HR/HM温故知故
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(祝)TNTの『INTUITION』25周年記念と来日公演決定!
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intuiition.jpg 


 先日、伊藤政則のナレーションのROCK CITYにおいて、TNT”Tonight I’m Falling ”のクリップが放映されていた。

 この曲を聴くのは実に24年ぶりである。

 非常に懐かしい思いがした。

tonto.jpg 
     TNT 89'

24年前に友人にこの曲収録のTNTINTUITIONを借りて、テープにダビングした。

 なかなかいいバンドだな、と思いつつも、他の気になるバンドのばかり聴いては陶酔していたので、そのテープはほとんど聴いていなかった。

 当然かもしれない。

 人から貸してもらったよりも、自分で買ったマテリアルのほうがやはり聴く回数は多くなってしまう。

 それで、いつかは記憶にないが、そのダビングしたテープも誰かにあげてしまったのだ。

 いいバンドではあると思っていたので、いつか買おうと思っていたが、90年代中盤のドンヤリダークなモノが流行るようになってしまい、それにあわせてこのバンドもそういう曲風に変えてしまい、TNTはファンから見放されただの、それのみかシンガーのトニーハーネルが脱退、次に違うシンガーが加入といった芳しくない情報ばかりを聞かされていたので、このバンドは自分の興味の外におかれてしまっていた。

tnt_2014.jpg


  しかし、トニーがこのバンドに復帰して、しかもINTUITION25周年を記念してライヴをここ日本でやる、ということを聞いて再び興味の範囲内にこのバンドが入ることになる。

その告知のポスターがコレ!

tnt 2014


5月28日 大阪シャングリラ
5月30日 愛知県エレクトリックレディランド
5月31日 川崎クラブチッタ
6月1日  川崎クラブチッタ


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 実に24年ぶりにこのアルバムを聴くのだ。

 非常に早い年月の経ちようだと思わざるを得ない。

 近くのCD屋に取り寄せを頼んで買って聴いた。

 すさまじいばかりの澄み切ったメロディを擁するアルバムだ。

 24年前はこんなに良かったっけ?

 と思わざるを得なかった。

 当時はそれほどいいとは思わなかったのに、真摯に耳を傾けるとこんなにもいい曲がそろっているとは全くもって不思議である。

 当時を懐かしんで、89年YOUNG GUITARを取り出してみてみる。

 そこには、このバンドのギタリストであるロニールテクロが載っている。

loni.jpg 
    ロニールテクロ

 当時は全米ツアー中であったのだ。

 プラチナアルバムを連発していたSTRYPER,そして我が国が誇るへヴィメタルバンドのLOUDNESS,そしてTNTという3つのバンドを組み合わせたツアーの真っ最中であったのだ。


ファイル0051 loudness.jpg tnt.jpg



 この時、思ったのは、「LOUDNESSが欧米のバンドよりも後に出演?すごいじゃないか!」というものだった。

 当時の私は、非欧米国である日本のバンドが、欧米国のバンドには逆立ちしてもかなわない、とおもい込んでいたからだ。

 LOUDNESSTHUNDER IN THE EASTがアメリカのチャートで上位に入ったことは知っていたが、それでもそれはにわか景気であって、本質的には、どんなに頑張っても欧米のバンドにはかなわないんだ、と思っていたのだ。

しかし、ノルウェイのバンドであるTNTよりも後に出演している。

 ホントにすごいなと思わざるをえなかった。

 蛇足であるが、日本が誇るANTHEMもそういった活躍はしていたのだ。

 アメリカでもこのバンドがウケていた時期もあり、クラブツアーではあるが、なんと今を輝くMR.BIGのギタリストであるポールギルバートや、JUDAS PRIESTのドラマーであるスコットトラヴィスを擁していたRACER Xを前座にしてアメリカを廻ったこともあるのである。

racerx.jpg
  RACER X

 89年の事である。

 その証拠画像がこちら!
    ↓
anthemracerx.jpg


 彼らにもそんな時期があったんだ!素晴らしい!と思わざるを得なかった。

 しかし、それもにわか景気にすぎなかったのは、それ以降の歴史を見ればわかるだろう。

 やはり日本人、ということが欧米でウケるには、ギャップがあるのだ。

 その後、日本出身のDIR EN GREYドイツの夏の風物詩である、7万人のキャパを擁するROCK AM RINGに出演している、という偉業を垣間見ることは出来るが、そのことについては、それほどこみいったマニアックな情報を踏まえてのことではないので、項を改めて論じたいと思う…しかしいつかは、断定できない。


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   DIR EN GREY

 しかし、ノルウェイという国からの出であるのは珍しい。

 確かにハードロックのバンドでノルウェイ出身のバンドはあるがかなり少ない。

 ハードロックではないが、A-HAというポップグループがあったが、つい数年前に解散した。

a-ha.jpg 
           A-HA

 このグループは80年代に活躍をし、事実アメリカでプラチナアルバムを出している。

 “Take On Me”はこのグループを知らなくとも知っている人は多いだろう。

 このグループ以上のグループはノルウェイにはないだろう。

 同じノルウェイ出身であるTNTであるが、このA-HAのような成功は出来ていないが、それは聴く方にとってどうでもいいことだろう。

 しかし、TNTというとどうしてもKIX”Red Lite,Green Lite,TNT”という曲を思いだしてしまう。

kix.jpg 
KIX  後列真ん中がドニーパーネル

 この両バンドが活躍した時期も80年代後半ということも同じだし、KIXのベーシストはドニーパーネルというし、TNTのヴォーカリストはトニーハーネルという(笑)。

 何かしら共通点があるのである。

 しかし、音楽性は全然違う!

 その音楽性はまばゆいばかりの透明感に綺麗すぎるほどのメロディである。

 そして、壮大な静寂感の中からへヴィな小気味いいギターリフがさく裂する。

 時折何気ないソロの時に織り交ぜるロニーのテクニックも、EXTREMEヌーノベッテンコートにそっくりだし、奇想天外にギターメロが展開されるところも一緒である。

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ヌーノベッテンコート

 ヌーノのテクニックが注目されたのは、EXTREMEPORNOGRAFITTIが売れてからであるが、そのPORNOGRAFITTIと符合するように、このINTUITIONも佳曲にまみれている。

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 音から想起させる明と暗の織り交ぜの手法はSTRYPERのそれを思い出させるし、トニーの甲高い声は、アクセルローズを彷彿とさせる。

tonyha.jpg
   トニーハーネル

 

 そして、歌いこなしのうまさはSTRYPERマイケルスウィートの上をいっている。

 マイケルスウィートもうまいヴォーカリストだが、トニーはそれ以上である。



●”Tonight I’m Falling ”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=N_CXMRA9jWA



 …もはや何も言いたくないものすごい曲である。

 綺麗さ、透明感、癒し感、ほんのり感、静寂感…こういった言葉をすべて包含した曲である。

 この曲に文句をつけろと言われてもつけようがない曲である。

 これほどのメロディの透明感を出せるバンドはこのバンドが最初で最後である。

 これ以上のそういったメロを擁したバンドを私は知らない。

 これは、北欧生まれということも関係しているかもしれない。

norwei.jpg


 その寒冷な土地が、こういった音楽を作らせることに関係しているのかもしれない。

 こういった雰囲気を出せる英米のバンドではないのを見れば、そういったことも関係してくるのかもしれない。

 しかし、それ以上に重要なのは、メンバーの心であろう。

 音は、その人の心にあるといわれる。

 綺麗な声は綺麗な心から生まれる。

 綺麗なピアノ音は綺麗な心から生まれる。

 ということを聴いたことがある。

 やはり、このTNTのこの何も言いたくない綺麗さ、透明感、癒し感、ほんのり感、静寂感といったものは、作曲したメンバーの心から発生したものなのだろう。


●”Intuition”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=btWqY31bixA



 静かな曲のみがこのバンドの武器ではない。

 こういったスピーディな曲でも佳曲がある。

 DEF LEPPARDのようなギターリフであるが、あのバンドのようなラフさがない。

 非常に丁寧である。

 時に80年代DOKKENのようなスムージーさやフラッシーさもある。

 ロニールテクロのギターもここで活躍している。

ronny.jpg


 その名に恥じない(?)高度なテクをもったテクニシャンである。

 高度なテクを展開しながら、畳みかけるメロでまとめる手法はスティーヴヴァイを彷彿させる。

 この曲や、このアルバム収録の”Forever Shine On”でのソロはすさまじいばかりのテクである!



●”End Of The Line”
   ↓


http://www.youtube.com/watch?v=v3dSrahlWH4



 こういう曲こそが、 「心洗われる」という表現にピッタリなのだと思う。

 これこそまさに聴いていると光明が目前に広がる、まさに癒しの曲なのであろうと思う。

norway.jpg


 作曲の能力もそうだし、各種の楽器の能力も非常に高いのがよくわかる。

 自分たちがやりたい音楽に、実力が着いていっていなければ佳曲は生まれようはずはないが、そして何よりもトニーの歌唱能力の高さが、この曲を佳曲たらしめている所以であろう。

 こんな癒しの曲に感動しない人は音楽を聴く資格なしとまで断言したくなる超がつく名曲である。

 結婚式のパレードにつかっても最高の曲であることにも違いはない。


●”Take Me Down”
  ↓


http://www.youtube.com/watch?v=fzvxgZwnZvs



 清涼感を覆うこの曲は、メンバーの心の綺麗さからによるのはもちろん、トニーの甲高い声と緩急ある声の使い分け能力がそれを押し上げているのだ。

tont2000nendai.jpg


 この曲のプロデュースの高さも申し分ない。

 以上の4つの収録曲以外にも、このアルバムには一切駄曲がない。

 しかしこんないい曲ばかりを集めたアルバムであるにもかかわらず、なぜ私は24年前に友人から借りてテープにダビングしたにもかかわらず人にあげてしまったのか理由が不明
である。

 おそらく当時は、良いハードロックのマテリアル(=CD)が多すぎて、目がくらんでしまったとしか言いようがない。

 これからもそういった類のものを発掘していこうと思う。

tntmark.gif


 そして、こういう場で紹介したい。

 これほどの良すぎるメロディを擁する曲ばかりのアルバムを出せば、そういったメロに敏感な日本のハードロックファンが見逃すはずはない!

 このアルバムが発表された89年度BURRN!』の人気投票において、グループ部門で10位トニーハーネルがヴォーカリスト部門で6位ロニールテクロがギタリスト部門で5位、曲の”Intuition”4位、来日公演部門で5位、そしてなんとアルバム部門では2位になっている。(当時の『BURRN!』の人気投票では、CHAMPION,2位、3位…というランク付けだったことに注意されたい。)

 しかし、このアルバムで展開されている佳曲の数々、私はすっかりTNTの虜になってしまったようだ。

 こうなると、TNTの他のアルバムのどれもが聴きたくなってたまらなくなってしまった。

 『INTUITION以外の過去のアルバムが適正価格で売られていたら即買いするだろう!

 私にとってこんなにもなってしまったので、あなたもこうなる可能性がある。


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