STEELの完全再現ツアーのアメリカ版において、WHITESNAKEが前座をつとめたが、WHITESNAKEが全盛であった80年代後半には考えれないことである。

2009

 WHITESNAKEWHITESNAKEアルバムは全米だけで今までに1000万枚を売り上げたが、

 JUDAS PRIESTのアルバムはアメリカでの売り上げはSCREAMING FOR VENGEANCE200万枚が最高なのである。

白蛇の紋章 screaming.jpg

 それが、何故WHITESNAKEJUDAS PRIESTの前座に?という疑問がわくのは私だけであろうか。

 80年代には想像もつかない事態が発生している。

 
これはJUDASをけなしているわけでは決してない。

 やはり、これもラウドへヴィのブームによってであろう。

ozfest10.jpg
そして、今年のOZZFESTの参加バンドを見ると、

OZZY OSBOURNE
MOTLEY CRUE
HALFORD
DEVIL DRIVER…

となっている。

 MOTLEY CRUEはこれまでの全アルバムを全米で2500万枚売ってきた。

 かたやOZZY OSBOURNE2000万枚である。

 MOTLEYのほうが優っているのである。

 なのにセカンドビル扱いである。

 やはりこれもラウドへヴィのブームのよるところが大きい。


 いくら総枚数で優っていても、ブームに乗っている音楽と画す場合はヘッドライナーを食えないのである。


 これはブーム以外にも、世代ギャップも絡んでいると私は思う。

dir en ston.jpg

 私は、80年代にハードロックにのめり込んだクチだが、雑誌などで「70年代の傑作アルバム特集」なるものがくまれていても、全然興味を持てない。

 当然、今のラウドへヴィのファンの人に80年代の音楽特集なるものを見せても、興味を持てないだろう。

 80年代のハードロックと今のラウドへヴィ系の音楽では、趣きが全然違う。やはりへヴィさが違う。

 LOUD PARKに参加していた、DIR EN GREY、STONE SOUR、KORNなどを聴いて思ったのは

 へヴィさが全然違う、ということである。非常に重いのだ。



 こういったへヴィさに慣れたファンに、80年代のハードロックを聴かせたらきっと「重みが足りない」というに違いない。

 私も同じく70年代の音楽を聴いて同じように「重みが足りない」と思うのである。

 人間は、よりアクの強いものにハマる

と先に書いたが、もう1つの現象として、

 人間は、自分が音楽に目覚めた同時代に流行っている音楽に一番惹かれるのである

と確定して良いのだと思う。

 確かに、今よりも前の時代の音楽に惚れる場合もあるが、それは例外的にしか存在しない。

 これも何も私は、80年代のハードロックブームをいたずらに美化しているわけでも、昨今のラウドへヴィのブームをけなしているわけでもない。

chthonic.jpg 

 DIR EN GREY、STONE SOUR、KORNのみならず、台湾のCHTHONIC(上図)もよかったし(JUDAS PRIESTの”Painkiller”をカヴァーしたのはよかった)、ENGELHELLYEARにも好感が持てた。

 しかし、日常生活において、ハードロックとラウドへヴィどちらが良く聴くかといったら、間違いなく前者であろう。

 何故ならハードロックの音楽のへヴィさが私にはちょうどいいし、メロディも好きであるし、何よりも私には快感でありかつ、最適ゾーンであるからだ。

 ラウドへヴィは音楽的に良いし、魅力も大いにあるし、聴いているうちにその音楽の世界に引き込まれてしまう場面も多々あることは間違いない。

 しかし、私にとってその音楽は最適のゾーンの外にあるから、そんなに毎回聴くことは出来ないのである。

 どうしてもハードロックアーティストのCDに手が伸びてしまうのである。

 ラウドへヴィのCDを毎日かけて無理やり自分の中のナンバーワンアーティストにさせようと努力しても無駄に終わることは間違いない。単なる好みの問題である。

 ラウドへヴィのファンはあの音が最適ゾーンなのであろう。

デヴィッド87’

 WHITESNAKEデヴィッドカヴァーデールがこんなことを言っていたのを思い出す。

 「私はへヴィメタルをプレイしない。へヴィメタルって云うのはハートがないだろう」

 これについて是非は問わない。

 へヴィメタルの特徴を描写すれば、人間の数多ある感情のうち多くを語っていないのは間違いない。

 一番わかりやすいのはバラードがないことである。

 
バラードというのも私にとって重要な要素で、これがなかったら聴いている意味がない、といえるくらいバラードは好きである。

 これがないへヴィラウドは、残念ながら自分の内で多数派を占めることは出来ない。

 逆にラウドへヴィのファンは自分の聴く音楽にバラードなど求めていないのだと思う。

 JUDAS PRIEST”Beyond The Ream Of Death” 、METALLICA”Nothing Else Matters”というバラードがあるし、その他のへヴィメタルアーティストにバラードはあるが、そんなにあるものではないし、これらさえも私好みの、男と女の恋を歌ったものではない。

 個人的な欲求を言わせてもらえれば、もっとハードロックが復権してくれないかなと思うのである。

 
なぜなら、自分にとってハードロックの音域と音楽性が最適ゾーンにあるからだ。

 一番好みの音楽が、盛り上がりを見せてほしいと思うのは普通の人情である。

 84年におこなわれたANVIL、BON JOVI、SCORPIONS、MSG、WHITESNAKEによる『スーパーロック 84』

sr84.jpg 

85年におこなわれたFOREIGNER、DIO、ROUGH CUT、MAMA’S BOY、STINGによる『スーパーロック 85』

sr85.jpg 

88年大晦日の東京ドームで行われたBON JOVI、RATT、KINGDOM COME、BRITNEY FOXによる『ファイナルカウントダウン』

90年大晦日の東京ドームで行われたBON JOVI、CINDERELLA、SKID ROW、QUIREBOYSによる『ファイナルカウントダウン』

91年大晦日の東京ドームで行われたMETALLICA、EUROPE、TESLA、THUNDERによる『ファイナルカウントダウン』

99年大晦日の東京ドームで行われたAEROSMITH、MR.BIG、BUCKCHERRYによる『ファイナルカウントダウン』

 こういったハードロック勢が多数を占めるロックイヴェントの復活を期待しているのである。

 これは、 LOUD PARK等のイヴェントが不満なわけではない。

 それどころか、ハードロックにはない魅力を堪能させてもらったとさえ思っている。

 ただ、ラウドへヴィだけの盛り上がりに不満なだけである。

 もっと私好みの音楽が流行ってくれればと思うだけである。

 80年代に、異常な盛り上がりを見せたハードロックのアーティストも、年の経るごとに、需要逓減のせいでアルバムが売れなくなっている。

 そこに加えて、ダウンロードの波が押し寄せてもいる。

 こうなれば昔たくさんアルバムを売ったアーティストも、単独での来日公演はかなり難しい。

 ならば、80年代に活躍したアーティストを集めて、 LOUD PARKのようなイヴェントを開催してほしいものである。

 LOUD PARKには、ハードロックのアーティストが参戦している。

DOKKEN
LYNCH MOB
TESLA
FAIR WARNING
RATT

などなど、しかしこれでは正直足りないのである。

CINDERELLA
POISON
NIGHT RANGER
HARDLINE
SCORPIONS
NELSON
WHIESNAKE
GREAT WHITE
WHITE LION
DEF LEPPARD
KISS

ぽいずん nelson.jpg hardline.jpg
FIREHOUSE 91蠍団 プリティメイズ


 かつてはたったの4バンドだけで東京ドームを制覇したハードロック勢であるし、必ず大きな盛り上がりを見せるはずである。

 CINDERELLA、POISON、GREAT WHITE、NELSONといったバンドは20年以上、あるいはそれに近い年数の期間日本に来ていないのである。

 是非もう一度きて、実力を見せてほしいものである!

 ただ、音楽は常に進歩しているのである。

 いや変化しているといった方がいいだろう。

 一度成功を記録した音作りを永遠にしても売れ続けれないという宿命をどのアーティストも負っているのである。

 そこではやはり改良の必要性が出てくる。

 改良の必要性がなく自分の好きな音楽だけやっていても必ず売れるのは、BON JOVI、AEROSMITH、AC/DCといったこれまで全世界で5000万枚以上売ってきた超大物アーティストだけである。

 80年代の音をそのまま持ってきてもやはり隔世の観を感じられてしまう。

 今流行りであるラウドへヴィの音楽性も取り入れる要請は出てくる。

そこで必要なのは、
  • 精神の柔軟性
  • 幅広い音楽性
  • それをこなす演奏力、歌唱力
が必要になってくる。それを持ち合わせているハードロックのアーティストとして、私には2バンドが浮かび上がってくる。

それはMOTLEY CRUENICKELBACKである。

mc.jpg 

 MOTLEY CRUEはご存知の通り、89年DR.FEELGOOD全世界で1000万枚以上を売り上げたモンスターバンドである。

 そのアルバムで展開されている音楽性は、今のラウドへヴィにも対抗できるへヴィさとダイナミックさを備えた非常に強力なアルバムである。

 ハードロックでありながら、ひたすらへヴィで押しまくる!その強さに圧倒されてしまう!

 そういった魅力があるからこそ、ハードロックアーティストにもかかわらず、2年前のLOUD PARKにおいてもヘッドライナーをつとめることが出来たのである。

 このアルバムを聴けば、

 MOTLEY CRUEはラウドへヴィの時代でもハードロックを牽引することが出来るのが誰にでもわかるはずである。

 『DR.FEELGOOD』収録の曲がコチラ
    ↓


 そしてもう一つがNICKELBACKである。

nc.jpg 

 このアーティストの最新アルバムは全米で初登場で2位を獲得し220万枚を売り上げたモンスターアルバムになった。

そこで展開されている音楽性は、

 ハードロックの良さを踏襲しつつ堅持し、最近の流行りの音楽性を取り入れ、尚且つ自らのバンドの良さを失っていない、それどころか見事な出来に仕上げたのである。

その最高のアルバムがDARK HORSE (2008年)である。

『DARK HORSE』収録の曲がコチラ
    ↓



 この2つのバンドに私は期待しているのである。


 こういったバンドが牽引して一大イヴェントを開催すれば、必ず話題になるはずである。

16日の『LOUD PARK』をみながらそんなことを考えたのである。

LOUD PARKに出演するアーティストの全バイオグラフィー、ディスコグラフィーが網羅!
オジーハルフォード、KORN、MOTOEHEAD、STONE SOURなどのインタビューも掲載!
      ↓


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11月30日 12月1日 東京ドーム公演が決まったBON JOVI!
BON JOVI


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