HR/HM温故知故
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ディオ『ライヴ.アット.ド二ントンン 83-87』


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 昨年、我々はへヴィメタル界が誇る偉大なる巨星ロニージェイムズディオを失った。

 その追悼の意味を込めて、ディオ存命時における貴重なライヴ盤はリリースされるだろうと思ったが、やはりそうなった。嬉しい限りである。

mor83.jpg 
 83年87年の共にイギリスでのMONSTERS OF ROCKにおけるライヴ音源である。 

 83年のものは、元RAINBOW~BLACK SABBATHという肩書は合っても、当時DIOとしてデビューしたてのバンドであるという立場のせいで3番手という立場であった。

 しかし、そのライヴにおけるディオ歌唱力は凄まじい!

 それを受けての観客の歓声も良い!

 このフェスティヴァルに参加したバンド中、一番へヴィな音楽を体現していたのではなかったか?そんな感じすら受ける。

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 WHITESNAKE(83')

 この年のヘッドライナーであるWHITESNAKEはすでに5枚目のアルバムを出していて、しかも全英1位、全英5位のアルバムを既に輩出していたことから当然ヘッドライナーに躍り出て、この時のライヴ映像はVHSとして販売されたが今は廃盤になってしまっている。 

 しかし、アメリカでの実績は皆無に等しかった。



 この年にデビューしたDIOのアルバムは全米でプラチナムを獲得し、次の年のアルバムもプラチナムを獲得し、その年におこなわれたDIOの全米ツアーにおいてはWHITESNAKEを前座につけていたのは有名な話である。

 そして、ここ日本の雑誌であるBURRN!の人気投票でロニージェイムズディオは、84年にヴォーカリスト部門でチャンピオンになった! 

 中世ヨーロッパの世界観を盛り込んだ歌詞やそれを想起させる音楽に奥行きの深いへヴィな音を出し、そこに強靭な声を乗せていくその手法はロニーにしかできない!一切妥協しないそのシンガーとしてのプライドには敬意を払う!



(SET LIST)
1. Stand Up And Shout
2. Straight Through The Heart
3. Children Of The Sea
4. Rainbow In The Dark
5. Holy Diver
6. Drum Solo
7. Stargazer
8. Guitar Solo
9. Heaven And Hell
10. Man On The Silver Mountain~Starstruck
~Man On The Silver Mountain



ドニントン 
87年でのライヴは、アルバム4作目ということもあり、前者よりも貫禄と安定感を感じるのは私だけではないであろう。

もっとレベルも上がっている。

この年のヘッドライナーはBON JOVIである。

 この前年に発表したSLIPPERY WHEN WET (下写真)が全米で1位を獲得し、800万枚以上のセールスを挙げ、全世界では1300万枚もの売り上げを誇った(今は全米だけで1200万枚の売り上げを誇っている)。

 これだけの実績を挙げればヘッドライナーになるのは当然であろう。しかし、この時代はへヴィメタルとハードロックが画然と分けられていない時代であった。へヴィメタルとくればハードロックという言葉がきたくらいである。

slippery.jpg

 80年代初頭のNWOHMの影響下にあってその色を感じさせるへヴィメタルバンドが多く根強い人気を誇っていた時代でもあった。

 しかし、まだBON JOVIのようなストリート系の生活に関する歌詞を歌ったハードロックがこれほどの人気を博す例は全くなく、せいぜいそれに類するバンドはVAN HALENくらいのものであったが、全米だけで800万枚も売った例はない。

 そういった状勢のなか、当時のBON JOVIの成功はたまたま当たったバブルではないかとささやかれても不思議ではなかったのではないだろうか私は当時BON JOVIのBの字も知らなかったので、想像するしかないのだが、それもあながち的外れではないように思う。

bonn.jpg 
 BON JOVI (87’)

 しかし、実際はBON JOVIの成功はバブルではなかったようだ。

 次のアルバムも同様の成功をおさめ、全米ナンバーワンアルバムはこれまでに数枚出し、今ではハードロックアーティストとして他に並ぶものがないほどの地位を得ている。これまでにBON JOVIが全世界で売ったアルバムの総数は1億枚以上に達している。その実力は本物だったようだ。

 しかし、87年当時の情勢は、ハードロックがへヴィメタルと画然と分け隔てされていない時代だったので、へヴィメタル勢としての公然たる参加は当たり前であった。このフェスでのANTHRAX、WASP、METALLICA、DIOの参加が良い例である。

 METALLICAは今でこそメタル界での神的存在であるが、当時はまだゴールド(50万枚)アーティストでしかなかった。

 
しかし、DIO83年のデビューアルバムと次のセカンドが両方プラチナムに輝き、次のアルバムもゴールドを達した。その次のDREAM EVILアルバム(下写真)発表後の参加であったが、このアルバムは不振でゴールドにも届かなかった。
dream evil 
 しかし、実績からいえば、BON JOVIにつぐものを持っていた敬意に値する存在であったし、観客の多くもDIOセカンドビルとして当然と受け入れている。そんな時代もあったのだと驚きを隠せない。 

 83年のライヴ時よりもライヴの質が格段に上がっているが、その理由はいくつかある。

 バンドとしてのまとまりが強くなり、演奏がタイトになった。 

 またこのアルバムから参加したクレイグゴールディのギターが冴えわたっている事がその原因と思う。

 このギタリストは、ROUGH CUTのギタリストであったが、このバンドを抜けてDIOに加入した。

 その様式美やリッチーブラックモアに影響を受けたブルーズ感覚は当然DIOの音楽性に合う性質のものである。 

 その事を証明するかのように、このライヴでもその力を存分に発揮し、いつになくDIOのアルバムの質向上に役立っているし、その紡ぎだすフレーズはDIOのライヴにおいても多くの人を魅了するものを持っていると思う。



 それは今回のライヴアルバムを聴いてもらえたらわかると思う。

dio87.jpg 
  クレイグゴールディ(87’)

 しかし、このアルバムに関しては、ロニーディオ本人からもあまり良きコメントが聞けない。

 ロニー曰く 「クレイグRAINBOWの要素を持ち込みすぎた」と言うものである。

 確かに、その要素はこのアルバムからは感じれる。しかし、基本的にはこれまでのDIOの3枚のアルバムの音楽性を踏襲する優れたアルバムである。

 ロニーがこのようなコメントを残したのは、これまでの3枚のアルバムのような成功を収めることが出来なかったから、こういうことで責任の一部をクレイグにかぶせようとしたとしか思えない。

 クレイグが参加したことによって音楽的な向上ができたのは言うまでもないし、ライヴでのプレイも素晴らしい!のちに彼が参加したアルバムMASTER OF THE MOONも良い出来である。
james.jpg 
 しかし、今回のライヴアルバムを聴いて、驚いたのはクレイグの良さもさることながら、ロニーの声の凄さである。

 ライヴでこそそのミュージシャンの真価が問われる場所である!

 一切妥協のないライヴパフォーマンスには思わず耳を惹き入れられる感じですらある。

 ライヴになるとキーをさげて歌ったり、息継ぎのために本来歌うべきところを歌わないシンガーもいるくらいであるが、ことロニーに関してはそういったことが一切ない。こういうのを本物のシンガーと言うのである。 



 DREAM THEATERはそのライヴにおける完璧さについて有名である。「これがライヴアルバム?」などと驚きの声が聞こえたりするものである。

 シンガーのジェイムズラブリエのライヴでの素晴らしさは好評を博している。
ラブリエ 
 ジェイムズラブリエ
 
 しかし、ロニーについてのそういった事を書いてある記事を書いてあるのを私は見たことがない!

 だからここでいいたい。

 ロニーのライヴパフォーマンスは完璧だ!と。

(SET LIST)
1. Dream Evil
2. Neon Knight
3. Naked In The Rain
4. Rock And Roll Children
5. Long Live Rock n’ Roll
6. The Last In Line
7. Children Of The Sea
8. Holy Diver
9. Heaven And Hell
10. Man On The Silver Mountain
11. All The Fools Sailed Away
12. The Last In Line
13. Rainbow In The Dark


 ●それを確認する最良の手段が今回のライヴアルバムである!
    ↓
 
  

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