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シンデレラの『ナイトソングス』(ボンジョヴィが発掘したバンドに迫る

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シンデレラ   
 CINDERELLAは、BON JOVIによって発掘され、デビューを飾ることができたバンドである。

 そんなCINDERELLAだが、86年に鳴りもの入りでデビューする。

ペンシルヴァニア州のフィラデルフィア拠点に活動していたが、

その音楽性といい、ライブパフォーマンスといい、とてつもなく良いものを持っていたがために、ジョンボンジョヴィの目にとまり、そのススメでレコード会社の目にも触れることができ、デビューにこぎ着くことができた。

ある意味、名の通りシンデレラ物語を地でいくようなデビューだったわけである。。
jon.jpg
 結果的に全米で300万枚のセールを挙げることになるが、そんなBON JOVIからの紹介という枕詞だけで売れたとは言えない。
 
 なぜなら、

 BON JOVIは今でこそ自他ともに認める大スターだが、86年当時はまだ50万枚を売り上げる中堅バンドにすぎなかったからである。

 そのアルバムの内容であるが凄まじいに一言につきる!

 それは、  

 国内盤だけのレコードの生産だけでは間に合わず(当時はレコードとカセットしかなかった)、海外からピクチャーレコードを仕入れて、それを国内の通常のレコード店で販売して充当していた

くらいであるから、その凄まじさがわかろうというものだろう。
night songs 
  デビュー後、レコード会社に紹介した当のBON JOVIは勿論、RATTの全米ツアーにも同行し、

瞬く間にアルバムはチャートを上昇し、シングルヒットも勿論連発!

 その年の日本のハードロックチャートでもBON JOVISLIPPERY WHEN WETに次ぐ2位にランクインを果たすのである。

 新人部門では勿論チャンピオンである。

 (蛇足ながら、CINDERELLAのドラマー、フレッドコーリーとRATTのスティーブンパーシーはここで知り合い、友人になり、93年の二人が中心になって結成したバンドARCADEのルーツはこのツアーになる)
dancing undercover       slippery.jpg

 しかし、当時これほどまでの売りあげをCINDERELLAが挙げると誰が予想しただろうか?

 BON JOVISLIPPERY WHEN WETは言わずと知れた、世界的に有名な誰でも知っている超モンスターアルバムでアメリカだけで当時800万枚の売り上げを挙げたので敵わなかったが、

 もうひとつのツアーのメインアクトだったRATTのアルバムDANCING UNDERCOVER(左上図、プラチナを獲得)の売上を大幅にひき放し、

 全米チャート3位にまで食い込む健闘をみせ、結果的には300万枚の売り上げを果たすのである!

 
 ある意味、BON JOVIにとっては、危なかったといえる。BON JOVIは、あのSLIPPERY WHEN WETから大ヒット街道を上ることになるのだが、それまではゴールド(50万枚)アーティストにしかすぎなかった。

 もしもSLIPPERY WHEN WETがあまり売れずにいたら、自分がレコード会社に推薦した面目丸つぶれになってはいないだろうか?


 では、そのデビューアルバムにしていきなり300万枚もの売り上げを果たした、CINDERELLANIGHT SONGSアルバムを内見してみよう。


 小嵐の夜に吹雪が吹き、教会の鐘で始まるアタマの“Night Songs”からしてミドルテンポだが、ドラマティックかつパワフルだ。

 ツインリードで畳みかけるギターの音色が心地よい。

唸るようなギター音に、畳みこむリフ音、そしてリードボーカル兼ギターのトムの声、これがこのCINDERELLAの魅力である

 
 それを見事に体現しているのが、 ”Shake Me””Nothin’ For Nothin’”Hell On Wheals”であろう。

 これらは佳曲として明記しておいていいだろう。

 特に明記しておきたいのは、ギアエンジン全開で迫ってくるギター音とベース音が心地よくしかも聴き手の腹にまで入ってくる”Somebody Save Me”であろう。



 この曲を聴いていると、魂が揺さぶられるような、そんな気がするのである。

 鳥肌モノである!

 
 CINDERELLAのこのアルバムでの代表曲は”Shake Me” だ。 ”Nothin’ For Nothin’ だ。 ”Somebody Save Me”だ。 ”Nobody’s Fool”だ、といろいろあるが、

 要するに佳曲揃いなのである。

 どれもが甲乙つけがたい!

 CINDERELLAはツインリードギターのバンドである。

 どちらがスライド、どちらかリードという分担分業体制ではない。

 曲によってポジションは異なる。

 そのソロの掛け合いが絶妙なのである!




 それが如実に出ているのは”Nobody’s Fool”と”Nothin’ For Nothin’ではないかと思う。

 しかし、ソロの出番はトムのほうが多い。

 トムのソロの出番は7割で、もう一人のギタリストのジェフラバーのは3割といったところだろうか。

 トムのほうがボーカリストであるのもかかわらず出番が多い上に、ジェフがソロを弾いていても、付け足しでソロに介入してくる場面も多々ある。




 それは曲を考えてのことなのか、単にトムがこのバンドの顔だから入るようにしているのか、あるいはトムが単なる目立ちたがり屋なのかはわからない。

 そのソロの掛け合いは非常にいい。

 重いドラムとギター音の刻み込むようなリフが売り物のミドルテンポでドラマチックな終わり方の”Back Home Again"でこの良質なアルバムは終了する。

 とにかく、このアルバムは佳曲揃いである!

 一聴を勧めたい!

Do yo wanna this album?




  ↑ 
全米3位を記録し、300万枚を売ったデビューアルバム!  試聴コーナーあり。  
          

 これほどの良きアルバムを作り、セールも大きく挙げれば、当然コンサート事務局の目に止まらないはずはなく、このアルバムが発表された翌年のイギリスのド二ントンでおこなわれたMONSTERS OF ROCKのオープニングアクトにCINDERELLAは抜擢され(ちなみにこのフェスのヘッドライナーはBON JOVIだった)、また同じ年のドイツでおこなわれたMONSTERS OF ROCKにも参加するのである。

ドニントン mor 87 

 新人でありながら、2つの超ビッグイヴェントに参加出来るとは前代未聞である。
 
 この年にも、もちろん来日公演も決定した。

87年 CINDERELLA来日公演日程)
8月5日  名古屋市公会堂
8月6日  大阪厚生年金会館
8月8日  東京簡易保険ホール
8月10日 東京簡易保険ホール
8月13日 東京渋谷公会堂
8月15日 東京簡易保険ホール 


 まさしくシンデレラと言うにふさわしいデビューであり、彼らの絶頂期ですらあったのである。
 
 後の彼らの歴史を俯瞰すればわかるように、彼らはこのアルバムにおいて頂点を極めてしまったのである。
 
 それから、2枚3枚とアルバムを出すも、いずれもプラチナ(100万枚)のセールをあげるも、このデビューアルバムのようなセールはあげれていない。 

 そして、94年の4枚目のアルバムが低迷し、その後スタジオアルバムは出ていないまま、潜伏期に入っている。

 そのことについては別の項で書いたので、参照していただきたい→ (このページ)

 ともあれ、それ以降の彼らの歴史において低迷していても、デビュー当時の偉業が損なわれるわけではない。 


 ●そんな凄い彼らのアルバムを堪能したいかたは、以下をお買いになることをおススメする。
  


ナイト・ソングス

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