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THUNDERの最高級デビューアルバムはこれだ!!

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 時は1990年

 この当時は、ハードロック界では、ワールドワイドでのメジャーアクトであったJUDAS PRIESTSCORPIONS、IRON MAIDENなどに匹敵するバンドが登場せず、上位と下位の差が開き、空洞化現象が起きていた。

所謂、中堅バンドの不在であったのだ。 

 この現象を打開すべく、英国のバンドに注目がかかっていた。

 何故なら、70年代後半において、UFO、NAZARETH、THIN LIZZYなどの英国産のバンドが、当時の空洞化現象を埋めることに成功したからだ。 

 こういったバンドは、ワールドワイドのメジャーアクトとの間に微妙な位置を確保しつつ、間隙を埋めることに成功し、後の世代の音楽に多大な影響を残すことに成功したのだ。

 この分析をした、 BURRN ! 』の現編集長の広瀬さんは非常な明晰家であるといえよう。

 『歴史は繰り返す』

 この格言に信心し、この90年には英国産のバンドとしていろんなバンドに期待がかかったのである。

 そのことは、何も世界的な期待ではなかったかもしれない。

 この文は、当時の『BURRN!』を読んで書いているだけなのだから…日本内だけの、 『BURRN!』の編集員たちだけの期待だったかもしれない。

しかし、音楽シーンの打開策に打ってでるのは、やはりこれまで活躍していたアメリカ産のバンドではなく、他国のそれに依存するのは当然の成り行きだろうとは思う。

 これまでのものの、長期的な依存はやはり、聴き手に飽きを感じさせてしまうものだからだ。

●そんな中、英国産で期待がかかったのは、

WOLFSBANE、QUIREBOYS、ALMIGHTY、JAGGED EDGE、NO SWEATといったバンドであった。

そして、今回とりあげるTHUNDERであった。

今回は、そのTHUNDERについて書いていきたいと思う。

サンダー 
                         THUNDER

 このバンドは、ブルーズを基調としたハードロックで、しかもセンスが良く、適度なホップなエッジが売り物にしていた。

聴いてみれば一発でわかるように、このバンドは聴いていて明るくなれる。

これは、非常な強みであると言える。

●”Dirty Love”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=J3299MG5n5E 

 
あのGUNS N’ ROSESアクセルローズもこのバンドには気に言っていたのである。

ファイル0071


そのことを、当時のこのバンドのCDのオビに書かれていたのである。

 とにかく支持のされようが凄かった。 

 彼らの強みは、曲が良いのみならず、ライヴアルバムもこれまでにいくつか出ているようにライヴでも上手いのである。

 それゆえに、オープニングアクトに起用するバンドも多く、その口コミが広まり、ついに90年MONSTERS OF ROCKにおいてオープニングアクトに起用されたのである。

mor 90
MONSTERS OF ROCK 90』


 デビューした年にしてMONSTERS OF ROCK参戦…これは珍しいことではないが、難事であることに間違いはない。 

 やはり売れているバンド、多くの観衆から支持を受けているバンドというのは、オーラが自然とでている。

 それは、彼らのオフィシャル映像をみれば一見してわかる。

●”She’s So Fine”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=RprKusE4DF8&feature=related

 その『MONSTERS OF ROCK』参戦によって、彼らはMONSTERS OF ROCK史上最高のオープニングアクトと評されたのである。

 実に名誉な言葉ではないであろうか?

 このバンドの音楽を聴いているとまず気づくのは、 

 「徹底的な楽観主義」と「絶対的な幸福感」

だと思う。

 イギリスは階級が存在する社会ではあるが、上流階級出身ではない、労働者階級出身のこのバンドには、上流の伝統や格式にとらわれない楽天的な姿勢や生活をとことんまで楽しもうという気概が音楽や歌詞にも貫かれている。

 それが、聴き手をハッピーにさせるのである。

ダニーボウズ
         ダニーボウズ

 音楽は、同じ出身とブルージーな音楽としてどうしても比較に出されてしまうのが、WHITESNAKEである。

ws 80 
       WHITESNAKE 80

その音楽の初期はどうしても暗いイメージがつきまとっていたが、THUNDERのこのデビューアルバムは、そういった暗さはない実に爽快感のあるブルーズであるといえよう。

 もしも、WHITESNAKETHUNDERが同じ年にデビューしたら間違いなくTHUNDERを支持しただろうと思う。 

 それくらい惹きつける要素がふんだんにこのアルバムには溢れている。 

 イギリスを含め、ヨーロッパの人たちは、日本人のようにばりばり働かない。

休日には、思い切り羽をのばして満喫するのである。

日本人は、仕事と休日では、どうしても仕事の方が比重が重くなってしまう。

ヨーロッパにおいては、仕事という言葉の語源は、「拷問」からきているようである。

そういった人生をとことんまで楽しもうという姿勢をこのTHUNDERから学ぶことができる。

そういった曲としての代表は“Englishman On Holiday””Until My Dying Day”であろう。

●楽器の音色は、その奏者の心を表すものだと言われる。

そういった「徹底的な楽観主義」と「絶対的な幸福感」を心で有するバンドからは、その感情が音楽にも現れているとしか思えない。

このバンドのリーダーでギターを弾いているルークモーリーの紡ぎだす音は非常にはつらつとしている。

ルーク0001
ルークモーリー

特にそれが感じれるのはアルバムのタイトルトラックの”Backstreet Symphony”であろう。

●”Backstreet Symphony”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=dDL1iFX2Vm0

 とことんまで人生を楽しもう、楽しくしようという姿勢が感じれるし、聴いていて心に元気を灯してくれる。

 ルークのみならず、ドラマーのハリージェイムズのドラミングも素晴らしい!

 いでたちにはギャップを感じるが、間違いなく彼はハードロック界でベスト10に入るドラマーであると思う。 

 人生を楽しもうというモチーフを基調とした音楽をするにはもってこいのドラマーである。 

 その躍動感は半端ではない。

 聴いているだけで、心が躍るのである。

●”Love Walked In”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=K6qNNtVNeYs&feature=related


 これまでに、指摘してきたことであるが、アルバムには、速い曲、ミディアムな曲、バラードと、どの曲も擁しているアルバムは好印象を持ちやすいし、実際に、何年経っても手放したくないモノになっている。

 その例にもれずに、このTHUNDERBACKSTREET SYMPHONYはバラエティに富んだ曲を有し、そのどれもが佳曲である。

 この頃にライヴで演奏された曲として”Dirty Love”のシングルに収録された”Fired Up”や、このアルバム収録の”Girl’s Going Out Of Her Head”などは速い佳曲として挙げれると思う。 

 特に後者には、もの凄い興奮を覚えたのである!


●”Gimme Some Loving”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=F4vBpbjZ6SU&feature=related

 この曲は当時DURAN DURANのメンバーであったアンディテイラーとの共作である。

 なるほど、彼のテイストの感じれる曲ではある。

 速さでは劣るが、THUNDERのモラルを貫く佳曲として薦めたい曲である。

 これらは、当時、イギリスで有名なハマースミス(4000人収容)において、3日間ソールドアウトにするという快挙を成し遂げたのである。

 そして、WHITESNAKEがヘッドライナーをつとめたMONSTERS OF ROCKでオープニングアクトをつとめたことで、一気にその名声を高めたのである。

サンダー


その甲斐あって、アルバムはイギリスのナショナルチャートで20以内にはいった。

そして、カットされたシングルは、全部10位以内に入るというこれまた快挙を新人にして成し遂げるのである。

その『MONSTERS OF ROCK』でのTHUNDERのリポートが興味深い。

「EMIが売り方を間違えなければ、いつでも彼らはWHITESNAKEの代わりをつとめれるだろう。」

WHITESNAKEの大ファンだった私は、「失礼な…」と思ったが(笑)。

 周知の人も多くいるだろうと思うが、91年東京ドームでおこなわれたMETALLICA、EUROPE、TESLAが参戦したFINAL COUNTDOWNにおいても彼らはオープニングアクトをつとめるのである。

その時を興奮を私は今でも忘れない。

(『FINAL COUNTDOWN』でのセットリスト)
1. Backstreet Symphony
2. She’s So Fine
3. Until My Dying Day
4. Don’t Wait For Me
5. Fired Up
6. Dirty Love

とにかく、90年と91年はTHUNDERにとっていいことづくめの年であったのだ。

●そんな良い時期の彼らを垣間見るのに最高のアルバムがコチラである!
  ↓
backstreet.jpg 

 Backstreet Symphony


GRP_0675.jpg



■彼らのベストアルバムがコチラ!
  ↓
Very Best of

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2012/10/25(木) 21:31:13 | まっとめBLOG速報