HR/HM温故知故
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WHITESNAKEの『MADE IN BRITAIN』
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またも、WHITESNAKEが2003年の再結成以降のラインナップでのライヴアルバムが発売された。

やはり、このラインナップでの演奏力、歌唱力がバンドの魅力を最大限発揮しているからに他ならないと私は思う。

78年のバンド結成から90年の一時休止までのバンドでは、ライヴアルバムは1枚しか出ていない(日本盤のみのリリースのアルバムを含めれば2枚)だが、それを聴いてもバンドが大ヒットを飛ばしていたわけでも、ゆえにバンドの良さを最大限引き出しているわけでもないがために、それほど印象に残る代物ではないのは否めない。

やはり、ダグアルドリッチというギタリストとトミーアルドリッチというドラマーがいてこそこのバンドの楽曲を最大限活かすことができると感じているのは私だけでなくレコード会社の人間たちもなのだろう。

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ダグアルドリッチ

WHITESNAKE…これほど私を虜にしたバンドは他に例がないのであるが、その契機は87年発表のWHITESNAKEアルバムにあり、このアルバムを何百回も聴いたのはもちろん、このアルバムやこのアルバム収録のクリップをダビングして友人知人にプレゼントしたその枚数ははかり知れない。

白蛇の紋章
WHITESNAKE

それほどのインパクトのあるアルバムは以前になかったことから、それ以前のこのバンドにはそれほど親しみを覚えれないのである。

楽曲の良さ、それに加えプレイヤーのテクニック的なレベルの高さを勘案するとどうしても、それ以上のモノを見つけることができないのである。

このアルバム収録の楽曲を演奏することがこのバンドの良さを最大限発揮すると思うのである。

そうなると、どうしても曲とプレイヤーのフィーリングや感性といったものがフィットしていなくてはならない。

WHITESNAKEを制作し、レコーディングしたメンバーであるジョンサイクス(g)、ニールマーレイ(b)、エインズレーダンバー(d)は、このバンドの創設者であるデヴィッドカヴァーデールによってレコーディング終了後に全員解雇されて、デヴィッドしかこのバンドには残らず急遽、デヴィッド以外のメンバーを集めなくてはならないという事態になった。

このアルバムはこのバンドに前例のないヒットになり、全米2位にまで上りつめることになった。

しかし、急遽集められたメンバーはレコーディングには参加していなかった。

実際にレコーディングしたメンバーとは違うために、そのレコードと同じフィーリングやテクを持ち合わせていたかといえばそうではなく、あのアルバムの感動をライヴで堪能できたかといえば、それはまったく当てがはずれたのである。

あのアルバムでのジョンサイクス(g)のテクやフィーリングは素晴らしく、ライヴでもこのプレイがみれたらどんなにか素晴らしい気分に浸れるだろうかと思ったファンも多くいただろう。

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ジョンサイクス

しかし、ツアーのために集められたギターのエイドリアンヴァンデンバーグヴィヴィアンキャンベルのプレイはレコードのイメージとは程遠く、この当時のブートレッグを見ても全然感動できないのが正直なところである。

コピー ~ GetAttachment[1]
WHITESNAKE 87'

87年から88年にかけて行われたWHITESNAKEのワールドツアーは、このバンド史上最高の観客動員数を記録し、今でもやぶられてはいないようである。

当然であろう。

バンド史上最高の売り上げを上げたアルバム発表直後のツアーであったのだから。

しかし、この時期の2人のギタリストがこのバンドの楽曲を活かしているとは到底思えないし、興奮できないので、もしこの時期のプロショット映像のDVDが出てもおそらく私は買わないだろう。

この2人のギタリストのファンの人には申し訳ないが…。


だが、その不満を一気に吹き飛ばしてくれる事態が起きたのである。

97年デヴィッドカヴァーデールが引退宣言をして音楽シーンからいなくなったが、2003年にその言を撤回し、再び音楽シーンに戻ってきたのである。

whitesnake03.jpg
WHITESNAKE 2003'

その時集められたギタリストは、ダグアルドリッチとレブビーチであった。

この2人こそが、WHITESNAKEの楽曲の良さを最大限引き出してくれるギタリストであると思う。

特に、ダグアルドリッチのプレイや感性に注目したい。

彼が、このバンド加入の際に語ったのは、

「ギターソロをレコードと全く違うのに変えるのは大嫌いなんだ。観衆はレコードと同じプレイを聴きたいだろう。だから僕は全く変えずにそのままで弾くよ!」

まさに至言である。

私が不満に思っていたのはこの点なのである。

レコードを聴いて、ものすごく感動しまくっていた私は、どうしてもこのソロを実際で聞いてみたい、と思っていたのである。

ギターソロに感動していてはなおさらそうであろう。

このアルバムのStill Of The Night” ”Bad Boys” “Is This Love” “Crying In The Rainといったすさまじいバリの感動的なソロでノックダウンされたリスナーであれば尚更であろう。

それが、エイドリアンとヴィヴィアンのころのブートレッグを見ると見事に変質させられてしまい、全く感動できないのである。

であるからして、このころのブートレッグはほとんど観ていない。

GRP_0274.jpg


しかし、2003年以降のWHITESNAKEはことが違う。

ダグがあのアルバムのソロと全く同じソロを再現してくれているので、どうしてもソロの時には聴き入ってしまう。

何回もいや何百回もブートレッグを観てしまったがために、その映像を収めたVHSの画像がノイズだらけで、他のVHSに録画し直してまた鑑賞、という事態にまで到達してしまった。

なら、レコード通りにソロをすればいいのか、といってもことはそう簡単ではなく、ダグの感性やテクがWHITESNAKEの楽曲を最大限引き出す能力を持っているからだといえる。

単に完コピとはいうけれども、あのWHITESNAKEアルバムで展開されているプレイは並大抵のプレイではない。

それを完コピするのだけでもかなり難しい代物である。


それを難なくこなしてしまうダグアルドリッチという人間のすごさと、このバンドにぴったりフィットしたからこそ、それが感動できるということである。

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このバンドにデヴィッドが加入させたのは、デヴィッドが、当時まだダグDIOにいてそのライヴでプレイしていたダグのプレイを聴いて、急遽このバンドにほしくなったから加入を依頼したということである。

そのデヴィッドの勘は当たっていた。

これ以上にこのバンドにフィットするギタリストは他に当たらない、そう断言できるギタリストである。

そんなギタリストであるからこそ、何どもブートレッグやオフィシャル映像を何回も、いや何百回も観てしまう。

のみならず、ライヴ音源ですらも、何回も何回も聴いてしまうのである。

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WHITESNAKE 2011'

この2003年以降のメンバーでは、先に1枚のライヴCDが出ている。

しかし、それは、90年までのこのバンドのマテリアル曲しか演奏されていなかったものであり、今回発表されたMADE IN BRITAINでは2008年と2011年に新たに発表されたニューアルバムからの曲も演奏され、レコーディングされたものも含まれている。

その2つのアルバムはいずれも佳曲が多い。(『WHITESNAKE』アルバムほどではないがいずれも86点の出来である。)

このMADE IN BRITAINは、2011年のツアーからのであるからして、2011年発表のFOREVERMOREからの選曲が多いが、2008年GOOD TO BE BADからのは少ないが、 Best YearsLay Down Your Love””Can You Hear The Wind Blow”の3曲が選曲されている。

good to be bad
GOOD TO BE BAD

やはり今のWHITESNAKEを今だに聴いてファンでいる人は、やはり『WHITESNAKE』からファンになったひとがほとんどだと思う。

そんなファンを絶対に裏切らないライヴアルバムであることは疑いがない。

何故なら、そのWHITESNAKEアルバム収録の曲が最大限活かされる楽曲のライヴになっているからだ。

これは、ただ楽器が上手いというだけではだめで、やはりその曲のフィーリングに合うミュージシャンでなくては駄目である。

かつてこのバンドには、80年代後半に超バカテクを持ったミュージシャンが加入して物議を醸しだしたが、私はそれほど卑下するほどの出来であるとは全然思っていないし、それどころか何百回も聴いたものである。

スリップオブ


しかし、WHITESNAKEの楽曲に最大限フィットしていたかどうかはちょっと疑問であることに違いはない。

しかし、こと2003年以降のメンバーは間違いなくこのバンドの魅力を引き出すミュージシャンであることに間違いはない。

特に、ギタリストのダグアルドリッチはそうである。

2008年と2011年に出したアルバムの作詞作曲のメインメンバーになったし、その魅力はアルバムで最大限発揮している。

WHITESNAKEの魅力は、ブルーズを基調としたハードロックで、重いリフに、魅惑的なギターソロが重なり、そこで一気にそのフレーズが畳みかけられると、もう何とも言えない興奮状態になる。

重いリフ
魅惑的なソロの畳みかけ


この2つがなくては、多くのハードロックファンの心を鷲掴みにすることはできない。

それにドラムの出合いの按配もかなりの程度良い。

ブリティッシュバンドというだけで、この2つが欠けていたがために、大きな人気を博すことができずに終わったバンドは90年代以降数知れない。

勢いでは確かに『WHITESNAKE』収録の曲には一歩後退しているが、 Best Years””Lay Down Your Love””Can You Hear The Wind Blow”は2008年発表のGOOD TO BE BADの中では、非常によくできたマテリアルである。

私が聴いていて、今でも興奮するのはCan You Hear The Wind Blowである。

かたやFOREVERMOREもいい曲が多数を占めている。

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FOREVERMORE

タイトルトラックのForevermoreは壮大なドラマの舞台を彷彿とさせるし、 Steal Your HeatAwayはファンキーで聴き手をリードして世界に引き込む力があるし、 Love Will Set You Freeはイントロとギターソロが非常に魅力的で、非常に前向きになれる曲であるし、 Fare Thee WellOne Of These Daysはアコースティックを主体とした曲で聴き手を瞬く間に憩いの空間に運んで行ってくれる。

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やはりデヴィッドの選んだ目は間違いではなかったようである。

ダグは間違いなく、このバンドを最大限に活かすことができるミュージシャンである。

過去のWHITESNAKEのも、2003年以降のWHITESNAKEのも最大限魅力を引き出すことに成功している。



http://www.youtube.com/watch?v=q2QC1mVg5Xw


78年のWHITESNKE結成以来、ギタリストとは長く蜜月関係を築くことができなかったデヴィッドであるが、間違いなくダグはこのバンドの看板であることに間違いはないので、喧嘩別れなどしてほしくはないのである。

このライヴアルバムを聴きながらそんなことを考えてしまったのである。


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