HR/HM温故知故
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ディープパープル『カム.テイスト.ザ.バンド』35アニヴァーサリー
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come taste the band 

 これは驚きである!

DEEP PURPLEが35年以上も前に出して、しかも最近30年以上も演奏されていない曲ばかりのこのアルバムのスペシャルエディションが発売になったのであるから。

 このアルバムは、75年DEEP PURPLEの顔とでもいうべき、リッチーブラックモアが脱退した後、その後釜として無名の新人トミーボーリンを加入させて制作したアルバムである。

 初期からのメンバーはジョンロード(key)35歳、イアンペイス(d)28歳、3期からのメンバーはデヴィッドカヴァーデール(vo)25歳、グレンヒューズ(b,vo)25歳、そしてトミーボーリン(g)25歳である。

パープル76 
 そもそも、リッチーがこの初期からのメンバーであるにもかかわらず抜けたのは、メンバー間との音楽性の不一致である。 

 デヴィッドグレンはファンクやレゲエ等の音楽をこのバンドに持ち込み、それをよしとしていたが、リッチーはそういった音楽は好きになれなかった。

 この二人にそういった要素を、この前のアルバムBURNSTORMBRINGERで垣間見ることは少しだけであるが、そういったファンクやレゲエといった要素は、このCOME TASTE THE BANDのいたることろでみることが出来る。

 それにソウルの要素も…

 もはや、それらに反対するリッチーがいなくなったことで、メインソングライターとなったデヴィッドグレンはやりたい放題となったわけである。
 

 そのせいで、このアルバムでは、かつてのFIREBALL』『IN ROCK』『MACHINE HEADといったアルバムでみれた、幻想的パープルサウンドという要素をみることはできない。

 もはやDEEP PURPLEでない違うバンドであるかの様である。

 既にリッチーは先のBURNツアーにおいて知り合った、ELFというバンドのヴォーカリストであったロニーディオと、バンドを組むという選択肢が頭の中にかすめていたようなので、彼の脱退は意外にスムーズだったようだ。

 このアルバムからの曲は、今イアンギランがヴォーカリストであるDEEP PURPLEのコンサートにおいて演奏をみることはできない。

 ギランは、自分がレコーディングしなかった曲については歌いたがらないのだ。

 
その気持ちはシンガーでない私には判断のしようがないが…

ブラックモア
 しかし、このアルバムは今きいても、よく出来たアルバムである!

リッチーが抜けて、もはやDEEP PURPLEではない!という意見も出そうである。

 現に、76年のラストコンサートにおいては、2期の時には日本武道館において3日やったが、このメンバーの時の来日公演ではたったの1日だけである。




76年 DEEP PURPLEの来日公演日程は以下である。
  ↓
12月8日 名古屋市公会堂
12月11日 大阪厚生年金会館
12月12日 福岡九電記念体育館
12月15日 日本武道館


  でも悲観せずに、虚心坦懐に聴いてみると優れたアルバムであることがわかる。

 そう思うのは、私だけではないはずで、35年以上の長きにわたってジワリジワリと、少なくではあるが、売れ続けたから廃盤にならず、しかも、今回のように、スペシャルエディションの発売を試みたにほかならない。

 このアルバムは、アメリカンチャートで43位、イギリスチャートでは19位にまでのぼった。

  BURNSTORMBRINGERほどの成功は収めていないが、なかなかの出来ではないであろうか?

 このアルバムを始めて聴いた時に、思ったのはトミーボーリンのギターのうまさである!

 その技は
リッチーをも凌ぐ
、とさえ思った。

 そう思ったのは私だけではないのであろうか?いや、実際に思った人はいるはずであるが…

 最初の”Comin’ Home”からして、傑作である。WHITESNAKE”Bad Boys”を彷彿とさせるが、それほど興奮はないかもしれないが…
 

 出だしのギターのディスト―ションを駆使して、トーン音をこだませさせる技術は目を見張るものがある。

 思わず興奮した。
 

 そして、ファンキーなフレーズが満載でしかも、スピーディなこの曲は、その機材をとことんまで駆使し、魅惑の奇想天外な展開がなされる。

 中でも、つい気を留めてしまったのは、ギターソロである。

 ピアノとの絡みあいが展開された後に、ライトハンドがなされるが、注目すべきはその正確さである。

 リッチーテイストであるが、リッチーより正確ではないか!と思った。

 今でもその感想に違いはない。

 全体的にファンキーでスピーディなこの曲は、ファーストシングルになった。

 これをライヴで演奏してほしいと思ったのは私だけではないはずだ、あまりにも良い曲であるから。

 しかし、これはライヴで演奏されることはなかった。

 残念である。


●“Comin Home
  ↓



http://www.youtube.com/watch?v=N0FicDrdRh0&feature=related

 Ain’t No Love In The Heart Of The City”のカヴァーは、今のWHITESNAKEにおいては欠かせないレパートリーとなっているが、この曲は、ボビ―ブランドというブルースシンガーの曲である。

 そのボビ―ブランドの影響を多大にデヴィッドは受けてると、私は感じたものである。

そのテイストは、初期WHITESNKEから強く感じることが出来る。

 また、このアルバムからもである。

それが、⑥の”Drifter”であり②の”Lady Luck”⑤の”I Need Love”である。

 ②の”Lady Luck”COVERDALE/PAGE”Take A Look At Yourself”を彷彿とさせる要素もあるから面白い!

●”
Getting Tighter
  ↓



http://youtu.be/h-sIKX227Yk


 ③の”Getting Tighter”はこの期のPURPLEを代表する名曲であり、グレンを代表する名曲である。

 ドンドンッ!!という強烈なリフとともにコードリフが展開される。それが数回された後に、曲に入るが、その時のトミーのギターとグレンのベースの絡み合い、コンビネーションはピタッと意気投合して非常に上手くできている。

 これは前の3期では観れなかった現象である。

 3期において、リッチーグレンに、ステージ上に線を引いて、「ここから内に入ったら、ギターでお前の頭を殴る!」と言ったそうである。

 つまり二人の関係は最悪だったのだ(笑)

 だが、グレントミーの関係は最高だったのだ。


●”This Time Around
  ↓



http://youtu.be/wYp5IcjvQRA


 ⑧の”This Time Around”ジョンのいかにもソウル調のピアノ音で始まりグレンがヴォーカルをとる、これまた3期までにはなかったPURPLEの音楽性である。

 
その音色は、夕方に放映されるサスペンス劇場で、事件が迷宮入りした時のバックで流れそうな感じであるが、悪くはない(笑)

 最後の、 ”You Keep On Moving”は、これまたこの期を代表する曲である。

 
グレン
の暗い目のベースで導かれて始まり、最後もやはり暗めで終わるが、グレンの冷ややかであるがソウルフルなヴォイスにはつい心を奪われる。

 
そしていつのまにか、曲が終わっているといった感じであろうか。(グレンヒューズはソロになった現在においても、このアルバムから”Getting Tighter””This Time Around””You Keep On Moving”をプレイしている。)
 

●"You Keep On Moving
  ↓



http://www.youtube.com/watch?v=UQHPieD34Ww&feature=related

kiponroc.jpg
    ↑
この曲のシングルジャケット

come taste the band

 このアルバムは、よかれと思ってデヴィッドグレンもしたようであるが、それまでのDEEP PURPLEの音楽性を踏襲するという気概はほとんどなく、自分の好きな音をやりたいようにして曲を作っている。

 
グレン
のベースもこれまで以上に出ている。



 ジョンロードのキーボード(ピアノ)もかなり全面に出て、それまでのPURPLEにはないテイストを出し、刻み込むようなリフを多数だしている。

 いかにもエゴイスティックであるが、それが功を奏して、これまでにない味を出した良いアルバムになったと正直思う。

 このバンドメンバーはまだ発展途上の段階であり、本領発揮はしていない観がある。

 デヴィッドがディープヴォイスとハイトーンというその能力をいかんなく発揮したのは下のWHITESNAKEであり、

白蛇の紋章

 グレンのとことんまでソウルフルでしかもシャウト等なんでもこなせる力を発揮した最高アルバムは下のFROM NOW ON…』であると私は思う。

from now on…

それについては、別の項で詳述したいが、いずれにせよ、このCOME TASTE THE BANDは良い曲の揃ったアルバムであることは間違いない。


 

●スペシャル盤はこのアルバムの他、もう一枚のCD付きで、それはこのアルバムのリミックスヴァージョンに2曲未発表曲がついている。 
        ↓


 ●通常盤がコチラ!
  ↓
come taste the band 

 カム・テイスト・ザ・バンド

Come Taste the Band





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