HR/HM温故知故
かつて一世を風靡したHR/HMについて、私の個人的な思いいれ、独自な見方、ニッチな情報、そして映像を提示していきます
メガデスの『ラスト イン ピース』完全再現祝い!

rasuto.jpg  
 遂にMEGADETHもかと思った。

 遂にお前もか!というフレーズは、90年代の半ばに、いろんなハードロックアーティストが、当時悪しき流行とされたグランジの手法を取り入れて、それまでに培ってきた自分の良い持ち味であった音楽性を台無しにした新作を発表された時に、良く使われたものである。

 その時は、勿論悪いニュアンスで使われたが、今回は逆である。

 良いニュアンスである。

 これまでたくさんのハードロックへヴィメタルのアーティストが、アルバム一枚完全再現シリーズを敢行してきたが、それは2000年代半ば に盛り上がりをみせたが、ここ2年くらい誰もしなくなったが、昨年のRATTを皮切りにまた盛り上がりを見せそうだ!



 そして今年、ついにMEGADETHも彼らの傑作の一枚であるRUST IN PEACE完全再現をアトランタ州タバーナクルでおこなわれたという情報を手に入れた時は、感激であった、

 なぜなら、

 私自身このアルバムがMEGADETHにのめり込むきっかけになったアルバムであるからだ!

そのセットリストが以下である!

1. Skin O’My Teeth
2. In My Darkest Hours
3. She-Wolf
4. Holy Wars…The Punishment Due
5. Hunger 18
6. Take No Prisoners
7. Five Magics
8. Poison Was The Cure
9. Lucretia
10. Tornado Of The Souls
11. Dawn Patrol
12. Rust In Peace
13. Headcrusher
14. Trust
15. Symphony Of Destruction
16. Peace Sells …But Who’s Buying

THE TABERNACLES.AT  3.21,2010

rasuto.jpg

 このアルバムは、90年に発表され、全米で23位にまで上昇し、見事プラチナディスク(100万枚)を獲得したのである。

 前々作のPEACE SELLS…BUT WHO’S BUYINGと前作SO FAR SO GOOD …SO WHAT!に次ぐ三枚目のプラチナディスクである。

 しかし、その他MEGADETHはたくさんのプラチナディスクやゴールドディスクを獲得しいているが、音楽雑誌においては、そのことが長年報道されないできた。

 全米、全英でそれぞれ○位とかいうことすらも報道されないできた。

 ひとえに、へヴィメタルやハードロックが長年低迷時期が続いたがため、目がそれてしまっていたとしか思えない。

 彼らの偉業は、このRUST IN PEACEだけではない。

 ほかの回でそれらをリポートしていきたい!

megadeth.jpg



 MEGADETHのリーダー兼ヴォーカリスト、ギタリストであるデイヴムステインは、ご存知のように元METALLICAのメンバーである。

 だがその音楽性はMETALLICAのそれとは違う。このアルバムも同様である。 

 METALLICAのようにずっしりとした重低音の音はデイヴの好む音楽性ではない。 

 このアルバムから聞こえてくるのは、生々しいギター音である。

 
当時流行の音楽性を踏襲してか、「へヴィメタル」という言葉からはちょっと遠い感じがするが、聴きやすい音楽である。
 
 収録曲は9曲で、時間は41分足らずであるが、内容が濃く、奇想天外な曲展開にはついつい惹き入れられる

 そんな41分である。 

 METALLICAジェイムズヘットフィールドの声はまさしく獅子の咆哮といった感じだが、デイヴのそれはそうではない。

高音になるとちょっと間抜けに聞こえてしまうが、そこがMEGADETHのアイデンティティでもある。
 


●"Holy Wars…The Punishment Due"
  ↓



https://www.youtube.com/watch?v=9d4ui9q7eDM


~宗教のための人殺し 俺には理解できないぜ…羊どもに尋ねる お前たちは信条のために神の命令に従うのか~
“Holy Wars”より

~異質な生命体が育つ 低温物理学の休止した世界 忘れるべきことは忘れさせるがいい~
”Hunger 18”より

~戦争こそ平和なのだ 呪われた者たちの隠れ家 発狂した者たちの遊び場~
“Take No Prisoner”より

~俺の言動は誰にも支配させるもんか 何の利得もあるもんか 機会が与えられる国 おれにとって絶好のチャンス 俺の未来は凄く輝いているみたいなのさ~
“Tornado Of Souls”より

 時あたかもBON JOVIRATTPOISONEUROPEといった女性ウケするルックスのあるバンドが愛や恋愛や未来といった歌詞の歌を歌って、全米でプラチナムを獲得していた時勢に、こういった宗教や戦争、バイオ化学、世界政治への批判を歌に込めて歌うものが流行るとは言えななかった。

しかし、前述のように このアルバムや前のそして前々回のアルバムも連続してプラチナを取った。

自分の信念を貫き通して成功した彼らに敬服の念をおぼえずにはいられない!

言論とは、

現状維持でも、単なる現状批判だけのものではいけない。

 私はそう考える一人である。

現状には何かしら問題が存在しているはずであるし、単なる現状の批判だけでは、世を良くしていくことはできないからだ。

MEGADETHのみならず、スラッシュ、へヴィメタルというジャンルに属するアーティストたちは、

 宗教、または宗教を掲げての戦争、世界政治といったもののこれまでの人類の歴史を俯瞰しての批判を痛烈に批判したものが多い。

それらをとりおこなってきた人間たちの矛盾を怒りを込めて批判し、それを曲にしているのだ!

であるからしてへヴィメタルのアーティストたちは無宗教の人間が少なくない。

 
アメリカやイギリスは宗教国家であるにもかかわらず。

ときあたかも、湾岸戦争勃発が始まろうとした時、正義を掲げて戦争を起こそうとしたキリスト教国のアメリカを批判しているのだ。

 平和を掲げているにもかかわらず、神の名目で戦争を始めるアメリカの戦争にたいして。

 こういった、いたずらに現状を礼賛するわけでも、いたずらに批判だけするわけでもない前進的な批判精神は賞賛に値する!

しかも 時代の流行に迎合することなく自分の信念を貫いて音楽性を貫いているその精神にも!
 

●"Tornado Of Souls"
     ↓



https://www.youtube.com/watch?v=Lcm9qqo_qB0



 80年代の初頭において、 MEGADETHが実践していたギターリフが多くて、曲のテンポも速く疾走感がある、いわゆるスラッシュメタルというジャンルは一部の人間が聴く少数派の音楽だったが、80年代の半ばSLAYERMETALLICAなどのチャートでの成功が引き金となって、徐々にスラッシュメタルが一般の人の間に浸透していき、その間隙を狙うようにしてMEGADETHもアメリカンチャートを上り、先ほどのPEACE SELLS…BUT WHO’S BUYINGSO FAR SO GOOD …SO WHAT!』を成功させた!

so far
SO FAR SO GOOD …SO WHAT!』

 このRUST IN PEACE発表された時期は、 MEGADETHのみならずANTHRAX,
METAL CHURCH,TESTAMENT,EXODUS
といったスラッシュ勢が勢いを増し、これらのバンドがジョイントして全米を周ったCRUSH OF TITANS』ツアーが敢行されたのを覚えているが、もう19年も昔とは思えないほどの強烈な印象を私に残している。


●"Hanger 18"
  ↓

 

https://www.youtube.com/watch?v=4tzWc3Xl4B0

 
 
 ブームが去った時にブーム外のモノをすると大して良い出来のモノはできないが、ブーム中にそのブームのモノをするとなぜか良いできのモノができるから不思議である。

 これは人間文明の七不思議といってもいいのではないだろうか。

 80年代の半ば にハードロックの全盛期を迎えたが、この時発表されたアルバムはどのアーティストのどのアルバムを聴いても良いモノばかりである。

 勿論、良くないモノもあったが、それは5指で数えられる以下の数でしかない。

mastein.jpg


 しかし、ブームが去ってしまった90年代半ばにおいては、メジャーアーティストであろうが、マイナーアーティストであろうが、良いモノが少ない。何回も聴いた傑作のほうが、5指以下であった。

 これと同様にスラッシュの盛り上がり期においては、どんなスラッシュのモノを聴いても傑作ばかりである。

 MEGADETH、ANTHRAX,METAL CHURCH,TESTAMENT,EXODUSこれらアーティストの80年代の半ばから90年代の初頭にかけての作品を聴いてみると、驚くほど傑作が多いのには驚かされる!

逆にそれ以降にほ傑作が少ない(笑)

 MEGADETHPEACE SELLS…BUT WHO’S BUYINGが発表された後に、彼らはDIOの全米ツアーの前座をつとめた。

peace sells
PEACE SELLS…BUT WHO’S BUYING

 しかし、その出来の良さのためか、メインアクトのDIOよりも大きい盛り上がりを見せたということが、伝説として語られている。

dio1987.jpg
  DIO 87

 こうした90年代のスラッシュメタルの盛り上がりに影響を受け、 

 メタルの大御所であるJUDAS PRIESTもスラッシュの要素をふんだんに使った大傑作PAINKILLERを世に送り出したのである。

鎮痛剤
PAINKILLER


●"Lucretia"
   ↓



https://www.youtube.com/watch?v=de-xO3pUEd0


 そのスラッシュメタルの牽引役のもう一翼を果たしたSLAYERが、大傑作REIGN IN BLOODを5年前に完全再現したが、今回は何と下図のSEASONS IN THE ABBYSEまで完全再現するという告知がなされた!

seasons.jpg


 アルバム完全再現を2つするのは史上初である!

 しかも、SLAYER,MGADETH,TESTAMENTというメンツでのAMERICAN CARNAGE TOURと名付けられたジョイントツアーでである!

carnage.jpg

 それが北米からなされるということである。

 勿論、MGADETHRUST IN PEACEを完全再現する!

rasuto.jpg

 これはもう、TESTAMENTも彼らの最高売り上げ(全米チャート最高55位まで上昇した)RITUALアルバムの完全再現をしないと、いくらトップバッターでも顰蹙を買いそうな雰囲気である!

 しかし、同じツアーで3つのバンド中2バンドがアルバム完全再現をするなんて言うのは前代未聞であり、期待に胸が大いに高まる!

殺害者   megadeth.jpg   葬式


80年代半ばからのスラッシュメタルブームの牽引車の役割の一つがMEGADETHであることは間違いない!


その傑作のひとつがこのRUST IN PEACEであることは間違いない。

そんなアルバムであるということを強調してこのページを締めくくりたい。

このアルバムは全米23位、全英8位にまで上昇した。


輸入盤CD
 ↓



Rust in Peace


国内盤CD
  ↓



ラスト・イン・ピース


analog盤
 ↓



Rust in Peace -Pd- [Analog]

rattle.jpg

「佳曲揃いのこのアルバムの完全再現ライヴは超おススメです!💛」


●完全再現ライヴDVD

輸入盤
 ↓



Rust in Peace Live [DVD] [Import]


国内盤
 ↓



ラスト・イン・ピース・ライヴ [DVD]

Blue-ray盤
 ↓



Rust in Peace Live [Blu-ray] [Import]



●リージョンフリーDVDプレイヤー & Blue-ray プレイヤー
     ↓



プロテック BEX リージョンフリー CPRM対応 DVDプレーヤー BSD-M1BK





Pioneer BD/DVDプレーヤー BDP-3130-W





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tabernacle.jpg 



三越のお中元 


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