HR/HM温故知故
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『US FESTIVAL』でヘッドライナーをつとめた時のVAN HALENのアルバムはこれだ!
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diver down 

 VAN HALENの凄さを垣間見るのに最適なのが、83年の3月29日に、35万人を動員したUS FESTIVALであろう。

ファイル0095 
  『US FESTIVAL

 このフェストで彼らはヘッドライナーをつとめるのである。 

 彼らの人気の凄さはデビュー当時から既に爆発していた。

 デビューアルバムからチャートの19位に送り込み、セカンドは6位,サードアルバムが6位,4枚目のアルバムが5位,そして5枚目のアルバムが3位を記録した。

 売り上げはファーストから1000万枚,500万枚,300万枚,200万枚と凄まじい記録ですらある。

そして今回紹介する5枚目のアルバムのDIVER DOWN400万枚を売り上げるのである。

ファイル0374


 大抵のアーティストは、だいたい2枚から3枚のアルバムを売って、それから次第に売れなくなる…というパターンがほとんどであるが、ことVAN HALENは例外なのだ。

 日本での人気も凄まじく、最盛期は89年で、来日公演において東京ドームでの単独公演を2日間敢行してなおも日本武道館での公演を実現している。 

 これはBON JOVI以上の偉業である。

bon 85 
     BON JOVI

 その彼らの最初の偉業としてUS FESTIVALでのヘッドライナーをつとめた時のことを紹介するのに、やはり当時のタイムリーなアルバムのDIVER DOWNを述べるのが良いと思う。

●”(Oh) Pretty Woman”(全米12位)
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=JcB-BRSnlf8 

 この曲こそが、このアルバムの代表的な曲である。 

 彼らは、デビュー当時から他のアーティストのカバー曲を多くしてアルバムにも収録してきた。

 このアルバムも例外ではなく、KINKSのカバーである”Where Have The Good Time Gone”や、このロイオービンソンのカバーも収録されている。

 しかし、この曲を聴けばすぐさまVAN HALENだ、と心が反応してしまうようにオリジナルを超えるほどのヒットとなってしまったのである。

●”The Full Bag”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=18ZE4J_oCrQ

 このフレーズ、畳みかけかた、そして燦然としたアレックスヴァンへイレンのドラミング音は、この後デイヴが脱退してからサミーヘイガーが加入してからのVAN HALENにも受け継がれた特徴的な音である。

ファイル0373 
アレックスヴァンへイレン

 こういった特徴的なメロディは、バンドにとっては貴重な財産である。

 この曲を聴いてもアレックスヴァンへイレンのドラミングの凄さ、技能の高さが窺われるというもの!

 ここ日本で、彼の偉大さが強調されなさすぎなのが不思議でしょうがないのであるがどうだろうか?

●”Little Guitar”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=YX1f9nEe4Kw&feature=fvwrel

 今や、新人が完成度の高いアルバムを出すのは、何ら珍しいことではなくむしろ当然のことになった。

 80年代には、最初は荒削りだが徐々に新人離れしていく音を作りだすのが当然であった。

 このVAN HALENのアルバムはまだ粗削りである。

 しかし、それは下手というのではない。 

 荒削りと下手とは違う。

ファイル0371 


 しかし、その荒削りさが一般のファンとの心理的な距離を近づけるのだ。 

 あまりに完成度の高い音をはじめに作ってしまうとその心理的な距離が遠ざかる気もしないではない。

 しかし、この曲もアルバム収録の”Where Have The Good Time Gone”にしても単なる普通の曲になりかねない作りであるが、エディの独特のメロのおかげで聴き手の心を鷲掴みにしている。

その効用で、私もこのアルバムを20年以上愛聴しているのだ。

●”Secret”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=peZbLN7dOig

 この曲は、 “Cathedral”というエディヴァンへイレンのギターのみのインストに導かれて始まるのだが、そのピッキングをしない、フィンガリングとハンマリングの組み合わせだけの音色しかないが、非常に幽玄でゆらりとしたメロディにうっとりとなる。

 それのメロディは、NIGHT RANGERMIDNIGHT MADNESS収録の”Rumour’s In The Air”の出だしにそっくりで、これを弾いているブラッドギルスが、その“Cathedral”を参考にしたとしか考えられない。

midnight madness 
MIDNIGHT MADNESS

非常に他のアーティストに影響を与えたのだ。

しかし、91年に発表のFUCKアルバムには、電気ドライバーを使用した”Poundcake”というシングルがあったが、これはMR.BIGポールギルバートの方法を真似したのだ。

fuck.jpg 
     FUCK』 

 エディは、その独自の技法であるライトハンドが世界的に有名なギタリストであるが、その地位に甘んじることなく、どんなことでも取り入れるその柔軟性には頭が下がる思いがする。

ファイル0371 


 なにはともあれ、94年において、VAN HALEN初のベストアルバムが制作され、その際に新曲を2曲それに付け加えるに際し、デイヴリーロスが戻りレコーディングをし、「ついに待望の再加入か!?」と騒がれたにもかかわらず、エディヴァンへイレンとの確執でまた別れてしまったが、ついに昨年にデイヴがもどったフルアルバムが制作され、そのラインナップでの世界ツアーが敢行される運びとなってファンにとっては嬉しい限りである。

 日本でのツアーも予定されているが、ファンには残念ながらチケットは全公演売り切れになってしまった。

 これではダフ屋が儲かってしまう(笑)

 そのデイヴがいた最初の頃のアルバムで、聴いておかなくてはいけないアルバムが、このDIVER DOWNであろうということで今回紹介させていただいた。

★この全米3位を記録し、400万枚を売ったアルバムはコチラ!
  ↓
diver down

20110619100611.jpg


★国内盤はコチラ!
  ↓
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