HR/HM温故知故
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(祝)DOKKENオリジナルメンバーでの『LOUD PARK』参戦及び単独公演決定!94年の再結成アルバム=『DYSFUNCTIONAL』を回顧する!
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DOKKENLOUD PARKにおける出演や単独公演が決定した。

DOKKENLOUD PARK初日のメインステージのSCORPIONSの直前に演奏するから、セカンドビル同様の扱いだ。

ドンドッケン、ジョージリンチ、ジェフピルソン、ミックブラウンというオリジナルラインナップでの出場だから当然の扱いだろう。

doken94zad


80年代から彼らを応援してきたファンには堪らない待遇だろう。

しかも、単独公演まで予定されている。

その公演のホールがいずれも中級のホールだからうれしいことこの上ないはずだ。

その日程は以下である!
  ↓
10月5日 大阪なんばHATCH
10月6日 福岡市民会館
10月9日 LOUD PARK
10月10日 広島BLUELIVE HIROSHIMA


チケットは以下よりどうぞ!

チケットぴあ

しかし、この時期になっていきなりオリジナルラインナップとはどういう気の変化かな?と不思議に思った。

このバンドは88年に一時解散をする。

この年にあのVAN HALEN’S MONSTERS OF ROCKにサードビルとして参戦する。

van halens monsters of rock


その際、バンド内というかジョージリンチドンドッケン仲は最悪の状態になっていて、ステージ上では、ジョージはステージ上をほとんど動かないでいたようである。


しかし、80年代の空前のハードロックブームに乗って、このバンドも人気を博すことに成功した。

そのギタリストであるジョージの紡ぎだす音、そしてテクニックに魅了されたのである。

george lynch
ジョージリンチ

日本のハードロックファンも多く彼に魅了された。

88年発表のBACK FOR THE ATTACKが最盛期で、もう少しで日本武道館公演敢行にまでたどり着けるくらいだったが、その一歩手前で終わってしまった。

しかし、そのアルバムでのジョージのプレイは素晴らしく、この年に日本武道館公演を実現させたイングヴェイマルムスティーンを差し置いて『BURRN!』の人気投票のギタリスト部門で見事チャンピオンに輝いている。

そのアルバムの素晴らしさは以下のページに書いたので読んでもらいたい。
  ↓

DOKKEN BACK FOR THE ATTACK
http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-84.html

そして解散後、ドンは自らのバンドDON DOKKENを結成し、アルバムを出す。

そこに集められたミュージシャンのすごさもさることながら、その音楽が特にギターの音が素晴らしく、今も愛聴盤になってしまっているのである。

その良さについては以下のページに書いたので読んでいただきたい。
  ↓

DON DOKKEN DON DOKKEN
http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-193.html


しかし、その確執を乗り越えて、94年にこのバンドは復活し、アルバムも出す。

そして2枚目のアルバムも出すが、このアルバムは今も不評のアルバムで、私自身もほとんど聴かずに中古盤屋に売ってしまった。

そして予想通りというか、ジョージは脱退しまたもLYNCH MOBを再結成させたり、他のヴォーカリストと一時的なプロジェクトをしたりという感じであった。

一方、ドンドッケンはバンドを存続したが、そのメンバーが定まらずに、かなりのマニアでないと把握できないほどの流動ぶりを発揮した(笑)

その後何枚かのアルバムを発表するが、中にはいいものがあるも、中にはよくないものもあって、全盛時代にはあれほどの人気を日本で誇ったにもかかわらず、日本では発売見送り、というアルバムもあったほどであった。

そういう状態ではファンが離れていくのも致し方ない。

そして紆余曲折をへて、オリジナルラインナップでの復活である!

これは一時的なものか、また恒常的なものになるかはわからない。

92年ロニーディオBLACK SABBATHに復活するも、アルバム1枚だけで抜けてしまい、「またか!やはりだめだったんだ…」と悲嘆にくれたが、2006年ロニーを含む元BLACK SABBATHのメンバーによるHEAVEN AND HELLというバンドの結成が実現できた。

やはりやろうと思えばできるのである。

このバンドの大ファンであれば、そう願うのが当たり前である。

SCORPIONSの例からも分かるように70歳を超えてもロックすることは可能なのだ!

確執乗り越えてこのバンドメンバーでこの先頑張ってほしいものである。

しかし、このバンドは先に、『LOUD PARK』初日のメインステージのSCORPIONSの直前に演奏すると書いたが、SCORRPIONSとは何か縁があるようだ。

88年の『VAN HALEN’S MONSTERS OF ROCK』においてもSCORPIONSの直前に演奏したし、2003年SCORPIONS、WHITESNAKE、DOKKENというラインナップで全米ツアーも敢行された。

dowssc


やはり同じテイストを持つバンドとしてドッキングされやすいのだ。

きたるLOUD PARKにおいて大勢の前で、その魅力をいかんなく発揮して、また人気を博すきっかけになってくれればと期待しているのである。

今からDOKKENのステージが楽しみでしょうがない!

今回紹介するのは、DOKKEN94年の再結成に際して出されたアルバムであるDYSFUNCTIONALである。

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このアルバムを聴いてわかるのは、非常にヘヴィ志向であるな、ということである。

VAN HALEN’S MONSTERS OF ROCKにおいてDOKKENの直前に演奏したMETALLICA91年に出したアルバムであるMETALLICAが全米だけで1500万枚もの売り上げを誇り、その内容と似たようなヘヴィ志向のアルバムがいろんなバンドから出されるブームが起きたのである。

ブラックアルバム
METALLICA

そのヘヴィでダークなアルバムを誰もが出すようになり、いろんなハードロックバンドが苦戦をチャートで強いられるようになった。

ハードロックの信条はやはり清涼なメロにあるからだ。

清涼なメロとダークでヘヴィなメロディは相容れるわけはないのだ。

DOKKEN94年に再結成してからもその動向は衰えず、そういう志向にせざるを得なかったのだ。

DOKKENとともにLAメタルの3巨頭と言われたRATTのスティーヴンパーシーのバンドARCADEもこの年にセカンドアルバムを出すが、そのアルバムも非常にヘヴィでダークな志向になりその魅力が半分以下になってしまった。

恐るべしMETALLICAと言わざるを得ない。

メタリカ
METALLICA

このアルバムの出だしの“Inside Looking Out”もその影響を少なからず受けざるを得なかった事情がうかがえる曲である。

そんなにスピーディではないし、ミドルテンポでしかも、ドラムのシンバル音がメランコリックに聴こえるようになってしまっている。

このバンドの顔であるジョージのギターソロに入る瞬間は、まさしく「待ってました!」と思う瞬間だが、それほどの本領発揮というぐらいにはなっていない。

まあ軽くウォーミングアップくらいに考えてCDを進める。

3曲目“The Maze”は非常にノスタルジックな情景の浮かぶ感じの佳曲である。

ジョージのアコースティックギターの音がそれに拍車をかける。

でもそのアコースティックギターの音をもっと前面に出せばいいのだが、時代の要請かヘヴィなエレクトリックギターのほうが大きくなっている。

georugerinti


全体的に最大のヒットアルバム収録の“Burning Like A Flame”の雰囲気がある。

音楽性のチェンジは私は構わないと思うのだ。

そのバンドの持ち味が殺さない程度であれば。

しかし、そのバンドの持ち味が完全に死滅してしまったら、もう聴かずに売ると決めている。

しかし、このアルバムはヘヴィ志向になりながら、持ち味を殺すことはしていない。

でももっとジョージのソロを前面に出したり、80年代の品位を出したりする工夫はしてほしかったのが正直なところである。

でもそれなりに味のあるアルバムではあるし、この曲もそうである。


●“Too High To Fly
   ↓



https://www.youtube.com/watch?v=4u7iyKJYAvA


次はシングルになった“Too High To Fly”だ。

ミドルよりもちょっと速めの曲で、しかもかなりギターもベースもヘヴィだ。

金属音も80年代に比べて多い。

それを80年代と比べて良しとするかどうかは聴き手次第であるが、私は聴くに堪えないということはなく、聴くごとに触感を刺激され、だんだんと好きになっていった経験がある。

このバンドの持ち味が消えてなく、活かされているからだ。

しかもヘドバンにはもってこいの曲だ。

ミックブラウンのドラムもなかなかいい。

しかしジョージのソロらしいソロがないのが残念だ。

次は感動的なバラードの“Nothing Left To Say”だ。

このアルバム発表後になされ、その音源もアコースティックライヴとしてCDも出たライヴアルバム(現在は廃盤)にも収録の佳曲バラードである。

この曲から醸し出される雰囲気こそは、あの“Dream Warrior”を想起させ、感動の渦に聴き手を引き込む。

LAメタルの3巨頭であったRATTは5枚目のアルバムでバラードを試みたが失敗に終わった。

そういうキャラではないし、シンガーがオクターブが狭かったからだ。

こういうシンプルな曲でこそ、そのプレイヤーの良し悪しがよくわかるのだ。

一切気負いのないアコースティックのプレイにその巧みさが垣間見れるはずだ。

doken94


次は、まるでMETALLICAのような“Shadow Of Life”だ。

DOKKENのファンなら、METALLICAの要素と聞いたらどう思うだろうか?

まったく相容れないと思いがちであるが、この曲がなかなかに良いのだ!

先の“Too High To Fly”のようにヘドバンをかましたくなるし、ここまでなりを潜めてたジョージのギターが活躍している。

でも、“Kiss Of Death”のようなエキセントリックさがないのがちょっと残念だが、でも悪くはない。

次の曲でさらにMETALLICA路線は進む。

●“Long Way Home
  ↓




https://www.youtube.com/watch?v=AzG6E_jxLHo


次の“Long Way Home”はさらにヘヴィでメランコリックなメロが出ている。

でもかっこいいことは間違いない。

出だしと伴奏で続いているギザギザと刻むギターリフが聴いていると興奮するのだ。

この音楽チェンジというか、時代の流行りの取入れによって佳曲になっているのである。

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発売前、BACK FOR THE ATTACKの路線をそのまま踏むのかどうかは私は問わなかった。

しかし、その取り入れが功を奏しているのは間違いない。

悲嘆にもくれない。

いい曲になっているからだ。

このアルバム中一番いい曲かもしれない。

次の“Sweet Chains”はまさに90年代中盤の音!というような体裁をしている。

ドンの歌とほとんどリフのないアコースティックギターの語り弾きにちょっと毛の生えたような曲だが、結構聴いていて面白い。

時折ドンののびやかなトーンヴォイスが耳を引く。

そこへ広大な気宇のあるエレキのリフが展開されればどうしても集中して聴かざるを得ない。

まるでドラマモノの映画のエンディングに使われそうな曲だ。

だが不思議な曲だ。

次の“Lesser Of Two Evils”90年代を代表するような曲の体裁をしている。

ギターの高音アルペジオで始まり、ちょっとスピーディな展開を見せる。

コーラスのメロがまさしくDOKKENらしい!

そしてミドルに展開されるが、そういうダレそうな場面において、技術的に高いミュージシャンであるがゆえにそのようにダレないのがこのバンドのベテランミュージシャンたるゆえんであろうか?

●“What Price
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=55FlvqpYL3g


次の“What Price”はスピーディな名曲である。

出だしのノイジックなリフに戸惑うかもしれないが、聴き進めてみるとそんなことは忘れてしまう。

ジョージ得意の高音フレーズに導かれてスピーディに曲が変わる!

それがただ速いだけでなく、飽きないフレーズやドラムリフをところどころに盛り込んであるのでつい聴いてしまうのだ。

そしてバックコーラスがこれまた魂を鼓舞するようなアグレッシブさを持っているので、心躍らざるを得ないのだ。

80年代には見れなかったDOKKENの味がよく詰まっている!

DOKKEN.jpg



最後はEMERSON、LAKE&PAKMERのカヴァーであるアコースティック主体の“From The Begining”で幕を閉じる。

このアルバムはヘヴィ路線を踏んだが、そんなに成功とはいいがたいがアメリカ47位にまで上昇し、ゴールドに届かず40万枚を売った。

日本では、再結成を喜び受け入れ、中級ホールが主な会場になって95年に来日公演を果してくれた。

(95年来日公演日程)
2月27日 川崎クラブチッタ
3月1日 新宿厚生年金会館
3月2日 新宿厚生年金会館
3月4日 渋谷公会堂
3月6日 大阪厚生年金会館



(主なセットリスト)
  • Without Warning~Tooth And Nail
  • When Heavens Comes Down
  • Into The Fire
  • Kiss Of Death
  • Shadows Of Life
  • The Maze
  • Long Way Home
  • Breaking The Chains
  • Unchain The Night
  • Just Got Lucky
  • Nothing Left To Say
  • I Will Remember
  • Alone Again
  • Mr.Scary
  • It’s Not Love
(ENCORE)
  • Paris Is Burinig
  • In My Dream
●このアルバムは以下よりどうぞ!
  ↓



Dysfunctional

longwayhome



●デビューから最初の解散後出たライヴアルバムを1つのボックスに詰めたコンピレーションアルバムがこれ!
   ↓



5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET

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