HR/HM温故知故
かつて一世を風靡したHR/HMについて、私の個人的な思いいれ、独自な見方、ニッチな情報、そして映像を提示していきます
ジョンノーラム


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 私とジョンノーラムとの出会い、というか彼の音楽を初めて聴いたのは、もう22年前になる。

 EUROPETHE FINAL COUNTDOWNアルバムを耳にしたときである。

 まず私が偉く感動したのは、その音楽の

壮大さ、メロディアスさ、印象的なメロディの数々である。

一度聴いたら心から離れない音楽の端々

が私を虜にしたのである。

 何よりも、ヴォーカリストのジョーイの声の美しさは感動的であった。

 そして、音楽を彩るジョンノーラムギターテク、創りだすリフや速弾きソロのメロディにはものすごく感心したのである。

 音楽を好きになる要素として,ギターの音で虜にされる比重はどの人にとっても重い。

 ジョンの場合もその例に漏れない。

ファイナルカウントダウン


 このアルバムにおいての、彼のプレイはとても印象に残っている。

 このアルバムが制作された時の彼の年齢は弱冠22歳

 
こんなに若くしてよくこんなに凄いプレイが出来るなとため息が出たほどである!

 タイトルトラックの”The Final Countdown”におけるソロは驚異的ですらある。

 また”Rock The Nightでのイントロでのうねり出すような重いリフに、畳みかけるようなアーム奏法にはギターキッズならずとも飛び上るほどの興奮をもたらすだろう!

 
澄み切ったキーボードの音が聴き手の心を清廉なものに作りかえるバラードのCarrie”のソロにおいて、絶妙なハーモニーを加えて最高の曲にジョンはしたし、 

 Cherokeeにおいては抒情的な速弾きソロ、それも長くてテンションを持続させないと難しく、それが出来ないとソロのメロディが台無しになってしまう代物のソロを何とも他愛もなく成し遂げていたのである! 

 
その結果この曲の印象を素晴らしいものにしているのである。  

 EUROPEにとってTHE FINAL COUNTDOWNは3枚目のアルバムだが、過去2枚のアルバムはどれも荒削りで、楽曲はいいが、完成度は低い。しかし、この3枚目のアルバムはそういったところがなく、

 楽曲の質もさることながらレコーディングの完成度も大幅にアップしているのである。

 ヴォーカル、ベース、ドラム、キーボードそしてギターとすべてが演奏力がアップし、バンドがワールドワイドで勝負出来る力を備えたのである!

 その結果、このアルバムは世界27カ国で1位になり、アメリカでは8位まで上昇し、トリプルプラチナム(300万枚)の売り上げを出すことになる。




 しかし、そんな優れたアルバムを出したにもかかわらず、

ジョンはこのアルバム発表後のワールドツアーの途中で脱退してしまう。

 理由は、レコーディングした自分のプレイが大幅に削除されていた、という不満が募った結果だという。

 私は不思議だった。

 ファーストやセカンドアルバムにおいて、ギタープレイもあまりぱっとした印象はなかったが、サードのTHE FINAL COUNTDOWNによって

最大限ギタープレイヤーとしての資質も実力も大幅にアップし、本領発揮された最高傑作だと思うのは、聴き手のみならず本人たちも自覚出来た作品なのではないだろうか?

 
その証拠に、ファースト、セカンド共に売れなかったが、サードにおいて初めてワールドワイドで大ヒットを飛ばしたではないか。

 それなのに、ギターのプロダクションに不満で脱退するなんて…と誰もが思うのではないか。

 それが自然である。

  しかし、ジョンの意向は変わらず、替わりに元GRANDPRIXキーマルセロが加入する。 
 
その後、ジョンはソロアルバムを発表する。

 私は下記2枚のソロアルバムを聴いたが、

 正直,EUROPEを脱退してまで作るべくしたアルバムなのかなあ、というのが正直なところである。

 
彼のファンには悪いが。

total control face the truth


 最初のソロアルバムの名はTOTAL CONTROL、すべて自分のやりたいことをやった、というニュアンスをこめて名付けたアルバムということを聞いた。

 聴き手としては、 勿論期待してしまうのはTHE FINAL COUNTDOWNでのようなプレイだろう。

 
なぜなら、あのアルバムにおいて彼の実力が最大限に発揮されているからである。

 だが、その期待をもって臨むとはずれに終わってしまうのは確かだ。

 あのアルバムで魅せた、きらびやかで爽快なギター速弾きは垣間見れない。 

 ちょっと残念であった。    

 
EUROPEのファーストアルバムEUROPEWINGS OF TOMORROWが彼の好きなスタイルだという。

 そこで見れるプレイはロングトーンでもなくスラッシュメタルのような短いリフでもない。

 その中間の長さのリフを刻み込むようなリフである。

 で、尚且つキーボードはギターをメインにして、後付けるような塩梅である。

 
彼の一番影響を受けたギタリストはジミーヘンドリックスであるらしい。

 なるほど、ジミーの曲にはそういった性質のものが多い。

jimi.jpg


 しかし、 THE FINAL COUNTDOWNではそういった面が後退し、短いリフを擁するプレイはほとんどない。

 そして、キーボードが全面にでてポップな印象を与えるようになった。

 そのことで、楽曲に洗練度が増し、キャッチーさも加え最高のアルバムに仕上がった。

 
しかし、ジョンはそれが不満でバンドを脱退するのである。

 何とも皮肉としか言いようがない。

 それまで売れていなかったアルバムのスタイルが好みで、バンド史上最大のヒットアルバムのスタイルが自分の好みではないとは…驚異的な速弾きが何の狂いもなくこなせるにもかかわらず、彼はあまり重要視していないのだという。

 
それについて否定しようとは思わない。

 自分の一番好きなことをやっているのが、一番本人のために幸せなのだから。

 たとえ売れても、嫌いなスタイルを通していては、本人のためにもならない。

  92年に一度解散して、2003年に再び結成されたEUROPEだが、その時ジョンもそのメンバーに加わった。

 そしてアルバムも発表されたが、その音楽性は、売れていなかったファーストやセカンドのころとも、最大のヒット作であるTHE FINAL COUNTDOWNの頃のようでもない。

 モダンへヴィネスに加え、ブルージーなリフが全面にでて、キーボードは後退している

 『THE FINAL COUNTDOWNの時の黄金のメンバーとくれば、どうしてもあの頃のような音楽性を期待してしまうが、彼らはその道は選ばなかったようだ。

 しかし、その音楽性は悪いわけでも、黄金時代を想起させるようなオーラを感じさせるようでもない。

 聴くごとに良さが増す感じである。

 その音楽性にバンドのみんなは全然不満はないようだ。

  それで満足しているようだからとりたてて遺憾に思う必要もないみたいである。

 特にジョンは、積極的に作曲に参加しているので不満はないようだ。

 しかし、考えざるを得ないのは、やはり音楽性である。一番好きと思うアルバムの音楽性を維持してもらいたいと思うのは、ファンとして自然な現象である。

 あのTHE FINAL COUNTDOWNアルバムが私はベストと思うが、ジョンはその音楽性に関して全面的に賛同してはいないみたいで(かといって全面否定でもないが)、名バラードのCarrieの全面的に出てくるキーボード音は気に入らないみたいで、ライヴにおいては、ジョーイテンペストがアコースティックギターを奏でながら歌う寂しいヴァージョンである。

ファンとしては、やはりアルバム通りフルエレクトリックヴァージョンで演奏してもらいたいと思う。

 私が、EUROPEを生まれて初めて知った当時、同時に聴いていた

BON JOVI
RATT
DOKKEN
METALLICA
NIGHT RANGER

 
といったバンドのうち当時のまま音楽性を維持しているバンドは一つもない。

 しいて言えばJUDAS PRIESTが当時のままの音楽性やへヴィネスを維持している。

 これはほんの例外であって、

やはりアーティストも人間であるからには、年齢を重ねれば志向も変わり、音楽性も変わるだろう。

 そのことについて、不満をいっても仕方ないことなのは、百も承知である。

  そういった観念を一切すてて、虚心坦懐に聴いてみると最新アルバムLAST LOOK AT EDENの出来は、下のYouTubeの曲に代表されるように、良い曲を出している。

 何もTHE FINAL COUNTDOWNの像にこだわる必要ないんだということがわかった。

 
その最新アルバムについては、次の機会に解説したいと思う。

 最近、あるブートレッグ店でEUROPEの去年のモノを手に入れた。

 彼らの故国スウェーデンのゴッセンバーグという都市でのものだが、かなりの広さのコンサート会場である。

 1万人は入るだろうそれは、彼らの故国だから…ではないだろうとおもう。

 最新アルバムが支持されているからに他ならない!

 たとえば、我が国の誇るメタルバンドLOUDNESSはかつて全盛期は、代々木第一体育館(15000人収容)で3日間敢行したが、最近では中級ホールとクラブ合わせて3日くらいでしか出来ていない。

それは、最新アルバムが支持されなかったからにほかならない。 

そのライヴでのセットリストは以下

GOTHENBURG,SWEDEN 12,26.2009

1.Prelude 
2.Last Look At Eden 
3. Love Is Not Enemy  
4.Superstitious  
5.Gonna Got Ready
6.Scream Of Anger  
7.Sign Of Times   
8. No Stone Unturned  
9.Carrie  
10.Seven Door’s Hotel
11.Guitar Solo  
12.Seventh Sign 
13. New Love In Town 
14. Start From Dark  
15.Let The Good Times Rock  
16.Always The Pretenders 
17. Cherokee 
18.Rock The Night  
(ENCORE) 
1.The Beast
2.The Final Countdown

このブートを手に入れたいかたはコチラ→ (クリック)




来日公演決定!

日程はコチラ
3月25日 東京 渋谷O-EAST
3月26日 東京 渋谷O-EAST
3月28日 大阪 なんばHATCH
3月29日 愛知 名古屋ダイアモンドホール


チケットを手に入れたいかたはコチラ→ (イープラス)

●最新アルバムからは6曲演奏されている。ライヴに行くかたは予行にどうぞ。
   ↓ 


EUROPEのサイトはコチラ→<クリック>

 

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