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WHITESNAKE初のドニントンでのヘッドライナー!
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mor83.jpg

 ついにWHITESNAKE83年に、母国イギリスでのライヴイベントMONSTERS OF ROCKでのヘッドライナーを務めるにいたった。

 READY AN‘ WILLING全英6位、COME AN’ GET IT全英2位SAINTS AN’ SINNERSが全英9位と好調なセールを続ければ、7万人以上もはいる会場でのヘッドライナーを務めるにいたったのも当然のなりゆきだっただろう。

 日本でもこのバンドの人気は着実に伸び、 SAINTS AN’ SINNERS時には、武道館公演2回できた。

saints and sinners
SAINTS AN’ SINNERS


 まさに旬の時期だったのだ。

 この時の武道館公演の音源を収めたブートレッグは、いまだに東京などのブートレッグ屋で売られているのである。

 そんな、人気が着実に伸びてファンの心が定着していた旬の時に、そんな大きな会場でのヘッドライナーを務めた時の映像が販売されれば、当時のファンは喜びもひとしおだっただろうことは容易に想像できる。

 映像がテレビに映り、メンバーの顔が出れば、もう興奮せずにはいられない!といったような感じで。

 80年代初頭には、WHITESNAKEの人気は着実に伸びていた時期であり、 READY AN‘ WILLING』『COME AN’ GET IT』『SAINTS AN’ SINNERSの3つのアルバムからシングルカットされたビデオクリップを集めたホームビデオも販売されたし、84年SUPER ROCKの映像も販売された。

 そしてこのMONSTERS OF ROCK 83’の映像も販売されたのである。

monsune.jpg


 しかし、いずれもVHSやレーザーディスクでの販売だったので、そのマテリアルはネットで探しても入手困難である。

 しかし、この『MONSTERS OF ROCK』は今、DVDで入手可能である。


●”Walking In The Shadow Of The Blues
  ↓



http://youtu.be/H-TaEz4gKNw


 この曲は97年WHITESNAKEの公演でも最初の曲であった。

 その時のデヴィッドカヴァーデールのインタビューによると、彼のブルーズ人生においてこの曲は欠かせない曲であるそうだ。

cacachan.jpg


 確かに、じんわりと曲が進み、曲が展開されていく様はまさに「ブルーズ!」と言いたくなるような気品に満ちている。

 ミドルテンポだし、そんなに派手さはないが、聴き手の心を揺さぶるメロをもっている。

 DEEP PURPLE時代のデヴィッドは派手に動くこともなかったが、このころから観客の立場になって、どのようなことをすればいいかを考案し、それをステージで実行するようになった。

 ナルシシズムに纏われ、ほとんど動かないステージアクションのために、観るほうが退屈してしまうバンドは洋の東西を問わずに存在するが、ことデヴィッドに関してはそういうことが全くない。

 そんなナルシシズムに纏われたバンドのライヴは、コンサートはもちろんライヴ映像でも退屈するのが通常である。

 しかし、ことヴィレヴァロ率いるHIMだけは例外である。

誠に不思議で、理由が見つからないが…。

ヴィレヴァロ
ヴィレヴァロ(HIM

 私は、90年WHITESNAKEのライヴを初めて観にいったが、その時に思ったのがデヴィッドこそ最高のエンターテイナーだ、ということである。

 あれほどの見事なステージアクションは観たことがなのである。



●”Rough An’ Ready
  ↓



http://youtu.be/AMBApTqI7JY


 この曲はSAINTS AN’ SINNERS収録の佳曲の1つである。

 このアルバムは、スピーディなナンバーが多く、非常に聴きやすいアルバムでありかつ良好なアルバムである。

 このアルバム制作時には関わってないが、制作後オリジナルメンバーであるバーニーマースデンが脱退してしまったために、デヴィッドカヴァーデールDEEP PURPLEで盟友だったグレンヒューズと同じバンドだったTRAPEZEのギタリストだったメルギャレーが加入している。

 また、このライヴから、DEEP PURPLEで盟友だったリッチーブラックモアのRAINBOWのメンバーだったコージーパウエルがドラマーとして加入し、大きな話題となった。

そして、元DEEP PURPLEジョンロードも参加している。

 DEEP PURPLEの盟友とかかわりがあるメンバーが一緒のバンドでプレイする…なんか興味深さがあるが、西洋ではそれが当たり前のようにある。

 このコージーの加入によってWHITESNAKEは注目を浴びた。

コージー
コージーパウエル

 WHITESNAKEの人気は、コージーのファンとWHITESNAKEというバンドのファンの2つが混在しているとまで言われた。

 彼より派手で凄いプレイをするドラマーをたくさん見てきた私は、「ほんとかね?」みたいな感じだったが…(笑)。

しかし、 この”Rough An’ Ready”は今では一切プレイされることがないだろうし、この83年以降は全くプレイされていない。

 そういう曲を観れるのが、こういった昔のライヴを観るメリットの1つである。



●”Fool For Your Loving
  ↓



http://youtu.be/Jaxnye1kNYw


 この曲は、今は亡きBBキングに贈るために制作したが、出来が良すぎたのでもったいなくなって急遽シングルにしてしまおうということになった曲である。

READY AN‘ WILLING収録で全英43位にまでいった。



 この曲がリメイクされて89年発表のSLIP OF THE TONGUEに収録されているのは周知の事実である。

スリップオブ
SLIP OF THE TONGUE

 90年MONSTERS OF ROCKにもヘッドライナーをつとめたが、その際にもその”Fool For Your Loving”はプレイされた。

 そして、その後もそのまた後もそのまた後にも、この”Fool For Your Loving”はプレイされている。

  要するに、この曲はWHITESNAKEには欠かせないマテリアルなのだ。

 シングルチャートではそんなに奮わなかったが、観客は歓待をもって迎え入れている。

 しかし、90年MONSTERS OF ROCKでのWHITESNAKEは批判が多いのである。

 その時の『BURRN!』も所有しているが(そんな昔のまだもってんの?とあきられそうだが笑)、その時のレビューを読むと、

 「わずかに反応しているのは、前にいる観客だけである。83年にヘッドライナーを務めた時のほうが断然よかった。」

 などと書いてあるが、そうなのかな?と首をかしげざるを得ない。

 この時の映像は、LIVE AT DONINGTON 90としてオフィシャルDVDが出ているが、それは遠くの観客が、ステージがよく見えなくて退屈してしまわないようにステージの左右にスクリーンをつけて、そのスクリーンで流した映像を落としたもので、メンバーの腰から上の姿を映したものが終始流れているので、観客の反応を確かめることはできない。

live at donington 90
LIVE AT DONINGTON 90』

 その時の音声をサウンドボードで録音したブートCDをそれとは別に所有しているが、それを聴くと会場全体の観客が歓声を上げているようにしか聞こえない。

 サウンドボードには一切ごまかしがきかないのだ。

 やはり、それは87年以降のWHITESNAKEの変貌を憂えた人の意見なのだろうと思う。

 87年以降にヘヴィ路線にいったこのバンドに対して、やはり批判的になってしまう人にとっては、やはり90年のライヴも気にいらなかったのだろう。

 その意味で、この時(83年)のライヴは、そういう人にとって非常に気に入ったものになるだろうことは間違いない。



●”Guilty Of Love
  ↓



http://youtu.be/22RynnH8pr4


 意外であった!

 このイベント後、この年に発表されるSLIDE IT INに収録されることになるこの曲がこの時点でライヴでおこなわれるとは!という思いであった。

 このイベントでの映像を元にして、この曲のクリップは制作されることになるのである。

 この時に演奏されたということは、このメンバーで次のアルバムのツアーも敢行されることを計画していたのだろうが、実際はそうでなく、このメンバーのうちコージー以外のメンバーはツアー時には脱退してしまう。

 しかし、そのSLIDE IT INの収録の曲で一番私が最初に気にいったのは、”Slow An” Easy”でも“Love Ain’t No Stranger”でもなく、この”Guilty Of Love”なのである。

 それくらいキャッチーでいい曲ではないのかと思うのだ。

 過去にギリシアで、WHITESNAKEのデビュー作から『WHITESNAKE 87’』までの全アルバムから1曲づつベスト曲をピックアップされたベストアルバムが出ていたが、そのアルバムでは、『SLIDE IT IN』からはこの”Guilty Of Loveが選曲されたのである。

 20年以上も前にこの曲を聴いてから今もこの曲を聴くと心躍るのである。

 そんな名曲が出来のいいライヴでも観れるのは、ファンとして光栄極まりない!

 コージーのプレイも光っている。

 しかし、このライヴは想像するに、フルライヴ収録ではないと思う。

 83年のドイツでのライヴが、ブートレッグで販売されていまだ売れ続けているが、そのライヴをみると、コージーのドラムソロも収録されている。

 やはり、彼のデカいドラム音と、聴いて一発でわかる特徴的なドラミングを堪能したい人にとっては、曲だけでは物足りないだろう。

そのブートを所有したい人は、以下のショップにアクセスして購入することをお勧めする!
 ↓
http://airs-online.com/

 前作アルバムのCOME AN’ GET IT全英2位にまでいったのに、全米では151位にしかいかなかった。

 そして次のSAINTS AN’ SINNERS全英9位にまでいったが、アメリカでは発売されなかった。

 しかし、83年にはWHITESNAKEMONSTERS OF ROCKヘッドライナーを務めた。

 全米でのヒットがなくとも、イギリスでのヒットがあればヘッドライナーをつとめれるし、このイベントに参加できたのである。

 しかし、83年のアメリカでのUS FESTIVALや、次の年からのL.Aメタルを中心としたアメリカでのハードロックの空前の盛り上がりを受けて、イギリスはうかうかしていられなかった。

bootsnake.jpg


 イギリスは、日本やアメリカのようにめまぐるしく流行の変わる国ではない。

 イギリスには、自国に誇りを持っている人が多い。

 それゆえ、いつまでも物を大切にするのである。

 東京は、東京駅から30駅行ってもどこでもビルが林立しているのがみれるが、イギリスではロンドンの駅から10分もすれば田園風景がみれるという。

 そんな国の気質ゆえに、流行はそんなにめまぐるしくは変わらないのだ。

 しかし、そんなアメリカでの隆盛をみて焦りがでてきていたことも間違いない。

 何故なら、そういったアメリカのハードロックバンドの音楽が、イギリスの多くのキッズの心を捉えたからである。


 そうなれば、音楽もアメリカ寄りにならざるを得なくなる。

 アメリカ産の多くのハードロックのイギリスでのヒットを受けて、次の84年MONSTERS OF ROCKへの参加やヘッドライナーの条件が否がおうにも高まらざるを得なかったのだ。

 「俺のバンドは、別にアメリカでウケなくてもいいんだ!」などと悠長なことは言ってられなくなったのだ。

 WHITESNAKEの次のアルバムもアメリカを意識したものにならざるを得なくなったのだ。

 次のアルバムであるSLIDE IT INは、初めのレコーディング内容ではアメリカ向けでないとレコード会社にいわれ、急遽アメリカ向けにリミックスしレコーディングされたものがアメリカで売られたのは周知の人も多いだろう。

slide it in
SLIDE IT IN

 発売当初は、日本ではアメリカ向けでない方が売られていたが、今はアメリカ向けのリミックスヴァージョンのほうが国内盤では売られている。

 でもその試みも多大な成果をあげたとはいえず、WHITESNAKE史上最初のアメリカでのゴールドアルバム(50万枚。現在は200万枚まで伸びた)になったが、この83年の『MONSTERS OF ROCK』で2番目に登場したDIO84年の全米ツアーの前座としてWHITESNAKEは回ることになる。

 そんな事実を垣間見るのも興味深い。

 しかし、WHITESNAKEの本当の意味でのアメリカでの成功は87年WHITESNAKEアルバムの時である。

白蛇の紋章
WHITESNAKE

 そして、89年発表のSLIP OF THE TONGUEも成功し、次の年のMONSTERS OF ROCKにおいてもヘッドライナーを務めることに成功したのだ。

mor 90



 そんなアメリカ向け、アメリカ化に対して否定的な意見が出たのは百も承知である。

 そのアメリカ向け、アメリカ化がいいか悪いかは、聴く人の判断に任せるほかない。

 アルバムやDVDを視聴して、良いと思ったら聴いたり見たりすれば良いし、悪いと思ったら聴いたり観たりしなければいいだけの話しである。

 そのヘヴィ化する前の映像は貴重である。

 何故なら、もうこのヘヴィでないヴァージョンは、これから先演らないだろうからだ。

 上記4つの映像を観て、全部観たいと思った人は以下よりどうぞ!

(収録曲)
1.Walking in the shadows of the blues
2.Rough an' ready
3.Ready an' willing
4.Guilty of love
5.Here I go again
6.Love hunter
7.Mistreated
8.Soldier of fortune
9.Ain't no love in the heart of the city
10.Fool for your loving




Whitesnake Ready An Roll [DVD] [Import]

loveisno.jpg
WHITESNAKE初のドニントンでのヘッドライナーのライヴDVDです💛」



★その他、WHITESNAKEのライヴDVDは以下を拝見していただきたい。

⇒『SUPER ROCK 84』


⇒『LIVE AT DONINGTON 90』(=WHITESNAKEの全盛期を堪能できるマテリアル)


⇒『LIVE IN THE STILL OF THE NIGHT』

⇒『MADE IN JAPAN』(『LOUD PARK 11’』)


  HMVジャパン CD DVD 書籍 音楽 ゲーム








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