HR/HM温故知故
かつて一世を風靡したHR/HMについて、私の個人的な思いいれ、独自な見方、ニッチな情報、そして映像を提示していきます
伝説(legend)のバンドCOVERDALE/PAGEを懐古しよう!
メルマガ読者さん募集! 

読者登録していただければ、週1回、あなたの受信ボックスにHR/HMについてのメルマガをお届けいたします。登録、購読ともに無料です。将来的にはプレゼントコーナーやオフ会も計画中です。


ご希望のかたはこちらまぐまぐでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<まぐまぐ
メルマでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<メルマ


 copa


90年の秋に今も思い出すほどの素晴らしいライヴをおこなったWHITESNAKEは日本公演を最後に活動を休止させた。

hwasune90
 WHITESNAKE 90

 その後は、長い休暇を取るとデヴィッドカヴァーデールは宣告したのだ。

 そしてその後、まさしくレジェンドと呼ぶにふさわしい出来事が起きたのである。

 そう、あの伝説のバンドであるLED ZEPPELINのギタリストであるジミーペイジデヴィッドカヴァーデールとのコラボバンドが実現したのである!

postercp



 92年にそのバンド名は当初LEGENDという名だとされたが、その後、正式にCOVERDALE/PAGEという名に決まったようである。

 ハードロックのファンならば、どうしても知らなくてはならないのが、LED ZEPPELINという名であろう。

 私も10代でこのバンドを知ったが、その音楽については全然知らなかったのである。

 友人の家で、その音楽を聴いたがそれほど興味のでるものではなかったという記憶がある。

その10代の頃は、ギンギンの速弾きのギタリストが山ほどいて、そのいずれにも私は陶酔していたのである。 その速弾きギタリストの代表格はイングヴェイマルムスティーンであろう。

 その彼は、当時日本武道館でコンサートを敢行するほどの人気ぶりであった。

 『BURRN!』の姉妹雑誌であるMETALLIONにおいても彼の特集が組まれていたほどであった。

GRP_0045


そこのインタビューで彼は以下のようなコメントをしていたのである。

当時出たジミーペイジのソロアルバムを聴いたかというインタビューアの質問に対して、

 「少しね。いつも同じことやってばかりだ。カスだね。こんなふうに(と弾いてみせる)同じことを何万回も繰り返してる。あんなの聴くと耳が腐るぜ。キミは好きなの?やめとけよ(笑)

この言葉で、私のジミーに対するイメージは固まってしまった。

もちろん、マイナスのイメージである。

 イングヴェイは、第一線で活躍していたミュージシャンであった。

 しかし、ジミーの代表バンドであるLED ZEPPELINは解散してしまっていた昔のバンドである。

 しかもイングヴェイは、20代でしかもそのテクが半端ない!

であれば、イングヴェイの言のほうを重んじてしまうのは必然であろう。

 しかし、その後、ハードロックのいろんな事象を見ていくにつれて、そのマイナスのイメージが心の中でほどけていくのがわかった。

 周知のように、95年に元LED ZEPPELINロバートプラントと一緒に、ジミーペイジPAGE/PLANTを結成し、来日公演をおこなう。

 その時の観客動員数は東京だけでも15000人キャパの会場を7日間埋めたのでる。

 かたやイングヴェイは、のちの歴史を見ても日本武道館(=14000人)1日するのがやっとである。

 ファンの数だけでも、数倍以上の開きがあるのである。

 やはり、LED ZEPPELINという伝説のバンドの一員というだけでやはりファンは多いのである。

 私が大ファンであるWHITESNAKEのヴォーカリストであるデヴィッドカヴァーデールが、結成したバンドということで当然COVERDALE/PAGEのアルバムも購入し、聴いてみた。

 イングヴェイの言っていた「同じことの繰り返し」というのは感じなかったが、初めに思うのはやはり上手くないことである(笑)。

 ピッキングも間違って弾いているのに、そのままレコーディングしてしまっているのである。

 それに、ギンギンの速弾きなども全然ないのである。

 やはり、80年代のハードロックにのめりこんだ人には物足りないプレイであるのは明瞭である。

 しかし、PAGE/PLANTでは、あの観客動員数である。

大人になるにつれ、やはり物事がよく分かってくるものである。

 そう、

「上手い=ファンの多さには直結しない」

ということである。

 60年代から、世界中でポップやロックは多くの人の心を捉えて離さなかった。

 AC/DCアンガスヤングが言っていた「ロックは20世紀が産み落とした人類最高の遺産である」という言葉に私も賛成である。

 その空前のブームの中で、LED ZEPPELINは世界中で何千万枚ものレコードやCDを売った。

 その成功の要因は、やはり「身近さ」が最大の要因ではないかと思えてならない。

このバンドが書く詞にしろ、いでたちにしろやはりそんな身近さがあるのである。

それがあるからこそ、鑑賞する側は夢や希望を持てる。

そして、ファンになる…そんな気がするのである。

 言葉は悪いが、ジミーのような人でもプロになれるんだ。」という気になればやはり、希望は持てるのではないかと思う。

先にも書いたようにギンギンの速弾きがあるわけでもなく、レコーディングでは間違えて弾いているのにそのまま収録してしまっている。

そういう素人っぽいところがあると、親近感が醸成されるのは自然である。

 逆に、イングヴェイのように、素人ががんばってもなかなか到達できないような完璧な速弾きをしてしまっては、 「俺にはどう頑張ってもこの域には到達できない」というように、疎遠さが出てもおかしくはない。

yngway


 これは、ジミーイングヴェイのどちらの方法論がいいかという比較論ではない。

 各人、自分の信じる道を行けばいいだけの話しである。

 しかし、95年PAGE/PLANTの来日公演が告知されたときの、その会場の規模の大きさと日数の多さにはビックリしたものである。

「解散したバンドのメンバー2人のバンドなのにこんなにファンがいるの?」

 「文句を言っていたイングヴェイの規模よりも断然多いじゃん!」

 LED ZEPPELINというバンドの底力を知らされたのである。

 ではここで紹介するCOVERDALE/PAGEのアルバムについて紹介しよう。

 死ぬほど好きになったWHITESNAKEのヴォーカリストが結成したバンドであるからして、たとえ私がその人の音楽についてあまり知らない人と組んだバンドとしても聴かないわけにはいかなかったのである。

 ●”Pride & Joy”
  ↓
 

 https://youtu.be/5K1imlqZiOw

 しかしいい時代になったものである。

 こういったクリップは、当時はMTVに加入している家庭しか観れなかったのである。

 しかも、その家庭でも、いつでもアクセスすれば観れるというわけではなかった。

 テレビ番組と同じように、どのバンドのどの曲が放映されるなどということはあらかじめ知ることなどできなかったのである。

 自分がものすごい好きなバンドの、好きな曲が放映されたらラッキーだったが、そうでなかった場合は諦めるほかなかった。

 この”Pride & Joy”は某MTVでカヴァーデールとペイジのインタビューとともに放映され、その映像をダビングしたVHSがたった20分足らずであるにもかかわらず3000円で売られていたのである。

GRP_0008


 今思うとよくそんなものに大金出したな、と思うが私は躊躇することなくその映像を買った(笑)。

 しかし、今やインターネット付きのパソコンなどどの家庭にでもある。

 いつでもアクセスすれば観れる、しかも当時VHSしかない時代のよりも何倍も綺麗な映像で!(笑)

良い時代になったものである。

 LED ZEPPELINの音楽は、トラッド、メローなバラード調をはじめ、民族音楽的要素、ファンク、サイケデリック等を取り入れた音楽であるといわれる。

 1つの枠に収まらない音楽を体現しているといえる。

 この曲にもそんな融合性の音楽が感じれる。

 カヴァーデールも作曲に携わったことからしてWHITESNAKEの要素も感じれる。

 重いリフが連発されてから曲が急展開される手法はカヴァーデールの得意とするところだし、この曲からもそんなところが感じれる。

ファンキーなアコースティックが全体的に覆っていながらヘヴィさはちょうどいい。

 若いころは当然のようにできていたのに、歳をとるとミュージシャンはなぜか、細かいフレーズをいれて曲に味を出すことが出来なくなる。

 しかし、当時49歳だったジミーペイジはそういうところに抜かりがなく、非常にいい曲に彩っているのは見事である!

 ●”Shake My Tree
  ↓
 
 https://youtu.be/zOmCvt5dnpw

 この曲は、アルバムの最初を飾る曲であるが、非常にペイジ色が強い。

 アコースティックの音色などWHITESNAKEにはなかったし、まさにペイジしか考えれないフレーズだろう。

 激しいドラムから曲展開が急になるという曲風はカヴァーデールの得意とするところだが、この曲でも生かされている。

そういった特異性はミュージシャンにとって強みになるが、ただ特異であるといっても聴き手を感動できなければ何の意味もない。

 そのフレーズは、人を感動させる力がある。

 初めてこの曲を聴いてから20年以上が経っているが、いまだに印象に残っている。

人を感動させる品位は充分にある!

 ちなみに、この曲は95年にペイジがロバートプラントと一緒に結成したPAGE/PLANTのライヴにおいてもなされていた。


 ●” Take Me For A Little While
    ↓
 

 https://youtu.be/PtfM2CozoAo

 この曲を初めて聴いた時に、「誤って弾いているにもかかわらず訂正しないでレコーディングしてるじゃん!」と思ったのである(笑)

 はじめのフレーズを聴いていたらそれがわかるはずである。

  しかも、終始同じフレーズを弾いたまま終わっている(笑)…もっと発想を豊かにした方が…などと思ったものである。

  だが、それらを差し引いてもこの曲はいい曲である。

 全体的なラクシャリーな雰囲気に、エモーショナルな幽玄さ…思わず曲の雰囲気に酔ってしまう。

 その幽玄さが、当時41歳カヴァーデールにセクシーさを与えている。

 緩から急に変化する束の間の静寂の間に、とてつもない憩の場を与えているのである。


 これもまた感動的な曲である。

takemefor
 

ちなみにだが、このクリップにおいて元THUNDERマークルックハーストがベースで出演している。

 しかし、マークはこのバンドが日本にきたときにベーシストとしてきてはいない。

 カヴァーデール曰く「彼は実力不足だった」ということらしい。

 ペイジ曰く「彼をクリップに出したのは残念賞として出した」ということらしい。

 BURRN!』誌の報告では、COVERDALE/PAGEのオーディションに参加したからマークはTHUNDERを首になった、と書いてあったが、THUNDERのインタビューでは、「音楽性の違いで辞めてもらった」という。

 どちらが本当かはわからない…。

 ●”Take A Look At Yourself
   ↓


 https://youtu.be/fEagGo51VeI

 この曲もまた癒しの曲である。

 WHITESNAKEのような緩急あるメロディの幅はないが、壮大な気宇が感じれるし、曲に合ったギターメロを作りだすジミーの創造力もなかなかのものである。

 このアルバムは全体的にペイジ色が強い。

 にもかかわらず、私のようなWHITESNAKEファンをも唸らせれことが出来る名作に仕上がっている。

 ということは、LED ZEPPELINペイジのファンには充分に満足さすことが出来ることは間違いない。

cp



 その他、WHITESNAKEをちょっと雑にしたようなヘヴィチューンの “Waiting On You””Feeling Hot”

オーケストラティックで壮大なリフが陶酔感を与える”Over Now”“Don’t Leave Me This Way”

幻惑的なアコースティックギターで始まり、WHITESNAKEのヒットチューンのようなオーラを漂わせながら速い曲展開になる”Whisper A Prayer For A Dying”など、佳曲が多い。

 しかし、ジミーは技巧派とはいいがたく、80年代後半のWHITESNAKEのようなテクニックは一切ない。

 テクニカル=売れるという図式は成り立たないのである。

DEF LEPPARDも英米でかなり売ったバンドであるが、そんなテクニカルなものはほとんどないのである。

しかし、WHITESNAKEよりも断然売れている。

 LED ZEPPELINも同様である。

 80年代のギンギンのテクニックまるだしのハードロックから入ったファンにはかなりもの足りないだろうが、やはりそういったテクなど全くなくとも売れているのである。

 そう考えると面白い。

以下、COVEDALE/PAGE93年の来日公演日程を見ていただこう。

12月14日 日本武道館
12月15日 日本武道館
12月17日 代々木オリンピックプール
12月18日 代々木オリンピックプール
12月20日 大阪城ホール
12月22日 愛知県体育館

cpriniti


日本武道館代々木オリンピックプールのキャパはほとんど一緒である。

 WHITESNAKEの最盛期は88年の時である。

 その時は、代々木オリンピックプール3日間満員にしたのである。

 それが最高である。

 しかしこのCOVERDALE/PAGEの時は実に4日間もしている。

 これはひとえにジミーのファンが多いからにほかならない。

 更にPAGE/PLANTの時は日本武道館6日間満員にしている。

これほどまでにジミーロバートのファンは多いか? と言わざるを得ない。

 一番最初にイングヴェイがジミーをコケにしたことを引用したが、無理やりかき集めたってイングヴェイ日本武道館6日間も動員できないだろう。

イングヴェイのテクのほうがジミーのそれを完全に上まっているのに…。

 それがまた音楽の面白いところである。

テクが上=人気の高さという比例式にはならないのである。

 しかし、日本で来日公演をおこなったままこのバンドは解散。

ペイジはLED ZEPPELINの盟友のロバートプラントと一緒にPAGE/PLANT結成に動きだし、デヴィッドはWHITESNAKE再結成に動いた。

 このCOVERDALE/PAGEのライヴの模様がMTVで放映されたにもかかわらず、それがオフィシャル映像化されることもなくこんにちにいたっている。

そして、その映像を収めたプロショットのブートレッグも探すも、無しなのは誠にもって不思議と言うほかない。

 デヴィッドがあのZEPPLINの名曲”Kashmir””Black Dog””Rock N’ Rol”を歌うのは誠に興味深くて触手が動いてたまらないのは私だけではないはずである。

 しかしアルバムCDは今も新品で入手可能だから驚異と言うほかない。

このアルバムは全米で5位まで上昇しプラチナムを獲得することになる!


このCOVERDALE/PAGEの唯一のアルバムはコチラ!

 輸入盤

Coverdale/Page



国内盤
 
カヴァーデイル・ペイジ


シングルはコチラ
   ↓
 ア・リトル・ホワイル

TAKE A LOOK AT YOURSELF

GRP_0166


 COVERDALE/PAGEの曲も収めたWHITESNAKEのベストアルバムはコチラ!
  ↓
 
Whitesnake 30th Anniversary Collection



Definitive Collection



 
Silver Anniversary Collection by EMI Europe Generic 【並行輸入品】   HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム

メルマガ読者さん募集!
 

読者登録していただければ、週1回、あなたの受信ボックスにHR/HMについてのメルマガをお届けいたします。登録、購読ともに無料です。将来的にはプレゼントコーナーやオフ会も計画中です。


ご希望のかたはこちらまぐまぐでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<まぐまぐ

メルマでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<メルマ


●コンサートチケットはこちらからどうぞ!
 

 チケットぴあ 

このブログオススメの店です。
 ↓
新宿レコード 

良品たくさん取り揃えております!


●おススメのラーメン店『荒海』
   

 http://www.araumi.net/

スポンサーサイト
コメント
コメント
楽しくやれることが一番なわけです。
みんな楽しく過ごせるような店にして、多く客が入るようにする。

当然売れるとは限らんし、むしろ赤字を作るだろう。

しかし、店で楽しく過ごした常連は、店が潰れた後も愉快な仲間となるわけだ。

こういう仲間ができれば、その後の人生を愉快に楽しく過ごすことができる。金はなくなるがねw

そもそも商売ってのは、店をネタにしてこういう豊かな人脈を作るためにやることなんだろうね。決して株主が儲けるために奴隷的な働きをするものではないのだ。

だから、金持ちとはいえ、金貸し(金融業)やトレーダー(投資家)は信用されないのだなぁ…と納得した次第です。
2010/07/08(木) 00:14:20 | URL | そうそう #- [ 編集 ]
コメント投稿していただき、誠にありがとうございました。

確かに、商売にしろ、ビジネスにしろ、いろんなスタンスで皆さんはやってますね!

単に金儲けのためだけに、やっている人もいれば、川原さんや島田紳助のように、人

との心の交流のためにやっている人もいます。

世の中には2通りのタイプがあって

1つは、人の心に全く関心のないタイプ(よって友人がいなくても平気なタイプ)
2つは、人との心の交流を大事にするタイプ

私は、後者のタイプだと思います。小学生時代からの友人と今でも飲んでますし、

携帯には700以上の人間が入っていますからね。勿論全員が友人ではないですが(笑)

自分は後者のスタンスでビジネスも仕事もしていきたいと考えています。

そういうメルマガも書いてますので、よかったらバックナンバーを読んでみてください。

http://www.melma.com/backnumber_186514/

では失礼いたしますv-16
2010/07/08(木) 00:59:03 | URL | テヅロック #- [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://eurokennes.blog60.fc2.com/tb.php/21-a09bf455
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック