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ジューダスプリーストの『BRITISH STEEL』

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 ブリティッシュスティール
 遂にあのJUDAS PRIESTが来月の17日ラウドパークに参戦する。

しかも、あの名盤BRITISH STEEL』完全再現を公約して!

完全再現…これまで、いろんなアーティストがこれをしてきた。 

 


 QUEEN’SRYCHEしかり、DIOしかり、METALLICAしかり、SLAYERしかり、IRON MAIDENしかりである。

 
  これは、そのアーティストが、その歴史を代表する名盤をアピールする場合に良く用いられてきた。

 よって、代表作や最上の売上を上げたアルバムを完全再現する場合が多かった。

 しかし、ことJUDAS PRIESTに関しては、その歴史の中でたくさんの名盤を生み出してきたことから鑑みて、どのアルバムを完全再現してもおかしくはない。

それくらいの多くの名盤を彼らは擁しているのだ。

judas priest

 今回、そのBRITISH STEELをそのリストに入れたのは実に興味深い。

 そのJUDAS PRIESTの音楽のルーツを遡ることによって、 BRITISH STEELが選ばれたのだという。

 のみならず、彼らの育った環境をも表しているのだ。

 彼らが生まれ育ったイギリスのミッドランド地方製鉄所で有名である。

工場、炭鉱、鉄工所、エネルギー、メタルノイズ、煙、煙突

 こういったものに囲まれてハンマー音やノコを聞いてJUDAS PRIESTのメンバーは育ったのだという。 

 このような環境が、彼らの『鋼鉄神』としてのアイデンティティをはぐくんだ事は間違いない。

 
この環境がなければ、今のJUDAS PRIESTはないといってもいいだろう。



 JUDAS PRIESTはどのバンドよりも早くへヴィで、メタリックな音を出したことで有名である!

 
その彼らにとってBRITISH STEELアルバムは重要な位置を占めるのである。

 このアルバムが、

多くのミュージシャンにインスパイアを与え、

 「このアルバムを聴いて、ロックを始めた!」

 というアーティストは山ほどいるのだ。



judasGRP_0096


JUDAS PRIESTは、

 各々が幅広い趣味を持っていて、その音楽性をスタジオに詰め寄ると、特別なケミストリーが生まれ、しっかりとしたJUDASの音になるのだという。
 
 
なるほど、かれらのニューアルバム制作の方法論はいつもそうだ。

「同じことは繰り返さない」

 METALLICALED ZEPPELINEと同様これに尽きる。

 シンセギターでポップな路線を開拓し、ファンの地平を広くしたTURBOや、

 スラッシュメタルの超アグレッシヴな攻撃性をふんだんにといれたPAINKILLERなど,

 時代が求めている要素を、最大公約数的支持を受ける最高の状態に音と曲を完成させる能力がものすごくあるのだ。

 しかもがどれも良い!
 
スティール 

 ↑ヘビィメタルの歴史に多大な影響を与えたジューダス・プリーストの名盤ブリティッシュ・スティールの制作過程に迫ったドキュメンタリーが“Good Music! Good Price!”シリーズとして廉価版で再発売。

 パッケージをトールサイズに変更。

 

 何事も、目新しいことや、それまでしなかったことを試みると、決まって反発が起きるものである!

 JUDAS PRIESTの上記のアルバムの発表時も例外ではない。
 
 しかしその声も、アルバムが売れ浸透していくにつれ、いつしか少数派に成り下がり、賞賛する声の方が多数派になりそれで終わる、というパターンで終わった。

  『BRITISH STEELもその例に漏れない。
 
 それだけではない。

 BRITISH STEEL時代を超越した名盤であるといっても差し支えないだろう! 


 それまで、へヴィロックやプロググレッシヴという言葉の流通が普通であったが、このアルバムにおいて初めてへヴィメタルバンドとしての地位が確立された作品なのである。

 
別の項で、DEEP PURPLE、BLACK SABBATH、JUDAS PRIESTはHR/HMを聴く人にとっては、必ず聴かなくてはならない教養だと書いたが(まだまだとり上げるべきアーティストはあるが、それは後に述べたい)、

 JUDAS PRIESTの場合、まさにこの 『BRITISH STEELを聴くべきであると私は思うのであるがいかがだろうか?

 歴史的な名作といって良いBRITISH STEEL 、これが発表された当時は、日本には来日公演が実現できなかった

 
その無念が30年ぶりに果たされる!

ファイル0018 (1)


 
これをラウドパークで見逃すなかれ!
ブリティッシュスティール 










まずは“Rapid Fire”で始まる。

このころのブートレッグは販売されていたのかどうかわかりかねる。

つい最近東京新宿にあるブートレッグ屋であるAIRSが閉店してしまったのが嘆かわしいことである。

このページを書くにあたり、やはり当時のライヴ模様を確認したいところであるが、ブートレッグ屋がないので仕方ない。

しかし、この曲が初めになされていたら非常に盛り上がったことは間違いない。

非常に疾走感のある曲だし、生々しいギター音が聴いていて気持ちがいい!

私がこのバンドの音を初めて知ったのは、 DEFENDER OF THE FAITHでその次にPAINKILLERだったので、ヘヴィさ加減では劣る感があるのは否めないが、当時の機材のレベルを考えれば致し方ない。

しかし、のちに完全再現がなされ、その模様を収めたDVDとCDのセットが販売されているので、それを聴けばその不満は完全に解消されるだろう。

しかし、この当時のメンバー達は30歳前後。

この若さゆえの楽曲だと感じることができる。

粗削りなのだ。

だが雑ということではない。

wakajudas


若さゆえの荒々しさが活きているのだ。

初めのギターリフも同様に、ギターソロに移る前のバイクのエンジンをもじったようなギターリフを聴いていると心跳ね上がる感じがするのだ。

疾走感があるがまとまりがある。

異常な佳曲である。

そして、次の“Metal Gods”に続く。

その際、爆発音のエコーが鳴り響いてから消えそうな瞬間にそれに続くのだ。

その演出が非常に憎いくらいにいい!


●“Metal Gods
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=QcURhfhPJiM


いま改めて原版を聴いてみると、やはりこの曲もDEFENDER OF THE FAITHPAINKILLERをはじめに聴いた私には物足りなくなるが、当時はこの音が最強だったのだろう。

この曲は周知のように、2003年にそれまで脱退していたロブが戻ってからは、必ずコンサートの2曲目になされている。

“Electric Eye”の次に、あるいは“Rapid Fire”の次に、あるいは“Dragonaut”の次になされている。

するとつなぎの曲としてはこの曲以外はありえない!といえるくらいに聴き手を興奮させるのだ!

はっきりいってこういう曲は珍しい。

idainarujud


たとえて言えば、餃子とビールの関係のようだ。

餃子はそのままでも旨いが、そこのビールを継ぐと非常に味が盛り上がるのだ。

そういう魅力を秘めた曲といっていいだろう。

しかもこの曲のソロを聴くと、そのメロディにも耳を奪われる。

このバンドのギタリストは非常なメロディメイカーであることも認識できる。


●“Breaking The Law
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=L397TWLwrUU


この曲もJUDAS PRIESTを代表する曲であるし、今も必ずコンサートでなされる曲である。

立て続けに、今のこのバンドでなされている曲が3つもなされると、その後はい意欲がなくなってしまうんじゃないかと思われがちであるが、そうではない。

以下にも、いろんないい曲が詰まっている。

そんなに速くない曲であるが、そのミドルロングのリフが聴いていて気持ちよくなる。

中間のパトカーを彷彿させるSEもまた小憎いほどに快感である。

roberutohal


次は“Grinder”である。

この曲は、最近のコンサートではほとんどされることはない。

しかし、ミドルテンポでもリフの炸裂で耳を引くのは間違いない。

あらためて耳をそばだてて聴くと、そのギターソロのメロに感心する。

このバンドは、そんなにイングヴェイのような派手なメロはないが、非常にいいギターソロをたくさん擁している。

その曲を活かすような。

耳を引くようなギターソロでなければ、やはり誰も感動させることはできない。

そういういいメロを擁した曲が多くあるのだJUDAS PRIESTには。


●”United
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=NdZlVlshnO4


次は“United”である。

この曲も、最近のJUDAS PRIESTのコンサートではよくなされている。

こうなると、また、「こんなに最初に最近のコンサートでもしている曲を立て続けて演奏したら…」という不安がよぎるが安心してほしい(笑)。

ギターリフとドラミングの渋い掛け合いで始まる。

そのメロがまたいい!

大きい気泡の中にいるような気になる、その壮大さがこの曲にはある!

そして、コンサートでは演奏されることで、観衆とメンバーが一体となってサビを歌う。

その光景を思い出すとたまらなくなる。

spriet


次は“You Don’t Have To Be Old To Be Wise”である。

この曲は、“Heading Out To The Highway”のメロディに似ている。

しかしこの曲も佳曲である。

しかし、改めて聴くとこのバンドは、そしてこのアルバムは佳曲にあふれている。

そう思わせるには、シングルカットされる曲のみならず、他にもいい曲が4曲以上なければそう思わせるに充分でない。

充分にそういう曲が、このアルバムには収められている。

突き抜けるようなギターリフで始まる曲であるが、しかしそのメロにも心が思わずいってしまう。

そのバンド特有の特徴的なメロがありながら、どれもが要所要所で聴きあきないメロ作りにいそしんでいる。


そんな感じを受けるのは私だけであろうか?

とくに伴奏のギターソロは聴き耳をそばだてる。


 ●“Livin’ After Midnight
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=W48H8iMPFEM


これも最近のコンサートでは不可欠のナンバーだ。

反則かもしれないが、最近のこのバンドのオフィシャルらいヴDVDやブートレッグを観るとそのヘヴィさがこのアルバム原版よりもかなりヘヴィにされているので、その光景を思い出すと興奮するのだ。

しかし原版ではヘヴィさが足りないのは否めない。

しかし逆に生々しさでは上なので、その魅力に取りつかれたJUDASのファンならば、どちらもいいだろう。

たぐいまれなる歌唱の力を持ったロブであるからして、どのような曲でも佳曲に仕上げてしまう能力いや魔力があるのだ。

roboo


それはこの“Livin’ After Midnight”を聴いていてもわかるだろう。

またギタリストもそう言えるわけで、この曲でのギターソロは異常な躍動感があっていいのだ!

次は、ベースときらびやかなギターフレーズで始まる“The Rage”である。

スローテンポだが渋くてカッコいい。

こんなタイプの曲があったのかと驚くはずである。

力強いギターリフが中間でよく頻繁になされて、それが鼓舞するに充分な品位を備えている。

ツインギターの特徴を活かしたヘヴィな佳曲である。

最後は、“Steeler”で終わる。

アップテンポのディスコティックな曲である。

これもツインギターの特徴を活かした曲である。

思わずヘドバンをかましたくなる曲である。

やはりコンサートのほうが必然的にヘヴィな曲になるので、その際はこのアルバムが出た当時でも盛り上がった曲だったろうと思う。

デビュー当時のWHITESNAKEはバーで酒を飲みながら聴くに適した楽曲をたくさん擁していたが、そんな場面で聴いたら最高の曲ではないだろうか?

最近になってこのアルバムが見直されて、そして昨今のヘヴィブームにおいてこのバンドが注目されてきたので、その流れでこのアルバムを熟聴きしているが、改めて聴くとこのアルバムは非常な佳曲揃いであることに気付くことになった。

そうなれば、他のこのバンドのアルバムを1枚通して聴きたくなるアルバムがいくつも候補として挙がってくる。

機会があれば随時それを紹介していきたいと思う。

このアルバムがこんなにいい曲を擁しているのだから、他のアルバムもそういうものがいくらもあるはずである。

蛇足だが、このアルバム発表後、この年にデビューしたてのIRON MAIDENを前座に全米を回ることになった。

judasiron


JUDAS PRIESTIRON MAIDEN…ともに英国を代表するヘヴィメタルバンドである。

そのコンサートの模様を、ファンならずしも誰でも見たいと思うだろう。

それを確認するのはブートレッグ屋は必需だが、先にも書いたようにいろんなバンドのいろんな年代のブートを擁するブート屋である『AIRS』は閉店してしまった。

だからそれを確認するすべはほぼゼロといっていいだろう。

非常に嘆かわしい事態である。

そして周知のようにこのアルバム発表後、80年にグラハムボネット擁するRAINBOWをヘッドライナーにした第1回目のMONSTERS OF ROCKセカンドビルとして参戦したのである。80年


このアルバムは、彼らの故国イギリスでは4位をマークし、シルバーディスク(6万枚)を獲得し、アメリカでは34位まで上昇、プラチナディスクを獲得する。

(収録曲)
Rapid Fire
Metal Gods
Breaking The Law
Grinder
United
You Don’t Have To Be Old To Be Wise
Living After Midnight
The Rage
Steeler

●このBRITISH STEELはコチラよりどうぞ!
  ↓



British Steel (Exp)

国内盤


ブリティッシュ・スティール

LP


British Steel [LP]

erokuchi



BRITISH STEEL完全再現のライヴDVDとアルバムの原版のカップリングしたアイテムはコレ!
  ↓
ブリティッシュ・スティール・30th アニバーサリー・エディション(DVD付)

輸入盤は以下!

British Steel: 30th Anniversary (W/Dvd) (Bril)

  HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム





歴史に残るBRITISH STEEL!   

 国内盤、輸入盤、アナログ、Tシャツいろいろあり!
   ↓

 


  

ただいま、全米でホワイトスネイクを前座に廻っている。

2009



そのセットリストはこちら
   ↓

JUDAS PRIEST


1.rapid fire
2.metal gods
3.breakinng the law
4.grinder
5.united
6.you don’t have to be old to be wise
7.livin’ after midnight
8.the rage
9.steeler
10.the ripper
11.prophecy
12.rock hard ride free
13.victim of change
(encore)
1.freewheel burning
2.diamonds & rust
3.you’ve got another thing comin’

WHITESNAKE


WS.jpg 

(前座のWHITESNAKEのセットリスト)
1.bad boys
2.fool for your loving
3.love ain’t no stranger
4.slow an’ easy
5.lay down your love
6.crying in the rain
7.is this love
8.give me all your love
9.here i go again
10.still of the night

 

 



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10月16日17日 KORNOZZYがそれぞれヘッドライナーに決定したLOUD PARK

16日HALFORD、STONE SOUR、ACCEPT、RATTなど
17日MOTORHEAD、AVENGED 7FOLD、ANGRAなどが参戦決定!
その他の、参加バンドは以下を見てチェック!

loud park



11月30日 12月1日 東京ドーム公演が決まったBON JOVI!
BON JOVI


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