HR/HM温故知故
かつて一世を風靡したHR/HMについて、私の個人的な思いいれ、独自な見方、ニッチな情報、そして映像を提示していきます
88年、頂点に立ったBON JOVI!
メルマガ読者さん募集! 

読者登録していただければ、週1回、あなたの受信ボックスにHR/HMについてのメルマガをお届けいたします。登録、購読ともに無料です。将来的にはプレゼントコーナーやオフ会も計画中です。

ご希望のかたはこちら
まぐまぐでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<まぐまぐ
メルマでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<メルマ

 88年の日本でおこなわれたカウントダウンについて言及したなら、BON JOVINEW JERSEYについてふれないわけにはいかないだろう。

 時は80年代、この時代は史上空前のロックブームであり、ハードロックブームであった。

rokkufesuta.jpg 


 次々にいろんなアーティストがいいアルバムを出しては、話題になり、誰もがそういったアルバムを買い、聴き、感動しては陶酔した!

 とにかくいいモノが溢れていたのだ。 

 この時代を、「ハードロックのバブル時代」などという人がいるが、その表現は適切ではないと思う。

 バブルというのは、実体の価値がないのにも関わらず値段が高騰してしまう事態(例えば家が本来は5000万円の価値しかないのに8000万円にまで高騰してしまうなど)になることを言うのであって、この時代をバブルと言ってしまってはアーティストに失礼だと思う。

ozzymonster.jpg   monsutaa.jpg



 実際には価値がないにもかかわらずみんなが狂喜した、などという誤解を当時を生きていなかった人たちが聞いたら誤解してしまう可能性も無きにしも非ずである。 

 とにかくこの時代のハードロックはいいアルバムが溢れていた。

 いいアルバムでないにもかかわらず、ブームになっていたということではないのである。


全然逆である。

nuuno.jpg


 今回取り上げるBON JOVIにしろ、METALLICA,NIGHT RANGER,RATT,DOKKEN,WHITESNAKE,KISS,CINDERELLA,POISON,WINGER、VAN HALEN,EUROPEなどなど数え上げればきりがない。

gnrsanka.jpg 


 時あたかも経済がバブルに酔いしれている時分にはなぜかアルバムもいいモノばかりできるのである。 

 どれもが素晴らしいアルバムを出してくれていたのである。 

 そして、ひとたびそのバブルが弾け不況になると、どうしてかいいモノがとんとなくなってしまうのである。 

 それは93年以降にここ日本でも起きた事態である。

 80年代に何百万枚も売っていたアーティストも、この時代を過ぎるとどうしてかいいアルバムが作れなくなってしまったのである。

 ことはBON JOVI例外ではなかったのである、悲しいことであったが…。 



 80年代の中盤には、どの駅前にも「レンタルレコード店」があったものである。

rentaru.jpg


 消費者はアルバムを1枚100円から300円くらいで借りて、それをカセットテープにダビングして聴いていたのだ。

 しかし、それも80年代の後半になると流行らなくなった。 

 いろんなレンタルレコード店が、店を畳み、それまでにあったレコードを廉価で放出し始めたのだ。

rentalu.jpg


 当時は、バブル経済に酔いしれていた日本だからして、レンタルでなくともそのままレコードを買った方がいいと思うようになった消費者の方がおおくなったか、あるいはいくら聴いても音が劣化しないCDが登場したからなのかは正確なことはわからないが、とにかくレンタルレコード店は一気に姿を消し始めたのが80年代の後半なのである。

 驚くべくことだが、レンタルレコード店の前には、レンタルカセット店なるものもあったのである。 

 それを借りて、違うカセットテープにダビングするのだが、それでは音の劣化がいちじるしいのだ。

kasetto.jpg


 それでもそういうことをしていた人が多くいたのだから当時の音楽ブームはすごいと言わざるを得ない。 

 音楽が多くの人を鷲掴みにしてはなさなかったのだ。 

 レンタルレコード店が店を畳むに際し、既存のレコードを放出していたその値段は、1枚500円とか800円とか、店によって違っていたが、とにかくそれに多くの消費者が食らいついた。

 凄い店では3枚800円などという店もあったくらいだ。

 中古レコード店も多くあったが、そこでは新品と変わらぬ音質を維持できていたレコードであれば2000円近くの値段がついていたものである。


chuuko.jpg


 それほどでなくても、そこそこ音質が良ければたいてい1000円以上していたのが当たり前であったから、そんな廉価で放出されていれば、消費者が食らいつかないはずはなかった。 

 私もそのセールの蜜にありつけた幸運者のひとりであったのは間違いない。

 ここまで読んで、当時を懐かしんでいる人は筋金入りの音楽ファンである。

 それによってBON JOVIの音に触れることができたのである。

 このバンドの最大のヒット作であるSLIPPERY WHEN WETも当時10代の私が廉価で購入できたのはうれしいことこの上ない喜びであった。

ワイルドインザ
SLIPPERY WHEN WET

 20代の大学生であればバイトをして簡単に購入できたことであるが、少ししか小遣いがなかった10代の私に大きな喜びであった。

 当時AXIAというカセットテープの宣伝に出ていたBON JOVIを知り、それから異常な興味が出て買い、聴き、あまりの良さに感動し一気にファンになったのである。

 その宣伝に出ていた時に歌われていた”Livin’ On A Prayer”はとんでもなくいい曲である!



http://www.youtube.com/watch?v=mVoFzIoHAEg

 こんな状態から早くもBON JOVIの次のアルバムが発表されることが雑誌で大きく宣伝になると、どうしてもそれが欲しくなった。

 しかし、少額の小遣いしかもらっていなかった私にはそのアルバムを買う金がなかった。

new jersey
NEW JERSEY


 そこで私は孫に甘い祖母の家まで電車で行ってレコードを買う金2500円をせびりにいったものである(笑)。

 そして発売当日買いに行き、買い、そして聴いたのである。 

 その時、あまりの感動的な曲の数々に圧倒されたのである。

そのニューアルバムを買ったときに一緒にファーストシングルも購入した。

そのファーストシングルはもちろんこの曲である。

●”Bad Medicine"(全米1位)

  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=eOUtsybozjg


 前作よりも若干雑な印象を与えてしまう今作であるが、アメリカンな色を彷彿とさせて澄み切ったブルーにこだまする空間色を想起させるこの曲は印象が強く残る。

 こういったスケールの大きな音の圏域を作り出し、聴き手に大きな感動を与えてくれたのがBON JOVIであった。

ボンジョヴィ 


 そのスケールの大きさには正直圧倒されたのである。 

 それをこの曲以上に大きく堪能させてくれたのが以下の曲であった。


●”Lay Your Hands On Me”(全米7位)
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=EhjSzibOIH4 


 この弾けるようなドラマティック感は何だろうか?

 この弾けるようなスケールのデカさは何だろうか?

 そしてまったく嫌味にならない好感しか呼び起さないへヴィさはどうだろうか? 

 もはや言葉もいらない…ただひれ伏すのみ!

bonbonbon.jpg


前作のSLIPPERY WHEN WETに続く本作も、20代の若者らしくへヴィさを維持してくれている。

気持ちよさを感じるへヴィなギターリフも快感ですらある。

 近年のBON JOVIはそれらを忘れてしまい、どうにも意見のしようがないが、その当時のへヴィさにくわえて、効果音を巧みに交えさせてさらに感動を煽る手法は見事である。 

 やはり、この曲でもそうだがリッチーサンボラのギターテクは素晴らしい!

ファイル0127
リッチーサンボラ 

 スライド奏法やアーム奏法を巧みに交えたソロを考え出すその力には脱帽である。 

 自分がバンドの中で一番注目している人が、その見事なソロにを展開すれば感動しないわけはなかった。


●”I’ll Be There For You”(全米1位)
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=mh8MIp2FOhc

 このNEW JERSEYには、前作のSLIPPERY WHEN WETに収録のWanted Dead Or Alive”Never Say Good-bye”といったバラードを上回るバラードを私は期待していたのである。

当然、私はバラードに感動する性質だからだ。

 このバラードは、全米1位になったからなのか、あるいはメンバーたちが気に入った曲のせいかはわかりかねるが、今まで続くこのバンドのライヴには欠かせないレパートリーになっている。

guruupu.jpg 


 しかし、この曲を初めて聴いて以来、私はそれほど感動できないのが正直なところである。 

 出だしのイントロやメロがそれほどよくないから、それほど感動できない。

 この曲ではなく、先の”Never Say Good-bye”の方が私としてはずっと好きである。

 このような場合、美辞麗句で固めた方がいいのかも知れないが、偽りを書くとどうしても読み手にばれてしまうからあえて本心を書きたい。 

 しかし、以下のバラードは心底すきなバラードである。


●”Living In Sin”(全米9位)
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=VI2-ASiNCac 

 厳粛な静寂を縫ってふくよかなキーボードが突き抜ける。 

 こういった荘厳な景色を思い浮かばす力のある曲に私はとことん弱いし、今でもこの曲は心底感動できるバラードである。 

 奥深さが感じれるのである。 

 この曲は、わたしがこれまでに行ったBON JOVIのコンサートでは観れなかった。

 セットに組み込まれなかったのである。

 しかし、このころのBON JOVIのブートレッグではこの曲を演奏されているし、のちのオフィシャルライヴDVDであるLIVE AT MADISON SQUARE GARDENでも演奏されているから喜びである。

madison live
LIVE AT MADISON SQUARE GARDEN

”I’ll Be There For You”よりも全然好きである。

 それでも全米9位にまで行ったからいいだろう。


●”Born To Be My Baby”(全米3位)
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=Ahf2B_eZUc4

 この曲は思わずいい曲だねえと唸りたくなる曲である。

 時に激しく、時に感情的に緩急をつけて歌うジョンボンジョヴィの歌唱姿勢には釘付けになったものである。

zyohn.jpg 


 そしてここでも活躍しているのが、リッチーサンボラのギターソロである。

 彼も激しく感情的にギターを操る姿勢には私は感動してしまったのである。

 彼の20代最後の年であった。

 当時の20代の激しくいい曲を作り出す信条が私は好きであった。

bonless.jpg


 前々のページでも書いたが、このNEW JERSEYが出た88年の大晦日と次の89年の1月1日におこなわれたSANYO HEAT BEAT LIVEというカウントダウンイベントにBON JOVIはヘッドライナーを務めた。

 その動員数は実に11万人である。

 そして、その大晦日のライヴの模様はテレビでも放映された。

 その番組を何万人の人が観ただろうか?

 想像がつかない!

 そのことによって多くの日本のキッズの心をつかみ、ファンにしたのだろう。

myuujikku.jpg


 今はなきMUSIC LIFE』誌88年度の人気投票において、

グループ部門でBON JOVI
ヴォーカリスト部門でジョンボンジョヴィ(BON JOVI)
ギタリスト部門でリッチーサンボラ(BON JOVI)
ベーシスト部門でアレックジョンサッチ(BON JOVI)
ドラマー部門でティコトレース(BON JOVI)
キーボードプレイヤー部門でデヴィッドブライアン(BON JOVI)
アルバム部門でBON JOVINEW JERSEY

がそれぞれチャンピオンになったのである!

 これほどの独占状態を私は見たことがない。

 すさまじいばかりのBON JOVIの時代であったのだ。

 それは単に曲が良いということだけではなく、ルックス、オーラ、時代を引っ張っていく目に見えない力、こういったものが複合的に数えきれないほどの多くのファンの心を虜にした結果であるといえる。

 SLIPPERY WHEN WETに次ぐNEW JERSEYと良すぎるアルバムを立て続けに出してくれたBON JOVIに感謝は尽きない。


このアルバムは前回同様全米1位に輝き、全米だけで800万枚を売り上げ、世界では1800万枚を売った。

そして、88年の大晦日と89年の1月1日の2日間で東京ドームでのフェスでヘッドライナーを務めた後、単独公演がおこなわれた。

その日程は以下。

1月5日 大阪城ホール
1月6日 大阪城ホール
1月9日 大阪城ホール
1月10日 名古屋レインボーホール
1月11日 名古屋レインボーホール

 こんな空前のBON JOVIブームのさなか、これまでの3枚のアルバムとニューアルバムNEW JERSEYがすべて限定盤ピクチャーレーベルで発売されたのだ。

pikutyaa.jpg


 この素晴らしいアルバムの連続ですっかりこのバンドの虜になった私は、これらすべてが欲しくなり、いずれもレコード(LP)でもっていたにも関わらず、月日をかけてすべて購入したのである。

 またも祖母に金をせびりに行って(笑)。

 そのくらいこのバンドは大好きであったのだ。

 ピクチャーレーベル化は、同じレコード会社(mercury)であったDEF LEPPARD,CNDERELLA,L.A GUNSの全アルバムでもなされたのである。

defure.jpg


 BON JOVIのみならずどのハードロックバンドも好景気の頂上にあったのである。

 その頂上にあって、またこの次のアルバムもこのような感動させてくれるアルバムが出る、と当時10代であった世間知らずであった私は思ったものであるが、彼らの歴史を今顧みると、この期を頂点にして、これ以上の売り上げを誇るアルバムは出ていない。

 だがそのことについて落胆していても仕方がない。

 このアルバムを今、当時を振り返って聴けば、また感動の渦の中に惹きこんでくれる。

 そんな体験をさせてくれるのである。

 そんな体験をあなたもしてみたらいかがだろうか?


NEW JERSEYの国内盤は以下!
  ↓



NEW JERSEY+2


輸入盤はコチラ!
  ↓



New Jersey


彼らのベストアルバムはコチラ!
  ↓
Bon Jovi Greatest Hits - The Ultimate Collection -


  HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム







メルマガ読者さん募集! 

読者登録していただければ、週1回、あなたの受信ボックスにHR/HMについてのメルマガをお届けいたします。登録、購読ともに無料です。将来的にはプレゼントコーナーやオフ会も計画中です。

ご希望のかたはこちら
まぐまぐでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<まぐまぐ
メルマでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<メルマ



●チケットはこちらからどうぞ!

チケットぴあ



このブログオススメの店です。

新宿レコード 良品たくさん取り揃えております!

●おススメのラーメン店『荒海』

http://www.araumi.net/

スポンサーサイト

テーマ:アフィリエイト - ジャンル:アフィリエイト

コメント
コメント
こんにちは
大変面白く拝見させて貰ってます。
YOU&愛・・・懐かしいですね。
僕もあそこの中古には大変なお世話になりました。

ニュージャージーならblood on bloodがツボでした。あれの二連続ピッキングスクラッチ!
2014/05/22(木) 19:31:31 | URL | ドナドナドーナッツ #- [ 編集 ]
コメント投函していただきありがとうございました。
友&愛…あのレンタルレコードを使おうと思ったら、一気にブームは去ってしまったんですね(笑)

私もいつか使おうと思ったらもうどこも店を畳んでしまいましたから。

でも、それから数年たったらもうレコードは音のいいモノでも1枚100円は当たり前になりましたから、自分はラッキーだったのかなと…。

当時、消費者の心をつかんで離さなかったものに関しては、今でも伝説としてかたられていますね。

当時を凌駕するマテリアルを超えるものはなかなかありませんね。

BON JOVIにしろ、あのアルバム以上のモノは、あれ以降は出ていません。

まあそれを愚痴ってもしょうがありません。

それと、今のモノをどう折り合いをつけて楽しむか…を考えた結果、私はやはりブートレッグを観ることだと思います。

そのプレゼントをオフ会を通じてしていきたいと思っているので、良かったらメルマガ読者登録をしていただけたらなと思います。

88年と90年の大晦日のライヴ映像も持ってます!

どうぞよろしく!
2014/05/23(金) 16:36:49 | URL | テヅロック #- [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://eurokennes.blog60.fc2.com/tb.php/232-3bfeef28
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック