2019.08.21.Wed(22:29)
サイドバンドでありながらゴールドを獲得したSTONE SOURの『STONE SOUR』
私はSLIPKNOTは好きだが、それ以上にSTONE SOURの方が好きである。
変わっていると思われるかもしれないが、事実だからしょうがない(笑)
ちなみにであるが、JOURNEYよりもHARDLINEの方が好きであるのも事実である。
本当のことだからしょうがない(笑)。
前に、STONE SOURのサードアルバムについて紹介したことがあったが、今回はそのデビューアルバムについて書いていきたいと思う。
このバンドはSLIPKNOTのシンガーであるコリー.テイラーが結成したバンドである。
というか、SLIPKNOTを結成する前から、このバンドを結成していたが、SLIPKNOTの方が本格化したがゆえに、このバンドの方が後回しになってしまったようだ。
しかし、今はコリーのサイドビジネス的なニュアンスが強いが、なかなかどうして素晴らしい出来のバンドである。
その素晴らしさは、サードアルバムを紹介した時にも書いたほどである。
普通、サイドビジネス的なバンドは、結構忘れられがちになるが、ことこのSTONE SOURについてはそういう事がない、いやそれ以上であるということは先に書いたとおりである。
その中身については、以下書いていこう。
このアルバムは2002年に発表された。
最初は、“Get Inside”で始まる。
激しいドラムとギターのリフが、交差する場面で始まる。
その交差がまたいい。
普通のドラムやギターのリフで交叉した音ならば、退屈に思われがちであるが、ことメタルやハードロックのそれならば、激しさとリフの多さで聴いているほうは気持ちよくなり心躍るのである。
普通のロックやポップであれば、やはり物足りなく思い、聴かなくなってしまう。
そういうパターンは往々にしてある。
最近あるバンドのCDを聴いたが、そういう思いが交差したのである。
こういうリフこそメタルファンを必死に鼓舞するだろう。
この曲での巧みなギターソロも同じように!
ハードロックのリフに若干ヘヴィさを加味した感じのヘヴィさである。
この曲も、やはりSLIPKNOTでの曲と同じく、コリーの嗚咽とシャウトがさく裂する。
この人のアイデンティティを形成しているのがわかる。
次は“Orchids”である。
やはりこのシンガー=コリーとわかるシャウト方式が、このバンドやSLIPKNOTとわかるのだ。
しかし、そのヘヴィさがSLIPKNOTよりも抑えられている按配もまた私がSLIPKNOTよりも好きである理由の1つだろうと思う。
私はメタルよりもハードロックの方が好みであるからだ。
でもメタルも好きだ。
この曲の続編のような感じで次の“Cold Reader”が続くのだ。
メルヘンチックな面妖なメロが先に出て、そのまま金属音を全面に出たリフがさく裂しそのまま牽引する。
そして曲の間では、コリーお得意の嗚咽気味のシャウトがさく裂する。
その音色を聴いていると、LIKE A STORMの音楽を思い出す。
LIKE A STORM
その曲編成の仕方も似ている。
何やらこういった事象を鑑みると、LIKE A STORMはこのバンドからも影響を受けているのだろうと思われてならない。
いろんな音からインスピレーションを受けて曲をミュージシャンは書くので、このバンドからの影響はあるかどうかをLIKE A STORMにきいてもわからないだろう。
例え影響があったとしても、そのパクリではなないし、自分なりの消化を経て、オリジナルへの昇華はしていることは間違いない。
次は“Blotter”だ。
高音のシャウトの交差をしているのを聴くとSLIPKNOTを思い出す。
しかし、このバンドとSLIPKNOTとの音楽的な違いは何かと問われたら、やはり前面に出る声の度合いだろうか。
だが画然たる違いはないから、そう断言するのは難しいかもしれないし、このバンドでしかしない音作りなどできた話ではないから、一概には言えない。
私はこのバンドの方がSLIPKNOTよりも好きと書いたが、当然SLIPKNOTのファンもこのバンドを気に入ることは間違いない。
乾いた声音に編纂しながら、コリーのヴォーカル中心に曲が展開される次の“Choose”はミドルテンポで、ギターのリフがまた汽車のようで興味深い!
その興味深いリフが次の“Monolith”でも活用されながら進行する。
それが次の“Inhale”でも継がれる。
●“Inhale”
↓
https://www.youtube.com/watch?v=7NHz3Koj7o0
しかしいくら興味深いリフや曲の雰囲気を持っていても、同じような曲ではやはり飽きてしまう。
違う曲をしてくれ、とすぐさま思ってしまう。
その思いをすぐに消してくれるのが次の“Bother”である。
●“Bother”
↓
https://www.youtube.com/watch?v=Q-pXD0FXLQ8
この曲はアコースティックギター、いや普通のギターを和音になってヘヴィにならないように弾いているだけだが、その工夫もまたいい!
その哀愁漂い、砂漠をさすらっている俳優になっているような気分になるドラマティックな曲だ。
当然バラードである。
前に『AUDIO SECRECY』にも収められていた“Hesitate”もまた感動的なバラードだ。
一度聴いたら、いつまでも耳朶からはなれない秀逸なメロが盛り込まれているのだ。
ハードロックでこのジャンルに入った私が、メタルバンドのバラードで感動するとは思わなかったと書いたが、それと同じくこのバラードでもいかれそうだ!
次の“Blue Study”で、曲展開が若干速めになり心が発奮する。
メランコリックな雰囲気を活かした“Take A Number”はSLIPKNOTのアルバムの後半に収められていそうなナンバーだ。
その次に“Idle Hand”でMETALLICAのような激しさを持ったリフも内包されたリフがさく裂し、心が鼓舞され、次の“Tumult”が更に激しくなり完全にヘドバン状態である。
女性のさけびのようなSEや甲高い意味不明なSEの間隙を通るように曲が展開されて、コリーのカスレたようなプロダクションのヴォーカルもさく裂し完全にイってしまう!
時にUNITED風でもあるのが面白い。
次の“Omega”はコリーがただしゃべっているだけであり、果たして曲といえるかどうかはわからない(笑)
このアルバムが発表された直後は、来日公演はかなわなかったが、2006年において日本の『SUMMER SONIC』のメインステージにおいてオープニングアクトとして出演した。
そして同じ年のドイツでの『ROCK AM RING』での出演も決定した。
このアルバムは、全米で46位にまで上昇、50万枚を売りゴールドディスクを獲得した。
次のアルバムはプラチナを獲得し、その次はもっとそれまでのアルバムよりも上位にいったことなどから2010年の『LOUD PARK』ではサードビルにまで抜擢された。
メインのバンドがありながら、これだけの活躍を見せたサイドバンドは私は知らない。
ひとえに曲がいいからだろう。
そのバンドの魅力をみる一環としてこのアルバムを聴くのもまた一興であることは間違いない。
これは海外盤では、エンハンスト仕用になっていてパソコンで“Get Inside”が観れるものも市場に出回っている可能性ありだ。
それを期待して購入することをお勧めする(笑)
●この『STONE SOUR』は以下よりどうぞ!
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Stone Sour (W/Dvd) (Spec)
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今回はこれにて終了します。
ありがとうございました。
【PR】バランスがいい食事が大事ですよ!
こんにちは。
このサイトに来ていただき感謝します。
今回は、食事のバランスの重要性について話していきたいと思います。
そこで思い出されるのは、「大食い競争」ですね。
僕が10代のころは、夜にたくさんテレビ放映されてましたが、今はどうなんでしょう?
常人よりも何倍も多く食べれる人を集めて一番多く食べれた人が賞金を獲得するという趣旨でした。
大食い競争でよくなされていたのは、ラーメン早食い競争とか、わんこそば早食い競争などでした。
しかし、なぜああいう競争に出場できていた人はあんなに何十杯もラーメンやそばを食べれたのでしょうか?
最大の理由は、1種類のものしか食べない競争だったからですね。
人の体というのは、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維等をバランスよく食べていれば、自然と食欲は止むようにできているのです。
しかしおなかがすいたときに、炭水化物だけとか、食物繊維だけとかいうように1種類しか食べないでいると、いつまでたっても食欲中枢が満足されずに、いつまでもお腹がすいた状態のままでいるために、ついつい食べ過ぎてしまい、それがお腹にとどまり脂肪の原因になるのです。
こういうメカニズムであることが早食い競争の番組主催者はわかっているために、ラーメンだけとかわんこそばだけとかいうように、1種類しか食べさせる競争をしているのです。
あれがもし、定食早食い競争ではどうでしょうか?
「ご飯、みそ汁、おかず、サラダ」このセットを食べたら次のセットを食べるというふうにしてしまったら、食欲中枢がすぐ満足されて、3セットとか5セットくらい定食のセットを食べただけで競争者たちは満腹になってしまい、番組が成り立たなくなってしまいますね。
ですから、ダイエットを志す人はたんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維等バランスよく食べることが重要です。
決して摂取カロリーを低く抑えないといけないからといって、菓子パンだけとか、そばだけとかいうように1種類しか食べないでいると、後で食欲中枢が満足されずにいて、お腹がへって、つまみ食いを知らぬうちにしてしまうことになります。
例えば、夜8時とか9時とかまでに仕事がある人がいるとしましょう。
それまでに小腹を満たすために、菓子パンだけを夕食として食べて済ましていたとしましょう。
すると後でお腹がへってしまい、寝る間際になって夕食と同等の食事をしてしまう、ということになります。
ダイエットをちょっとでも勉強した人はご存知であると思いますが、寝る前3時間前以内に食事をするとダイエットによくないのです。
ですから、こういうパターンも同様に、食事はバランスよく食べることが重要なのです。
決して菓子パンだけ、そばやうどんだけ、ラーメンだけというのはNGにしてほしいものです。
でもたまにならいいんですよ。
しかし、毎回毎回こういう食事で済ますのはだめです。
絶対に!(笑)
参考にどうぞ!
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<<トニー.マーティン在籍時のBLACK SABBATHの名作『HEADLESS CROSS』
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スティーヴン.パーシー(RATT)とアル.ピトレリ(SAVATAGE)が結成した伝説バンドVERTEX の『VERTEX』>>
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