HR/HM温故知故
かつて一世を風靡したHR/HMについて、私の個人的な思いいれ、独自な見方、ニッチな情報、そして映像を提示していきます
10月10日のWHITESNAKEの静岡市民文化会館でのライヴ内容はこれ!
ws18.jpg

10月10日の祝日に私は静岡県の市民文化会館にいった。

WHITESNAKEの単独公演をみるためである。

WHITESNAKEは、LOUD PARKヘッドライナーとしての出演が決まっていたが、それならばフルセットかそれに近いセットでなされるのが予想できたが、それでも1つでも多くこのバンドのライヴをみたかったし、当日は祝日だし、静岡は小学校の時はよく家族旅行に行ったが、年を重ねるごとに行かなくなっていったので、これはまた静岡に行けるチャンスと見て、この単独公演を観に行こうと決めたのである。

私の住む東京から電車で実に3時間で行けるのである。

その旅路も実に楽しかった。

途中で当所の料理を食べれるメリットもある。

途中で小田原で昼食を摂る。

小田原は海の町であるがゆえに海鮮は新鮮だった。

とれたてのマグロのドンブリは東京とは違って非常に新鮮で柔らかい。

それを摂った後に再び電車にのって静岡に行く、静岡駅に着くと、そこは東京にある都市風景と変わらない。

そこは港町かと予想していたが、海は全然見えない。

もっと車で奥に行かなければ…予想が完全にはずれた(笑)、まあいい。

こういう町に来たら、そこの商店街にいって当地のお土産屋を詮索するのが1つの楽しみであるが、なぜかそこらにはシャッターが閉まっている店が多い。

東京一極集中で人口を中央に取られて需要がないのだろう。

しかし、寂しいことこの上ない。

警官に静岡文化会館の場所を訊いて、そこに行く。

そこはまあ普通の公営の会館といったたたずまいである。

bunkamurasi.jpg


しかし、開演までに2時間以上ある。

本を読んで時間をつぶす。

するとグッズ販売が開始されるアナウンスが肉声でされる。

私は並んで買う。

友人に買ってくると約束したので。

そこでは、LOUD PARKでは売ってなかったWHITESNAKEのパンフレットが売られていて、私は喜び買う、そして見る。

まだ時間がある。

仕方ないから再び商店街にいって喫茶店で本を読む。

しかしお洒落な若者向けの喫茶店であるが、店内には「本日は17時閉店です」と書いてある。

東京だったら、こんなお洒落な喫茶店だったら夜10時まで営業していても充分お客さんが来るだろうと予想できるが、人が少ない静岡ではそれは無理なのだろうと思った。

早く静岡に人口が戻ってくれることを切に祈っている。

17時ちょっと前に出て、再び文化会館にゆっくりとした歩調で行く。

席に着き開演まで待つ。

10分くらい前に開演の告知がなされる。

これまでVAN HALENRATTなどのハードロックバンドのBGMが流れていたが、場内が暗転すると、これまでWHITESNAKEの公演でなされる直前に流されていた英国テイストのブルーズソングが流される。

このBGMで観客のボルテージがいやが応にも高まる。

そしてギター音が出ると観客は叫んで応える。

デヴィッドが登場して、おなじみの「Are You Ready~!」とシャウトする。

dalekucGRP_0029.jpg


それに声援で応える。

何が始まるか?

勿論“Bad Boys”だ。

あの伝説のWHITESNAKEアルバムからの永遠のアンセムであるこの曲は、このアルバムが発表されてから、この曲で何回ツアーで始まっただろう?

白蛇の紋章
WHITESNAKE

数えきれない。

しかし、ファンにとってはどうでもいい!

この曲を観れるだけで、この曲をデヴィッドが歌うのを観るだけで幸せなのだ。

しかし、私が行った昨日のLOUD PARKでは参った!(笑)


louddyGRP_0024


WHITESNAKEの公演を間近でみたいと、直前のNIGHTWISHが始まる前からWHITESNAKEがやるアリーナの前に行って前から6列くらいの場所を陣取ったのだが、やはりファンもかなり多いために、WHITESNAKEの公演が始まるや否やおしくらまんじゅう状態になり、しかも私は背が小さいので、そんな状態では背が高い人の背に隠れてバンドメンバーがほとんど見えなくなってしまった。

こんな状態よりも、後ろに行ってみた方がいいと思い、後ろに行こうとするも後の祭り。

後ろにはぎっしり人が詰まって、戻れる状態ではなかった。

しかもモッシュ状態が止まらない。

こんなすごい人のラッシュでは、倒れて下敷き状態になる危険も出てきた。

かつて88年のイギリスのMONSTERS OF ROCKにおいてその犠牲者としての死人が出たことを思い出した。

次はいくらファンでも前には行かないと決心した次第であった。

しかし、この静岡公演は全席指定で、私は前から16列目の席をゲットできた。

このくらいのほうが見やすいのだ。

しかもスピーカーの直前では、ギター、ベース、ドラム、ヴォーカル、キーボードのちょうどいいコラボ和音が聴けないで、混然となった轟音にしかならないのが分かった。

やはりメンバーが見れるだけではだめで、その演奏が最高の状態で聴けなくては意味がないのだ。

今回の静岡公演のほうがギターやベースはもちろんドラムも音がよく聴こえる。

来てよかったと思った瞬間であった。

ステージからこのくらい離れた状態が一番いいと納得した私は、次のLOUD PARKやスタンディング形式のライヴでは、そんな前に行かないと誓ったのだった。

しかし、いつものことながら時折みせるデヴィッドの愛らしい笑顔には癒される。

これを見れることもこのバンドのライヴに足を運ぶメリットの1つであることは間違いない。

この“Bad Boys”はリフ、メロ、曲から醸し出される雰囲気全てがいいのだ。

そして曲中盤にソロが奏でられる。

そのソロもあのアルバム収録通りにされなくては意味がないし、それ以外にアレンジして演奏されたら失望してしまう。

それくらい超A級のソロなのだ。

ここは、前のアルバムから加入したジョエルホークストラがコピーして奏でてくれる。

ahhjoel


やはりこのギタリストはこのバンドの感性にぴったりだ。

このバンドに引き入れられて正解だ。

この曲が終わって、すかさず“Slide It In”が始まる。

“Bad Boys”からこの曲という流れもやはりこれまでのこのバンドの歴史の中で何回も繰り返されたパターンであるが、飽きることはない。

このバンドのファンでない人は飽きるだろうが、私ふくめる大ファンは聴くごとにさらに好きになるのだ。

それはこのバンドのブートレッグを鑑賞していればわかる。

何十回いや何百回も鑑賞するが、飽きるどころか更に観たくなる。

それがファンの心理である。

“slide it in right to the top,I never gonna stop slide it in…”

という歌詞も大合唱だ。

そしてレブビーチのソロにつながるとまたボルテージが上がる。

やはり感動的だ。

そう感動的になるのは曲がいいからだけでなく、プレイヤーがこのバンドに合った感性をしているからだ。

それがアンフィットのプレイヤーではこうはならない。

ジョエルのみならず、レブもこのバンドに永遠にいるべきメンバーだ。

次は、何か?水色のバックライトが非常に似合うキーボードのイントロが流れると“Love Ain’t No Stranger”だとわかる。

“Who knows where the cold wind blows”とデヴィッドが歌い、すぐにマイクを観客に差し向ける。

観客は“I ask my friend but nobody know”とこたえる。

そして歌詞を歌った後、“Love ain’t no strangerー!”とシャウトすると曲が展開され、また興奮する。

この曲収録のアルバムからワールドワイドで勝負できる楽曲を作るようにこのバンド、というかデヴィッドは成長したと思う。

そのアルバムを代表するこの曲もまた、このバンドのライヴでは欠かせない曲であることに間違いはない。

しかし、この曲の全体的な雰囲気、メロとどれもいい感触である。

この曲がなかったら、このバンドのライヴを観る意味がないとすら思うマテリアルである。

ハードロックはやはりそのギターソロもよくなくては、失望してしまうものである。

この曲ではジョエルが弾く。

その抒情的に弾く手腕はいい。

ヘヴィさ、そしてメロディとどれをとってもこのバンドは私や大ファンに人には快適ゾーンなのだ。

デスやブラックメタル、スラッシュメタルも私は好きで何十枚もCDを持っているが、そんな毎日聴きたいとは思わないし、昨年のSLAYERMEGADETHがヘッドライナーを務めたLOUD PARKに出演したバンドばかりのフェスはそんなに最初から最後まで熱中して観ることはできないのが実情である(笑)。

やはりWHITESNAKEくらいのヘヴィさがちょうどいいのだ。

この曲が終わるとすかさず、SLIP OF THE TONGUEからの名バラードである“The Deeper The Love”がなされる。

slip special edition
SLIP OF THE TONGUE

“Is This Love”程はヒットしなかったが、それでも全米チャートにランクインしたし、90年の日本の年間での輸入盤のシングルの総売り上げでは1位になったのだ!

要するにハードロック/ヘヴィメタルアーティストの90年の年間の日本でのシングルの輸入盤ではこの曲が一番売れたのだということである。

これを知って驚いた人は以下のページに飛んでその曲収録のアルバムを見てほしい。

http://eurokennes.blog60.fc2.com/blog-entry-66.html

私自身この曲は好きだ。

この曲を弾いたスティーヴヴァイのアメリカンテイストのソロが批判されたこともあったが、私はそのアメリカンスタイルだからこそ佳曲になったと思うのだ。

そのアメリカンスタイルに倣ったレブがこの曲のソロを弾く。

それも素晴らしいし、この曲全体の和やかな雰囲気も大好きだ。

ライヴのみならずこの曲収録のアルバム自体を聴くことをお勧めしたい。

次は“Fool For Your Loving”だ。

この曲もSLIP OF THE TONGUE収録だ。

アルバム収録とは違う始まり方であるが、それなりに緊張感が醸し出される佳曲だ。

ブルーズテイストを失わずにプレイしなければ、この曲は良くは聴こえない。

プレイする人のセンスがそれにぴったりとはまっていないと。

この曲のソロで、掛け合いが展開されるのだが、非常にうまくこなしている。

前日は、アリーナの前のほうに行き過ぎてメンバーの姿がよく見えなかったが、見えて嬉しい。

そこで確認できるのは、デヴィッドのステージアクションの良さである。

観客の立場にたってからなのか、自分をよく見せたいからなのかはわかりかねるが、とにかくデヴィッドのステージアクションは素晴らしい。

wssGRP_0239


左右よく動きまくって、振り付けをしたり、マイクを絶妙のタイミングで出して歌わせるので、観客はテンションを下げることはない。

しかも、日ごろからエクササイズを欠かさないらしく、いつもセクシーな動きをしているのだ。

そのルックスはもちろん、ステージアクションも、全然今年12歳になる孫がいるようには見えないのだ。

私が20代30代のOLで、上司がデヴィッドだったら禁断のオフィスラヴでもしちゃいそうな感じである。

wakdave


そういったところを見ると、音楽だけでなく、この人の基本的なモラルにも惹かれるのだ。

「ずっとこうでありたいな」という。

このくらいで、初め着ていたこのバンドの長袖Tシャツを着替えて別のTシャツに着替える。

前の『PURPLE TOUR』の際にも思ったが、デヴィッドがステージで着ているシャツはどれもコンサート会場で売っていないのだ。

デヴィッドが着ているシャツはどれも「欲しい!」と思うに充分なカッコいいモノだ。

また、このバンドのブランドワインをよくネットで見つけるのだが、これも大手ネットショップで売られていないのが残念なのだ。

wineryGRP_0257.jpg

いつか買えるようになることを切に願っているのだ。

この曲が終わると、少しのMCを入れた後、“Ain’t No Love In The Heart Of The City”が始まる。

この日本公演の前のアメリカでおこなわれたライヴではこの曲でなく、“Sailing Ship”がなされたが、わたしとしては“Sailing Ship”のほうがしてほしかった曲ではある。

SLIP OF THE TONGUE収録の長大な感動的なバラードで、しかもこの曲はこれまでライヴで一切なされたことはないからだ。

しかし今回の日本公演では違った。

今回は、この曲はフルでなされることはなく、半分くらいで終わり、すぐさま“Judgement Day”につなげられた。

これはフルでなされた。

しかしこの曲もこのバンドが誇るミドルのパワーブルーズである。

聴くごとに味が広がる感じの曲である。

速い曲のみならず、こういうスローな曲でもやはり自信を身に着けたバンドメンバーからはオーラがほとばしるものだ。

そういうオーラを感じながら観ているとさらに感動が広がるのだ。

この曲がデヴィッドの高音シャウトで幕を閉じると、2人のギタリストを紹介しまずはレブのギターソロが展開される。

続いてジョエルがソロを展開する。

壮大な気宇を擁したメロに感動する。

david08


すると次に“Slow An’ Easy”が始まる。

この曲のダダダダダン!ダダダダダン!ダダダダダーン!というドラミングは非常に快感ですらある。

この曲はコージーパウエルのために作られたようなニュアンスのある曲のようだが、実際に聴き比べてみると私にはトミーアルドリッジのほうが似合っているように思えて仕方ないのである。

それを聴いていうるうちにやはりそのことを強く思うのだ。

レコードに収録されているように、人の拍手音をフィーチャーしているこの曲だが、それよろしく同じように拍手が展開される。

こういう観客が一体となった瞬間も、ライヴに足を運ぶメリットなのだ。

しかし思うのは、『SLIDE IT IN』収録の曲はこの曲含めて3曲がなされた。

slide it in
SLIDE IT IN

しかし、SLIP OF THE TONGUE収録のオリジナル曲は“Judgement Day”だけである。

あのアルバムからは佳曲がもっとたくさんある。

タイトルトラックの“Slip Of The Tongue”Cheap And Nasty“Kittens Gotten Claws”“Now You’re Gone”など聴きごたえは充分の曲ばかりである。

あのアルバムからはしないのは、デヴィッドに言わせれば、スティーヴヴァイのギターアレンジが気に入らないからだ」という。

ならば、アレンジしなおせばいいではないか、と思われて仕方ないのだ。

アレンジが気に入らなくとも、素材はいいのだからそれを使わない手はないと思うが、この思いがデヴィッドに届くことはないのだろうか?

そして次にマイケルデヴィンのベースソロが始まる。

スカパー系のフレーズを満載したソロである。

いい味を出してきたデヴィンだがこういう面もあるんだと納得!

80swGRP_0095.jpg


それが終わるとすかさずすさまじいドラムとギターのイントロが始まる。

そのメロディで誰もが“Crying In The Rain”であることがわかる。

この曲は2006年以来セットから外されていたが、久々に観れてうれしさがこみ上げる!

やはりこの曲もWHITESNAKEの佳曲のリストからは絶対に外れない曲であることは間違いない!

ややスローテンポのパワーブルーズは最高級の贅沢な時空間を聴き手に提供してくれるのだ。

この曲は87年においてもなされていた。

しかし、あのWHITESNAKEアルバムに収録されているヴァージョンとは似ても似つかないソロにエイドリアンに変えられて、私は失望してしまったのだ。

あのアルバムに収録されているのは、まぎれもない超A級のソロだ。

それをライヴで再現してくれなくては観に来た意味がないのだ。

デヴィッドもあの曲に関しては「トゥールドフランス級のソロだ!」と称賛していたし、あれ以外のアレンジに変えられては我慢ならないとコメントしていたが、私も同感だ。

あのアルバム通りにプレイするように指図したのだろうか。

今回ソロを担当したレブは、あのアルバム通りに再現してくれたのだ。

rebyGRP_0378.jpg
  レブビーチ

それには感謝したいくらいである。

ソロが終わると、トミーのドラムソロに入る。

今回は、前日のようには悪くはきこえない。

非常にキレのがよく聴こえる。

デヴィッドよりも1歳年上のトミーだが、この人もこの年齢とは思えないくらいのはつらつさを維持している。

「これで60代半ばか?」と驚嘆の思いに駆られる。

この曲が終わると、壮厳なキーボード音が流れる。

“Is This Love”だ。

先の“The Deeper The Love”もいいが、このイントロを聴くと、やはりこのバンドにはこのバラードでなくちゃ、と思ってしまう。

超名バラードだ。

観客が一体になって手拍子をし、一緒にフレーズを口ずさむ。

その曲のメロと歌メロの混然一体感がまたいいのだ。

このソウルフルでラクシャリーな曲に感動せずにいられようか。

これが終わると、元気のいいリフがさく裂する。

“Give Me All Your Love”だ。

この曲がなされると、このライヴ自体が終わりに近づいているのがわかる。

そんなことを思っているうちにこの曲に魂が引き込まれる。

これもまた一緒に歌っていて快感になる曲だ。

歌いやすい歌メロ、歌メロ自体のカッコよさと良い面しか見えない曲だ。

ソロが終わった直後、観客が歌わざるを得ない箇所がある。

そこで当然大合唱が起きる。

私も周りの人間も魂を振り出して歌う。

いい瞬間だ。

デヴィッドの振り付けで曲が終了すると、大きな拍手が起きる。

次はウェディングのメロを想起させる“Here I Go Again”だ。

ここぞとばかりに観客も盛り上がる。

両腕を真横に開いて、頭上で合わせて手拍子をする。

私は禁断かもしれないがブートレッグで何百回もみたおなじみの風景だが、それになじみのない観客は久しぶりにする行為にうれしいだろうし、かくいう私も嬉しい。

hereGRP_0155.jpg


やはりハイライトは、ソロに入る直前の掛け声と、そしてソロのメロディだろう。

初めて聴いたとき、あまりの良さに感動がいつまでも心に持続したのである。

そして今も続いている。

そしてこの曲の最後にHere I goーー!」とレコードと全く変わらぬシャウトを施して曲が終わる。

こういう妥協ない歌唱が、また観客に次も来たい!と思わせることになるのだ。

誰かは言わないが、レコード通りに歌わずにキーをものすごい下げて歌うシンガーがいるのは確かだ。

そういうシンガーだと次に来ようとはよほどのファンでない限り思わないのだ。

60代半ばになってもそれが持続できているデヴィッドには敬服の気持ちでいっぱいである!

終わるとメンバーがステージをあとにする。

3分くらいで戻ってきて。

デヴィッドDo You Wanna Make Some Noise?」と問う。

観客はYeah―!」と手を振り上げてこたえる。

屋根が吹かれ煽られそうなほどのギターリフがさく裂する。

“Still Of The Night”だ!

まず最初のフレーズをデヴィッドが歌い、すぐにマイクを観客に差し出す。

観客はSnifing aroud your door!」と応える。

そしてあとは周知のフレーズがこなされ曲内に突入する。

クライマックス直前と分かった観客もここぞとばかりにノリまくる。

この曲を聴くたびに思うのだが、よくこんなドラマティックでかっこいい曲を創造できたな、ということである。

stillclip.jpg

想像するのは簡単だ。

それを実際に曲として具現するのはそれは並大抵のセンスでは無理な話である。

一度、シャウトから曲が静まり返り、ゆっくりと進み、再び速く展開する。

そしてすさまじいばかりのギターソロがなされる。

そのソロもレコード通りでないと満足できない。

それをジョエルは体現してくれている。

それを聴いてまたも感動する。

still of the night! still of the night! still of the night!という孤号が4回繰り返された後に曲は止められる。

そしてデヴィッドBe safe Be happy And Don’t make you Afraidと言って終わるかと思いきやそうならず、いきなり聴いたことあるギターフレーズが始まる。

3秒たって“Burn”であることがわかる。

このライヴ最高のノリを見せる!

All I Hearーー、Burーーn!と観客が歌う。

DEEP PURPLEを代表する曲で且つ、この期のWHITESNAKEを代表する曲ですらある。

87年に大ヒットを記録したWHITESNAKEであるが、それよりさかのぼること13年前の曲ではあるが、ゆえにヘヴィさで見劣りがして、そしてギターのテクニックでもどうしてもそんなにファンにはなれなかったが、この曲がこのバンドでされるようになってからはWHITESNAKEのファンにも充分受け入れられるほどのヘヴィさとテクニックが導入されて見劣りが全く見えないできになっている。

何よりもそのテクが素晴らしい。

まずはレブがソロを弾くが、レブWINGER時代からその手腕のレベルの高さは尋常ではない。

ライトハンドの超名手だ。

オリジナルヴァージョンよりも何倍もの輝きを放った曲に仕上げている。

やはりそのさびで歌う場面が多いがゆえにライヴにおいて好きになってしまうのだ。

曲が終盤に差し掛かると寂しさを感じだすのである。

そして終わる。

もう曲はないだろうという思いがよぎる。

メンバーが全員ステージ中央に集まり、互いに握手したり抱き合っている。

wsGRP_0277.jpg


全員が肩を組んで横一列に並ぶと“We Wish You Well”のピアノイントロが流れ出す。

「やはり終わりだ…」という思いと、終わりを祝福する何とも言えない気持ちがよぎる。

これ以上ない華やかな雰囲気につつまれ、拍手が起きる。

メンバーがほとんど退場したあたりに、ライヴ終焉の告知がなされる。

無心になって会場を後にした。

今回の来日に際し、デヴィッドは「“Looking For Love”“Straight For The Heart”“Don’t Turn Away”といった曲を一度もライヴでしていない。それらをしたい。」というニュアンスのことをインタビューで喋っていた。

しかしなされずである。

衰えは今回も見えなかったし、まだまだツアーはできるだろう。

その時はそれらの曲を是非ともしてほしいものである。

あれらの曲は私もこの上ない佳曲だし、ライヴでなされていなかったのが不思議であったのだ。

次はしてくれることを祈っている。

●その“Looking For Love” “Straight For The Heart” “Don’t Turn Away”が収録されているアルバムは以下のアルバムである。

日本盤には収録されていないので注意。
  ↓



1987 (REMASTERED)

bosstede


今回の来日前のデヴィッドのインタビューや、LOUD PARK出演の多アーティストのインタビューを収録した『BURRN!』10月号はこちら!
  


BURRN! (バーン) 2016年 10月号

●コンサートチケットはこちらからどうぞ!

チケットぴあ


WHITESNAKEの総合サイト!

howasna13

  ↓

『WHITESNAKE.com』


このブログオススメの店です。

新宿レコード 良品たくさん取り揃えております!

●おススメのラーメン店『荒海』

http://www.araumi.net/




●この記事がよかったら、このボタンを押してくださいまし!


ハードロック・ヘヴィーメタル ブログランキングへ


スポンサーサイト

テーマ:いいもの紹介 - ジャンル:アフィリエイト

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://eurokennes.blog60.fc2.com/tb.php/306-820d3072
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック