HR/HM温故知故
かつて一世を風靡したHR/HMについて、私の個人的な思いいれ、独自な見方、ニッチな情報、そして映像を提示していきます
デビューアルバムにして150万枚を売ったKINGDOM COME!!


メルマガ読者さん募集! 

読者登録していただければ、週1回、あなたの受信ボックスにHR/HMについてのメルマガをお届けいたします。登録、購読ともに無料です。将来的にはプレゼントコーナーやオフ会も計画中です。

ご希望のかたはこちら
まぐまぐでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<まぐまぐ
メルマでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<メルマ


ファイル0048 
            KINGDOM COME

 このバンドは88年にデビューした。

 このバンドはドイツ人でSTONE FURYというバンドのリーダーをしていたレニーウルフが結成したバンドである。

ファイル0052 (1) 
        レニーウルフ

 このバンドは一発屋ではなく、自分にとってニ発屋であった。

 一発屋は、アルバム1枚はよかったが、2枚目からはほとんどヒットがなく消えていったバンドのことであるが、ニ発屋とは、初めの2枚のアルバムはよかったが、3枚目からはよくないパターンである。 

 KINGDOM COMEは、私の場合そのニュアンスとは若干違い、2枚目まではよかったがそれ以降はよくなかったというのではなく、単に聴く気がおきなくなっていったということである。

 私は、1回聴いてよかった場合、ずっとそのアーティストは聴いていくべきであると思っている。

 もちろん、それ以降、何枚も駄作のアルバムが続けば、当然聴く気が失せてファンをやめたい気になるのはやむをえないだろう。

ファイル0061 
 しかし、ことKINGDOM COMEの場合、2枚目までは正直よかったと思う し、また聴きたいとおもったが、それ以上またアルバムを買って聴いていこうという気にならなかったのである。

 それは、そのセカンドアルバムにそうさせるような品位がなかったということではなく、他のアーティストで気が向かせるようなものが出現したり、また別のアーティストのニューアルバムが出て、このバンドのニューアルバムを買って聴こうという気が起きなかった、という経済的で時間的な要因である。

 しかし、経済的で時間的な制約が解消されたらこのバンドのサードアルバム以降のも聴いてみようと正直に思う。




 今回はまず、そのデビューアルバムについて話をしていきたい。

ファイル0043 (1) 
              デビューアルバム 

 このアルバムは正直強烈である。

 このバンドのこのアルバムを聴いてみようと思い立ったのは、私自身が、生まれて初めて行ったコンサートである88年の大晦日のBON JOVI、RATT、BRITNEY FOXが出演した『ファイナルカウントダウン』KINGDOM COMEも出演したからにほかならない。

 それが最大の要因である。

 このバンドを表現するのに、LED ZEPPELINに似たバンドである、ということがしきりに言われていたが、私はZEPPELINには愛着があるわけではなかったから、このバンドのレコードを買った理由にはならなかった。

GRP_0309.jpg 
          LED ZEPPELIN

 しかし、そのZEPPELINに似た音楽性ゆえにこのバンドはデビュー作において成功を収めることが出来たことは間違いない。

●”Get It On”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=7w-atB68kpI&feature=related 

 このデビュー曲からのこの曲がシングルカットされてラジオにてオンエアされるとたちまちにして、アルバムの予約が殺到し、瞬く間にアルバムチャートを急上昇したのである。 

 このシングルは当時レコードも発売されていた時代であるが、ピクチャーレコードでのシングルも発売されたのである。

それが以下のシングルジャケットである。
  ↓
ファイル0073


そのくらい、このバンドは人気が沸騰していたのである。

 この曲がこのバンドの代名詞のようにいわれていることはよくわかろう。

 この曲がきっかけで人気が広まることになったのだから。 

 しかし、このアルバムにはこの曲以外にも多数佳曲は存在する。


●”What Love Can Be”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=0q7BBTIJs1U&feature=related

 始めの喋り出しからして当時の他のバンドにはない手法ZEPPELIN風だなと思ったのである。 

 寂寥感が全体を覆うバラードである。

 ギターがフレーズを出してから、次のフレーズが出るまでの間が他の曲と比べて長い。

 それが寂寥感にさらに拍車をかける。 

 もともとブルーズのルーツは、こういった心の慟哭を歌にしたものである。

 その代表的なのがWHITESNAKE”Crying In The Rain”であろう。

その同線上にあるのがこの曲であるといえる。

●“Lovin’ You”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=iR6jX2AuQVY&feature=results_video&playnext=1&list=PLE599C5F6FF03C10F

 この曲がまたLED ZEPPELINである。 

 砂漠のような陽気なところで吟遊詩人になったような気にさせる。

 出だしのケルト風のフレーズにフォークの味が手伝い他のハードロックにはない手法であることがわかる。
 

 しかし、決して隔絶したくなるような気まずさはない。

 充分に受け入れられる曲風である。

 しかしレニーウルフは突き抜けるような、広大な声をもった稀少なシンガーであることが垣間見れる。

●”Living Out Of Touch”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=jBGzj_BEDfo&feature=related


 この曲がアルバム最初に収録されている曲であるが、とにかくドラムの音がデカイことに誰もが気付くはずである。

 そして単にデカイのみならずとにかく上手いのである。

ファイル00470.. 
        ジェイムズコタック

 このドラマーは現SCORPIONSジェイムズコタックであるが、彼の特徴を最大限堪能できるのがこのバンドであるということができると私は想う。

 バンド初期においてSCORPIONSは暗くも哀愁漂う音楽を志向してきて、今はハードさも控えめになっているので、SCORPIONSは、こういったバカでかい音を出すミュージックではないために、彼の特性を必ずしも活かしているとは言い難い。

GRP_0246.jpg 
                    SCORPIONS

 このKIGDOM COMEこそがその場であると私は思うのである。

 私が行った「ファイナルカウントダウン」においても彼のソロがおこなわれた。 

 そのデカさに圧倒された。

 デカいドラム音といえば誰もが頭に浮かぶのは…そう、コージーパウエルである。

ファイル0043 (1) 
             コージーパウエル 

 そのデカい音に対抗…いやジェイムズは凌駕していると私は思うのである。

 デカい音はミドルテンポでこそ本領を発揮する。

 しかし、速い曲ではその魅力が削がれてしまう場面もあるのである。 

 事実コージーにはそういった場面があったのだが、ことジェイムズに関してはミドルテンポにおいてもスピーディな曲においてもそのデカい音を活かして曲を盛り上げていたのである。

 スピーディな曲においても彼のドラム音を活かしているのは、 ”Living Out Of Touch”の次に収録されている”Pushing High”である。 

 であるにもかかわらず、その点を指摘する人が皆無であったのは不思議でしょうがない。

ファイル00450..


 そして、低音を潔く彩るジョニーBフランクのベースのプレイも素晴らしい!

 私は、ZEPPELINをタイムリーでみた世代ではないので、このバンドがZEPPELINの亜流だという噂をきいても、このバンドとの比較を一切することなく虚心坦懐にこのアルバムを聴くことが出来た。

 しかし、ハードロックを聴いていれば、必ずZEPPELINはどこかしらで耳にするものである。 

 そのZEPPELINの音とを比較して聴いてみるに、私はどう聴いてもこのKINGDOM COMEの方が馴染みやすい。 

 なぜならば、演奏が上手いからだ。 

 ZEPPELINDEEP PURPLEと同じく、曲を作る時に、即興=インプロヴィゼーションを主に活用してきたのである。

 それは単に「曲を書こう!」と楽譜に向かって音符を書いていくのではなく、みんながより集まってただ勝手に音を鳴らしていく…そして、その進行において曲としてのまとまりができていき、その過程の後にできていく。

 要するにジャムで曲を作るのであるからして、そこにあまり自己主張はないし、テクニックも必要ないし、その上、緊張感もなくなっていくがゆえに、演奏の巧さはどうしても削がれてしまうという陥穽が存在するのだ!

 しかし、どうしても私の心が欲してしまうのは、演奏のプロフェッショナルさ、巧さである。

それがLED ZEPPELINになくてKINGDOM COMEにあるものなのである。

ファイル0057 
 レニーウルフSTONE FURYにいた時にLED ZEPPELINらしき音楽はやっていなかったが、いきなりこのバンドの時にZEPPELINを模倣したバンドをしたその理由はよくわからないが、そのZEPPELINにないものを充分備えたバンドとして私は評価したい。 

 ZEPPELINジミーペイジは下手なギタリストで有名である(笑)

そのジミーよりも断然にこのバンドのギタリストのダニースタッグはうまい。 

 ZEPPELINをタイムリーでみてきた人たちにとってはいくらこのバンドの演奏がうまかろうと気にいらないのはよくわかる。

 演奏が巧い、だからこっちの方が好きになるというような単純な公式にはならないのは長年音楽シーンをみてきた私にはそういった世代ギャップが存在するのは知っている。 

 ZEPPELINにしかない独特の雰囲気や曲、味、音こういったものがファンであるかどうかを決するものなのだ。

 このバンドは、先の“Get It On”のヒットにより、デビューアルバムにしていきなり150万枚のセールを上げるのである。

van halens monsters of rock 
VAN HALEN’S MONSTERS OF ROCK 

 このいきなりのヒットにより、88年VAN HALEN’S MONSTERS OF ROCKオープニングアクトに抜擢され、その後、日本の東京ドームにおいておこなわれた『ファイナルカウントダウン』にも参加、その直後に単独公演もなされる。

その日程が以下である。
   ↓
89年 日本公演日程)
1月5日  横浜文化体育館
1月9日  大阪厚生年金会館
1月11日 名古屋市公会堂
1月12日 中野サンプラザホール


 この次の年にセカンドアルバムが発表されるが、そのツアーの途中でリーダーであるレニーウルフが脱退しバンドは空中分解し、そのまま解散してしまう。

 そして今はそのレニーウルフが再びKINGDOM COMEを結彼の祖国であるドイツで結成し、ドイツ人のメンバーだけでドイツで活動していく。

その1度目の解散から何枚ものアルバムが出ているが、いずれもワールドワイドでの成功は収められてはいない。

 日本にも89年以来公演のためにきてはいない。

 最近では、SCORPIONSがヘッドライナーをつとめたロシアでのMONSTERS OF ROCKでオープニングをつとめた。

ファイル0042 (1) 
  MONSTERS OF ROCK RUSSIA

そのSCORPIONSには先にも書いたようにかつてKINGDOM COMEに所属していたジェイムズコタックがいる。

 こういった偶然は欧米のロック界ではよくあることである。 

 150万枚のセールを挙げたファーストアルバム以降のアルバムについてはいつかレポートしたいが、とりあえず今回はそのデビューアルバムを堪能していただきたい。

●そのデビューアルバム購入希望のかたはコチラ!
   ↓
ファイル0043 (1) 

Kingdom Come

KINGDOM COME (キングダム・カム) (直輸入盤・帯・ライナー付き)



■彼らのベストアルバムは以下!
  ↓
20th Century Masters: Millennium Collection


  HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム





メルマガ読者さん募集! 

読者登録していただければ、週1回、あなたの受信ボックスにHR/HMについてのメルマガをお届けいたします。登録、購読ともに無料です。将来的にはプレゼントコーナーやオフ会も計画中です。

ご希望のかたはこちら
まぐまぐでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<まぐまぐ
メルマでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<メルマ



●チケットはこちらからどうぞ!

チケットぴあ






このメルマガオススメの店です。

新宿レコード 良品たくさん取り揃えております!

●おススメのラーメン店『荒海』

http://www.araumi.net/

スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://eurokennes.blog60.fc2.com/tb.php/192-820ba762
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック