HR/HM温故知故
かつて一世を風靡したHR/HMについて、私の個人的な思いいれ、独自な見方、ニッチな情報、そして映像を提示していきます
(祝)WHITESNAKE2年連続来日公演決定+『LOUD PARK』でのヘッドライナー決定!2000年発表のデヴィッドのソロアルバムはこれだ!
loupa16GRP_0018.jpg

今年のLOUD PARKの両日のヘッドライナーが決まった!

そして、SCORPIONS、WHITESNAKE、DOKKEN、CHILDREN OF BODOM、ZARDONICの単独公演も決定した。

scorpio16
    SCORPIONS

ws2015

    WHITESNAKE

originaldok
    DOKKEN 

DOKKEN
chilbodom
    CHILDREN OF BODOM


CH
zardonic
    ZARDONIC

チケット購入のかたは以下よりどうぞ!
   ↓
チケットぴあ


当初SCORPIONSだけがヘッドライナーに据えられていたが、その後WHITESNAKEが2日目のヘッドライナーに決まった時には興奮が止まらないといった感じであった。

2015年PURPLE TOURに伴う来日公演をおこなったが、今年も来てくれるとは大ファンにはたまらない決定だろう。

wsGRP_0003


私は両日行くことにしたし、静岡でおこなわれる単独公演にも行くことに決め、チケットも買った。

その日はちょうど祭日なのだ。

しかしこんな嬉しいことはそんなあるものではない。

私はPRETTY MAIDSの大ファンであるが、2014年に単独公演をおこない、そして次の年のLOUD PARKにも来てくれた時には感激したが、それでもヘッドライナーではないからわずかに7曲しかせずに終わってしまったのが残念至極であった。

loupar


しかしWHITESNAKE2年連続で来てくれて、しかもヘッドライナーだからフルライヴに近いセットリストでしてくれるのは間違いない。

LOUD PARKでは、たとえフルでしてくれなくとも、単独公演であればフルでしてくれるのは間違いなないからなんの心配もない、その単独公演にも行くのだから。

LOUD PARKの日がはやく来てくれないかと待ち遠しい!

しかし、90年WHITESNAKEが私にとって最初の来日公演であったが、この当時の雑誌を見るとその人気ぶりの凄まじさがわかる!

当時のWHITESNAKEは、アメリカのライヴではKISSダブルヘッドライナーでライヴをしていたのである。

kissws90


あのKISSである。

当時のバンドは、ノーメイクであって、メイクをしていたバンドと比べるとかなり人気を差があるのは事実であるが、それでもヘッドライナーの地位を譲り合っていたのだから驚くべきことと言わなくてはならない。

kisu90GRP_0051
   KISS 90

しかも、WHITESNAKE90年イギリスはもちろん、ドイツ、オランダ、イタリア、フランスでおこなわれたMONSTERS OF ROCKでセカンドビルをあのAEROSMITHを据えてヘッドライナーになったのである。

そんなすごい時期があったのだと、当時を知らないロックファンは思うだろう!

90moreurope


それからの凋落ぶりをみると「もっとしっかりセンかいWHITESNAKE!」と言いたくなるが、人気というものは、意図的に維持しようとしてもできないのが難しいところである(笑)。

であるから、こんな時期があったんだよ、ということを心に留めていてくれるだけでいいだろう。

今回紹介するのはWHITESNAKEのシンガーであるデヴィッドカヴァーデールのソロアルバムである。

int the


97年WHITESNAKEが感動のラストツアーを敢行し、日本でも公演をおこない、その活動に終止符を打った。

その際には、私はWHITESNAKEの大ファンであるにもかかわらず行かなかった。

それは当時のハードロックの不況具合に失望していたからである。

どのアーティストのアルバムを買って聴いてもよくない。

失望するばかりの出来のがほとんどであったから、もうこのジャンルのCDを聴くのはやめにしようかと思ったくらいである。

しかし、その思いは早計だったのがわかる。

虚心坦懐に聴けば、どのアーティストのもそれなりにいい出来であるのは、今聴けばわかる。

あまりにも80年代の凄くいい出来のアルバムの再現ばかりを期待しすぎていたのだ。

ただし、それなりにいいとは言っても、アルバムに含む佳曲の数は、やはり80年代のにはかなわないのは純然たる事実である。

WHITESNAKEは最後のアルバムとして、97年RESTLESS HEARTを発表したが、やはり私は80年代の傑作アルバムの再現を期待しすぎてこの出来をそれほど芳しくは捉えてなかった。

しかし、虚心坦懐に聴けばいい出来のアルバムであることはすぐにわかる。

★そのアルバムについてのレビューは以下のページを見てもらいたい。
    ↓

RESTLESS HEART
http://blog.livedoor.jp/hairhusa/archives/51241613.html


そして解散後、休止状態になったデヴィッドカヴァーデールは、ソロアルバムを出した。

2000年のことである。

それが今回紹介するINTO THE LIGHTである。

97年の来日公演に先立っておこなわれたインタビューで、デヴィッドは、「“Still Of The Night”のような曲もいつかは終わりにしなくてはいけないだろう。」と言っていたし、RESTLESS HEARTの際のライヴでも、初期のヘヴィさの希薄なナンバーを多くしていたのも手伝って、このINTO THE LIGHTもそのようにAORのテイストのナンバーが多いのではないか、と思っていたがやはり予想していた通りであった。

80年代後半にはアメリカでウケるようにデヴィッドは髪を金に染め、ルックスもそれ相応のものに変えたのである。

もうあのころのようなヘヴィ志向には興味が薄れてしまったのだろうか。

97年RESTLESS HEARTの時は、自前の黒髪に戻し、このソロにおいても黒髪のままだ。

davecvGRP_0157

しかし、だからといって、WHITESNAKE全盛のころに音楽が劣るかといえばそうではないのがわかる。

あのアルバムはこう、このアルバムはこうと違うものを並列にみる作業がこのアルバムを鑑賞するには大切である。

イチゴとリンゴどっちが旨いか?

比べようがない。

味が違うのだから。

では以下、虚心坦懐にみていこうと思う。

まずはホラーチックなインストである“Into The Light”で幕を開ける。

それからスローテンポの“River Song”に続く。

この曲がまさにAORな曲風なのである。

往年の80年代後半WHITESNAKEとはちょっと違うヘヴィさをもった曲である。

タイトル通り、緩やかな川を舟で下っているような悠々たる気分になるのである。

それでいてヘヴィさもそこそこある。

悠々たる気分にヘヴィさ…何か不思議な表現であるが、そういう曲であることは一聴して明らかである。

やはりAORでありながら、激しい慟哭を交えている。

コンセプトとしてはWHITESNAKE収録の“Crying In The Rain”のような感じである。

こういう曲は80年代後半WHITESNAKEとは違うからといって忌避してしまいがちであるが、その類型を当てはめるのではなく、違うコンセプトで作られたソングであると思い、その曲に価値を見出そうとすれば充分にその魅力を伝わってくるのである。

次は、“She Give Me…”である。

この曲を聴くと懐かしくなる。

この曲はまさに2006年WHITESNAKEの来日公演のオープニングBGMに使われていた曲だからだ。

この曲は80年代後半WHITESNAKEのファンにも充分訴えれる曲である。

非常にアップテンポだしヘヴィさも充分ある!

本来のデヴィッドの声ではなく、何か変成する機材の工夫を凝らしているのである。

非常にスリリングで、聴いてすぐに印象になる曲である。

曲の途中でヘヴィなリフをこらして曲展開がなされるのはデヴィッドの得意とするところであるが、まさにその資質がこの曲でも開花しているのである。

この曲が今のヘヴィなWHITESNAKEでなされてもなんの不思議もない曲である。

奥ゆかしいデヴィッドの声が聴いていて興味深くなり、ついつい聴きいってしまう…そんな感じである。

devicGRP_0156


次はゆとりのある憩いの場に変化するまさにAORのバラードである“Don’t You Cry”である。

恋の相手に直接的に自分の気持ちをあけるイメージではなく、小説のように自分のナルシズムに浸ってその思いを自由につづった感じである。

先にAOR的なアルバムであると書いたが、完全なAORではなく、ヘヴィさを取り入れたAORといった感じの曲が多いアルバムである。

ヘヴィなギターリフでしかも、緩急のあるそのメロディが80年代後半WHITESNAKEの売り物であったが、そういう部分はこのアルバムでは少ない。

むしろ、そのリフは緩急は少ない感じである。

●“Love Is Blind
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=8__7A9tcyQs


この曲こそは、このアルバムを代表する曲でありシングルカットされた曲でもある。

非常に癒しの雰囲気がたっぷりだし、心安らぐバック音も素晴らしい!

今更ながらかもしれないが、デヴィッドの深い声や、オクターブの広さには脱帽するのである。

であるからこそ、いろんな曲風が生まれ、聴いた人を魅了することができるのだ。

covedel97


これはまさにAORそのものである。

ヨーロッパのいにしえの宮殿で聴けたらどんなにいいか知れない。

そんな優雅な情景を思わず夢見てしまう曲である。

こういう曲はWHITESNAKEにはなかった。

しかし心から讃えられるバラードの名曲である。

次はアコースティックギターから始まり、シャウトとともに激しい曲展開になる“Slave”である。

slave



この手法はデヴィッドにはおなじみである。

その咆哮ぶりがまさしくデヴィッドらしさにあふれたモノである。

シャウトとともに激しくなるだけでなく、また途中で静かな展開になるのがこの曲の特徴である。

その憩いの場への展開に思わず心安らぐのである。

次の“Cry For Love”は佳曲だ。

初期WHITESNAKEのような曲調のアップテンポソングだが、それに華やかなポップ性の加わった名曲と言ったらいいだろうか?

初期WHITESNAKEでは、バーで飲んでいるような気分になるような曲が多いが、それにTHUNDERのようなキャッチーさがあれば聴き手は興奮することは間違いない。

THUNDER“Englishman On Holiday”というソングがあったが、そんなモチーフにぴったりの首をアップダウンしたくなる曲である。

このアルバムはAORを基調としながらも、どこかメランコリックなギターメロがよく耳にする曲が多い。

次の“Living On Love”にはそういう部分が大いにある。

それが壮大な気宇をもって聴き手の脳内を覆いつくすのである。

それはギターだけでなくデヴィッドの声にもそういう工夫がこなされている。

その聴いた後の気分はWHITESNAKEにはなかった雰囲気である。

それがこのアルバムを聴くメリットの1つである。

その特徴が聴き手に何の興奮も感動も催さないならば、ただの特徴で終わってしまうが、そのがまた聴き手に聴きたい!と思わせるならばそれは立派な「特長」になる。

そんな特長を垣間見れるのがこのアルバムを聴くメリットの1つであることは言うを待たない。


●“Midnight Blue
    ↓



https://www.youtube.com/watch?v=w9tnqOMSmNc


次のMidnight Blue”はまたしても癒しの大草原ならぬ大海原が眼前に広がる錯覚に陥らせる名バラードである。

そのような感動に思わずただただ聴き入らざるを得なくなる…そんな空間にいざなってくれるソングである。


unabaGRP_0024


私は25歳を過ぎたらAORにのめりこみハードロックは聴かなくなるのかな、と思ったがそれを過ぎても全然ヘヴィナスを体が求めている。

しかし、このような癒しのバラードは凄まじく好きだ!

今もたまにビリージョエルボズスキャッグスをたまに聴いている。

そういう癒しの時空間が大好きだからだ。

次には『RESTLESS HEART』収録の“Too Many Tears”が収められている。

次は、非常にアップテンポなヘヴィソングな“Don’t Lie To Me”である。


デヴィッド2003年WHITESNAKEを復活させ、2008年にニューアルバムGOOD TO BE BADを出した。

badtobegood
GOOD TO BE BAD

その『GOOD TO BE BAD』に収録されても何ら遜色ないハードロックソングである。

サスペンスモノや刑事モノのドラマのオープニングソングにでも採用されそうな曲である。

先の“She Give Me…”と同じく、初めに印象に強く残る名ソングである。

非常にスリリングでカッコいい!


●“Wherever You May Go
 ↓



https://www.youtube.com/watch?v=qFjBTGEWy3A


これもまた…とありがちな表現を使ってしまいそうなバラードソングである。

日没時に、海平線をみて感動に浸っていたらいいのにと思うような曲である。

しかし、この時のデヴィッドの声は、これまでに聴いたことのない音域を使っている。

初め、だれが歌っているかわからなかったくらいである。

しかし、この曲を聴いてもデヴィッドの音楽性の広さが垣間見れる。
deviddyo


2003年以降、同じような選曲でWHITESNAKEをしてきたデヴィッドであるが、このような曲を聴くたびに、「こんな幅広い音楽性を持っているならどうして幅広い選曲をしないんだ!」と思わず言ってしまいたくなる(笑)

この感動的、叙情的な名バラードでこのアルバムは幕を閉じる。

デヴィッドの新たな面を見れるアルバムであると胸を張って言える出来である!

しかし、このアルバム発表に伴う来日公演は無しであった。

そして周知のようにデヴィッドはこのアルバム発表から3年後WHITESNAKEを復活させ、今に至るのである。

もしかしたら、このアルバムが売れればこういう音楽を中心としたソロアーティストになっていたかもしれない。

マイケルボルトンはまさにそういう道を歩んだ。

はじめはハードロックアーティストであったが、AORをするようになって売れたので、その道を歩むことにしたのだ。

しかし、このデヴィッドのINTO THE LIGHTはそんなに売れなかったのだ。

故国イギリス46位に入り、スウェーデンドイツなどでそこそこ売れたというだけである。

やはりAORがヒットする音楽のブームの余地がなかったとしか言いようがないのだ。

2003年の復活以降は、まさにヘヴィ志向の曲を作り、演奏してきた。

RESTLESS HEART』も、この『INTO THE LIGHT』もヘヴィ志向を大幅に捨てて作ったが、それほどの成功を収めることができなかったがために、多くの人にウケがいいヘヴィ志向に変えたのだろうか?

deviandws
RESTLESS HEART

そこは突っ込んだ質問をした音楽雑誌の編集員はいない。

どのような気持ちなのかはデヴィッド本人にも明確にはわからないだろう。

でもヘヴィ志向のほうが良いのは私含め多くのファンの気持ちだろう。

RESTLESS HEART』も、このINTO THE LIGHTも80年代後半のアルバムのようには売れなかったけれども、このようなアルバムだけを永遠に作っていくことも可能だったはずである。

あれだけの売り上げを世界で上げれば、当然いつまでたっても印税として収入が入ってくるのだから生活に困らないのだ。

私としては、リチャードマークスには、80年代のようにバックバンドをもってヘヴィな音楽をしてほしかったが、彼はそういうことは一切せず、近年はアコースティックギター1本だけで歌うステージ、というライヴを続けている。

richied
  リチャードマークス

それがヒットしなくても、80年代から90年代にかけてアルバムを売ったから、もうそれから先は印税で生活していけるから、あとは自分のしたい音楽をするだけでいいのだ。

それについて批判はすまい。

こういう面から、やはり『RESTLESS HEART』も、この『INTO THE LIGHT』もそれほど高い評価はえれないが、聴くたびにその魅力を発見できる傑作であるとは思う。

こういう派手さのないアルバムは聴き込まないとそれほど魅力が見えてこないのが難点である、それは間違いない。

そういうアルバムであると認識してもらえればいいと思う。

●このINTO THE LIGHTはこちら!
   ↓



イントゥ・ザ・ライト


●シングル“Love Is Blind”はこれ!
  ↓



Love Is Blind

1GRP_0011


このアルバム収録の“Into The Light”“Slave”She Give Me…”が選曲されたWHITESNAKEベストアルバムが以下である!
  ↓


The Silver Anniversary Collection
  HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム








メルマガ読者さん募集! 

読者登録していただければ、週1回、あなたの受信ボックスにHR/HMについてのメルマガをお届けいたします。登録、購読ともに無料です。将来的にはプレゼントコーナーやオフ会も計画中です。

ご希望のかたはこちら
まぐまぐでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<まぐまぐ
メルマでの配信を希望のかたはコチラをクリック→<メルマ



●コンサートチケットはこちらからどうぞ!

チケットぴあ


WHITESNAKEの総合サイト!

howasna13

  ↓

『WHITESNAKE.com』


このブログオススメの店です。

新宿レコード 良品たくさん取り揃えております!

●おススメのラーメン店『荒海』

http://www.araumi.net/




●この記事がよかったら、このボタンを押してくださいまし!


ハードロック・ヘヴィーメタル ブログランキングへ


スポンサーサイト

テーマ:いいもの紹介 - ジャンル:アフィリエイト

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://eurokennes.blog60.fc2.com/tb.php/299-f9f6bf1e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック