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ジョンサイクスの集大成ライヴアルバム!


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bad boy live

 

 2003年WHITESNAKEは6年の長い休みから復活し、音楽シーンに戻ってきた。その時演奏されたのは、このバンドの最高傑作であり、かつ一番セールを挙げたWHITESNAKE からの曲である。

 その時、新たにこのバンドのギタリストになったダグアルドリッチ(写真左下)によって、このアルバム収録の

 ”Bad Boys”
 ”Still Of The Night”
 ”Crying In The Rain”
 ”Is This Love”

 
といった名曲が、アルバム通りの名ソロで披露されたことにより、話題を呼んだ。

 特に”Crying In The Rain”が注目を浴びたのである。
白蛇の紋章

   doug

 しかし、このアルバムにおいて実際にレコーディングしたのは、ほかでもないジョンサイクスである。

 
アルバム収録のソロがとてつもなく素晴らしいということが再度認識され、白羽の矢が立ち、急遽ジョンサイクス2004年のソロ来日公演にて、上記の”Bad Boys””Still Of The Night””Crying In The Rain”が早速披露される運びになったのである。

 ジョンは自らのバンドBLUE MURDERにおいてもWHITESNAKEの曲を演奏していたが、それは”Still Of The Nightだけであった。

 それが一気に4曲に増えたのは、新加入したダグが完コピして話題を呼んだところが大きい。
プリティメイズ 
 また、PRETTY MAIDSが、ジョンサイクスWHITESNAKEの前に加入していたバンドのTHIN LIZZYにおいて作った名曲”Please Don’t Leave Me”を原曲以上に素晴らしいヴァージョンに作り替えてシングルカットし話題を呼び、そのことにおいても白羽の矢が立ち、急遽オリジナルのジョンサイクス(右下写真)に注目が集まったのである。
sykes.jpg
 しかし、ジョンサイクスはこれらの例からもわかるように、自分からではなく、他人が自分の曲をプレイすることによって、認識され注目される特徴があるようだ。

 
非常に珍しいパターンであることは言うまでもない。

 演奏力は言うの及ばず、作曲能力、パフォーマンス、ルックスなどどれをとっても一流である

 
にもかかわらずである。

 ファンの私から言わせればもっと彼に注目してほしいものである。

 ジョンサイクス84年WHITESNAKEに加入した。

 その時にそれまでに出来ていたアルバムSLIDE IT INをアメリカ向けにリミックスする作業に取り掛かったのがこのバンドでの一番初めの作業であった。

 (そのアメリカ向けのアルバムの方が、既存のヴァージョンよりも全然良いのでそちらを勧めたい。左下がそのジャケット)
 

 その時のメンバーはデヴィッドカヴァーデール、ジョンの他、二―ルマーレイ、コージーパウエルという今考えればもの凄いメンバーである。

 85年には、今や伝説となったブラジルでのROCK IN RIOが有名である。

 その時のセットリストは以下のとおりである。

1.Walking In The Shadow Of The Blues
 2.Guilty Of Love
 3.Ready & Willing
 4.Love Ain't No Stranger
  5.Crying In The Rain
  6.Ain't No Love In The Heart Of The City
 7.Slow An' Easy
 8.Slide It In





slide it in

rock in rio ws
 その時の、海外でのオフィシャルライヴCDが発売されているのだが、それを聴くと
Crying In The Rain”のソロはすでにWHITESNAKEに収められているソロの通りに披露されているのがわかる。

 周知の通り、この曲は元は82年のアルバムSAINTS & SINNERS』 (右下写真)に収められているものを、ヴァージョンを一変させて87年に発表されたWHITESNAKEアルバムに収めれたものである。

 その改められたものの方が断然好きだ。

 あまりにパワフルである上に、男の魂を揺さぶられるのだ。

 注目すべきは、そのソロの凄さである。

 
あまりにパワフルで情熱的で、これを感動出来ない人はロックを聴くし資格はないとすら言いたくなるほどの素晴らしいソロだ。

 
前項で私は超ウルトラスーパーへヴィ級と表現したが、デヴィッドカヴァーデール「トゥールドフランス級」と表現していた。

 そのことをデヴィッドは讃えていたのが、私は驚きであった。

 結果的に喧嘩別れしたジョンデヴィッドだが、功績は認めていたのだ。saints and sinners

 さらに、デヴィッドは続ける、

 あのジョンが弾いた”Crying In The Rain”の情熱的なソロでない限り、私は聴く気になれない。

 エイドリアンがあのソロを弾いたが、感動したことは一度もない。

 だから、あの曲はセットから外さなくてはいけなかった。

 それはつらい選択だった。

と、しかしダグの加入およびあのソロの完コピによって、セットに再び登場することになったのである。

 そこで、このソロをレコードで弾いたのは誰だ?

 それはジョンだ!、ということになり、2004年ジョンのソロでの来日公演で急遽この曲がセットに入る運びになったのである。


 そういった経緯もあるが、とにかく、この選曲はベストである。 

 ”Bad Boys”
 ”Crying In The Rain”
 ”Is This Love”

 
の3曲が新たに加味されたことも嬉しいし、しかもそのどれもがベストの曲であるのにもかかわらず、それがアルバム収録通りのソロで再現されているのが、私のみならず、ファンの誰もが嬉しいと思うことではないだろうか。

 そして、このライヴで演奏された曲は、THIN LIZZY,WHITESNAKE,BLUE MURDER,SYKESとこれまでジョンが歩んできたキャリアのどれからも名曲が選曲されている。

 まさにベストオブベストと呼ぶにふさわしいライヴアルバムである。



 WHITESNAKEアルバムやBLUE MURDERアルバムでのあの、

 パワフルかつテクニカルなプレイを、ジョン一人でリードヴォーカルをしながらギターをプレイをしているのである。

 それはそれは大変な作業であるが、それを難なくこなしているところが何ともたまげることである。

 
最近デビューしたオリアンティ(下写真)のヴォーカル兼テクニカルなリードギターも凄いが、それとはレベルが違う。
orianthi.jpg 

”Bad Boys””Crying In The Rain””Is This Love” ”Still Of The Night”といったメロディがあり、曲の展開に起伏があり、フレーズがたくさんあり、レパートリーの多い曲は演奏するだけでも凄いのに、それを全部リードヴォーカルをこなしながらの作業なので、自分の声をメロディに乗せながら歌うところはカヴァーデールのようには出来ていないのは仕方ない。

 しかし、 Look In His Eyes”I Don’t Wanna Live My Life Like Youなどの勢いのある曲においては、起伏があまりないためか、かなり上手く歌いこなしている。

 しかしあのWHITESNAKEアルバムでの完コピをダグがライヴにおいてこなしたとはいえ、レコーディングでのフィーリングまで完コピはできてはいない。

 それはやはり違う人間だから仕方ない。

 しかし、このライヴにおいては、アルバムでのフィーリングが完全に再現されている。それが再現されているところを聴くと妙にホッとするし、心和やかになるのは私だけではないであろう。

 ジョンサイクスのキャリアをべストオブベストの選曲で再現したライヴアルバム
…そんなフレーズがぴったりのCDだと思ってもらえたらいいと私は思う。




(収録曲)
1.Bad Boys
2.We All Fall Down
3.Cold Sweat
4.Crying In The Rain
5.Jelly Roll
6.Is This Love
7.Look In His Eyes
8.I Don’t Wanna Live My Life Like You
9.Please Don’t Leave Me
10.Still Of The Night
11.Thunder And Lightning

●以上の2曲もライヴヴァージョンで収録れているのがこのCD (試聴コーナーもあり!)
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